【韓国ドラマ】ラスト・ゲーム~最後に笑うのは誰だ?! の感想 癖のあるおじさんパラダイス!

ラスト・ゲーム~最後に笑うのは誰だ?!の視聴を終了しました!これ、原題は「LAST」なんだけど、邦題でゲームってついちゃうと途端にだっさくなりますね!?最終回を見て思ったのは「LAST」が「最後の」という意味だけではなくて、動詞の「続く」という意味も含んでいるのではないかということ。ソウル駅の勢力争いは人が変わって形を変えてどこか続いて行くような気がして。なんとなくそういう印象を受けたので、余計に邦題に対する違和感が大きいのでした。ま、私の勝手な解釈ですが!

 

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それにしても、ホームレス達が活躍?するドラマなので仕方ないですが、おじさんいっぱいでやや華やかさに欠けますなあ。私はそういうのがキライではないので問題なかったし、むしろ今まで見た韓国ドラマで出てきた癖のあるおじさん俳優がほとんど出てた気がしてその部分はとても楽しかったです。

ナンバー2のパク・ウォンサンとか大好きだし、なかなか良い役でしたね。彼にまつわる切ないラブストーリーなんかもあって見せ場が多い役!おじさんなのにどこかつぶらな瞳が魅力ですね。

パク・イェジンがあじょしと呼ぶほど年が離れた感じがしないのがちょっとな。

 

手下ズはみんなはまってて見てて楽しかった!

ナンバー5のワニ(チャン・ウォニョン)は人の顔色をうかがう感じがうまくて、ナンバー4の毒蛇(イ・チョルミン)は最後まで意外と義理堅かったのが素敵。ナンバー3の押切(ユン・ジェムン)は出番は短かったけど、さすがの存在感。迫力ありますなあ。

しかし、本当に一番光っていたのはカマキリ役のドンハだと思う。怪しいパートナーですっかり魅了されたのですけど、出演作を見れば見るほど彼の存在感に目が釘付けになってしまう。このドラマを数話見て最後まで見続けようと思ったのも彼が出演してるのを見つけたからですもん!今もいいけど、これから歳をとっていくのを見るのも楽しみな役者さんです。

このドラマの中でちょっと気になったのはカマキリがどうしてそこまでフンサムに忠実なのか分からないことですかね。そういうそれぞれの過去のエピソードの描写があればもう少しドラマに深みが出たのかも。

イ・ボムスは良い人の役より、悪い人の役の方が魅力的な気がするので、クァク・フンサム役にはとても合っていた気がします。乱闘シーンでスーツの背中まで汗でべちょべちょになっていたので、撮影大変だったんだろうな~とそんなことを思いました。

喧嘩のシーンも多いドラマでしたが、様式美的な喧嘩じゃなくて角材で殴るみたいな泥臭いタイプの乱闘なので、アクションシーンはあんまり好みじゃなかったかな・・・

そして主役のはずなのに全然興味がわかなかったのはユン・ゲサンが演じるチャン・テホ。これも多分「仕手戦ではめられてどん底に落ちた」以外に彼の過去のエピソードがほとんど無いことが原因のような気がします。どうしてお金儲けへの渇望をそんなに持っていたのかという背景に関する描写があればまた違ったのかな。

ホームレスになってもスーツを着続けていることでテホの這い上がってやるという矜持が表されていたのは良かったですけどね。

ソ・イェジは看護婦役が似合っていたし、パク・イェジンのめっちゃ困り顔の眉毛のマダムも悪くはなかったんですけど、いかんせんおじさんがいっぱい出てくるドラマなので、その二人では地味目でちょっと花が足りない印象は否めないかな・・・

 

男がこんなに出てくるのに、硬派な感じがしないというのもある意味不思議なドラマでしたが、癖のあるおじさんが好きな私はそれなりに楽しめました!ドンハも出てたし!

 

 

ラスト・ゲーム~最後に笑うのは誰だ?!が見れるのは・・・