【台湾ドラマ】東京ジュリエット ~東方茱麗葉~ の感想 日本の少女漫画が原作のドラマ


10年くらい前の台湾ドラマって日本の漫画が原作の作品が多いですよねえ。このドラマもその中のひとつ。かなりの流し見をしてしまいましたが、最後まで見終えることが出来て良かったです。しかし、タイトルは東京ジュリエットから台北ジュリエットに変えればよかったんじゃないの~とか思っちゃった。台湾が舞台だし、特に東京は関係なかったしな~なんて。ジュリエットはみのりと亮が敵同士ってところから来てると分かるんだけども。

 

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このドラマを見続けることが出来たのはサイモン・ヤムがあんまり似合うと思えない(失礼!)人気デザイナー役を演じていることに興味を覚えたというのがひとつの理由にあげられます。人気デザイナーの癖に子ども相手にデザインを盗んだりひどい人の役なんですけど、見るからに悪そう風の人が演じちゃうとつまらないよなあ、なんて。表面上はめっちゃ素敵ないい人に見えるような人がみのりに対してだけ影で悪いことをしているように見えた方が効果的な気もしつつ。もしかしたら原作の雛形英二がいかにも悪そうなビジュアルなんだろうか・・・ ちょっと比べてみたい気がしてしまう。

とりあえずサイモン・ヤムもいろいろな役を演じてるんだな、と分かったので良かったですかね。

あと、気になったのは亮の友達の一人、司役を演じていた張睿家(レイ・チャンなの?ブライアン・チャンなの?どっち!?)。出てきた男性陣の中で彼が一番好みだな~と思って見てたんですよね。で、調べてたら元カレはユーレイ様に出てるじゃないですか!あのオタクなシューハイ役を演じてた人だった。え~あのオタクっぽさがリアル過ぎて同じ人って全く分からなかった。動きから全然違ったので彼の演技はすごいな・・・ 映画などにも出てるみたいなので見てみたくなった!

ウーズンはドラマで初めて見たけど、まあイケメンですよね。女性のみ入場可能のプールサイドパーティーみたいなのに女装して乗り込んでいったのが笑えた。長髪は似合っててキレイだけど、腕がムッキムキでバレバレだから!こういうのは漫画だとどうとでも描けるけど、実写にするとイマイチなエピソードになっちゃうなあ。

それよりも彼がブルネイ育ちということで俄然興味が!首都のバンダルスリブガワンに行ったことあるんでなんとなく親近感。そうかブルネイの人口の15%は華僑なんだね~。ほ~

鷺沢一弥を演じてた黃鴻升(エイリアン・ホァン)がやたら変顔をしてて気になった。バラエティーなんかによく出てる人みたいなので、そのキャラのまま演じてるって感じなのでしょうか・・・ なんだか浮いてる気がしたなあ。

それにしてもみのりも亮もモテモテでこの感じがすごく少女漫画的だな~と思って見てました。しかし、みのりのことを好きな男たちがすぐに彼女を押し倒そうとする描写が気になりました。確かエリオも鷺沢一弥もそんな感じ。それなのにその後普通に友達になれるものなんだろうか?あれって未遂だとはいえ、警察沙汰なのではないかと思っちゃう。原作がどうなってるのか分からないけど、漫画の中であんなセクハラがただモテてるという意味で大したことないという描き方をされているのだとしたら、そういうのは女の子は我慢するのが当たり前みたいな無意識の刷り込みになってそう。怖いな。

 

いつものごとくドラマと関係のないことばっかり気になっておりますね・・・ 数学などの勉強の天才は役者さんの演技によるところが大きいけど、こういう服飾などの芸術系の天才を映像化するのは難しいですね。役者さんの演技だけではダメで小道具さんが本当に素晴らしいものを作品を制作して画面で見せないと才能があるって感じに見えないので非常にハードルが高いなあと思ったのでした。その作品にパワーを感じられないとふ~ん天才なんだ・・・みたいな微妙な気持ちになってしまいますもんね。まあ服飾に関しては流行もあるので時間がたってしまうと仕方ないですけど!

 

 

東京ジュリエット ~東方茱麗葉~が見れるのは・・・