【韓国ドラマ】優しくない女たち の感想 カン・スノクとチャン・モランのやり取りがキュートで好きだった!

優しくない女たちの視聴完了しました!全くノーマークのドラマだったのですが、Gayo!で配信が始まってちょっと見てみたらなんだかとても面白かったので、毎日の更新を楽しみにしていました。個性的な女性たちがなんとも魅力的。「優しくない女たち」ってタイトルで、表面上は確かになかなかお強い女性たちが出てくるんだけど、カン先生の家族の女性たちは本当は優しい。

 

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事件はとにかくいろいろ起こるし、出演者も多いんだけど、うまくまとまっていて散漫さを感じさせないの話の流れなのがさすが。ベテランの俳優というのは自分が目立つ演技をするのではなく、周りとの調和や相手を引き立たせる演技もするのだな、とそんなことも感じました。

しかし、完全に女性たちが主役で、男性もイ・スンジェやチェ・ジョンウやら有名な俳優さんがたくさん出てくるけど終始女性に圧倒されている感がありますな。イ・スンジェが演じてたキム・チョルヒなんて娘が二人いるのに駆け落ちしようとするし、自分が好きだからってチャン・モランの結婚相手に彼女を中傷する手紙を送って結婚を妨害するとかめっちゃあかん男だし。そして30年間も記憶喪失とかそんな設定はちょっと・・・と思ったけど、戻ってきた夫にカン・スノク演じるキム・ヘジャが洗濯をさせたりと仕返ししてるはなんだか可愛くて面白かったので、まあ良いかと思いましたー。

一番可愛くて好きだったのはこの二人かな。カン・スノクとチャン・モランのコンビ。変な人ね・・・とか言いながらお互いを労わって仲が良いのが面白い。

結局二人ともダメ男キム・チョルヒのある種の犠牲者ということもあって仲良しに。人生ってこういう関係が成立することもあるかもな~と思ったのです。人間関係って複雑だもんな、と有り得なそうだけどそんなこともあるかもしれないと思わせる絶妙な二人の関係性の過程が面白い~ 歳とか関係なく彼女たちはとってもキュートで大好きだった!

そんなベテランの俳優さんたちのなかでソン・ジェリムも頑張っていました。剣道着は似合っててカッコよかったけど、師範ほど強そうには見えなかったかな・・・

年上のチョン・マリ大好き!って感じは微笑ましかったけど、彼らの設定年齢以上に妙に幼い恋な気がしたな。だってチョン・マリは30歳超えてて、イ・ルオは29歳だったのに「大好き~」って雰囲気で「愛」はあんまり伝わってこなかったのでした。お互いの親の彼らの扱い方も10代の子どもに対するみたいに見えてしまったのだけど、あんなもんですかね?

まあ、キム・ヒョンスクが娘を自分のコンプレックスの反動で大学院まで行かせて、その上、自分は19歳でできちゃった婚しているのを棚に上げて30歳を超えた娘の相手には注文をつけるっていうのは現実でもあるある過ぎる設定で見てるのしんどかったな・・・ うーん。なのでヒョンスクはあんまり好きでなかったなあ。だから実はマルニョン先生が彼女に「自分の人生がうまくいかなかったのを人のせいにするな」ってと言ってたのは一理あるな、と思っていました。もちろん先生も酷いんですけどね。

あと、マルニョン先生と弟子のパク主事の悪役的な二人が成りきりっぷりが良くてこのドラマが引き立っていた気がします。彼女たちの存在がスパイスのように効いていたなー!

最初見てる時は、なんだか三世代の年齢があんまりはっきりしない感じで違和感があったんですけど、(チェ・シラが妙におばさんパーマだったりして年齢が分からないし、イ・ハナがその娘!?あれれ、みたいな感じで)だんだん登場人物の関係性が分かってくると慣れてきました。騒動がどんどん起こるので飽きずに最後まで楽しめて面白かったなー。特にセリフとかやり取りが何気なく面白い感じなのでとても良かったです!

