【中国ドラマ】CHOSEN(チョーズン) 終わりなき殺人ゲーム/殺無赦 の感想 大切な人を守るためには誰かを殺さないといけないとしたら?

Netflixで配信されている「CHOSEN 終わりなき殺人ゲーム」のシーズン1を見ました。これはアメリカのCHOSENというクライムサスペンスドラマの中国リメイク版のドラマみたいです。本家を見たことが無いので、比べる術はないのだけど、シーズン1終わっても結論出なくてまだ続くよ~ってこの感じがすごくアメリカのドラマっぽいのでした。

 

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主演のラン・ジェンロンは台湾から、ヒロインのダン・ジャージャーは中国、その息子役の子はマレーシア人かな?ドラマの舞台となるのはオーストラリアだしなんとなくワールドワイドな無国籍感が出ているのはこういうサスペンスもの的には悪くないかな。

ラン・ジェンロンが演じる外科医に突然届くジュニパーの模様がモザイクで細工された美しい箱。その中にはターゲットと銃が入っている。そのターゲットを制限時間内に殺さないと自分や自分の家族に危険が及ぶという理不尽なゲーム。一体誰が?何のために?

やられるだけではなくて、家族や仲間と力を合わせて反撃していくんだけど、やっと日常を取り戻したかと思ったらまた箱が届いて・・・というラスト。アメリカ版はどうやらシーズン3まで放映されているみたいなので、この中国版も続くのでしょうかね。

こういう理不尽な出来事に巻き込まれて究極の選択を迫られた時に自分ならどうするだろう?なんて事は一応考えるけど、めっちゃ現実的に言えば、あんな風にいきなり銃を渡されても銃弾を相手に命中させて殺すなんて無理だよな、なんて思うのだった。私は間違いなく簡単に殺されて終わりの側だな、とそこで思考が終わってしまうなあ。だって、グアムで射撃体験場に連れていかれて体験したことがあるのですが、標的として吊るされる紙にさえ当たりやしません。多分、初めての女性でも扱えるようにと小さめの銃だったと思うけれど、撃つ側の受ける衝撃だってかなりのもの。こりゃダメだってことで係の人が後ろから腕を持ってガイドされてやっと標的に当たるという感じでした。

あの時、無理やりお客さんに連れていかれて射撃体験したけど、ドラマや映画で見るのとは全然違ってとても恐ろしかったんです。嫌々だったけど、反対に良かったのかもしれない。私は人に向かって撃つことなんて出来ないと分かったから。

 

こういうゲーム的な観点の殺人をモチーフにしているのは私は少し抵抗があるようで、ちょっと見ていてしんどかったかな。究極の選択を迫られることで生命や家族の大切さが分かっただろう?というゲームの主催者的な人の言論もやや使い古された感もあって納得感が無いし。中国版のシーズン2やシーズン3でそれをする人間の心の深淵をのぞけるのであればいいな、と思うのでした!

 

CHOSEN 終わりなき殺人ゲームが見れるのは・・・
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