【韓国ドラマ】身分を隠せ の感想 映画のようなハードボイルドアクションドラマ!!!

『身分を隠せ』を視聴終了しました!いやー見応えありました!!!
しかし、1話を見て、なんだかこの感触、既視感があると思ったら、バッドガイズの空気感だ!と思ったんですよね。

そしたら、本当にバッドガイズ製作チームが今度はtvNでこのドラマを作ったみたいです。バッドガイズは確かOCNだったはず。
なかなか良いアンテナしてるな~と自分で思ったりしてw

なんだか、暗闇と光の使い方とか、アングルとか、あとはアクションシーンとか、
そういう美意識が私の好きなポイントに似てるみたいでこのチームが作るドラマはとても好きです。

しかし、クオリティーも素晴らしいけれど、かなり血なども流れるので、こういうのが連続ドラマで放送されてるのってなかなか凄いな~
どっちかというと、映画館の暗闇の中で見たいアンダーグラウンド感があります。




 

こういう取り調べのシーンの撮り方のアングルとか、最高に痺れるなあと。

このチョン先生役のキム・ミンジョンが渋かった・・・!
指とか動きとか目つきとか素晴らしいな~と思って見てました。
見たことないな~と思って調べてたら、花郎に出てた百済の太子役の人じゃないですか~
そうだそうだ、花郎でも彼が出て来た15話の彼とパク・ソジュンの戦いからやっと面白くなって来たと感じたので、どうやらかなり好きなタイプらしい!

ちょっと曲者な感じが好きで私って一貫してますね!笑

そして、このドラマでのいちばん存在感を放っていたのは彼ではないでしょうか!
ミン・テイン役だったキム・テフン!
もう初めから最後まで痛めつけられる場面が多くて見てるのが苦しかったですが、
でも本当に壮絶と言っていいような演技でした。

バッドガイズでは悪役でしたが、ここでは妹や弟分思いの良いお兄さん。
笑った時と、無表情の時のギャップがある人ですね。そこが魅力的!

キム・ボムも良かったです。アクションが素晴らしい。
わざとらしくない美しい動き。
私はミセスコップ2を先に見たので、こういう役は全然違和感が無かったけど、花より男子の次にこのドラマを見たりしたらビックリしますよね~
その時にも思ったけど、彼はきっと竹内力のような迫力のある歳の重ね方をしていきそう。
でも次は天使みたいな笑顔の役とか見たいな!

捜査5課のチームのメンバーは全員無理がない配役で良かったです。
チームとなると必ず面白路線の人を必ず入れたりするけれど、それがベテランのイ・ウォンジョンだったからそこが癒しになって良かったし、
ユン・ソイはやっぱりカラーオブウーマンとかのラブロマンス系よりもキリッっとした役が似合います。
この配役も可愛い女の子っていうんじゃなくてカッコイイ女の人が演じてくれてすっと入れて良かったな!
チーム長のパク・ウンソンも見てて安心感があって間違いない!

ちなみに並行してポセイドンを見てるんですが、潜入捜査とか敵は名前しか分からずどんな人なのか分からないなどという設定がちょっと似てるんですよねー
でも、身分を隠せのような本格的なのを見てしまうと、ポセイドンがちょっと見てられない気分になっています・・・ツライ・・・
ポセイドンの方はチームのメンバーのお笑い要素担当の人の演技もツライ・・・

 

・・・と話がそれてしまいましたが、最後までどうなるか分からない目が離せないドラマです。
ロマンスの要素も昔の思い出という程度に入れられているだけです。
どちらかというと男同士の信頼とか友情とか信念とかそういうのが軸に語られる内容ですね。

『身分を隠せ』の意味が捜査5課のメンバーの存在の事だけでは無くて、敵対側でもそれが行われていて、あっと言わされてしまいます。

そして、善とは?悪とは?と本当に絶対的な善も悪も無いのではないかと考えてしまったりします。立場が変われば物事の見え方も変わってしまうもの。
でも、『力が正義ではない、正義が力なのだ』と言うチーム長がいう世界を私も信じていたいなあとそんなことを思ったのでした。

 

身分を隠せが見れるのは・・・