 

優しくない女たちが見れるのは・・・




  

【韓国映画】ハウスメイド の感想 現代韓国の階級問題を描いているそうです。

シークレットサンシャインのチョン・ドヨンが出ている映画ということで見てみた映画「ハウスメイド」。彼女が持つ雰囲気は独特だなあと思う。まるで無垢な少女のようでもあるし、じっとりとした情念のようなものを感じさせる女でもある。この映画もそれが存分に発揮されていたように思います。

 

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韓国映画だからなのか、単に監督の意図なのか分からないけど、記号的なものが提示されるものの、はっきりとその意図が伝わらない部分が多く感じて、あれはなんだったんだろう・・・と考えるものの結局分からずじまいみたいな気分です。ややモヤっとした余韻を残すためなのだとしたらそれは成功していると言えるかもしれない。

それは、最初の誰かの自殺のシーン、あじゅんま達の妙に迫力のある下着姿、主人がウニに下半身を咥えさせている時のレオナルド・ダ・ヴィンチのウィトルウィウス的人体図みたいなポーズ、ウニが火に包まれて揺れる姿、そういうものがすべて何かを象徴しているのだろうか・・・と思うものの、明確に答えは無いのです(というか私には分からない)それとも最初から意味が無いのかもしれない。

なので、意味はよくわからないな~と思いつつも印象に残るシーンが多かったのは確かです。理解できない部分の方が意外と心に残るものなのだなあ。

貧富の差は強烈に描かれていて、ピアノを弾く上流階級の主人とウニは意志の疎通さえ出来ている気がしないのだった。双子を身ごもっている妻のヘラもめっちゃ怖かったな・・・ ソウはそのままでも目力がすごいけど、こういう役ではその力を発揮し過ぎてて恐ろしかったです・・・

なんだか感想と言われるとよくわからない気持ちになる映画だったのですよね。映像の無機的な雰囲気は良かったのだけど、監督のイム・サンスのいうところの「現代韓国の階級問題を正面から描きたかった」はあんまりストレートに伝わってくる感じではなかったというか、なんというか。もちろん、メイドを人間扱いしない上流階級の人々にはゾッとしたのだけど、なるほどそうなんですねの先の気持ちの行き先が無い感じなのでした。うーん。

 

ハウスメイドが見れるのは・・・




【韓国ドラマ】愛もお金になりますか? の感想 コメディータッチで楽しく見れるドラマ!

ヴァンパイア検事を見てから、すっかり気になる存在になったヨン・ジョンフン。他にの出演作も見てみようと「愛もお金になりますか?」も見てみましたー。そうねえ、タイトルだけ見たら好みじゃなさそうとスルーしそうなドラマですが(実際にそれまで全く見る気はなかった)私は気に入った役者さんが出来ると出演作をチェックして横展開していくタイプみたいです。ドラマを選ぶ時に何かとっかかりが必要ですもんね~

 

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さて、このドラマはヴァンパイア検事のシーズン1シーズン2の間に撮影されたのかな?1話辺りで「ヴァンパイアの血みたいに新鮮ですよ!」みたいなセリフが出てきたので「お!」と思ってちょっとニヤっとしてしまいました~

このドラマでヨン・ジョンフンが演じているマ・インタクは、ツンデレとか生易しいものじゃなくて、かなり傲慢で高飛車な偏屈者。その裏にあるのは寂しさだったりもするし、ユン・ダランと接することでだんだん変わっていくんですけどね。でも、私はヨン・ジョンフンが優しくソフトな役を演じてるよりもクールな役を演じてる方が好きなので、ややミン・テヨンの延長上で見られる感覚があって良かったです。性格は似ていないけど、全く逆方向ではないかな~

お相手役のユン・ダランを演じるオム・ジウォンは見たことないな~と思ってたら、サインで強力係検事を演じてた人だった!あの時とは全然違うヘアスタイルと役柄なので同じ人とは気づかなかったな。見てる最初の方はなんかちょっとおばさんぽい人だなあと思ってたんですが、だんだんあんまり甲高い声で話さなくなって落ち着いてきたので普通に見れるように。そしてなんとなく可愛く見えてきて、この二人の組み合わせも悪く無いかな、と最後には思えるようになりました。

