【中国ドラマ】私だけのスーパースター〜Mr. Fighting〜 の感想 喪失と再生の物語

こちらのドラマ「私だけのスーパースター〜Mr. Fighting〜」も随分前に見終わっていたドラマです。今となってはストーリーを思い出しつつ、複雑な思いを抱きながら感想を書くことになってしまいました。これからダン・ルンの出演した作品の扱いはどうなっていくのでしょうか・・・ 脱税の罪で芸能活動が出来なくなるというのは、なんとも辛い。本人次第で避けられる事態だと思うので、なんとかできなかったのかと思ってしまいますね。作品自体にも共演者にも罪はないのに作品がお蔵入りになってしまうとしたらやりきれない気分です。

更にこのドラマのストーリーが、10年前に芸能界デビューをした主人公のハオ・ゾーユーが、マネージャーのフー・ズーやその父親、そして事務所の社長と再起を目指して頑張って行くという内容なので、またこのドラマみたいにダン・ルンも再起できるといいなと思いつつ。中国のお国事情の詳しいことまでは分からないけれど、なかなか厳しいのかな。

さて、このドラマで一番ステキだったのは、フー・ズーのお家の様子。今もこんな感じの住宅がまだあるのか分からないけど、少し懐かしさを感じるようなセットが彼女の家族の暖かい雰囲気とマッチしてて、すごく良かったです。何よりもフー・ズーとお父さんとそれにプラスして事務所の社長のやり取りが本当に素晴らしくて。あの家に迎え入れられたことで、ズーユーが変わっていくのが納得できる感じでした。

なので、このドラマはダン・ルンが主役なのだろうけど、むしろ彼の取り巻きの人々がいてこそ成り立つドラマだったなと思うのでした。何度も繰り返す喪失に力をもらえる感じ。

そうそう、ドラマの中で見たことある食べ物が出て来たんですよ!

私が、陽光城とか華僑服務社で買ったことのある烏江ザーサイです。

なるほど、小袋はそんな風にそのまま食べるんだ!という発見でした。確かにこれと白米があれば、それだけで大丈夫ってのは分かるわ~ 美味しいもんね。

このドラマでのマー・スーチュンは素朴な女の子を全身で演じてて良かったんですよね。どのドラマを見ても全く違う役柄を違和感なく演じてて、好きな役者さんの一人です。当たり前のように演じる役によって体形も変えていて凄いなと思う。もうね。ほんとお父さん役のハン・トンシェンの演技がとても良くて、心に残っているドラマのひとつです。

 

私だけのスーパースター〜Mr. Fighting〜が見れるのは・・・