【新大久保】小魏鴨脖店(シャオウェイヤボー)のスパイスは癖になる味&新メニューが出てたよ!

友人が鴨の首をかじりたいかじりたい辛い物を食べたいというので、行ってきました小魏鴨脖店(シャオウェイヤボー)!前回行ったのは8月だから思ったより間があいていました。なんだかもっと頻繁に行ってるイメージだったけど違ったようです。とはいっても新大久保のお店の中では定期的に訪問している方ですね。

全体のメニューは前回のと変更は無かったんですが、新メニューが出来ていましたよ!

串焼き各種が新メニューとして紹介されていたので、その中から羊肉の串をオーダーしてみました。イカ団子の串焼きなんてのもちょっと斬新な気がしますな・・・

テーブルの横に呼び出しボタンもあるので注文もしやすくなって良い感じであります。本当に初めて来たときは日本語を話せる店員さんがいなくて苦労したりもしたのですが、今はすっかり便利になりました。今回も日本語も話せる店員さんでしたし。

む、なんか粉がいっぱいかかってる・・・ので、辛いのかと身構えたのですが。

そんなに辛い訳ではなくて、ビールに合う良い感じの辛さ。鴨に使われてるスパイスとはまた違う味なので、羊肉に合うものなんだろうな~ この羊肉串は中国の新疆辺りに行った時に夜に屋台で食べたのと感じが似てる~なんて懐かしい気持ちになりました。お仕事で行ったんだけど、夜の街に現地ガイドさんが連れて行ってくれたんですよね~ 懐かしい!

 

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さて、鴨の首もやってきましたよ~

オーダーする時に辛いタレをかけますか?と聞かれたんですが、丁重にお断り。かけなくても唇が痺れるのに、かけたら一体どれくらい辛いんだろう・・・?

興味はあるものの「美味しい」の範疇の辛さで食べたいので未挑戦のまま。いつかは挑戦してみたいなあ・・・

ちなみにちゃんとこんなビニール手袋がついてくるので手が汚れません。便利。
そうそう、食べてるとだんだん唇が痺れてくるので、途中から「そうか!唇が当たらないように歯で肉を噛みちぎればいいんだな!」なんて思いついてしまったのですごい形相で食べていたかもしれません・・・

ひと口目はそこまで辛くないって思うんだけど、後からじわじわと来る痺れる辛さなんです。途中からだんだんと何も考えられなくなって来たので、ストレスを忘れたい人なんかにもこの辛さはオススメかもしれません!

そして私の大好物の米線!今回はエビ団子をトッピング。もっちもちの麺が本当に美味しくて、麺類の中で一番好きかもしれないなあなんて思うくらいです。そして美味しいスープと適度な辛さ。黒酢をかけて食べると体がポッカポカになります。本当に美味しい。

外食をすると、私はあとからすごく喉が渇くんですが、ここの食べ物は辛さが引いた後は喉が渇きません。化学調味料とか使ってないからじゃないかな?

そしてラストはメニュー真ん中の手抓餅で野菜を巻いたもの。

唐辛子がのってる写真だからこれも辛いのかな・・・?と思ったのですが、食べてみたら中のキャベツ(だと思う)がとにかく甘くてとても美味しい!

手抓餅ってわりと脂っこいんだけど、すごく美味しいんですよね。ビールに合うなあ~!これもお気に入りになっちゃったなあ。

完全に鴨首と米線を食べるのを外せないので、他のメニューをなかなか試せないのでした。嫌っていうほど通ってこの二つを飽きるほど食べたらやっと他のメニューを試すことが出来るようになるかしら・・・!笑

 

 


【韓国映画】お嬢さん の感想 高評価なのは知ってたけどやっぱり凄かったー!

韓国映画の「お嬢さん」を見ましたよ!簡単に言えば「女を下に見て利用しようとする男なんかいらないわ。ポイ」ってラスト。ある意味、今という時代に相応しいストーリーだったような気がします。エロ要素やらミステリー要素でいろいろ包み隠されているけれど、結局は虐げられていたお嬢さんが選んだ道が結論というか。そんな感じ。

 

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表現されているのが女性の解放とか生易しいものでは無くて、もっと突き抜けた感覚。彼女たちみたいに性欲だって女性同士で昇華出来るのであれば男なんていらないってああいう結末を選ぶわなと思うのでした。このラスト、男性が見たら恐ろしさを感じるのじゃないかしら?平気なものです?ストーリーのどんでん返しの痛快さを感じてる場合じゃ無いような気がしてしまう。まあもっと進んでて性別なんて超えてる表現なのかもだけど。

