【中国ドラマ】ムーラン の感想 意外と庶民的なヒロインにちょっとビックリ

中国ドラマのムーランを見ましたよ。原作がアニメ化や映画化を何度もされている作品だと思うのですがタイトルだけ知っていて、実際に視聴したのは初めてでした。

今回見て感じたのは、「え?こんな庶民的な感じのヒロインなの?」ってことですかね。女傑って言うから、もっとカッコよいとか豪胆なイメージを勝手に想像してたんですけど、なんかイマイチ思ってたのと違いましたね。割とウジウジしてるし、素敵に見えない(失礼!)女性が全然成長しないまま将軍になって行くんですよね・・・あれ?こんな話なの?

 

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そんな印象を持ってしまったので、これはちょっと他の映像作品と見比べてみたい気持ちが凄く高まっております。そのためには、まずはドラマの感想を書き留めておかないとなと映画版を見たいがために急いで書いております。そうしとかないと印象が混じっちゃいますから!そういえば、そういうのがもう1作品あります。三世三生も早くドラマ版の感想を書いて、同じ原作の映画「ワンス・アポン・ア・タイム 闘神」を見たいと思っているんでした。忙しいなー

ムーラン役のエレイン・コンは頑張ってたなあと思いますが、カッコよいというよりはもっと女性っぽい感じなんだな・・・うーん。それに対しどうしても映画版のヒロインがヴィッキー・チャオと聞くとこれはマジピッタリでしょうと期待が高まっちゃうんですよね。だって、妖魔伝 レザレクションでチェン・クンが演じる霍心を好きな癖にヴィッキー・チャオが演じる靖公主が素直になれなくて彼を殴ったり蹴ったりする暴力的な公主の演技が最高に良かったんでね・・・ いやーあれを思い出すと男装の男勝りな女性を演じるヴィッキー・チャオをまた見たいよねって思うよなあ。

ラブストーリーとしても、ほうそうなんだと現実的で面白いような面白く無いような。もっと楊俊とも盛り上がるのかと思ったら、彼が勝手に身を引くという結末。そういう選択をする男性は嫌いじゃないけど、実際に若蘭は彼のことどう思ってたのかはよく分かんなかったな。ドラマの尺としても趙宇と過ごす時間の方が完全に多かったしな。非常に現実的なんで物足りない。やっぱりもう少しドラマチックなのを期待しちゃうもんな。

趙宇役のユエン・ホンは非常にうまかったです。本の虫の趙宇っていうのを完璧に演じてたって感じ。若曦の十三王子の好漢のイメージが強かったんですが、全然違うタイプを器用に演じてたイメージ。とても良かったです。

楊俊役のチェン・スーチェンは初めて見たなあ。正義感の溢れる楊俊役は結構良かったですね。他の出演作を調べてみたら、映画のスプリングフィーバーに出てるみたい。ちょうど見ようと思ってる映画。そして、奥さんがトン・リーヤー!星に誓う恋のヒロイン役の人。美人な奥さんだ~

それにしても楊俊の母親の独孤后役の潘虹は強烈に迫力があり過ぎたよなあ。実際にどうだったのかは知らないけど、もうちょっと若い人の方が良かったよね。楊堅と比べても年上過ぎる気がする。独孤伽羅が主役のドラマもあるからどう描かれてるのか見比べるのも面白そう。

若蘭の家族思いの気持ちの押しつけがましさ以外はそれなりに興味深く見たんですが、でもドラマッチックさに欠けるなあという物足りない気持ちがどうしても拭えないのも本当かな。まあ面白かったですけどね!

 

ムーランが見れるのは・・・