【韓国ドラマ】総理と私 の感想 総理とスポーツ新聞記者の偽装結婚から始まるロマンス

「総理と私」の視聴を終了しました~ イ・ボムスとユナちゃんカップルにハマれるだろうか・・・?と若干不安に思いながら見始めたんですけど、意外にいい感じで一気に楽しく見れちゃいました。一体お二人は何歳差なのかなと思って調べてみたんですが、イ・ボムスは1970年生まれ、ユナちゃんは1990年ということでなんと20歳差!?ドラマの設定上はさすがにそこまで離れてる設定じゃやなかったと思うし、違和感なかったけど、実際はそんなに違ったんですね。ちょっとビックリした!

このドラマを面白く見れた理由のひとつが、色んな点で焦点を絞ってたことなんじゃないかしら?例えば、総理のクォン・ユルを分かりやすく完全に正義漢にしちゃってたこととか、ユナも後ろ暗い部分の全くない良い子に設定していたこととか。二人の結婚に反対する母親が最初からいないこととか、あとは総理の元奥さんと離れた原因を奥さんの方の浮気にしちゃってたこととか。そういう風にややこしいことを削ぎ落としてるおかげで設定がシンプルになっているので、ラブコメとしてうまく成立してるイメージ。それによって二人のロマンスを爽やかな気分で見れる感じ。一歩間違ったらドロドロしてややこしくなってしまうシチュエーションな気がする。

総理とスポーツ新聞の記者という異例の組み合わせだけど、心が傷ついて仕事に打ち込んでいる男があれだけ生命力に溢れたキラキラの女の子に接してたら好きになっちゃうよね。ダジョンは可愛いだけじゃなくて芯がしっかりとして自分の物差しを持ってる素敵な女性だったし、ユナは彼女をとっても魅力的に演じてて凄い良かったな~ 私が見たドラマの中ではこのダジョン役が一番好き!

ダジョンの子どもちゃん三人との接し方も寄り添ってくれるのがとても気持ち良くてニコニコ見れる感じ。本当の母親ではなくても、あんな存在がいてくれるのとても理想的だよなあ。そういうのが自然でとてもいい。子どもちゃんたちも良い子たちで、末っ子のマンセ役のイ・ドヒョンくんとっても可愛かったな~

あとは、ユン・シユン、チェ・ジョンアン、リュ・ジンなどのサブキャラメンバーも安心感の顔ぶれだし。チェ・ジョンアンはあんな風にピシっとスーツを着てたらめちゃめちゃ素敵ですね。ドラマの中ではあんまり幸せになる役じゃないことが多いんですけど、私は彼女の顔もスタイルもめちゃめちゃ好みなので、もっとハッピーな役も見たいな~なんて思ってたりはする。

それから、ダジョンのパパ役のイ・ハヌィはもちろんベテラン俳優さんだけど、今回改めて凄いな~と思いました。気のいいお父さんみたいな役は多くて、もうそのイメージで見ているんだけど、今回は認知症の役で記憶が混濁する際の「無」みたいな表情に凄みがあったんですよね。素晴らしかったです。思わず引き込まれるような気分に時おりなりました。

そんな感じで、全体的に楽しく見れたドラマだったんですが、ラストがちょっとなあ。色々あって一度旅行や留学に行って離れるけど、その数年後に再開してうまくいってハッピーエンド風みたいな終わり方が韓国ドラマって多いですよね。このドラマもそんな感じなんですが、ちゃんと書くべきところをその手で誤魔化したみたいに見えちゃうよねえ。うーん。あと、再会時に握手とかそれまではせっかく二人の間柄がロマンスに見えてたのに、突然「先生と生徒」みたいに見えちゃったんですけど、そんなことないです?もうちょっとロマンチックにして欲しかったかなー でも不満はそれくらいで、結構好きなドラマでありました!

 

総理と私が見れるのは・・・