【中国映画】燃えよデブゴン TOKYO MISSION の感想 期待以上に楽しくてテンション上がった~

少し前に宣言した通りに滑り込みで「燃えよデブゴン TOKYO MISSION」をちゃんと見て来ましたよー!!!ほんともうポスターにある爆上げって言葉がぴったりのご機嫌ムービーでした。ただただひたすらに楽しくて「あ~映画っていいなあ。それも映画館の大画面で見るのっていいなあ。」と改めてしみじみ思いました。ちなみにテンションが上がってこの日はもう1本見ちゃったもんね。元気~

合言葉みたいに「一番大事なのは無事でいること」って言ってるんだけど、それ以外はお構いなしって感じで、ドニー・イェン演じるチュウ・フクロンがやりたい放題の破壊王なんですよ。使命感がすごいのはいいんだけど、やり過ぎるんだなあ。太る前からその調子で、婚約者にも愛想をつかされて、閑職に追いやられて、ストレスであっという間にデブゴンにって感じ。そんな彼に東京へ犯人を移送するという仕事が舞い込んでくるが・・・!?さて、彼は恋もプライドも取り戻すことが出来るのでしょうかというストーリーです。

監督が谷垣健治氏なので、日本の描写もそれなりにちゃんとしつつも外国受けもうまくミックスしてるという感じ?横浜中華街なのか、歌舞伎町なのか分からん感じのカオスな街がいい味出してます。それでも都庁の辺りを歩いてたのに、次の瞬間に横浜になってたりすると思わず吹き出してしまったり、右ハンドルだった気がするのに次は左ハンドルのような気がするとか、スナック菓子の自販機のお菓子のラインナップがさっきまでは中国語だったのに、突然日本のお菓子になったな(プクプクたい焼き食べたくなった)とか、そういう適当なところもむしろ好ましくて楽しい。でも、雑な部分はあるけど、アクション部分は全く妥協が無いのが良いところですよね。尺もしっかりとってあるし、最高です。満足したわー

ところで、考えてみたら私、日本の時代劇の殺陣が好きだったなあって思い出しました。暴れん坊将軍とか。アクションの種類は違うけど、なんとなくあのお約束の安心感を思い出しました。練りに練って誰が犯人か分からないサスペンスアクション的なのも、もちろん好きなんだけど、単純明快なのもやっぱりいいもんだなあと思ったのでした。それぞれの良さがありますよねえ。それにちょっと関連してるけど、谷垣健治氏が「るろうに剣心」のアクション監督をしてると知って、全く興味を持っていない映画だったけど、見てみようかなって気になりましたな。殺陣が気になる。

あと、この映画、何気によかったのが、悪役の島倉を演じてた丞威ですね。すらっとしてて動きも美しい。そして劇中でも言われてたけど、ニコラス・ツェーに似てる?イケメン。悪役もやっぱり華があるって大事ですね。ダンス出来る人はやっぱりアクションも綺麗だな。

あとは、王晶が制作総指揮や脚本だけじゃなくシウサー役で出演してたりも。彼の姿を初めて見た私は俳優さんとしても出演したりもするんだな~とビックリしたなあ。まあともかく、出演者も楽しそう、見てるこっちも楽しいとお正月公開にピッタリのハッピームービーでした。私が見たのはかなりお正月から時間がたってだけども~ いつ見ても面白いよ!

 

⇒Netflix