【韓国ドラマ】キル・イット 〜巡り会うふたり〜 の感想 う~ん、切ない!

キル・イットの視聴を完了いたしましたよ!ううう、げぼぼってなるラストはもう最初の設定からこうなるしかないと分かってしまうストーリーだから仕方ないけれど、でも悲しい。やるせない。もうナナ氏の嗚咽がリアルで私の胸も痛かったですよ・・・ ぬぬぬ。

それにしてもチャン・ギヨンはどうしようもなく不幸な境遇という役柄が最近多いな~~~ ここに来て抱きしめて(これも感想まだ書いてない~~自分早く~~)もギャフンってなったし、今回も更にギャフンってなったから、次はビックリするくらい幸せな役をやって欲しい~~!とはいえ、こういう不幸を背負っているみたいな役を視聴者を共感させつつ演じられる人って限られてる気もするので、この路線で突っ走ってもらうのもいいんですけど・・・う~ん。などと思いつつ、一番最近の彼の出演作らしいボーン・アゲインのあらすじを見たら、またまた複雑な背景を持つ役っぽいな。大丈夫愛だとか最高の結婚辺りの軽い若者っぽい役も良かったんで、またそういうのも見たいけどな~ なんだかんだ彼は結構好きなので、活躍してくれたらどんな役でもいいよ・・・とも思うけど。どっちやねん!

殺し屋と刑事の二人。実は幼少の頃、同じ孤児院で育ったことがあると判明するんだけど、その孤児院はいわくつきの場所。有力者たちが自分の病気の治療のために血のつながった子ども作り出し、秘密裡に養育する施設だった・・・という。最近はクローンをテーマに扱った作品も多いので、今回はクローンではなくて代理母を使っての出産という形だけど、こういう設定はたまに見るかな。そして、いわゆる不老不死を願う有力者たちの姿っていうのは昔から今も続いているんだなあなんて思う。昔は臓器移植なんて方法はないから、もっと荒唐無稽で不老不死の薬を作ろうとしてたなんてストーリー多いもんね。長い人生が幸せなのかどうかなんて私にはよく分からないけれど、権力を手に入れるとその権力を出来るだけ長く行使したいと願ってしまうのかもしれないですね。

今回すごくよかったのは主役二人のキャスティング。チャン・ギヨンのキム・スヒョンは良かったよね。無口で凄腕の殺し屋だけど、表の顔は獣医さんっていう設定は秀逸。なんせ殺伐とした内容だから、可愛い犬さんが出てくるのが癒される。そしてイケメンと動物は絵になるもんな。まあ彼はイケメンというかやや個性的な顔の気もするけど、姿勢の良さとか、動きの美しさがイケメン度をアップさせるというかそういう感じ。そうそう、アクションのシーンで動きも美しくてとても好みだったな。あとはヒロインのナナさんもマジで美しかった。彼女の甘さのないキリっとした美貌があってこそ、ラストへの説得力が出る気がしたな。でもそんなに悲しむならなんとか他の方法は無かったのかと今も思ってしまうけど~~泣

それでもエピローグ的な、出来ればそうでなりたかった二人みたいな夢みたいな姿があって、少し救われた気分になったかな。手を繋ぐのをこんなに切ない気持ちで見たことある!?って気持ちになりました。わーん。

そうそう、冒頭のスヒョンとその養父のパーベルの「もしも殺し屋がボケたら」みたいなシーン、恐ろしかったね。そうだよね。どんな職業の人も歳をとる訳で・・・なんてことを思いつつ、あそこから始まって一体どうストーリーを進めていくのか全く想像がつかなかったな~

ともかく、切ないお話が好きな方にはおススメのドラマですね。やや定番っぽいテーマではあるけど、私は嫌いじゃないよ~ 好きと言い切れないのは悲しくて切な過ぎるからですよね・・・

 

キル・イット 〜巡り会うふたり〜が見れるのは・・・