【韓国映画】エクストリーム・ジョブ の感想 かなり好き!なコメディアクション映画

映画館で上映している時から見たいと思いつつ、すっかりタイミングを逃して、見逃してしまった映画「エクストリーム・ジョブ」をやっと見ました~
かなり評判も良かったし、期待もしている状態で見たけれど、その期待を裏切らない面白さでかなり好きなタイプのコメディ映画でありました。期待値が高すぎるとあれ?ってなる時もあるんだけど、この映画はそんなことはなかったです!

最初から、パルプフィクションの音楽(多分)に、お!となり、クライマックスでは男たちの挽歌が流れるし、映画好きには堪らないオマージュ的なポイントも散りばめつつ、笑えるポイントも色んな部分にちゃんと配置されていて、奇想天外などんでん返しとかはないんだけど、順序立ててきちんと構成されているコメディー映画という印象です。そうなんだけど、設定の部分で意外性がちゃんと設定されてるから、その波に乗って最後まで楽しめるって感じですかね。私が分からなかっただけで、もっと色々オマージュ的な要素があったかもな~ どうなんだろう?

ストーリーは、実績を上げられない麻薬班が、張り込みをしているうちにひょんなことから、チキン屋を買い取ることになり、チキン屋を営みつつ、張り込みもするんだけど、うっかりチキン屋さんが繁盛してしまい・・・というような感じ。なんでチキン屋なんてやってるんだろう!?という疑心暗鬼に陥りながらも、お客さんが来たら、「いらっしゃいませ~」なんて即座に動いてしまう刑事たちには思わず笑ってしまいます。思ったのは、実はなんでもないように見える場面のセリフなど細部まで気を抜かずに作られた映画だなということ。そういう意味でも正しいコメディー映画という気がしたんですよね。完成度が高いと思うんだな~ もちろんキャスティングの妙も冴えわたってるし、チキンの調理シーンとか、アクションシーンだとか、全てにおいてそう言えるのかもしれません。

そういえば、この映画に出てくるカルビ味のチキンを食べたことを思い出したんですよね。学校に行こうで食べたのは2019年でした。2年越しで該当する映画をやっと見れましたな。その時は「極限職業」というタイトルらしいと書いてるけど、そのままエクストリーム・ジョブですね!確かに、この映画を見たらこのチキンを食べてみたくなりますよね。ただし、私には味は濃かったらしい!笑

コ班長の奥さん役で出演していたキム・ジヨンが、この映画のあとに見たEXITでは主人公の姉役で出ていて、相手を心配するが故に口うるさい奥さんやお姉さんというあまりにも似通ったキャラを演じていて、自分がどっちの映画を見ているのか混乱しちゃったなんてこともありつつ。

足に噛みつくコ班長の姿になるほどゾンビと呼ばれるわけだ!という伏線回収にほんとラストまで笑わされて、大変満足したな~ 警察とチキン屋とか、そういう意外なものの融合っていうのが面白いというのももちろんだけど、そこを盛り上げるためのディティールがしっかりしていて安心して楽しめる映画でありました!

 

エクストリーム・ジョブが見れるのは・・・
⇒Netflix