【中国ドラマ】蘭陵王妃〜王と皇帝に愛された女〜 の感想 蘭陵王より宇文邕が素敵すぎるのだった

蘭陵王妃〜王と皇帝に愛された女〜の視聴を終了いたしました!私は以前見たウィリアム・フォン主演の蘭陵王はあんまり興味が湧かなかったので、これはどうかな~と思って見始めたんですけど、おおいに楽しみました。

・・・と言ってもはっきり言って宇文邕があまりにもかっこよくて素敵だったので、彼を見るのが楽しかったという感じ。他の部分はあんまりだった(おいおい)んだけど、でもまあ全体的には面白かったな~と思います。

 

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もちろんヒロインが主役なんだろうけど、彼女を巡って争う男性はどちらかというと、蘭陵王の方がメインだと予想して見始めたけどそういう訳でもなかったかな。

蘭陵王役のアンディ・チェンはまあ美しくはあるけれど、こういう古装がばっちり似合うかというとちょっと物足りないのかなあ。「蘭陵王」という役に対する人々の期待の大きさってのがどうしてもあるよね。私もそうだし。

ちなみにアンディ・チェンは台湾のアイドルグループのAKのメンバーだそうで、宇文毓役だったクリス・シェンもメンバーだそう。彼はアイドルとは思えないような貫禄あったなあ。

かつ、これは脚本のせいかもしれないけど、このドラマの中での蘭陵王がどうもあんまり素敵じゃないんですよね。例えば、母親が自作自演で腹を刺して、清鎖に刺されたと言った時、蘭陵王は清鎖のことを全く信じず、そしてよく調べもせず「もうお前とは二度と会わない」と言い放ち、その癖やっぱりその後にまた長安に調べに清鎖に会いに行くってなんじゃこの男サイテーやなって思っちゃうんですわね。ま、割とそんな感じなので、調子が狂う。

しかしそんな彼とは対照的に宇文邕が徹底的に素敵なんですよ・・・ 演じてるポン・グァンインがばっちりこの役に合ってて溜息が出るほど。政治には興味がないうつけものの振りをしているけれど本当は誰よりも優秀な男、そして愛する女性のことを徹底的に守ろうとする男。このドラマでは、宇文邕はそういう設定だからカッコよく見えちゃったのかもしれないけど、ポン・グァンインの演技力のおかげで余計に素敵に見えてしまったのでは?なんてことを思いましたね。

ポン・グァンインは洋服姿も素敵だけど、とにかく古装がとても似合いますねえ・・・

皇帝になってからのお着物が襟を抜いたみたいな着くずし方になって、何これ!セ、セクシーいいいいいい!って悶絶しました。衣装さん天才。
蘭陵王のたらいの水浴びシーンでは腹筋のなめるようなカメラワークには笑ってしまったけど、そういう露骨なのは全然興味が無いけど、ポン・グァンインにはクラクラしましたねえ。
まあ、そういうところもだけど、彼は188センチあるんだけど、姿勢が良いのが素晴らしくって本当に古装が最高に似合います。このドラマの見どころは主にそこであります(私基準)

 

ストーリーとしては、ヒロインの端木怜が始皇帝の時代に作られた天羅地宮を作った端木吉の末裔で、そこに入るにはその一族の血が必要という設定はなかなか面白いですよね。天羅地宮を制する者が天下を取ると言われているので、皆が必死になって三種の神器を探す、と。

ひとつは「鎮魂珠」
朱雀の魂を溶かして作った物らしい

もう一つは「離殤剣」
隕石を鍛錬して作ったもの。

そして最後は「青鸞鏡」
天下統一の秘密を封印したものだそう。

他のドラマでも鎮魂珠が出てくるのを見たことがあるので、天羅地宮とか三種の神器なんかは中国の方なら当たり前の知識なのかな~?

後は護法4人の存在が面白かったですね。彼らがいることでストーリーが単純にならずにうまく構成されていたような気がします。

香無塵は3つの顔を持つって言ってたけど、ほとんどを孫誌翔が演じていて

最初の方だけ張曉晨が白髪と黒髪で演じてただけだったかな?

