【韓国ドラマ】私は町で芸能人を拾った の感想 これもストックホルム症候群みたいな感じ?

「私は町で芸能人を拾った」を視聴いたしました~ タイトルを見て、芸能人の生活を密着!みたいなバラエティーかと勝手に思っちゃったんだけど、全然違いましたね。めっちゃドラマでした。

しかし、ソンフンって一般人じゃない役がとにかく似合うね。今回はそのまま芸能人役ですが、今までも御曹司の本部長とか、CEOとか支社長とかプロデューサーとか。顔が整いまくりなので外見的にも普通のサラリーマンとかじゃ浮いちゃう感じがあるので、自分に似合う役をうまく選んでるな~って。まあそういう役のオファーが多いのかもしれないけど。そしてやや高慢だったりする高飛車な人物を過剰なくらいにやり切ってくれるのところが最高に好きです。はい。このドラマも韓流スター役をしっかり演じ切ってくれてて逆にコミカルに見えてくるのがいい感じです。ストーリーはさておきって感じだけど。

ストーリーは課長にひどい扱いをされて怒り心頭のイ・ヨンソ(キム・ガウン)が酔っ払って裏道で課長を靴で殴るつもりが実際に殴ってしまったのはカン・ジュニョク(ソンフン)だったんですね。ところが、そのままカン・ジュニョクが倒れて動かなくなったことから彼を殺してしまったと思ったヨンソは証拠隠滅のためにそのままジュニョクを自宅に連れて帰るんだけど、実際には死んでいなかったと。しかし、その事実を彼に通報されたら困る彼女はそのままジュニョクを監禁することになって・・・てな感じ。そうしてだんだんと二人の間に芽生える恋心。マジ!?

いやあ、まあね。意外な出会いを考え出してくるなあという部分ではその発想に感嘆する部分はあるんですけども、めちゃめちゃやな・・・という気分も同時に沸き起こりますねえ。でもヨンソを演じてたキム・ガウンがキュートだったり、気の毒な状況だったりするので、犯罪者!って感じには見えないので、あくまでもドラマの中の設定としてそれなりに楽しめたかな~とは思います。そうそう、最近、映画のストックホルム・ケースを見たので、生存戦略として犯罪者に好意を持つようになるというストックホルム症候群からヒントを得たストーリーなのかな~なんてことも思ったり。

サブキャラで良かったのは、ナム課長役のホ・ジュンソク!部下を利用するいやらしい上司をめっちゃうまく演じてました。悪人役も多いけど、良い人の役も演じるし、今回みたいな役も素晴らしくて本当に器用だな~と思いましたよ。どの役もわりと印象に残ってるんですよね。

ジュニョクを狙った実際の犯人は一体誰なのかというの部分についてのサスペンス仕立て+ラブコメってな感じのテイストのドラマですが、色々工夫を凝らしたんだろうな~とは思うものの、どちらも中途半端な印象は否めないかな。10話だし仕方ないかな。前半、主役がほぼ縛られた姿っていうドラマは見たことない気がするので、その点はレアかもね!

 

私は町で芸能人を拾ったが見れるのは・・・