【韓国ドラマ】愛の温度 の感想 ジョンウが静かに悲しみと対峙する姿が美しかった・・・

韓国ドラマの「愛の温度」を見ましたよ~ 初めのうちは美しい映像や二人のエピソードが素敵だな~と思って浸りながら見たんだけど、だんだん見るのがしんどくなってしまったんですね。タイトルにもあるそれぞれの人物の愛に対する「温度」差や速度差がしっかりと描かれている訳なんですが、そういうのがロマンチックなエピというよりも妙にリアルな恋人同士のすれ違いに見えてなんか苦しいなーと。そこはそうなのに脚本家として成功、レストランはミシュランの星ゲットみたいな夢物語的なノリが変にファンタジーっぽくて現実から乖離してるみたいな感覚になっちゃったな。

 

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なので、主役の二人が愛し合ってる姿も美しかったけれど、だんだん二人への興味が薄れてしまい、むしろキム・ジェウクが演じるパク・ジョンウが一人で静かに悲しんでる姿が美しくて見惚れてしまうようになってしまったー!ジョンウが認めていて好きな二人。ジョンソンもヒョンスも。けれど、愛するヒョンスが好きな男がジョンソンなんて、ずっと見つめていた自分はどうなるのか、と。今まで仕事はすべて達成してきたけれど、愛はどうすれば手に入るのか。もがいてみるけれど、ヒョンスの気持ちを自分に向けることは出来ないとまた結局一人で理解して、解決して。そんな姿を見ていると、人間というものは家族がいようが、友達がいようが最終的には孤独なんだもんな。あんな風に自分で考えて自分の心と話して結論が出るのを待つのもいいのかもしれない。それとも韓ドラでは珍しく沈思黙考タイプのキャラだからジョンウが好きだったのかもしれない!みんなわあわあと周りに気持ちをぶつけるタイプが多いもんな・・・

それにしても、メインの二人を見ててしんどいな~と思うようになったのは、特に貧富の差はない二人だけど、結局親が子どもの相手に口を出す辺りからのような気がする。明らかには反対はしないんだけど、どこかジョンソンを気に入らないことを匂わせるヒョンスの母親・・・ああいうの嫌だよ~

私がヒョンスに感じた違和感は、普通の家庭の普通を相手に押し付ける傲慢さだったのかな。ただ、彼女に惹かれる男たちは普通を渇望する人たちで、彼女のそういう部分を無意識に欲してもいたように見えた。

なんだかヒョンスは自分の愛し方だけが正しくて、自分のスピードだけが正しいと思ってるように見える。自分の傷ついた気持ちにだけ敏感で人の気持ちには鈍感で、なんだか彼女が愛してるのは彼女自身のように見えてジョンソンを愛しているようにはどんどん見えなくなっていったんだな。

愛し合う親のもとに育った人の方が、そうじゃない家族の元に育った人の思いを慮ってジョンソンの速度に合わせてあげて欲しいと思うのは欲張りなのだろうか。なんだか話数が進むにつれ見るのが嫌になって来てしまうドラマだった・・・

と思ったら、ラスト近くでヒョンスがそれっぽいことを気づいたことになってたなあ。なので、その相違点がすり合わされる様を描きたかったのかな・・・とは思うんですけど、お互いの気持ちの擦り合わせというよりは一方的に見えてしまいましたね。

おっと、こうしてつらつらと書いていると、もしかして私がヒョンスというキャラを好きでなかっただけかもしれない気がしてきたな。

そうそう最初の方でゲスト的にパク・シネちゃんが出てたなー スター役です。なんだか久しぶりに見た気がする!

 

全体的なストーリーの流れとか、撮影の雰囲気とか、街の風景とか素敵だし、ソ・ヒョンジンもヤン・セジョンも好きな俳優さんなのに、なぜか見るのがしんどいドラマだったなーという印象です。自分がスタンダードと思っている人の無意識の傲慢さみたいなものが居心地が悪かったのかもしれません。ハッピーエンドなんだけど、2度目のすれ違いがなんで解決したのかあんまりしっくりこなかったせいもあるかもなー

 

愛の温度が見れるのは・・・