護法って天羅地宮を守るっていう使命があるのかなと思っていたんだけど、妙無音も諸葛無雪もわりと個人的な欲望で動いてたな・・・ 紫魅も息子のために動いてたし、結局どういう役割の人達だったのかはあんまり分からなかったな・・・私だけかもしれないけど~~理解力欲しい~

「お前が無事ならよい」と清鎖に尽くしまくる宇文邕にきゃーーーーとなるんだけど、宇文邕の苦悩とか愛情とかそういうのが全く分からない清鎖がちっとも賢く見えないのだった。

そして「全部私のせいよ」という清鎖に「そうだ!そうだ!」って思っちゃったな。皇帝が崩御した時に全部私のせいだって言ってたんだけど、ほんとその通りって思ってしまった・・・ でも清鎖の性格がちょっとクールなところは嫌いではないんですけどね、

清鎖役のクリスティ・チャンも可愛いんですけどね、タイプ的には歌姫役の彼女なんかの方が好きなんですよね。調べてみたけど名前分からないの残念。とっても美人だったのにな。

こうやって感想を書いてみると私はなんだかんだとこのドラマをとても楽しんだんだなって事が分かりました。でもやっぱり主にポン・グァンインを見ていた気がするので、かなり偏った感想になった実感があります。わはは!

宇文邕のカッコよさを堪能したさにもう一回見たい気持ちさえありますもんねえ。それだけの価値がある~

 

蘭陵王妃〜王と皇帝に愛された女〜が見れるのは・・・




 

 

 

【中国ドラマ】名家の恋衣 の感想 建物の意匠や色とりどりの衣装がとても美しい!

このドラマはとにかく衣装がとても美しいのが見どころ。湖州の布地屋が主人公たちの家業なのでそこで扱う鮮やかな布地はもちろん、俳優さんが着ている服もとても美しいです。さすが美男美女はその美しい服を更に素敵に着こなしていて眼福って感じ。やっぱり伝統衣装って国によって少しずつ使われる色味が違いますよね。中国服の色合わせも私の目に新しいのでじっくり見ちゃうなあ。

そして家などの意匠もとても美しいので目を奪われること間違いなし。布を干す場所の色とりどりの布が揺れる様子なんて本当に美しくて、ため息をついちゃう。

家屋も昔ながらの古い様式の建築物なのでしょうか?撮り方も美しくてその点は大変満足なドラマです。

窓の模様もとても美しい!この格子越しの二人が素敵なのです。

そういえば中国人なら当たり前なのかもしれないけど、湖州って布や服飾の産業が盛んなんじゃないかな?たしか、いつか王子様がでヒロインが母親に都会じゃなくて地元の湖州に帰ってデザイナーになればいいって言われてた気がするなあ。湖州もファッションで有名な場所ばんだからって言ってたような。あやふやな記憶なんだけど、へーそうなんだなー!って思った覚えがあるんですよね〜

 

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さて、ドラマのそういう部分はとても素敵だったんですけども、実はメインのストーリー部分はあんまり私の心には響かずだったのです。あらー

私は、このドラマを先に見始めたんですが、これも見つつで皇帝の恋も並行で見始めちゃったんですよね。そしたらメインキャストの組み合わせももちろん、その他のサブキャストたちも同じ人がいっぱい出てて、どうやら監督やスタッフが同じだと分かってくる訳です。

どうしても男性と女性のヒロインが両方同じだと違うドラマでも同じ感じに、見えてしまいますよね。もちろん時代背景は違うんだけどそれでもなあ。その上どうもジェン・シュアンの時代劇での演技は私は得意ではなくてヒロインが全然好きになれない・・・  結局、どちらのドラマもその印象のまま彼女の魅力を感じることができませんでした。ジェン・シュアンが好きでないというよりは、役のツァイホンが好きでないんだろうなと思うんですが。

そもそも、ツァイホンは、ジャン・ユーを親の仇だ!と憎んだり、私の父が悪いことをしたなら償うと言ったり、でもやっぱり親の敵だ!とまた憎んだり、その感情の流れがああ言ったりこう言ったりでなんか納得できないというか。真相が全然まだはっきりしてないのに、すぐ早合点してギャーギャー騒いで、必ずまわりの人たちまで巻き込んで、そしてそのせいで何か起こって、その後に反省してしおらしくなるの繰り返しでどこに魅力が・・・と。ただのトラブルメーカーにしか見えない。

それでも二人の男にとても愛されて、周りに守られてましたけれど、うーん。まあ羨ましいですね。ツァイホンがそんな感じなので親が敵同士の悲恋って感じがしない。浸れないのよねえ。