華やさはワン・ビンナが補ってくれる感じだったので、オム・ジウォンは地味目くらいで良かったのかも。ワン・ビンナはスター役なので派手目の洋服が素敵。普通の人には着こなせないけど、綺麗な人がそういうの着てるのを見るのは楽しい。

まあ内容的には、お金のために近づいたのに本当に好きになっちゃったなんてパターンはよく見られるストーリー展開なんだけど、そこに色んな人の思惑が絡んでくるのと、脇役陣におもしろい人たちがキャスティングがされてるので、楽しく見れる感じです。

私は秘書室長役のシム・ウンジンが特に好きでしたー!夜警日誌のオクメも良かったし、スターの恋人のマネージャー役も良かったなー。きつい言葉を言っても独特の可愛げを醸し出せる人だなって思うのです。

イ・カニはインタクのお母さん役でしたが、この方は子を捨てた母役がめっちゃ多い印象。確かじれったいロマンスでもそんな役だった気がする。ちょっと薄幸な感じと思い出の優しい笑顔のお母さん感があるのかなあ。そんなこんなでなんとなくいつもちょっと気になる女優さんではあります。

 

目新しさはないけれど、見始めたら一気に見終わったので、結構楽しめたんだな~と思います。コメディータッチなのでいろいろ誇張された表現が好みに合えばなかなか良いドラマだと思います!私は結構好きでした。

 

愛もお金になりますか?が見れるのは・・・



 

【韓国映画】後宮の秘密 の感想 翻弄されるしかないこの時代の女たちこそ切実に権力を求めたのかも。

この後宮の秘密は何度かGyao!で配信していたことがあったのでタイトルだけ知っていたんです、なので最近楽天TVに入会してたので、映画でも見るか~と思った時に何を見たらいいか思いつかなくてなんとなくタイトルを知っていたので見たって感じです。そういう適当な感じで見始めたらチョ・ヨジョンの大胆な脱ぎっぷりを見せられて、あわ~そういう映画だったのね!とまたまたビックリしたのでした。私そういうパターン多いな!笑 でもそういう部分よりは権力というものに対する人間の性みたいなものを色濃く感じられるストーリーで意外と面白く見れたのでした。

チョ・ヨジョンは本当にとってもスタイルが良いですね。特に後ろ姿が素晴らしかったな・・・ ですが、なんというかあんなにゴンヌズバーと潔く脱がれると健康的過ぎてあんまりエロティックに感じないものだなあ、なんていう気持ちで見ておりましたよ。

しかし、大妃とファヨンを見て女を怖いと思う人がいるのかもしれないけれど、男であれ女であれ権力を手に入れないと身の安全が脅かされる側でいるしかないんですよね。だからどんなことをしてでも権力を手にしれようとする。だってそうしないと殺されるしかないのだから。そんな時代だもの。

そういう視点で行くと、息子を皇帝にするしか女が権力を持つ方法はないんだけど、母親であっても息子に殺されてしまう可能性もあるんだからやっぱり自分が実権を握るしかないんですよね。もしかしたらずっと翻弄されて生きてきた女たちの方がその権力が欲しいという気持ちは切実なんじゃないかと思う。だからあそこまで残酷になれるんじゃないだろうか。ファヨンは結局、大妃からそれを学んで最後にはとうとう自分で手を下すまでの女になったという。まあしかしあの殺し方はセンセーショナルで絵になるとは思うけど、普通は毒でも盛りますよね?そこちょっと冷静になってしまっておいおいってなりましたわねえ。

その強い女たちに対して、ソンウォン大君とクォニュはファヨンに執着してるだけの男たちに見えてしまって弱々ですよね・・・ だからこそファヨンはそんな男なんていらない自立した強い女になってしまった部分もあるのかも。

あと、とても良かったのがクモクを演じていたチョ・ウンジ。ファヨンの侍女だったのが、たまたまソンウォン大君に取り立てられるんだけど、その後の分かりやすい転落ぶりがいっそ鮮やかでした。愚かな算段が逆効果となるのだけど、あの媚びや諂いの下卑た表情が素晴らしくて、なかなか良い演技でした。それにソンウォン大君とクモクのセックスシーンの方が淫靡に感じられてエロティックに見えたかもしれないな。

 

そうだな~ この映画は、チョ・ヨジョンの文字通り体当たりの演技はとても見ごたえがありました。官能的とかそういう部分よりもファヨンが世の中を知って行くにつれ変わっていく表情がとても良かったと思います!

