【中国ドラマ】白蛇伝〜転生の妖魔 の感想 リウ・シーシーの遊女役はお綺麗でした!

「白蛇伝〜転生の妖魔」の視聴を終了しました~ これまただいたい2倍速の力を借りて見た感じです。だんだん面白くなってきたかも~?と一瞬思ったら中盤で主役が突然800年前にタイムスリップしたり、ラストが「え?そんな終わり方???」という感じでなんだか釈然としない気分ですよ。

 

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中国古代の民間伝説である「白蛇伝」をモチーフにしたドラマや映画が中国にはたくさんあるのは知っているんだけど、実はひとつも見たことが無かったんですよね。だからこんなに訳が分からなかったのかと思ったんだけど、どうやらこのドラマはそもそも「白蛇伝」の後日談を描いたオリジナルストーリーらしいからあんまり関係なさそう。白素貞が法海に西湖畔の雷峰塔に閉じ込められたというのが「白蛇伝」本体のラストなのかな?そしてその後を作ったよ~って感じですね。多分。

そうそう、このドラマをちょと見てみようかなと思ったのは、リウ・シーシー(劉詩詩)が出ていたからです。若曦の前の年のドラマのようです。前半は絵の中の人として出てくるだけだったので、そのまま出てこないのかな・・・と思っていたら800年前の遊女役でちゃんと出てきました。若曦の時の彼女はどちらかというと可憐で可愛いというイメージだったんだけど、このドラマでは儚くて美しいイメージです。とても美人なんだなと実感。彼女の美しさを堪能するには良いドラマだと思われます!

後は蛇の小青役のフー・ミャオ(傅淼)もお綺麗でしたので、女優さんたちは見てて楽しかったかな。しかし、主役の鮑仁役のチウ・シンジー(邱心志)はあんまりイケメンって感じはしない(スイマセン)のでイケメン要素的には物足りないドラマでありました。個人的な好みでは厳豊役のチー・シュアイ(遅帥)の方がまだカッコよかったかな・・・ でも足りない。

 

ちょっと好きだったのは800年前の茶神役の子。なんだか可愛かったのです。

しかし、中国においての「妖精」「妖怪」「神」「仙人」「観音」の位置づけがイマイチ分からないんですよね・・・ それらの関係性を理解したいとそういう部分を一生懸命見てたんだけど、それでも全然分からなかったなあ。

セリフにある「物はいずれ妖精となり、人間は仙人となる」ってのも、そうなの~???って感じだし。茶の妖精が800年後には茶神になってたってことだもんね?そういうものなんだろうか・・・

そういえば、封神演義の小説を読んでみたことがあるんだけど、仙人にも派閥があって妖怪から仙人になった派閥と人間から仙人になった派閥が争ってたんですよね。なにその人間の会社みたいなのって思ったんですけど、それも読んでて本当に訳が分からなくてとても難しかった。この辺りが分かりやすく図解されてる資料とかあったらいいのになあ・・・ このドラマでも出て来たけど、哪吒も色んなお話で名前が出てくるし、そのあたりも含めて理解したいです。

 

どうして鮑仁がタイムスリップしたのは800年前だったのか、もとの時代戻ってきたけど、厳豊や妹を浄瓶で復活させなくて良かったの?(そして浄瓶の造形のチープさよ・・・どうみてもプラスチックやん!)とか、鮑仁の夢に尹双双が出続けてたのはなぜ?(彼女は天上に行ったんでは)とか、800年前に持って行った絵と持って帰ってきた絵は同じものだった?(これは私が見落としただけかも)とか謎がいっぱいで私には理解できなかったことが多かったドラマでした。私の知識が足りないせいなのかもしれないんだけど。

結局、800年前に行っても小青の運命は変えられなかったよってことですよね?そもそも鮑仁が銭青青と尹双双の二人に優柔不断だったせいですよね・・・?結局どっちが好きだったんだろう。

ともかく、人間は執着心を捨てて生きなければいけない!ってことだけは理解しました!(え!それだけ!あわわ)

 

 

白蛇伝〜転生の妖魔が見れるのは・・・