【新大久保】華僑服務社 玖瑰月餅&老干媽の香辣菜はどっちも美味しかった~!

バタバタしていたらなかなか更新しないまま時間がたってしまいました~!なんともう2月も終わるなんて時間が過ぎるのが早すぎやしませんか!? それはそれとして、感想もたまっているのでまた頑張って書かなくては~!

 

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さて、まずは先日、久々に行った華僑服務社で購入したものをご紹介!

旧暦のお正月の後だったからか月餅があったのです!わーい!
ずっと食べたかったのだけど、季節によっては置いてないんですよね。

今回見つけたのは「玖瑰(薔薇)月餅」なるもの!一体どんな味なのかと4個入りしかなかったけど買っちゃった!

花びらでも入ってるのかと思ったのですが、薔薇のジャムが入っているみたい。
薔薇というかバラ科のハマナスの一種の「玖瑰(メイグイ)」ですね。中国では玖瑰茶というお茶も飲みますよね。私も飲んだことあります。花びらがとてもきれいなお茶!期待が高まる月餅!

模様もとても綺麗で、花びらを彷彿とさせるかも?どどーんと玖瑰って書いてありますね。外の皮は同じでも中の餡が違うのを表すのにこれほど分かりやすい方法はないよね、なんて感心しちゃう。わりと大き目で直径は8センチくらいかな。4個入りで400gだから1個は100gってことですよね。重量も結構ありますね。ずっしり。

さて、切ってみると木の実が沢山で美味しそう。ピーナツ、白ごま、クルミ、ひまわりの種などがいっぱい入ってます。餡は白あんっぽいけど、若干ピンクがかっているのが薔薇ジャムの色なのかな?味は普通に美味しいです。そして少しほのかにいい香りがする気がします。薔薇ジャムの主張は強くなくて普通の月餅と同じように美味しいです。なんとなくだけど、コーヒーよりも中国茶とか紅茶の方が合う気がするような、そんな上品目な味でした。とっても気に入ったのでまた食べたい!
今のところ、月餅は卵入りの以外は全部美味しく食べられてる気がする。塩味系じゃなくて甘い餡のなら大丈夫みたい!

 

さて、そして食べたことないものにも手を出してみましたよ!
「香辣菜」って名前のなにやらちょっと辛いのかな?という感じのもの。という文字があると辛そうな気がしますよね。

小さなパッケージで80円くらいだったかな?お安い!

調べてみたら、香辣菜(シャンラーサイ)は、中国産高菜の辛口中華漬物だそう。原材料は、青菜、唐辛子、食塩、八角、山椒、 調味料です。

老干媽というブランドは人気みたい。調べたらいっぱい情報が出てきたよー。写真の陶華碧さんが創始者の様子。

中身は出してみたらこんなのでした。でっかい唐辛子が!と思ったのですが、確かにちょっとピリ辛だけど激辛ではないし、白いご飯と食べるとすごく美味しい!ご飯が進み過ぎて危険!注意!って感じ。

これ、めちゃめちゃ美味しかったです。麺とかにも合いそうだな。瓶入りもあるみたいだし、このブランドの他の商品もありそうなので、これはまた試してみるしかないなあ。今まで知らなかった美味しいものを発見するのはとても楽しいですねえ!

 

 

【新大久保】小魏鴨脖店(シャオウェイヤボー)のスパイスは癖になる味&新メニューが出てたよ!

友人が鴨の首をかじりたいかじりたい辛い物を食べたいというので、行ってきました小魏鴨脖店(シャオウェイヤボー)!前回行ったのは8月だから思ったより間があいていました。なんだかもっと頻繁に行ってるイメージだったけど違ったようです。とはいっても新大久保のお店の中では定期的に訪問している方ですね。

全体のメニューは前回のと変更は無かったんですが、新メニューが出来ていましたよ!