あと映画の中にへんてこりんな部分が色々あってこれわざと面白く作ってるんだろうな~と思った。なんだか笑っちゃうシーンがいっぱいあったんですよね。この辺りはパク・チャヌク監督の意図しているところなんだろうな。ほら、渇きとかでもシン・ハギョンが幻で出てくる間に挟まれたセックスシーンとかそういうへんてこりんな絵柄を挟み込んでくる印象があるんだな。この映画でも地下室での二人のやり取りとかね。チョ・ジヌンが演じた上月も存在自体がすでに可笑しい。そして日本人は日本語が分かるから余計に面白く感じてしまうよねえ。それも面白おかしくわざとそうしてる気がするんだな。知らんけど。

キム・ミニとキム・テリのセックスシーンはとても美しかったです。お嬢様役のキム・ミニの肌がそれは白くて、メイド役のキム・テリの肌はそれよりは黒めで。その対比も美しかったな。でも、秀子お嬢様が木にぶら下がった時に腕があらわになるんですが、肘が黒っぽくてですね。それまで怪しい建物とか配役とかの映像面はとても気を使われてて良いなあと思っていたのに、そこで突然「あれ?お嬢さんぽくない・・・」と思ってしまって正気に返ってしまったのでした。他はすごく気を配っているのが分かるのに、ほんと些末なことなんだけど、そういうの気になるタイプなんですよーーー!ほらメイクとかでなんとか出来なかったのかしらと思っちゃう~

しかし、秀子お嬢様にエロい小説を読まれて喜んでるおじさん達のシーンはゾッとしましたが、あとあとそれを知ったスッキが怒り狂って本を破りまくって水に放り込んでるのを見て溜飲が下がりましたねえ。変態とかフェチとかそういうのは好きすればいいと思うけど、嫌がる人に強要してあんなことをやらせるのは気分が悪いですな。この映画では、ちゃんと因果応報な結末を迎えるのでいいんですけども。

実は、原作のサラ・ウォーターズの荊の城を読んだことがあるんですが、読む人によっては構想が広がってこんな映画が出来るとはすごいなーと思いました。映画での時代背景や状況なんかも深読みしようと思えばいくらでも出来そうな気がするなあ。好きとか嫌いとかそういう言葉では表せない、なんかすごいもん見たなーってそういう映画でした。

そうそう、原題は「アガシ」、邦題は「お嬢さん」で直訳なんだけど、英題が「The Handmaiden」で女中になってるんですよ!まるでスッキが主役見たいな感じになってるのが興味深いですよねえ。翻訳する人が破壊者のスッキの方がメインだとそう感じたのかしら?言語って奥が深いですねえ。

 

お嬢さんが見れるのは・・・



【中日香台合作映画】台北に舞う雪 の感想 台湾の菁桐の風景が綺麗だったな~

「台北に舞う雪」を見ました。台湾映画だと思ったら、中国・日本・香港・台湾の合作映画なんですって!日本人俳優は出演しませんが、脚本や製作総指揮に日本人も名を連ねています。そうそう「台北に舞う雪」のタイトルを聞いて特に何も感じなかったんだけど、映画を見ている途中でそうか例えば沖縄に雪が降るかどうかといったら何十年に一回とかしか降らない訳で、それくらい滅多にない奇跡って意味があったんだな・・・とようやく気づきました。想像力が足りないな~と自戒しちゃう(^^;

 

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さて、この映画を見ようと思ったのは、モー・ズーイーとチェン・ボーリンが出てたから!モー・ズーイーは台北ラブストーリーですっかりファンになってしまったんですが、日本で見れる彼の出演作があまりないみたいなんですよね。なので見つけたら逃せない!

