【中国ドラマ】マイ・ディア・フレンド~恋するコンシェルジュ の感想 不動産事情が興味深い!

いつもどうなんだろうかと疑問に思っているところではあるんだけど、このドラマでもまた思いましたよね。海外ドラマの邦題をつける人はドラマを最後までちゃんとご覧になってるものなのでしょうか?このドラマの原題は「我的真朋友」なのでメインタイトルには全く問題はありません。問題はサブタイトル。主役たちの最初の出会いはコンシェルジュと客なのは間違いないのですが、それって1話か2話くらいの話で、その後は舞台が完全に不動産屋にうつるんですよ・・・ サブタイトルはいっそ「恋する不動産屋」にしたら良かったのでは!?

まあまあそこはおいておくとして、ドラマの不動産屋さんが舞台なもので、中国の住宅事情が知れて私はとても面白かったんですよね。なるほど、上海の戸籍がないと上海の住宅が買えないとか、中国でも結婚の際の住宅は男性側が用意をするのが一般的だったけれど、昨今の住宅事情により、若い層ではそれも変わってきている、とかね。あと、中国ではどうやら不動産仲介業はあんまり高い地位という感じではないのかなあ?とか。

アンジェラ・ベイビーが演じるジェンジェンとダン・ルンが演じるポンチョンの友情がいつしかお互いかけがえのない相手になっていくという美男美女カップルのストーリーも良かったし、色んな仲介事例を通して成長したり、通じ合っていく姿もなかなか見ごたえがあって良かったです。まあちょっと難を言うとジェンジェンからポンチョンへの思いが友情から愛情に変わったのがいつなのかよく分からない部分かな。そこが決定的に変わるもっと印象的なエピソードを入れてくれたら良かったのになと思います。

実はそこのメインのストーリーよりも、ジェンジェンとジン・ランの結婚がダメになっていく過程がなんだか印象に残ってしまった。伝統的な古い考え方のジン・ランとその母親と進歩的なジェンジェン。憧れと現実の乖離がなんだか苦しく、実際によくありそうな話で、見ててしんどかった・・・ ジン・ランの母親は韓国ドラマの母親のように罵声を浴びせるという非難の仕方じゃないんだけど、静かに真綿のようにじわじわと自分の考えを押し付けて、ジェンジェンを追い詰めて行くんだよね。ああいう考え方の違いというのは、対話で分かり合えるものではないのかもしれない。無理して一緒になったとしても、どちらかが我慢をしていたら、いつか爆発してしまいそうだもの。ジェンジェンは冷静に選択をして凄いね。なかなか出来ない。

ダン・ルンが御曹司役を演じることが多い気がするのは、特徴のある声と話し方のせいかな?まあ容貌も相まってのことなのかな。そして、アンジェラベイビーはお母さんになっても相変わらずの可愛さだな~と思っていつお子さん生んだんだっけと調べてたら、あら離婚を発表してることに気づいた!黄暁明が元夫の表記になっててビックリしたわ~ しかしということはこれからも女優として精力的に活動してくれることでしょう!

 

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【中国ドラマ】同居人は名探偵~僕らの恋は迷宮入り~ の感想 レトロな衣装が素敵

最近、映画の感想ばかり書いているけれど、実はドラマもちゃんと見ています。ただ書いてないのが溜まってるだけ・・・ なので、本日は中国ドラマの感想を書きますよ!!!

最近見終わった「同居人は名探偵~僕らの恋は迷宮入り~」ですが、これまたなんなんだこのサブタイトルですけど、シンデレラと入ってないだけましかなと思います。ほら、中国ドラマはやたらと邦題にシンデレラって入れるの好きですもんね。って一体誰がそれを好んでいるのかは不明。視聴者では無い事は自明だと思うんだけどな。まあそれは置いといて、今回の主人公はまさにその邦題にシンデレラを使われたドラマ「ツンデレ王子のシンデレラ」にも出演していたフー・イーティエンであります。(このドラマもすごい前に見たけど、まだ感想書いてないんでは・・・ひえ~)

舞台は租界時代の上海で、フー・イーティエンが探偵の路垚役で活躍します。その雇い主というか相棒が刑事、喬楚生役を演じるはチャン・ユンロンです。見たことあるなあと思ったら、私のキライな翻訳官とか古剣奇譚の黒曜役で見たなって思い出しました。確かにちょっと古風なイケメンという感じなので、今回の服装とかとっても似合ってて素敵です。この二人のコンビとシアオ・イエン演じる新聞記者の白幼寧と路垚の恋の行方がメインという感じ。