フェイ・フェイもジャン・ユーのライバルのシャオティエンも最初の方はかなり性悪な感じで描かれていたのに、だんだん実はいい人風味になってその辺も物足りないかなあ。でもまあシャオティエンの最後は結局ああいう結末しか無かったんだろうなあって。その点はまあ納得なんですけどね・・・

ルー・マンの母の衣装への執着は怖かったけど、最終的に悪人は実は彼女だけみたいに収束して行ったのはなんだかちょっとなー シャオティエンは頭がいい人なんだから、彼女と手を組んだ時点である程度そういう部分も理解してたと思うんだけど。そうじゃなかったら手なんか組まないんではないかしら。なんだかそういう釈然としない気分も残る感覚がどこかある。

実はとっても綺麗な人だなあと思ってたのはシャオティエンのお母さん!陸玲という女優さんのようです。上品で素敵だなあって思ってました。映画の新上海灘などに出てるみたいー

シャオティエン役のリー・ドンシュエは宮廷の諍い女の十七皇子の允礼だったのか・・・ あのドラマでは辮髪姿がとってもとっても素敵だったのになあ。シャオティエンは全然素敵じゃなかった・・・同じ人って全然分からなかったや。

 

とまあ、そんな感じで、ストーリーも配役もあんまり興味がわかなかったのではありますが、違う部分で楽しんで見れたドラマなのでした。あ、コスプレは興味ないのですが、このドラマのお衣装なんかはちょっと着てみたいなあ・・・なんて思うくらいにはお衣装は素敵でありました!残念ながら禁じられた関係の切なさとかは全然感じれなかったけど、ドラマはそういう楽しみ方もありかな。

 

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【中国ドラマ】寵妃の秘密 〜私の中の二人の妃〜 の感想 タイムスリップに二重人格を絡めたファンタジー

「寵妃の秘密 〜私の中の二人の妃〜」の視聴を終了しました。タイムスリップものってすでに色んな設定が使い尽くされた感があるけど、このドラマでは更にひねりが入ってる斬新さがありましたねえ。

現在から過去にタイムスリップするんですが、乗り移った先の女性の意識もそのまま残り、そこに現在からの人格が入り込むというなかなか入り組んだ設定です。だから二重人格みたいになっちゃうっていう。その後の顛末もちょっとトリッキーな感じ。

 

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キャスティングやお衣装やセットの雰囲気を見ているとやや低予算ドラマなのかなという感じはするけど、それ特有のパワーのある仕上がりになってますね。なんでもあり感があるというか。そういうの嫌いじゃないわー 太子妃ラプソディとかもめっちゃ面白かったですもんね。

そして、見始めた時に、全18話なんて中国ドラマでは短めだと思ったらどうやらすでに2も放送済みたい。好評だったのかな?もしかして舞台を現在に移しての続編なんでしょうか?と思ったらそうではないようです。まあこのドラマは元から宮廷女官若曦のような厳粛さはないドラマだから、そのままのノリで良い感じの続編だったらいいんだけどなあ・・・

ストーリーとしては、スピーディーなストーリー展開で飽きないし、連城もなかなか素敵。主役が現在的な女性の設定で妙に荒々しい性格設定の女子なのはまあご愛嬌かなとは思うけども、不動産屋だったという設定を前面に押し出してたのは関連性があんまり分からないかな。中国の現代社会でバリキャリの女性ってことを表してるのかな?

墨連城役のシン・ジャオリン (邢昭林)はすっきりした目元が素敵で皇子役にピッタリですね。冷たい感じだったのにだんだん小檀に一途になって行くのが印象的。悲しそだったり切なそうだったりする表情が非常に似合っちゃうタイプの顔だなあ。

一番お金がかかってなさそうだったのが、靖軒の衣装・・・ 色合いやら変な毛皮やら非常に安っぽい・・・ 演じてた王浩歌はお芝居が初めてなんじゃないかなと思われるような初々しさが可愛らしい感じでしたね。そういえば考えてみたら東岳国って皇子が靖軒しか残っていないんじゃないの?彼が皇帝になるってことかな。

墨奕懐役のワン・ルイチャン (王瑞昌)は最初の方は演技がイマイチ・・・って感覚を覚えたんですが、中盤くらいからグンと良くなったイメージ。堂々として風格が出てきたよね。特に濃いメイクの悪奕懐がとても良かったな。悪に染まり切ったようで染まり切らなかったところの葛藤。