串焼き各種が新メニューとして紹介されていたので、その中から羊肉の串をオーダーしてみました。イカ団子の串焼きなんてのもちょっと斬新な気がしますな・・・

テーブルの横に呼び出しボタンもあるので注文もしやすくなって良い感じであります。本当に初めて来たときは日本語を話せる店員さんがいなくて苦労したりもしたのですが、今はすっかり便利になりました。今回も日本語も話せる店員さんでしたし。

む、なんか粉がいっぱいかかってる・・・ので、辛いのかと身構えたのですが。

そんなに辛い訳ではなくて、ビールに合う良い感じの辛さ。鴨に使われてるスパイスとはまた違う味なので、羊肉に合うものなんだろうな~ この羊肉串は中国の新疆辺りに行った時に夜に屋台で食べたのと感じが似てる~なんて懐かしい気持ちになりました。お仕事で行ったんだけど、夜の街に現地ガイドさんが連れて行ってくれたんですよね~ 懐かしい!

 

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さて、鴨の首もやってきましたよ~

オーダーする時に辛いタレをかけますか?と聞かれたんですが、丁重にお断り。かけなくても唇が痺れるのに、かけたら一体どれくらい辛いんだろう・・・?

興味はあるものの「美味しい」の範疇の辛さで食べたいので未挑戦のまま。いつかは挑戦してみたいなあ・・・

ちなみにちゃんとこんなビニール手袋がついてくるので手が汚れません。便利。
そうそう、食べてるとだんだん唇が痺れてくるので、途中から「そうか!唇が当たらないように歯で肉を噛みちぎればいいんだな!」なんて思いついてしまったのですごい形相で食べていたかもしれません・・・

ひと口目はそこまで辛くないって思うんだけど、後からじわじわと来る痺れる辛さなんです。途中からだんだんと何も考えられなくなって来たので、ストレスを忘れたい人なんかにもこの辛さはオススメかもしれません!

そして私の大好物の米線!今回はエビ団子をトッピング。もっちもちの麺が本当に美味しくて、麺類の中で一番好きかもしれないなあなんて思うくらいです。そして美味しいスープと適度な辛さ。黒酢をかけて食べると体がポッカポカになります。本当に美味しい。

外食をすると、私はあとからすごく喉が渇くんですが、ここの食べ物は辛さが引いた後は喉が渇きません。化学調味料とか使ってないからじゃないかな?

そしてラストはメニュー真ん中の手抓餅で野菜を巻いたもの。

唐辛子がのってる写真だからこれも辛いのかな・・・?と思ったのですが、食べてみたら中のキャベツ(だと思う)がとにかく甘くてとても美味しい!

手抓餅ってわりと脂っこいんだけど、すごく美味しいんですよね。ビールに合うなあ~!これもお気に入りになっちゃったなあ。

完全に鴨首と米線を食べるのを外せないので、他のメニューをなかなか試せないのでした。嫌っていうほど通ってこの二つを飽きるほど食べたらやっと他のメニューを試すことが出来るようになるかしら・・・!笑

 

 


【韓国映画】お嬢さん の感想 高評価なのは知ってたけどやっぱり凄かったー!

韓国映画の「お嬢さん」を見ましたよ!簡単に言えば「女を下に見て利用しようとする男なんかいらないわ。ポイ」ってラスト。ある意味、今という時代に相応しいストーリーだったような気がします。エロ要素やらミステリー要素でいろいろ包み隠されているけれど、結局は虐げられていたお嬢さんが選んだ道が結論というか。そんな感じ。

 

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表現されているのが女性の解放とか生易しいものでは無くて、もっと突き抜けた感覚。彼女たちみたいに性欲だって女性同士で昇華出来るのであれば男なんていらないってああいう結末を選ぶわなと思うのでした。このラスト、男性が見たら恐ろしさを感じるのじゃないかしら?平気なものです?ストーリーのどんでん返しの痛快さを感じてる場合じゃ無いような気がしてしまう。まあもっと進んでて性別なんて超えてる表現なのかもだけど。

あと映画の中にへんてこりんな部分が色々あってこれわざと面白く作ってるんだろうな~と思った。なんだか笑っちゃうシーンがいっぱいあったんですよね。この辺りはパク・チャヌク監督の意図しているところなんだろうな。ほら、渇きとかでもシン・ハギョンが幻で出てくる間に挟まれたセックスシーンとかそういうへんてこりんな絵柄を挟み込んでくる印象があるんだな。この映画でも地下室での二人のやり取りとかね。チョ・ジヌンが演じた上月も存在自体がすでに可笑しい。そして日本人は日本語が分かるから余計に面白く感じてしまうよねえ。それも面白おかしくわざとそうしてる気がするんだな。知らんけど。