このドラマを見ている途中で、ちょうどフラワーズ・オブ・シャンハイを見たので、ちょうど租界時代の上海を舞台にした作品を見たという偶然。随分と趣は違いますけどね。やっぱり現代だと技術が色々あって、監視カメラとか携帯とか、DNA検査とか使えちゃって、それで判明することが多すぎて反対にトリックが限られてしまうということもあり、むしろ昔を舞台にした探偵ものの方が目新しく面白く作れるのかもしれないですね。

まあそれにしても、路垚がケンブリッジ卒の天才で知識が豊富にあるからと江戸川乱歩ばりの奇想天外なトリックが多くて、ほお・・・?という気分になることもあったかも。まあその辺の内容は流して見つつ。しかし、フー・イーティエンがあんまり天才役には合って無い気がしたんだけど、どうですかね。普段はお金にこだわるふざけた感じなのはいいとして、その推理力を発揮する時はその頭脳の輝きの一閃を見せて欲しい気がするのに、ずっとのらりくらりして見えてイマイチ魅力を感じないキャラな気もしてしまった。それにヤクザの娘で新聞記者の白幼寧もお転婆で騒がしすぎる設定にし過ぎたキライもあるかなあ。でもシアオ・イエンが着こなすレトロなファッションは可愛かったです。

そうこう言いつつ、モテモテイケメン巡査部長役がチャン・ユンロンにハマってて良かったので、楽しく見てました。警察の制服もいいし(外套がツボ)、姿勢のおかげなのか、古風なスーツや制服を着てかっこをつけて立つ姿などが大変良くて、ヤクザの右腕感や凄く強いという設定もちょっと意外なくらいピッタリでステキです。あと、部下の阿斗役の向雲龍もカッコよかった。警官の制服を着ている時には地味な感じで全く何も気づかなかったんだけど、ラストの結婚式のスーツ姿であのイケメン誰!?と思ったら彼でした。百度で彼のページを見たらムッキムキのバッキバキでビックリした・・・

事件の行方よりも、名家出身いわゆる清王朝の八旗の家柄出身の路垚とヤクザの娘の白幼寧の関係性というのが、どういうものなのかというのが興味深くて面白かったです。八旗というのは軍事に関係があるようで、路垚に言う事をきかせるために軍まで動かしたりして、なんか凄い一族!って感じだったのに、最後は「え?そんな理由でもう許すんだ!?」とズコーってなりましたな。そうこういいつつ、この時代が舞台のドラマをあんまり見たことが無いのもあって、最後まで楽しく見たなって感じでしたよ!

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【中国ドラマ】抱きしめられない君 I Cannot Hug You の感想 触れてパワーチャージの新しい吸血鬼!

「抱きしめられない君 I Cannot Hug You」の視聴を終了しました~というか、かなり前にしましたが正しいですね。こちらは大好物シン・ジャオリンが主役と知って、アマプラで配信されて見たんでした。

設定がまたまた凄い。人に噛みついて血液を飲むことで命を長らえるんじゃなくて、触れることでエネルギーを奪う事が出来るというハイブリッド吸血鬼がヒロイン、そしてシン・ジャオリンは潔癖症のイケメン小説家。彼のエネルギーを得ようと奮闘するヒロインなんですが、潔癖症の彼にはなかなか触れられない。そしてただの獲物として狙っていたはずなのに、二人には恋心が芽生えて!?というストーリー。

いやこれ、この血を吸わない吸血鬼というのがもう面白いですよね。むしろそうなってくると「吸血鬼」という呼び名が間違っているような気もしてきますけども。血=食べ物からパワーを得るというのは動物のイメージだけど、触れるとパワーをチャージできるというと、コンセントをさせば充電できる無機物のイメージの方が近いのかなあ。発想が面白いなあ。あんまり血なまぐさくならないので、ラブストーリーの設定には向いてるなあなんて思ったりして。

そして簡単に恋人になって触れてしまうと面白くないので、潔癖症の人物を相手に持ってきたと。それもその役をシン・ジャオリンが演じてるのが最高にピッタリです。無表情っぽいのに笑うと可愛くて、困った顔が最高なんだよね。彼が眉をひそめて消毒してる姿がいいですな。そして吸血鬼のシヤ役のチャン・ユーシーもモデル役なんですけど、本当にお人形さんみたいで綺麗です。現実感がないので、むしろこんなファンタジーなストーリーに良い感じなんですよねえ。二人の姿は大変絵になります。ビジュアルだけでも満足気味のドラマと言える・・・

まあその他にもいろいろと登場人物は出てきます。吸血鬼仲間でシヤのことが好きなシンバと人間だけど事情を知っているイーファン。彼らはアイドルという設定。

私の好きなドラマ旦那様はドナーのシュイ・カイチョンも出演しております。ちょっとミステリアスな雰囲気の役です。普通のイケメンだと思うのになぜか少しねっとりした風味を彼から感じてしまうのは、旦那様はドナーの役柄のせいなのかしら!?