魔王みたいな人はイマイチ印象に残らないし、結局のところ実はへなちょこキャラだったんでは?って感じだったんですけど、部下の二人のビジュアルはわりとカッコ良かったな。靖軒の衣装よりずっと手間暇がかかっている衣装に見える・・・

流千水は移動スピードが早くて突然現れたりするのが面白くて、出てきたら「来た来たー」って思ってました。この爺さんも飄々としてて好きな面白キャラだったなー。

みんな初めて見る役者さんばっかりだと思ったんだけど、鏡心役の孫芸寧は蘭陵王に出ていたらしい。全然記憶にございませんなー。

 

しかし、実はラストに近づいて判明する事実を知って行くと、人々の運命を勝手に変えるようなことを軽々しくやっててすごいなあという気分になってしまったかも。架空の国とか場所のお話のファンタジーな内容なんだろうけど、よく考えたら・・・って思っちゃったりして。ま、全然そんなことを考えずに楽しめばいいドラマだとは思いますけどね!なんだかんだ言って続編をすごく楽しみにしています!笑

 

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【台湾ドラマ】結婚なんてお断り!? の感想 ラブストーリーでもあるけど家族のストーリーでもあった

「結婚なんてお断り!?」の視聴を終了しました!このドラマのロイ・チウのめっちゃかっこいい~ アリス・クーもスッとしてるので、二人が一緒にいる絵がスタイリッシュ!眼福眼福。ロイ・チウは悪ぶってるような男の役よりもちょっとお茶目でダメなところもある役の方がとってもいいなと思うのですよねー 歳をとっていい感じに素敵になってきた気がします。とりあえず私にとってはですけどもー!

 

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このドラマは主役二人の結婚までの凸凹な道のりだけを描いてるんだろうと思って見始めたんだけど、ラスト3話くらいのハオ・モンの母親が心情を語るくだりで、実は「結婚」という事柄だけでなく、「結婚生活」というものをもう少し俯瞰的に描いていたんだなと分かりました。母親の胸の奥底から絞り出す叫びに胸がいたくなってしまいました。母親のユーハー役のグオ・レイの演技にまじで感動してしまった。

彼女は不幸な結婚生活を送ってきたから、本当に心からの悲痛な叫びなんだけれど、そうじゃなくて幸せな結婚をしたという人でも多かれ少なかれ、ああいう感情を抱いている気がする。それをあんなに鮮やかにセリフにして、そしてそれを演じきっててすごいと思ったのでした。ほんとにあれがドラマのハイライトだったよね。

そういう結婚という一筋縄では行かない部分を描くことで、邦題の「結婚なんてお断り」の感覚に繋がるのかもね。だってハオ・モンはそういう両親の不幸な結婚生活をずっと見てきたわけだし、そうだとしたら結婚したいと思うこと自体がまずハードルが高いものだもん。環境問題の弁護士になりたかったとはいえ、それがダメだったからと離婚弁護士という職を選んでいるのも合点がいくよなって。

そういうところが両親の結婚生活の部分を描くことでとても腑に落ちたし、ただのくっついたり離れたりの恋愛ゲーム的な二人を描きたいだけではなかったんだな、と思えましたね。

もう、あの部分がクライマックス過ぎて、その後のホァンジェンのやっぱり結婚怖いとつべこべ言って逃げ腰な部分は蛇足に感じてしまったかも。そういう彼女の反応を見ても全然挫けないハオ・モンも凄いし、プロポーズの時の幕が開いて出てきたロイ・チウの表情が妙に怖かった。もっと照れとかあってもいい気がするのに、ちょっと胡散臭いくらいニンマリしてて笑顔すぎて怖かったという。そこだけなんかちょっと浮いてたけど、ラストのセリフも悪く無いかなとは思います。あんな大掛かりなサプライズ、現実にやられたらほんと勘弁って感じじゃないかと思うんだけど、まあドラマなので、ね。まあいいんじゃないでしょうか。

結局、「運命」で片づけるまとめ方はあんまり好きじゃないけどね。そこに行きついてしまうと、ありきたりでつまらない。ロイ・チウの高校生姿は意外と違和感なかったけど。

ションナン役のジョアンヌ・ツァンも可愛かったな。こんな茶髪は初めて見たかも。茶髪の方が似合うような気もするかな。しかし女の子の名前に「勝男(ションナン)」って「男」という文字が入った名前もつけるのねえ!これは普通のことなのかなー?興味ある。

