【台湾ドラマ】アテンションLOVE の感想 僕の世界に色をくれるのは君だけなんだ

アテンションLOVEの視聴を終了しました!このドラマとっても好きだったな。プリンス・チウ(プリンスってすごい名前だなあ・・・王子みたいだけどしかし)もジョアンヌ・ツァンも制服が似合ってて高校生役がとっても自然でした。男子と女子って恋愛のものさしが違うんだよなあ・・・ってすれ違いながら近づいていく二人の姿を見て思ったり。そういう心情が丁寧に描かれていてじわじわと染み込む感じなのでした。

 

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主人公の顔力正(イェン・リージェン)という役名を見て、顔の力が正しいってすごいな!イケメンってこと!って勝手に漢字を見てビックリしちゃったんだけど(確かにプリンス・チウは端正でお綺麗ですけども~~)そういう訳ではなくて「力正」が「気をつけ」、ジョン・シャオシー(鍾少曦) の「少曦」が「休め」、ワン・ジンリー(王晉禮)の「晉禮」が「礼」ってことみたい。なるほどねー。原題が「稍息立正我愛你」なので、「アテンションLOVE」というタイトルも納得な感じ。立ち上がって勇気を出して恋しましょうって感じかな。そう考えるとやっぱりリージェンの物語なのかなって気がしますね。

それにしてもシャオシーを演じたジョアンヌ・ツァンがお転婆な役がとてもとても良かった!男勝りだけど素直な良い子を嫌味なく演じてて好きだったな。彼女は華麗なる玉子様でOLを演じてた時よりもずっと自然で好感が持てて良かったなあ。カジュアルな方が素敵。そういうお転婆な女の子が恋する姿ってとても可愛いし、彼女のまっすぐな気持ちは思わず応援しちゃうんだなー

そしてプリンス・チウは初めて見ましたけど、この役に関しては彼の醸し出すちょっと冷たい空気がこれまたピッタリはまっていてとても良かったです。他の役を見たことが無いから比べられないけど、彼が元からこういう感じの人なのか、役作りで演じていたのか、どちらにせよすごいはまっていた!

私はリージェンの気持ちがとても理解できる気がして。ジンリーが言ってたように「リージェンはどうみてもシャオシーが好きなのに、はっきり伝えないで彼女を振りまわしてる」と周りには見えるのだけど、リージェンはそんなつもりは全くないし、本当に自分の気持ちが分からなかったんだよね、きっと。ずっと真っ白な部屋で一人ぼっちでいた彼は、初めてその扉を開けて入ってきた彼女がすべてでその存在が大切で、でもその気持ちが愛なのかは分からなかったんだよ。彼の真っ白な空白の世界に色をくれるのは彼女だけで、だからシャオシーを切実に求めているのにその感情の名前を知らなくて伝えることも出来ないでいるリージェン。切なくてたまらないよ・・・

でも、ジンリーもシャオチャオも自分の好きな人の幸せを望む素敵な友人たちだったので、リージェンはすでに自分の中で悩みまくってるのに他の人にも邪魔される展開じゃなかったのが良かったな~って思いながら見ていました。シャオシーの両親も優しかったしね!そのおかげで彼がちゃんと立ち上がって前に進む姿をじっくり堪能できた気がします。

 

「好き」の形って本当に様々なんだなって思ったのです。シャオシーは暖かい家庭で育ったから愛という存在を信じて疑わないでその感情をそのまま相手に伝えられるけれど、リージェンはそうではなくて。でもそんな彼が愛情を知って行く姿が丁寧に描かれているのがとても心に残るドラマでした。明るいドラマなんだけどいろいろ考えちゃったなあ!

 

 

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