それはさておき、このドラマはシーズン2に続いており、中国では放送済み。なので、私が見たシーズン1は先が気になる終わり方をしてます。なので、今回はあんまり登場シーンの多くなかったシュイ・カイチョンなんかもシーズン2でもっと出番が多くなるのかな~?

中国のファンタジードラマは新しい発想力で見たことのない設定を楽しめて面白いですね~!そしてタイプの違うイケメンをどんどん出してくるので、また気になる俳優さんが出来て、その人の出演しているドラマを見て・・・という無限ループにハマらせてくれる楽しくも恐ろしいパワーを持っているな~と改めて思うのでした!

 

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【中国ドラマ】運命の桃花~宸汐縁~ の感想 チャン・チェンのドラマ初出演作!

永遠の桃花~三生三世~の続編的な位置付けのドラマ「運命の桃花~宸汐縁~」も視聴を終了いたしました!昨日、映画版の感想を書き終えましたから、ついでに最近見終わったこちらも勢いで書いちゃおうと思います。

なんと、主役がチャン・チェンでそれだけでも並々ならぬ気合を感じる訳ですが、やはりキャスティングする際にかなりのラブコールを送って叶った配役みたい。だって、チャン・チェンと言えば、映画俳優って感じですもんね。テレビドラマは初めてなんではないでしょうか!?ニー・ニーもこういう優雅なヒラヒラした古装が似合う女優さんなので、お二人の姿はとても美しかったです。

主役の九宸は戦神ですのでね、使命に対して強く固い意志を持った男であり、チャン・チェンの凛とした無骨な感じがとても合っていたと思います。ただ、前半はわざとだと思うけど、無感情さを前面に押し出していたので、一体いつの間に霊汐のことをそんなに愛するようになったのかはよく分からんかったかな。情を捨てる修行に励んだ結果なんでしょうけどね。まあしかし霊汐が人間界に行ってからというものそれまでの反動なのかってくらい溺愛ぶりが凄くて、ややストーカーがかってて笑ってしまうくらいでしたな。ロマンチックというより、笑ってしまう感じだったのはなぜだろう~

霊汐よりかなり年上なことを気にして美顔術の本まで読んでみたり。霊汐のことを好きすぎる九宸なのであった・・・

なんというか、九宸が霊汐に愛を伝えるようなシーンに対しての萌えは残念ながらあんまり感じなかったんだけど、子どもちゃんを抱き上げるシーンはめっちゃいい!と思ったんだな~ パパ~!
考えてみたら、チャン・チェンのラブロマンスものってあんまり見た覚えがない気がする。そのせいか、使命を果たしている姿はとてもカッコよかったけど、素直に愛を表現する姿を見ると妙な気恥ずかしさを覚えてしまったのは、見慣れないからだったのかもしれないな。

ニー・ニーはたおやかで安心して見れたかな。人間界から戻って上仙になって山霊界の国主になった時はそれまでの弱々しさが消えて、凛とした雰囲気を纏うようになったのはさすがだなあ。それまでの衣装も良かったけど、国主の衣装がとても美しかったですね。顔の文様も美麗って感じ。あれ似合うの凄いね。

景休役のリー・トンシュエも宮廷の諍い女の時はイケメン枠の皇子役だったけど、最近ちょっと腹に一物をもった役が多い気がしますね。名家の恋衣も今回の役も。完全な悪役というよりは愛を得られずに悪事に手を染めてしまう男みたいな印象。単純なイケメンというよりは影があるのかもしれない。

このドラマは実はあんまり私が好みのタイプはいなかったのですが、ちょっと好きだったのは、承晏役のユエン・ハオ。涼しげな目元が好き。女性陣では完全に青瑶役のチャン・ジーシーが美しくて大好きでした。気の強い女性が好きなのかもしれないですけど。彼女も名家の恋衣と皇帝の恋 寂寞の庭に春暮れてに出てたみたいなんですけど、全く覚えてないですね・・・ メイクでかなり印象が違うタイプだと思うけど、今回の青瑶役がバッチリ似合ってて良かったな。

