【中国ドラマ】蘭陵王 の感想 19話で一度挫折しかけるもなんとか最後まで完走!

蘭陵王をとうとう最後まで見ましたよー!!! 今までで一番時間がかかったドラマかもしれません。というのも19話まで見てすっかり嫌になって挫折かな・・・と思ってほったらかしにしていたらなんと1年くらいたっていたんですけども、Gyao!で配信が始まったので、週に2話くらいずつだったら完走できるんではないだろうかと視聴を再開してなんとか最後まで辿りついたという。でもラストまで行ったからすっきりという感じでもなくて、ふーんそういう結末なんですね~という感じです。

 

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いやしかし、自分でも明確に理由は分からないんだけど、全然のれないしハマれないドラマでした。配信されているのが日本語吹替だけしかないというのもあるし、あの星空、あの海。の時になんて美しいんだ!と思ったウィリアム・フォンだけど、このドラマの時はちょっとふっくらしているのか中肉中背って感じで私の好きなシャープ感が無くてイマイチ好みじゃなかったのもあるし、彩度の高いあまりにも鮮やかな衣装も好みじゃなかったのもあるし(シックな方が好き)、蘭陵王が軍神のはずなんだけど、闘いのシーンはほとんどなくて、蘭陵王と宇文邕に雪舞が取り合いされてるか、蘭陵王が雪舞のところに落ち着いたと思ったら鄭児に邪魔されるって感じのメロドラマ展開。蘭陵王が鄭児の言うことの方を信じて雪舞のことを理解できなくなってた時は君たちあんなに愛を誓いあってたのにもう倦怠期の夫婦みたいなの一体なんなんだ・・・!とそこら辺りで一度挫折したんですねえ。

蘭陵王には民が一番大切だったんだということなのだろうけど、誰に対しても良い人って見方を変えると八方美人にも見えてしまうのですね。だからこそ下心のある鄭児のことをお屋敷に入れることが出来てしまう。家来たちはみんな鄭児の策略に気づいているのに彼だけ気づかないのは、自分はそんなことをしないまっすぐな人だからとも言えるけど、でもその代償として大切な人を傷つける訳で。そういう蘭陵王がどうも私には魅力的には見えなかったのでした。雪舞もとても良い人として描かれていたしでこの二人に興味を覚えられなかったのがドラマを楽しめなかった理由かもしれない。癖のある人の方が見てて楽しいのかもなー あくまでもドラマですしね。

それよりも愛のためにどこまでも愚かになってしまう鄭児の方が人間らしく感じる。だからってあそこまで残酷になっていいって訳ではないけれど。

そして蘭陵王よりも宇文邕のひたすら一途な片思いの方が心惹かれる。結局彼も雪舞を守るために命を落としたともいえるけど、きっと後悔なんてしていないんだろう・・・

最初はもしかして最後は蘭陵王と安徳王が仲たがいして敵対するのかな~?なんて意外性のあるストーリーを勝手に想像してたんですけど(私がそういうサスペンスドラマを見過ぎなだけかも)、そのままひねりもなく高緯と敵対するストーリーでしたね・・・ ジョージ・フー(胡宇威)は意外とカツラも似合って素敵でした!

そして私が見るドラマ見るドラマでいつもみつけてしまうルー・ヨン(盧勇)がここにも! 今回は大将軍役でしたねー。

ハン・ドン(韓棟)が楊堅役で出ていましたね。のちの隋の皇帝かな?
宮廷女官 若曦の第9皇子だ~!彼もちょっと癖のある顔なので見つけやすいタイプだな~

 

挫折カテゴリー行きと思っていたけれど、とにかく最後まで見れて一応は達成感ありです。多分、見る前の期待も大きすぎたせいであんまり楽しめなかったのかもしれない。お召し物も静止画だと鮮やかで美しいのだけど、動くとあまりって感じだったな・・・ でもMaydayの主題歌はかっこよくて好きでした!

 

蘭陵王が見れるのは・・・