キム・ミニとキム・テリのセックスシーンはとても美しかったです。お嬢様役のキム・ミニの肌がそれは白くて、メイド役のキム・テリの肌はそれよりは黒めで。その対比も美しかったな。でも、秀子お嬢様が木にぶら下がった時に腕があらわになるんですが、肘が黒っぽくてですね。それまで怪しい建物とか配役とかの映像面はとても気を使われてて良いなあと思っていたのに、そこで突然「あれ?お嬢さんぽくない・・・」と思ってしまって正気に返ってしまったのでした。他はすごく気を配っているのが分かるのに、ほんと些末なことなんだけど、そういうの気になるタイプなんですよーーー!ほらメイクとかでなんとか出来なかったのかしらと思っちゃう~

しかし、秀子お嬢様にエロい小説を読まれて喜んでるおじさん達のシーンはゾッとしましたが、あとあとそれを知ったスッキが怒り狂って本を破りまくって水に放り込んでるのを見て溜飲が下がりましたねえ。変態とかフェチとかそういうのは好きすればいいと思うけど、嫌がる人に強要してあんなことをやらせるのは気分が悪いですな。この映画では、ちゃんと因果応報な結末を迎えるのでいいんですけども。

実は、原作のサラ・ウォーターズの荊の城を読んだことがあるんですが、読む人によっては構想が広がってこんな映画が出来るとはすごいなーと思いました。映画での時代背景や状況なんかも深読みしようと思えばいくらでも出来そうな気がするなあ。好きとか嫌いとかそういう言葉では表せない、なんかすごいもん見たなーってそういう映画でした。

そうそう、原題は「アガシ」、邦題は「お嬢さん」で直訳なんだけど、英題が「The Handmaiden」で女中になってるんですよ!まるでスッキが主役見たいな感じになってるのが興味深いですよねえ。翻訳する人が破壊者のスッキの方がメインだとそう感じたのかしら?言語って奥が深いですねえ。

 

お嬢さんが見れるのは・・・



【中日香台合作映画】台北に舞う雪 の感想 台湾の菁桐の風景が綺麗だったな~

「台北に舞う雪」を見ました。台湾映画だと思ったら、中国・日本・香港・台湾の合作映画なんですって!日本人俳優は出演しませんが、脚本や製作総指揮に日本人も名を連ねています。そうそう「台北に舞う雪」のタイトルを聞いて特に何も感じなかったんだけど、映画を見ている途中でそうか例えば沖縄に雪が降るかどうかといったら何十年に一回とかしか降らない訳で、それくらい滅多にない奇跡って意味があったんだな・・・とようやく気づきました。想像力が足りないな~と自戒しちゃう(^^;

 

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さて、この映画を見ようと思ったのは、モー・ズーイーとチェン・ボーリンが出てたから!モー・ズーイーは台北ラブストーリーですっかりファンになってしまったんですが、日本で見れる彼の出演作があまりないみたいなんですよね。なので見つけたら逃せない!

だがしかし、この映画はモウ役のチェン・ボーリンとメイ役のトン・ヤオのための映画って感じでした。ひたすら美しい風景の中で惹かれあう二人を美しく撮影してるってイメージ。

この映画の中のチェン・ボーリンは優しくてよい人って感じはすごく出てましたけどね。う~ん。いいんだけど物足りないねーなんて思いつつ。いつか、またとかのが良かったな。

トン・ヤオはチャン・ツィイーに似てるって言われてるらしい。目が印象的ではあるけれど、この映画の彼女は私のアンテナにはピンと来ない感じかな。メイは新人歌手なんだけど、好きなプロデューサーが自分のことを構ってくれないから声が出なくなって失踪するという。ただの構ってちゃんとも言える。

