【韓国ドラマ】シークレット・ルーム2~栄華館の艶女たち~ の感想

「シークレット・ルーム2」の視聴を終了しました~!10話なのであっという間に見終わりましたねえ。前作とは時代も違って登場人物もほとんど違います。栄華館で治色(チセク)をするというメインテーマは変わっていないけれど、全然雰囲気の違う作品に仕上がっています。

 

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日本の大学に留学して医学部で医者になるべく勉強をしているジョンソンですが、失敗をして挫折をしたところにちょうど祖母が孫のジョンソンに栄華館を遺産で残していて、彼女に跡を継いで欲しいと希望していたことを知ります。それで京城に戻るのですが、帰って初めて栄華館がチセクをする妓楼だと知ったジョンソンが悩みながらも祖母の遺志を継ぐために奮闘するってなストーリーです。

そこにキム・ソヌというモダンボーイが現れて恋に落ちるのですが、彼には二つの顔があり、ジョンソンに近づいたのも目的があったからなんですね。そういうメインの話に栄華館にチセクを受けにやってくる人たちの事情も絡めて話が展開されて行きます。

前作も割とてんこ盛りな内容だったなと思うんですが、2もそういう意味ではてんこ盛りかな。しかし1では内容の繋がりとかある程度は納得感のある結末だったのですけども、2はなんとなく消化不良な感があります。だって、結局あの金塊は誰がなぜ栄華館に隠されてたんです?とか、すべて終わった後の3年後にジョンソンが思い浮かべるのはウチョルなの?(完全にウチョルの片思いってな描き方だったのに!)とか、ソヌはなんでファヨンと日本にいることになったの?とか。まあこれはどんな姿になったソヌでも愛しているから傍にいたいっていうファヨンの純情なのかもしれないけども。なんか色々釈然としないんだなあ。

ところで、日本語も色々気になったよ。ジョンソンの医学部の教授の名前がハレヤカさんだったんですけど・・・ これは苗字なのか、名前なのか・・・ なぜかカタカナなのがまたツボにはまってしまう。

そして、キム・ソヌの裏の顔が日本人のやくざの養子になったヨシハラなんだけど、その養父がソヌのことを罵る時にヨシハラめ~みたいなことを言うんですけど養父だったら苗字が同じはずだから、あれれ~ってなっちゃう!下の名前をつけないとなあ。

ファヨン役のソ・ヨンだけは引き続きの参加。元からきつめなのにお化粧がさらに濃いのでその迫力が凄い。なのにいつも片思いの切ない思いをする役が多いのね。1でもそうだったし。でも今回は最後は少し報われたと言えるんでしょうかね・・・ どうなんだろう。

クォン・ミンはモダン・ボーイ似合いますねえ。古風な男前って感じだもんね。私はシンイのドチの良い人のイメージが強いんですけど、こういうちょっと悪い人も違和感ないなあ。いつも見るのはサブキャラって感じだからメインキャストだったのも新鮮でしたなー

今回はチセクの部分が古典からだけでなく、西洋医学の観点からの治療も取り入れてたり、色々と工夫はされていたんだけど、チセクを受けに来る人達の症例があんまり興味深く思えなかったな~なんて。あとジョンソンに思いを寄せるウンチョルのキャラも弱かったので、その辺りも盛り上がらない要因のひとつだったかもしれないですね~ このドラマの持つ独特の雰囲気は嫌いじゃないんですけどね・・・

 

シークレット・ルーム2~栄華館の艶女たち~が見れるのは・・・


【韓国ドラマ】シークレット・ルーム1〜栄華館の艶女たち〜 の感想 治色(チセク)を行う妓房を舞台にしたストーリー

「シークレット・ルーム」の視聴を終了しました。治色(チセク)を題材にしたストーリーというのは目新しくて面白いですよね。

しかし、割と大人な内容なので一体どんな時間帯で放送されてるんだろう?なんて考えてしまいました。どうやらOCNのドラマみたいなので、ボイスなどの犯罪捜査ものと同列のイメージなんだな。確かにああいうのも残酷なシーンも多いので子ども向きとは言い難いですもんね。OCNのドラマはやっぱりちょっと映画よりの自由度が高いドラマが多いんだなあ。なるほど。ちなみに監督のキム・ホンソンは、ペク・ドンス、走れサバ!チョン・ヤギョンライアーゲーム交渉人、ボイスなどの演出を手掛けているようです。私は結構見てるな~!

 

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ところでちょっと気になるのは、中盤くらいから露出や色っぽいシーンが減って方向性が少し変わった気がするところ。視聴者から苦情があったんかな〜なんて思った。あとはチセクをする栄華館にいるキーセンたちでもそれぞれ女優さんによって彼女はバストトップまではOK、彼女はダメとかの事情があるのが透けて見えたよね。キーセンの中ではメチャンを演じたソ・ヨンだけが大胆な露出に挑戦してたイメージ。

生殖に必要なセックスという行為をまるで隠さなければいけないもののように扱うのが一般常識のようになっているけど、ほんとはそういうものではない気がする。だから変に隠すことなく困った時には相談出来ような施設があったらいいのかもね。もっと明るく恥ずかしくないものというイメージに変わればいいと思う部分もあるなあ。少子化対策にもなるかもだし。

あと復讐のためとはいえ、ヨンのやったことは猟奇殺人だと思うのでそれでも彼女を好きになれるウンって心が強過ぎない?もしかするとこの頃は復讐というカテゴリーの殺人は許容されてたのかな。今の感覚で罪は罪だという意識で考えてはいけないのかもしれないのかな。ウンを演じていたチェ・フィリップはどこかで見たなあと考えてみたらスターの恋人でチェ・ジウの初恋の写真家役だった人ですね。今回の護衛武士姿も似合ってましたねー

でもみんなにちやほやされるヨンよりも、ウンに尽くしまくっても報われないメチャンが不憫で肩入れしちゃうんだなあ。普段はあまりそういう傾向が無いタイプなので、私にしては珍しいパターンです。なぜかこのドラマではメチャンの扱いが気の毒に思えちゃったみたいで、なんとなく肩を持っちゃう感覚でした。

全10話と短めのドラマではあるんだけど、色んな性の悩みへの治色(チセク)の施術やら、最後は出生の秘密まで絡んできて凄いなーって思いました。でもちゃんとそれなりに収束されてまとまった結末で面白かったですねー 今は2を視聴中なのですが、時代背景が異なるのでまた雰囲気が違う感じです。どちらにせよ、いつも見ている韓国ドラマとは違うテーマを扱っているので興味深く見れました!

 

シークレット・ルーム1〜栄華館の艶女たち〜が見れるのは・・・