 

 

後宮の秘密が見れるのは・・・



【韓国ドラマ】メディカル・トップチーム の感想 韓ドラには珍しく三角関係にならないのが良かった!

メディカル・トップチームの視聴を終了しました!それにしても医療系のドラマが結構いっぱいありますねえ・・・ それぞれのドラマで舞台となる「科」が全然違うので、そういうのを知るのは興味深いです。そして必ず権力争いの構図が出てくるのもお決まりで、お医者さんって技術を磨くだけでも大変なのに、派閥争いとかまでやらないといけないの大変だなあ。まあ一般企業でも多かれ少なかれそういうもんかもしれないですが・・・。

 

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このドラマは結構好きなチュ・ジフンが出てるのでいつか見ようと思ってたんですが、彼ってどこか影のある役が似合うと思うんだけど、ここでもやっぱり愛人の子で父に辛く当たられているというそういう役どころ。陰の気を持っているのが魅力の役者さんだな~と思うのですが、このドラマでもそれを遺憾なく発揮してましたね~

でも気になったのは髪型ですかね・・・ サイドを刈り上げてるのにめっちゃ髪の毛多くてすごい濃いなあと思って見てました。前髪全部上げてたからかなあ。前髪があるとそこまで思わないんですけども。

内容はメディカル・トップチームを権力争いに利用したい人々の攻防って感じなんだけど、まあそこまで酷いやり合いって感じでもないので、見ごたえがあるような無いような気分。それよりメディカル・トップチームのメンバーが仲たがいをしたりもするけど、なんだかんだと仲良しこよししてるのを見てる感じだったかな。

しかし、クォン・サンウが敏腕な外科医には見えなくてですね。なんでかなと考えてたんですけど、体格のせいなのか声のせいなのかなんだか医者っぽく無かったな。ムキムキだからそう感じるだけかもしれない・・・ 町の優しいお医者さんならまあ悪くないとは思うんだけどなあ。でも妙に天真爛漫な感じがうまくチュ・ジフンと対比をなしていたと言えなくもないか。

でも良かった部分もあったんですよ!見始めてすぐに「あ~これはクォン・サンウとチュ・ジフンがチョン・リョウォンを好きになって取り合う三角関係のパターンだ!」と思ったのにそうじゃなかったこと。ドラマに定番のそれだと思ってたら、いい意味でそこは期待を裏切られて良かった。だってあの孤独なハン・スンジェ(チュ・ジフン)にはソ・ジュヨン(チョン・リョウォン)が理解者としてそばにいてあげて欲しいですもん。しかし、パク・テシン(クォン・サンウ)の相手がチェ・アジン(オ・ヨンソ)だったのはビックリ。彼女はキム・ソンウ(チェ・ミンホ)と付き合うと思ってたのにな~。ミンホはアイドルだから恋人ができる設定はダメなのかと穿った見方をしてしまう私であった。

そして、救急室にいるお医者さんになんだか見たことある人がいるな~と思ってたら、HISTORYのドギュンさんが出ていたのでした。あんまりよくは知らないんだけど、友人が好きだったので写真を見せてもらったりして名前をよく聞いてたんですよね~ それでなんとなく見覚えがあると調べたら、あードギュンさんだと思い出した訳です。こんなドラマにも出てたんですねえ!HISTORYはもう解散したみたいだし、ドギュンさんは兵役中かな?たくさんアイドルいるけど頑張って~

 

ドラマはすっごく面白かったかというと普通って感じだったんですが、ラブラインが意外性があってちょっと良かったかな、と思います。後は女医さんも変に着飾ってなくてそういうところは真実味があって良かったです(ピンヒールとかミニスカートとか履いてるとそういうとこばっかり気になってしまうタイプなので・・・)

オススメ度合いは中くらいというところでしょうか!

 

メディカル・トップチームが見れるのは・・・