モー・ズーイーは新聞記者の役でした。なんだったんだろうね?まあでも彼も菁桐に行って好きな人が出来て良かったね、くらいしか言うことが無いのであった。

とにかく菁桐の景色は緑が濃いし、お祭りの風景も美しいんだけれど、そこで生活している人々のことをあまり描かないのでただ美しい絵を見ている気になる。それとも突然そこに行ったメイの視点でわざと菁桐を描いているから生活している人ではなく通り過ぎる人が見る風景なんだろうか?それなら分かる気もする。それくらいなんだか現実感が無い。妙にファンタジー感があるのです。それとも観光PR映像っぽいともいえるかも。

そういう感覚のある映画だったな、と思うのでした。まあ「雪」の奇跡も起こるしなるほどねという感じはありましたし、細かいことを考えずに主役二人の恋愛を素敵ね~と思って見れたらそれはそれで良いのかもしれない。でも私の心にはストーリーは何も残らなかったかな。ただ菁桐の風景の美しさだけが残った感じでありました。

 

台北に舞う雪が見れるのは・・・



【香港映画】コンスピレーター 謀略 の感想 シリーズ3作目なのに最初に見ちゃったけど楽しめた~

「コンスピレーター 謀略」を視聴しました!オキサイド・パン監督のアーロン・クォック主演の探偵シリーズ3作目です。1作目も2作目も見ていないのに3作目から見ちゃったのであります。その理由はGayo!で配信されてたから。で、アーロン・クォックが主役だし~と思って見始めて、「あれこれってシリーズもの?」と途中で思って調べたら3作目だと気づいたんでした。でも分かりづらいこともなくて前作を見なくても楽しめました!そういえば私が見たことのあるオキサイド・パン監督の作品は腐女子探偵★桂香なんですけど、探偵ものがお得意なのかしら?なんて思いつつ。

 

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アーロンが演じるタイのチャイナタウンで私立探偵をしているチェン・タムが主役の映画です。今回は両親の死の真相を調べるためにマレーシアに行くので、一番多いのはマレーシアが舞台のシーンかな。そしてタムはマレーシアでニック・チョン演じる私立探偵のチョンに協力をお願いするんですが、そこでお互いを探りあったり反発しあったりしながらも一緒に解決していくって感じ。なので今作だけ見たらバディーものという印象が強いですが、今まではどんな風だったのかな?やっぱり比べてみたくなりますね。

まあそうやってチェン・タムが違う国に行って初めて会う人に対し自分が調べたいこと、どうして調べたいのかを説明するので、視聴者もおのずと彼の状況や目的が見えてくるんですね。かつ前作で起こったことなどもある程度まで分かって来ます。どうやら死んだのか失踪したのか分からなかった両親の死体を発見したのだなあということと、親友を無くしたんだなあということ。なので、今作だけ見ても無理なく理解できるようになっています。うまいなー。

そして友情、家族愛、兄弟愛なども描かれていて、よく考えたら盛り沢山の内容だったかも。チョンが双子という設定でニック・チョンの一人二役だったんだけど、これは監督が双子だということも影響しているのかもなー。

カーアクションもあったり、チョンは喘息持ちで詠春拳つかいで、木人拳で練習してるシーンがあるので、イップ・マンを見たところの私は思わず「おー」なんて言っちゃうし、色々見どころがあります。そういう真面目に戦ってるところもいいけど、金網を登ってくる人を長い棒で叩いて落として退治してるシーンとかも面白かった~ ところどころ笑える。

あとはアジアの猥雑な雰囲気、湿った空気みたいなのがとても好きなので、そういうのが画面からあふれてくるのが良い感じで、そこの楽しめて良かったです。

なにげない建物の意匠が美しかったりするんですよね。この扉の花の模様とかとても素敵ですよね。全体的に褐色がかったフィルムの色がまた郷愁をそそるなあ。

 

階段での乱闘シーンでのカメラのアングルとかカッコイイなあと思って見てました。音だけで闘ってるのを表現してたりするんですよね。他にもここぞという時の長回しのシーンとか凄いなと思う部分がたくさんあって、ストーリーもだけどところどころセンスが光るポイントが見ごたえあるなあと思うのでした。結構好きだな~

 

コンスピレーター 謀略が見れるのは・・・