【中国ドラマ】画皮2 真実の愛 の感想 映画とは全く違う印象のドラマになってた!

中国ドラマの「画皮2」を見ましたよー これは映画版を先に見てたのでちょっと楽しみにしてたんだけど、私が好きだった部分は悉くと言っていいほど無くなっていたのであらまーって気分になりました。映画はキャスティングが好みだったし、妖魔モノらしい禍々しさが映像で存分に表現されていて最高だったんだけどな・・・ その辺はドラマだからまた違うものになってしまうのも仕方ないのかな。

 

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主役の王英(ワン・イン)を演じるのは、ハウィック・ラウ。私はこのドラマで初めて見たけれど、この後続けて何度か見ることになりました。ヤン・ミーの元旦那様だったのね~ そうねえ。キリっとして素敵な気もするけど、このドラマでのワン・インという人は良い人なんだけど、とにかく優柔不断な人でね。見てて相当イライラしました。「誰も傷つけたくない」という優しさもある意味一種のエゴなのかもしれないなあ。

小唯(シャオウェイ)を演じるのはバイ・ビン。こういう妖怪役とても似合います。このキャスティングは文句なしかな。男の人はこういう美人に弱いんだろうなという弱々しく見える尽くすタイプで、映画のシャオウェイとは全然違う。

そして李静(リー・ジン)公主役はインアル。彼女もちょっとお転婆なくらいで普通の公主。彼女が個性があんまりないのがあんまり面白くなかったかな。ただひたすらワン・インを愛しているというだけ。なんだか存在感が薄く感じてしまって、そのせいでワン・インとシャオウェイのラブストーリーといった印象のドラマでしたね。

龐郎(パン・ラン)役はマオ・ズーシン、彩雀(ツァイチュエ)役はダイ・ジュンジュ。この二人はひたすら愛し合ってて素敵だったな。龐郎は除妖師なのにもかかわらず、妖怪を愛することに迷いが無いのが良いのよね。まあつまりワン・インみたいな優柔不断なタイプはどうにも好きになれないってことですわ・・・

一番印象に残ったのは浮生(フーシェン)かな。演じてたのは王雨(ワン・ユィ)という俳優さん。ルビー・リンの傾城の皇妃にも出てるみたいなのでまた今度見てみようかな。とにかくフーシェンについてはドラマでエピソードが増えてた登場人物の中で唯一良かったなあと思います。ドラマに出てくるしつこく片思いをしているタイプはその人の行動によってはとても鬱陶しく感じてしまうのですが、彼は自分でも愛という感情を知らなかったところから始まって、ただひたすらシャオウェイを見つめてそして守らずにいられないところが切なくも素敵でした。人間界にいることでだんだんと色んな感情を持つようになって行く姿が良かったんですよね。

 

テレビドラマになって他にも色々登場人物は増えているんですが、他の人たちはあんまりかな・・・ 私は映画がとても好きだったので、どうしてもそれと比べてしまってイマイチ楽しめなかったんですね。違うなりにそれぞれ楽しめる場合もあるのだけど、このドラマに関してはダメだったなあ。まあそういう事もありますよね!

 

画皮2 真実の愛が見れるのは・・・