【韓国ドラマ】 第3病院 の感想 逃げたレジデントは結局なりすまし医者だったのか気になる・・・

第3病院~恋のカルテ~の視聴を終了しました。しかし、最近韓国ドラマの邦題のつけ方やDVDのアートデザインなどのマーケティング手法にちょっとなあと思うことが多いのですが、これもサブタイトルの「恋のカルテ」とは・・・?と思ってしまう。もちろんラブラインありますけどなんだかあんまりそんなウキウキした気分で見れなかったので違和感があるなあ。病気で苦しんでいるシーンを見る配分が多いですから。スヨンは闘病のシーンが結構上手でしたし、子どもちゃんの患者を見るのも辛い気分でした。病院が舞台だから仕方ないんですけどね。

 

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でも、伝統医学と西洋医学をテーマに扱っているのは面白かった!陰陽五行説とか韓医学にすごく興味あります。しかし、それぞれの医学は基本の考え方が違うのでどうしても対立の構図になってしまいますよね。本当はそれぞれを認め合って適所で良い部分を利用し合えたらいいだけなのだろうけど、なかなかそうもいかない。その方法よりこの方法が良いと言われたら自分が学んだ学問が否定されたような気持ちになってしまいがち。難しい。韓国に本当にこのドラマのような共診の病院はあるのでしょうか?

それにしても会議での対立のシーンを見ていると「誰かの意見を間違っていると頭ごなしに否定する」ということは、返して言うと、「自分の意見も誰かに間違っていると頭ごなしに否定される」という可能性を発生させるという事なのかもしれないと思ったのでした。その行動をする自分の存在が世の中にそれを生み出してしまうというか。そういうのって不毛だなあ。みんなが同じ意見になる必要はないけど、違う意見があることを許容する必要はあるのかなと思った。そうしたら初めて自分の意見も受け入れられる余地が出来るんだろうな、と。

 

さて、ところでこのドラマはあれは一体どうなったの?と思う部分が多いんですけど、一番気になっているのは、医者の息子の動脈にカテーテル突き刺して大出血させた神経外科レジデントは一体なんだったのかってことですよ。どうやら双子らしいけど、どっちか片方が医者になりすましてるの?と匂わせつつ逃げたままエピソードの回収が無かったのがめっちゃ気になりますよ・・・ U-NEXTで配信されてるのがカット版で私が見てないだけなんでしょうか・・・?
あとは、医者の息子が病気治ったのは良かったけど、AC-7を使ったのだったら、あんなに韓医学に反発していた医者がどう変わったかを描くとこなのかなと思うんですけど触れられてもいないのは話数の関係?むむむ

ラブラインでは、チン・ヘインがスンヒョン→ドゥヒョンに心変わりした気持ちの動きがあんまり分かりませんでした。スンヒョンに言われたから?自分を大切にしてくれる人だから?うーん。とはいえ、私の中でキム・スンウはミス・リプリーで若い部下を好きになったものの利用されてただけだったというホテルの支配人の役の印象が強いので、また今回もちょっとそんな感じなの!?気の毒~と思ってたらどうやらハッピーエンドでその点は報われて良かったです。

 

しかし、医者という職業は「死」と直結する場面が多い分、究極の選択が多くて本当に心の負担の大きい職業だなと思う。天命は変えられないんだろうけど、もっと何か出来たかもしれない、違う方法が良かったのかもしれない、という問いに明確な正解がないもの。なんてことをドラマを見て思ったりしました。

もうあと一歩踏み込みが足りない気もしつつ、ドラマで扱われている題材は面白かったな~と思います!

 

第3病院が見れるのは・・・