【インド映画】WAR ウォー!! の感想 めまいがしそうなくらい盛りだくさん!パワーに溢れてる~

さて、またまた書けてない感想が実に30作品分くらい溜まってしまっております。ドラマを見る頻度は少しスローダウンしてますが、映画は割と見ております。
そして、今までは韓国映画、中国・香港映画と言ったあたりで興味は止まっていたのですが、とうとう新しい世界に足を踏み入れましたよ!インド映画からの誘惑は幾度となくあったのですが、これ以上手を広げては・・・みたいな気持ちもあり踏みとどまっていたような気がするんですけども、WARは無理でしたなあ。実際に見たら、めっちゃ面白かったです!!!!

インド映画好きの友人にこの映画が良かったことを伝えたら、オススメ映画を色々と教えられて、サーホーも見てみたんですが、こちらも面白かったものの、そこまで私には刺さらなかったんですね。なので、このWARの設定が私の好みにバチコーンとはまったんだなと思われます。理由としては、カビールとハリードの関係性。こういうバディ的な関係は香港映画を沢山見てきた私にはハマりまくりです。アクション映画は男女のロマンスよりも義兄弟とかそういうのを丁寧に描いてくれる方が好みなんだなあ。そしてアクションも特にタイガー・シュロフの動きは最高に美しいです。回し蹴りとか美しくて見惚れちゃう。身体能力が高い人って素敵よね・・・

まあ、そういうのを置いておいてもカラフルでパワーに溢れたこの映画は一見の価値があります。ワールドワイドなロケにも関心するし、いやー見終わった後、お腹いっぱいな気持ちになるけど、なんだか元気も出ちゃうよ!ちなみにすでに映画館で2回見ました!笑 インドのアクション映画は映画館で音と色の洪水に浸るのがおすすめであります。

 

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映画の内容はスパイ&アクションですけど、なかなか凝ってます。他の要素が多すぎてあらすじをまとめられない!あらすじは公式ページで見ていただくとして、私が好きなのはまずカビールの登場シーン。

すんごい腕の筋肉と吹きまくる風。そしてハーリドのカビールを見る目!
恋してるのかな!?

そしてインド映画ではお決まりのダンスシーン!
もうこのダンスを見るだけで元気が出ますねえ・・・ 疲れた帰り道にこの動画を見ながら帰ったりしてる(重症)

もう一つのダンスシーン。ナイナ役のヴァーニー・カプールも非常に美しく眼福~
ポールを使ったダンスは1か月も特訓したと聞いて役者さんってすごいなあって思いました。
見どころシーンがYouTubeに全部あるの凄いね!他にもバイクチェイスのシーンなんかもあります。あれも何故、そこで握手する?みたいな謎の演出がたまりません。

ところで最近友人と好きな映画の話をすることが多いのですが、邦画が好きな友人のお勧めを聞いていて、そういえば私が邦画をあまり好んで見ないのは何故なんだろうと考えていたのです。おそらく2つくらい理由があって、私はかなり細かいことが気になるタイプ。なので邦画を見ていると本筋と関係のないことばっかり気を取られてしまうのがめんどくさいのですよね。例えば、この前「劇場」を見ましたけど、永田の関西弁のイントネーションが全く違うことが気になってイライラしてしまったり。永田がさきちゃんのエセ関西弁をからかうんですけど、君のも変わらんよね?とツッコミたくなるとか。自分が日本人で日本の事が分かるが故の弊害ですよね。そういう方言とか習慣とかでおかしいところがあっても他国の映画であれば気づかずにいれますもんね。もう一つの理由は、私は自分が知らない世界を見てみたいという欲が凄くあるんだなという事。WARを見ていて、気になったのはカビールは多分ヒンズー教徒、ハーリドはイスラム教徒だということ。思わずインドの宗教の分布や割合を調べてみたんだけど、圧倒的にヒンズー教徒が多いようではあるけれど、映画の中の設定で主人公クラスの二人を一人ずつ違う宗教に属させるというのは観客へ配慮なのかなと。誰でも楽しめるようにとかそういう感じ?なんかこういう事を知るのって教科書で習ったことが今までは文字だったのに立体的なものとして目の前に立ち上ってくるような感覚。そう、映画を見ることは各国の文化に触れることでもあって、私はその感覚を愛しているんだと思います。映画って知的好奇心を満たしてくれる装置ともいえるんだろうなあ。

 

関係のないことを熱く語ってしまいましたが、WARがあまりにもドンピシャ過ぎたせいでおそらくインド映画というジャンル自体に興味が移行してしまうことは無さそうかな~ 分かんないけど!まあでも新しいものに触れるのは楽しいものですね!

⇒Netflix