毎回このシリーズでは、自身の愛ゆえに主役の二人の間をやたらと切り裂こうとする女性が出てくるイメージなんですが、今回は元瞳がこの役割でしたね。憎まれっ子世に憚るじゃないけど、すぐに殺されちゃいそうなくらいのことはしているのに、最後までしぶとかった・・・ 演じてたハイ・リンは、太子妃狂想曲で可愛い役を演じてたのにね!全然違って凄いな~と思いましたよね。

あ、あと赤鷩役のドウ・イーホンを見る度に隋唐演義の徐茂公だ~と思いながら見ちゃった。印象に残る顔だね。嫌いじゃない~

ストーリーは想像通りの色々な障害がある中、それを乗り越えて愛し合う二人という感じです。しかし、やっと困難を乗り越えてさあ幸せになるだろうとほっとしたのもつかの間、ラスト2話くらいで最大の壁にぶち当たってビックリのクライマックスではありました。どう終わらせるの!?というドキドキはありましたよ。永遠の桃花みたいにうっとりするとかはまる感覚には残念ながらならなかったけれど、二人のロマンスの決着点は納得のいく感じだったので良かったかなと思います。

 

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【台湾ドラマ】進め!キラメキ女子 の感想 アリス・クー×ロイ・チウ主演の台湾ドラマ

えーと、4月忙しくてバタバタしていたら、すっかり更新が滞ってしまったのですが!アッという間に1か月くらいたってしまいましたな・・・ そして更に溜まりまくる書けていない感想たち。考えてしまうとクラクラしそうなんですが、それでもめげずにひとつずつ書いていこうと思いますよ。

そんな感じで久しぶりの感想は、台湾ドラマの「進め!キラメキ女子」です。このパターンの台湾ドラマは実は嫌いじゃない、むしろ好きなんですけどもこれはギャグ色が強すぎたのか後半はやや見るのに食傷気味となってしまいました。パトリック・リーが演じる課長のキャラが濃すぎるというかなんというか。親父ギャグというか、自虐ギャグみたいな感じで見ててしんどかった。それでも課長もユーラーとハッピーエンドっぽかったので、報われて良かったねって感じかしら。

それを言うと、あれだけシンレンに嫌がらせをしたカイアーも最後はきっと悔い改めて幸せになるんだろうなと予想はしていたのですが、やっぱりそうでした。そういう人間性善説っぽいのが台湾ドラマっぽくて好きでもあるんだけど、それもすべてやっぱりストーリーの流れありきなので、今回はやや無理がある気もするなあ。気の迷いでは済まされないほどのことをしてる気もする。あ、でもカイアーを演じてたティア・リーは意地悪女子役がめちゃめちゃうまかったのでそれは良かった!恋にオチて!俺×オレの傷つきやすいか弱いっぽい女子役よりもずっと合ってていい。意地悪な美人ってのはそれはそれで魅力的。現実にはそばにいたくないけども。

そしてロイ・チウが、実はお金持ちの坊ちゃんでそれを隠して平社員っていう設定で、このドラマはそれだけでOKって感じよね。アリス・クーはもちろん綺麗な人なんだけど、今回の地味な庶民的な女子役もバッチリ過ぎて、視聴者の共感を呼ぶこと間違いなし。そんな地味な女子を一途に好きなズーチーっていう設定はロイ・チウの外見も相まって、まるで少女漫画って感じ。そういうのが見たい気分の時はがっつりはまるな。しんどい現実に疲れた時に良さそう。

しかし、ロイ・チウもイケメンさを最大に利用しつつも、カッパ着てびしょ濡れとか体をはって演技してて頑張ってましたよね。黙っててもかっこいいんだけど、動くと魅力が増すタイプなので、役者さんにとても向いている~

そうそう、見てて「あ!」と思ったシーンがあって、ここでロイ・チウが歌ってたのってアンディ・ラウの謝謝你的愛じゃないかなあ?曲名はあんまり自信がないけど、多分。知ってる曲~!って盛り上がりました。

このドラマはゆっくりズーチー役のロイ・チウの一挙手一投足をじっくり堪能するのが醍醐味なんだろうなあと思うんですが、なんとか完走しようと駆け足で見てしまった私にはそこの部分はハマり切ることが出来なかったかな。でも、王道の台湾ドラマなので、間違いなく楽しめるって感じですね。

 

進め!キラメキ女子が見れるのは・・・