【中韓映画】逆転の日 の感想 ウォレス・チョン×イ・ジョンジェ出演の心理サスペンス

ウォレス・チョンが出てるからと見ようとした「逆転の日」ですが、イ・ジョンジェも出てて、あれ?これどこの映画?と思って調べてみたら、中国国営映画会社のチャイナフィルムとハイルン、韓国映画会社のドゥタヨンが制作に参加した韓中合作映画らしいです。監督さんも中国の李駿だし、中国が主体で韓国も協力した合作映画と言えるのかなー?なのでカテゴリーは悩んだけど、華流映画の方にしました。

 

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それにしても、中国映画だと思って見ないと突然のイ・ジョンジェの中国語吹替えにびっくりするかも。いっそずっと吹替えの中国人役だったら良かったんだけど、中国語を話せる韓国人役なのでちょっと無理があるなあ・・・ いくら似てる声の人を選んだとしても吹き替えは違和感がある物だと思うけど、ここでは声が似た人を探したかも怪しいレベルで全然違うので切替の度にハッとしてしまう感はある。話し方って声だけじゃなくて、間の取り方とか話す速度とかね。そういう癖が思った以上にあるので、違和感を覚えるのも仕方ないですね。

ただ、わたしは少し中国ドラマを見るのに慣れてきたところがあるので、こういう時はそういうもんだから・・・と自分に言い聞かせてわりと平常心で見ることができましたよ!訓練の賜物〜(っていうのかな・・・分からないけど)

一応イ・ジョンジェが演じる姜承俊は、設定的には奥さん(ちなみに離婚寸前)が中国人だから中国語に堪能という土台は作ってあるんだけど、だがしかし。その離婚寸前の設定をうまく利用してる風のシーンなんかもあるんだけど、イマイチなんだなあ。ベッカムの質問に答えるところね。ここ、ピリっとひやっとするとこなんだろうけど、「はあ……」って感じでした。なんかここだけじゃなく、全体的にそういうのが多くて、惜しいな〜と思ってしまうのです。郭志達との心理戦が面白いはずなんだろうに、私はノリ切れなかった・・・

ウォレスはいい感じにいやらしい雰囲気を醸し出しててそれは良かったです。カッコいいも胡散臭いも自在に纏う俳優さんだなあ。そこはすごい。

双子を一人二役で演じているんだけど、志華が志達を演じてたのが割と初めからだったようだし、結局ほとんどが志華を見てた感じなのだなあとよく分からん気持ち。

そして心理学者役の郎月婷(ラン・ユエティン)はスーツ姿が素敵でしたー!なんとなく名前に聞き覚えがあると思ったらミッション・アンダーカバーに出てたんだ~!!!あの時も迷彩服とか着てアクションシーンもこなしてたけど、とっても綺麗だったんだよなあ。今回の心理学者役も彼女の知的な雰囲気にマッチしてて良かったな。

タイトルにある「逆転」という言葉で、形勢が逆転するんだろうな~っていうのと、ウォレス・チョンが双子役なので、その双子が入れ替わるんだろうな〜というのは早くからわかっちゃうんだな。まあそれがいつからなのか、いつバレるのかってのが見所なんだろうとは思うんですけどね。
あとはあれか、サッカースタジアムが舞台になってるから、サッカーの試合の内容的に点数の逆転の意も含めてあるんだろうけど、韓国と中国のサッカー事情がわからんので、そこはあんまり緊迫感が理解出来なくて。それは私の予備知識が足りないせいかなと思うんですけどもー

ラストのラストでうまく解決したと見せかけて〜のどんでん返しのところがおもしろかったけど、あのブレスレットは誰のなの!?️ってもう一度映画で内容を確認したくなってしまった。それとも続編的なのがあるという含みなのか、はたまた特にだれってのはきまってないのか、どうなんでしょうね。ここは気になるー もう一回ウォレス・チョンの双子の入れ替わりがどこからだったのかも確認したいので、もう一回見ようかな・・・ そうしたら理解できるところが増えそうな気もします。

面白くないことも無いんだけど、すごくオススメかというとそうでもないという感じですねー

 

逆転の日が見れるのは・・・
⇒Netflix