だがしかし、この映画はモウ役のチェン・ボーリンとメイ役のトン・ヤオのための映画って感じでした。ひたすら美しい風景の中で惹かれあう二人を美しく撮影してるってイメージ。

この映画の中のチェン・ボーリンは優しくてよい人って感じはすごく出てましたけどね。う~ん。いいんだけど物足りないねーなんて思いつつ。いつか、またとかのが良かったな。

トン・ヤオはチャン・ツィイーに似てるって言われてるらしい。目が印象的ではあるけれど、この映画の彼女は私のアンテナにはピンと来ない感じかな。メイは新人歌手なんだけど、好きなプロデューサーが自分のことを構ってくれないから声が出なくなって失踪するという。ただの構ってちゃんとも言える。

モー・ズーイーは新聞記者の役でした。なんだったんだろうね?まあでも彼も菁桐に行って好きな人が出来て良かったね、くらいしか言うことが無いのであった。

とにかく菁桐の景色は緑が濃いし、お祭りの風景も美しいんだけれど、そこで生活している人々のことをあまり描かないのでただ美しい絵を見ている気になる。それとも突然そこに行ったメイの視点でわざと菁桐を描いているから生活している人ではなく通り過ぎる人が見る風景なんだろうか?それなら分かる気もする。それくらいなんだか現実感が無い。妙にファンタジー感があるのです。それとも観光PR映像っぽいともいえるかも。

そういう感覚のある映画だったな、と思うのでした。まあ「雪」の奇跡も起こるしなるほどねという感じはありましたし、細かいことを考えずに主役二人の恋愛を素敵ね~と思って見れたらそれはそれで良いのかもしれない。でも私の心にはストーリーは何も残らなかったかな。ただ菁桐の風景の美しさだけが残った感じでありました。

 

台北に舞う雪が見れるのは・・・



【香港映画】コンスピレーター 謀略 の感想 シリーズ3作目なのに最初に見ちゃったけど楽しめた~

「コンスピレーター 謀略」を視聴しました!オキサイド・パン監督のアーロン・クォック主演の探偵シリーズ3作目です。1作目も2作目も見ていないのに3作目から見ちゃったのであります。その理由はGayo!で配信されてたから。で、アーロン・クォックが主役だし~と思って見始めて、「あれこれってシリーズもの?」と途中で思って調べたら3作目だと気づいたんでした。でも分かりづらいこともなくて前作を見なくても楽しめました!そういえば私が見たことのあるオキサイド・パン監督の作品は腐女子探偵★桂香なんですけど、探偵ものがお得意なのかしら?なんて思いつつ。

 

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アーロンが演じるタイのチャイナタウンで私立探偵をしているチェン・タムが主役の映画です。今回は両親の死の真相を調べるためにマレーシアに行くので、一番多いのはマレーシアが舞台のシーンかな。そしてタムはマレーシアでニック・チョン演じる私立探偵のチョンに協力をお願いするんですが、そこでお互いを探りあったり反発しあったりしながらも一緒に解決していくって感じ。なので今作だけ見たらバディーものという印象が強いですが、今まではどんな風だったのかな?やっぱり比べてみたくなりますね。

まあそうやってチェン・タムが違う国に行って初めて会う人に対し自分が調べたいこと、どうして調べたいのかを説明するので、視聴者もおのずと彼の状況や目的が見えてくるんですね。かつ前作で起こったことなどもある程度まで分かって来ます。どうやら死んだのか失踪したのか分からなかった両親の死体を発見したのだなあということと、親友を無くしたんだなあということ。なので、今作だけ見ても無理なく理解できるようになっています。うまいなー。

そして友情、家族愛、兄弟愛なども描かれていて、よく考えたら盛り沢山の内容だったかも。チョンが双子という設定でニック・チョンの一人二役だったんだけど、これは監督が双子だということも影響しているのかもなー。

カーアクションもあったり、チョンは喘息持ちで詠春拳つかいで、木人拳で練習してるシーンがあるので、イップ・マンを見たところの私は思わず「おー」なんて言っちゃうし、色々見どころがあります。そういう真面目に戦ってるところもいいけど、金網を登ってくる人を長い棒で叩いて落として退治してるシーンとかも面白かった~ ところどころ笑える。

あとはアジアの猥雑な雰囲気、湿った空気みたいなのがとても好きなので、そういうのが画面からあふれてくるのが良い感じで、そこの楽しめて良かったです。

なにげない建物の意匠が美しかったりするんですよね。この扉の花の模様とかとても素敵ですよね。全体的に褐色がかったフィルムの色がまた郷愁をそそるなあ。

 

階段での乱闘シーンでのカメラのアングルとかカッコイイなあと思って見てました。音だけで闘ってるのを表現してたりするんですよね。他にもここぞという時の長回しのシーンとか凄いなと思う部分がたくさんあって、ストーリーもだけどところどころセンスが光るポイントが見ごたえあるなあと思うのでした。結構好きだな~

 

コンスピレーター 謀略が見れるのは・・・

【中国ドラマ】宮 パレス ~時をかける宮女~ の感想 若曦と同じ時代にタイムスリップする女の子の話!