ションナンとホァンジェンの仲直りの時の彼女のセリフも好き。断然、ションナンの言ってることの方が納得できちゃうんだなあ。彼女ははっきりと物を言うタイプだからなあ。そう考えるとホァンジェンがきちんと伝えれば聞く耳を持つタイプで誤解なんて生まれなかったようにも思えるけどな。ホァンジェンはそうやって戦うよりも逃げる方が楽で諦める方が楽だったんだろうな。そして、どうせみんな分かってくれないと自分を憐れんでいるタイプということか、あれ?こうやって書いてたらあんまり素敵な女じゃない気がして来ちゃったわよ・・・ まあ、女友達って微妙に難しいところもあるからね。

そして、ゲスト的な出演者もたくさん出てましたよー

ハオ・モンの依頼人だったかな?でチェン・ボーリンが出て来たり、

ハオ・モンの後輩弁護士役でキミ・シアが出て来たり。最近、華流イケメンシェフをたまに見ていたので、その司会のイメージが強くなってしまったようで、とてもじゃないけど弁護士に見えなくて困ったよ~~

 

単純に絵になる二人の姿を楽しむのもありだけど、結婚とは・・・と考えるきっかけにも良いドラマかな。台湾ドラマらしく、悪いことをした人にも優しいので(チェンヤオの扱いも優しいし)そういうとこも好きかな。台湾の人々の思想は、人間性善説までは行かないかもしれないけど、性弱説的な考えなのかな~なんて思うのでした。

 

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【中国ドラマ】天龍八部〈新版〉 の感想 すぐに義兄弟の契りを交わすのやめた方がいいんじゃないかと思っちゃうよ

天龍八部〈新版〉の視聴を終了いたしました!54話とまあまあ長かったですが、いっぱい人が出てきて色んな事が起こるのでまったく飽きずに驚きながら見ることが出来ましたね~ 金庸作品だしタイトルに新版とついてるくらいだから、何度かドラマ化されてるんでしょうね。他のバージョンは一体どんな配役なのか、どんな演出なのかってやっぱり比べてみたくなりますね。誰に肩入れした脚本にするかで全く違った印象のドラマが出来そうであります。

 

 

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武術とかも空を飛んでくるくる回ってすごいんですけど、他にもいろいろ面白シーンがありました。

碁を打つとか言って、まず碁盤の線を石に刻む人たち。触らなくても指先から「気」を発するだけでなんでも出来る人たちなので、石に線を描くのなんて簡単なんですよ。まあそういう荒唐無稽なところも金庸作品の魅力ですよね。まあ見てたらだんだんそういうノリが普通になってきて楽しめちゃうって感じ。私は嫌いじゃないし慣れてるけどそうじゃない人はなんじゃこりゃと思う事請け合いです。

喬峯そして後の簫峯はとにかく徹頭徹尾英雄として描かれてましたね。武術に長けており、非常に義に篤く、そして愛を貫く男。ウォレス・チョンもそんな人物像をしっかり演じていてとても素敵でした。でもそんないい男は女に惚れられやすいけど、彼はそんなのに惑わされたりしない堅物なので、それがのちの災いを招いてしまうところもありますよねえ。

そして突然韓ドラで見たことある顔が!と思ったら段誉役でキム・キボムが出てました。ちゃんとしててお育ちのいい、優しい人をうまく演じてましたよ!ピッタリ。頼りなさそうに見えて意外と男気があるんですよね。I LOVE イ・テリしか見たことないけど、こんなところで出会うなんてビックリしました。話数も多いし撮影期間も長いし、アクションも多いし大変だっただろうな・・・なんて思うけど、ダンスはお手の物ですもんね。割といい感じの動きでした!

虚竹を演じるのはハン・ドンです。出番は後半以降って感じなのですが、彼も中心人物。この3人が義兄弟になるくだりもなんか凄い。まず喬峯と段誉が義兄弟になり、その後に段誉と虚竹が義兄弟になるんですが、その時に段誉が虚竹に対し、自分は喬峯とすでに義兄弟だから虚竹も喬峯と義兄弟になったんだって言ってたんですね。そうなんだ。知らない間に義兄弟が勝手に増えることがあるんだ!?なんて思いましたね・・・

まあ、この3人はまともな人達なので義兄弟になっても支障はないのですが、それにしても武侠ドラマ見てると相手の人と成りも知らないうちに簡単に義兄弟の契りを交わすよな・・・ そしてその後にそのせいで窮地に陥ってたりするよなあと思うことがよくある。このドラマもラストに簫峯が悲しい結末を迎えてしまうのはそれも一因って感じがする。