「宮 パレス ~時をかける宮女~」を視聴しました!これは現代から清の時代にタイムスリップしてしまうストーリーなんですが、若曦と全く同じ康熙帝が皇帝の時代。ってことで、ちょっとちょっと~この時代に現代人がタイムスリップして来過ぎなんじゃない~!?なんて思うけど、まああれですね。皇子が沢山いるからエピソードを作りやすいんだろうな~

 

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どうしても第4皇子と第8皇子の争いがメインになってくるので、思考が若曦の影響を受けてヒロインはきっと第4皇子と恋仲になるんだろうなという先入観を持って見ていたらその予想は裏切られて第8皇子とハッピーエンドな感じのラスト。まあ冷静に考えてみると第8皇子を演じるのがウィリアム・フォンですもんね。そりゃそうだな。

ヤン・ミー演じる晴川が勝ち気ではっきりしたタイプなので暗く落ち込んで悩む感じではなく淡々としているので湿っぽく無いのが好きだった。問題が起こっても取り乱したりせず冷静に解決していく感じなのよね。若曦もめっちゃ好きだったけどとにかく悲しみが押し寄せて来て見ているとわりと落ち込んだので明るいノリの方が見てて楽でいいなって思っちゃう。

ウィリアム・フォンは、この時はシュッとしてるし辮髪姿も似合ってお綺麗です。最初は暴力的だったのにいつしかただひたすら晴川を一途に愛する男になって行くのが素敵でしたね。そういえば映画の画皮2でも恋人役だったな~。この二人のビジュアルは最強なので眼福って感じ。

ミッキー・ホーの第4皇子も良かったですね。ちょっと曲者だけどよく見るとカッコイイんだな。先に四大名捕を見たので、かなり個性的な悪役を演じるタイプの俳優さんなのかと思ったらこういう役も演じるのだな~って感じ。私の想像する第4皇子のイメージにとても近かったんですよね。彼は晴川に未練があるのだけど、彼女は彼への思いをあっさりばっさり捨ててたので可哀そうであった。

あと、簒奪したってことにはなってなかったですね。周りにはそう思われたけど、康熙帝は彼を次期皇帝にって考えてたというストーリーになってました。他の皇子に狙われないように康熙帝はわざとその意思を隠していたことになってて、そういう描き方だと孤独な第4皇子の心が救われる部分があってほっとするのでした。

そして第4皇子を愛してしまう金枝役にシュー・チーウェン。嫉妬深くて彼に近づく女を排除しようと殺したりと激しい愛し方。でも最後は彼のために命まで投げ出すほどの愛だったのですよね・・・ それなのに第4皇子には愛されていないというのが切ないですね。七侠五義でもちょっと似た感じのわがままなお嬢さん役だったな。あっちはハッピーエンドですけども。

そして素言を演じたトン・リーアが古装が似合っててとても美しかった~!なんだか見たことがあるなあと思ったら、星に誓う恋のヒロイン!?あのドラマの時はさみし気すぎるというか、全然美人に見えなかったのだけど、このドラマではすごく綺麗だな~って思いました。わりとすっとした顔なのでばっちりメイクをしている方がいいだなと思います。素言ものぼり詰めるのだけど、心は満たされない切ない女性でしたね・・・ 幸せになれそうな道もあったのだけど、それまでに第4皇子のためにしてきたことを捨てられなかったのでした。その気持ちは分かる。

一番のとんでも設定は、仕立て屋の顧小春が年羹堯に成りかわるってところでしょうかね。それ絶対に無理でしょ!?って思うけど、まあそこはドラマですからね・・・

現実的にありえない~!っていうファンタジードラマは結構好きなので楽しみました。ラストも晴川が現代に戻っちゃうけど、第8皇子とも離れることなく・・・っていう展開だったので心が平和で良かったな!笑 どうやら続編もあって、ミッキー・ホーは出ているらしいので時間があったら見てみようかな~ といいつつ若曦みたいなとんでも続編だったらぶっ倒れるのでちょっと見るの怖いのでした!

 

宮 パレス ~時をかける宮女~が見れるのは・・・