さて、他にもよく見る顔の盧勇(ルー・ヨン)が鳩摩智(くまち)役で出てたりして中国ドラマ~って気持ちを高めてくれるんですが、毛むくじゃらな姿も似合ってましたねえ。

それよりも何よりもビックリしたのは、鹿鼎記で見た女性陣がほとんど出てたことですよね!小宝の妻たちが勢ぞろいですよ・・・ まあこの2作品の監督が同じ賴水清という方だし、他のスタッフ陣も同じだったせいかもしれないですけど!ちなみにこの作品が2013年で、鹿鼎記が2014年の作品のようです。

康敏役でジャン・シンユー(張馨予) ちょっときつめだけど美人さんよねー

木婉清役でジャオ・ユエンユエン!ときめき旋風ガールでもおなじみの彼女。段誉と愛し合うんだけど、気の多い父親のせいで苦悩するっていう可哀そうな女性役。でも最終的には血が繋がっていないことが分かるのでめでたしってことでいいのかな?

王語嫣役はチャン・モン(張檬)。燕の再興にしか興味のない慕容復を愛してるんだけど、報われない愛で悲しい。段誉は彼女のことを妹のように大事だと言ってたけど、二人の間にはそれ以上の思いがあったような気もする・・・ 原作ではどんな描写なんだろう?

喬峯が生涯愛した女性、阿朱を演じたのはジア・チン(賈青)。喬峯が全面的に彼女を信じ始めた頃からもしかしてこれは罠で裏切られるのでは・・・と思ったらそんなことはありませんでした~ 深読みし過ぎ!二人の愛はとても深かったけど、悲しい結末を迎えてしまいます・・・

阿朱の妹の阿紫もジア・チンが演じてます。妹の方はかなり性格が破綻した感じでかなりひどい人物。残酷だしマジでサイコパスって感じ。自分が失明したからって人の目玉を奪って自分のものにしようとしたりするし。鉄丑の扱いなんて見るにたえませんし。簫峯はそれでも姉の阿朱の「妹を守って」という願いをしっかり守るんですけど、そのせいで余計に好き放題って感じ・・・ しかし、阿朱と阿紫を徹底的に違う人間性の人物にしたのは、簫峯が絶対に阿朱への一途な思いを貫き、間違っても妹に恋慕することはないというのを明確に描きたかったからかもしれないのかな・・・と。ジア・チンも2役演じた訳だけど、ここまで違う姉妹だと演じ分けるのに苦労することもなさそうって感じでしたな。

そして、夢姑の銀川公主を演じたのは、王雅慧。マジで小宝の妻たちオールスターズが勢ぞろいなのでありました。

後はマオ・シャオトン(毛暁彤)も出てましたねー 彼女も現代劇、古装劇問わず色んな所で見る女優さんですね。

慕容復を演じたのは、ゾン・フォンイエン(宗峰岩)。とにかくこのポーズが多い。彼も父親の燕復興の思いを受けてそれに執着する人生で気の毒ではあったけど、如何せん皇帝の器じゃないというか・・・ それで悉く失敗して、「どうしてなんだ~」って手を挙げて天を仰いでるシーンがやたらと多かったなあという印象。最後はとうとう気がふれてしまったけど、本人にとっては幸せだったと言えるのかも。

金庸の作品で多いなあと思うのは女性に弱い男。今回も強烈に浮気性な男が出てきます。段誉のパパの段正明です。そんな色男を演じるのはグオ・カイミン(郭凱敏)。彼が愛した色んな女性の元に自分の子を作ってるものだから、それを知らずに兄妹で恋に落ちてそれが道ならぬ恋と知って悩む子供たち。気の毒~ まあ最終的に段誉は他の妹たちとは血が繋がっていないと分かるんですけどね。

この人もあの人達もみんな段正明の女・・・

子どもはいないけど、康敏もだったな・・・ それでもみんな恨みながらも段正明を愛してるんですよ!マジっすか!?

なんというか親の世代の遺恨のせいで苦労する子どもたち世代の物語って感じでした。みんな武術は超人的なんだけど、精神は非常に人間くさいので、修行なんて人間性の成長には全然役に立たないのかななんて思っちゃうような内容。とにかく徹頭徹尾、喬峯だけはかっこよく描かれてるので、それを楽しむドラマなのかもしれません!

 

天龍八部〈新版〉が見れるのは・・・