【韓国映画】作戦 The Scam の感想 株式の説明が詳し過ぎてテンポが悪いかな・・・

最近「映画は途中でストップせずに全編を一気に見るべきである」という自分の中の決まり事をとっぱらったので、気軽に映画に手をつけられるようになりました。2時間まるまる時間を作らないと!と思ってしまうとなかなか映画を見れなかったんですけども、少し空き時間があったら見ちゃうってな具合にシフトチェンジが出来たので、良い感じです。見たいみたいと思っているだけで結局見ないよりも途切れ途切れでも見ないよりはいいよねという選択の問題ですね。こういうこだわりを捨てることも断捨離というのかもなあ。うん。モノだけじゃなくて思考でも捨てると楽になる気がする。

 

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という訳で、今回見たのは「作戦 The Scam」です。株式の作戦の話なのですが、そういうのが全く分からない人でも専門的な言葉をかなり詳しく説明してくれるので分かりやすいかな。むしろ説明が多すぎて講義を見ている気分になりますね。おそらくこれは手に汗を握るマネーゲームなんだろうけど、彼らが必死になっているのを傍観している感じというかなんというかあんまりスリルは感じないのだな~ 面白くないことはないんだけど、すごく面白い訳でもないという感じ。うむ。理屈っぽいからかな。

まあでも私の目的は、パク・ヒスンを見ることだったので、インテリヤクザのファン・ジョング役の彼は胡散臭くて(褒めてる)最高に良かったんで満足ではあります。なんでしょうね?彼の持つ雰囲気が好きすぎるんですよ・・・ とても良いなあ。

パク・ヨンハは初めて見たんですが、こんな感じの方なんですね。普通の人って感じなのに存在感があるところが、この映画のカン・ヒョンス役は合っていて良かったですよね。ふてぶてしい表情をする時がいいなと思った。

チョ・ミニョン役のキム・ムヨルは私が見た作品ではだいたいこういうプライドが高くて屈折したところのある役柄のイメージだな。さわやかな役も演じれそうだけど、一癖ありそうな雰囲気があるので、そういうオファーが多いのかな・・・

そして、ユ・ソヨン役のキム・ミンジョンは迫力があって良かった。第3病院で医者を演じているのは見たことがあるんだけど、天然な感じとかナチュラルなイメージが全くあってなくてイマイチだなと思ってたんですよね。でもこの映画みたいに濃い目の化粧をしっかりして、人を見下ろすような態度の方がしっくり来て良かったなと思いました。やっぱり俳優さんって演じる役によってすごく印象が違うものだなあ・・・

 

さて「作戦」が株式のことだけじゃなかった、というラストはまあ悪く無いな~とは思うんですけど、マネーゲームに興味が無い人はあんまり面白感じないかもしれませんねー。癖のある登場人物が沢山出てくるのは面白かったし、私のようにお目当ての俳優さんがいる人にはいいかもしれないです。

 

 

このドラマが見れるのは・・・

【韓国映画】キッチン〜3人のレシピ の感想 ヒロインのシン・ミナちゃんがとても可愛い!

映画の「キッチン〜3人のレシピ」を見ました!おうちのインテリアやお料理も綺麗で素敵。結局不倫の話じゃん!と思っちゃう人には楽しめないかもしれないんだけど、私は人それぞれだしそんなこともあってもいいんじゃないかなって思うんだな~ 愛のカタチって色々だもん。

それにしても「キッチン」というタイトルを聞くと思わず吉本ばななを思い出してしまうんですが、全然関係ありませんでした~!!!

 

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ヒロインのモレ役のシン・ミナがとても可愛い。絵を描いたり、日傘だけを扱うお店をやってるのとか(雨傘は売ってない)、独特の感性を持った女の子。彼女の行動を見ると天使とも小悪魔とも言われちゃうのかもしれないけど、モレはただモレ本人なだけなんだろうな。

出会った日にドゥレ(チュ・ジフン)に惹かれてしまって、そしてそのことを夫のサンイン(キム・テウ)に正直に伝えてしまう。相手が誰かというのはサンインに聞きたくないと言われて伝えなかったんだけど、そのドゥレはサンインの料理の先生で三人一緒に住むことになるのでした。

ちょっと現実離れしたところのあるモレとドゥレが惹かれあうのはなんとなく分かる気がする。感性が近いのか二人の纏う空気は少し似ている。モレにとってドゥレを好きなことがダメなことなんじゃなくてそれによってサンインを傷つけてしまうことが苦しかったのかもな。

モレがサンインにドゥレとのことを伝えたのは、サンインという存在が兄であり夫であり家族だからなのかな。罪の意識はないのか!?とかいう次元じゃなくて、ドゥレに惹かれるのは例えばお天気の日が好きとか綺麗な花が好きとかそういう感情に近かったのかな、なんて思う。なんとなく。

サンインは普通の感覚の人だったので、最後はどうなっちゃうのかな~と思ったら、ほうほうなるほどって感じのラストでした。感性に流された切ったラストではなくて一般常識の範疇で収まりましたね・・・

私は3人で暮らしていくっていうのもありなのかなって思って楽しみにしていたんですけどね~ 自分がそれを出来るかっていうとまた別の問題かもしれないけれど、そんな関係の人たちがいてもいいのかなって思うのです。多様化の時代ですから。当人同士の了解がとれていれば自由でいいんではないかなと思うのでした。

 

キッチン〜3人のレシピが見れるのは・・・

 

【中国香港合作映画】ラスト・シャンハイ の感想 久しぶりに見た呉鎮宇(ン・ジャンユー)に大興奮!

最近、映画を見る機会が多いのですが、そういえばチョウ・ユンファは最近はどうしているんだろうなんて思って見てみたのがこの「ラスト・シャンハイ」であります。もちろん歳はとったなあとは思うけど、あの存在感は健在でありましたなあ!そして他の出演者に誰がいるかを何も知らずに見ましたが、おお!という人が結構出ていたので、見て良かったわ~!

 

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サモ・ハン・キンポーもほんと色んな映画で見るからどんだけ出てるんや!ってビックリするけど、この映画で久しぶりに見て嬉しかったのは断然!呉鎮宇(フランシス・ン/ン・ジャンユー)であります。やっほー

少し前に彼のことを思い出して頭に浮かんでですね。香港映画をよく見てた頃に見たあの人はなんて名前だったけな~と考えていたんですよ。そしたらたまたま見たこの映画で出てた!癖のある役を演じているのも全く変わっていない~ そう考えてみるとそうかそうか私は昔から癖のあるおじさんが好きだったんだな・・・と思いいたったのでありました。マオ将軍役のうさん臭さったらたまりません。この映画は彼ありきだと思う!!!

ああ、香港の映画館で彼が主演の映画も見たことあるもんなあ。その時いっぱい見たからタイトルもすっかり忘れてしまったよ・・・ なんだったけなあ。

なんつってン・ジャンユーのことばっかり言っていますが、チョウ・ユンファも良かったですよ。中国服が本当に似合う。年相応に恰幅が良くなったのがまた良くて、素敵な人は歳に関係なく素敵なんだわと思い知るねえ!

そしてチェン・ダーチーの若い頃を演じたのがホァン・シャオミン!この二人が同一人物を演じているのが全く違和感なくてちょっと驚くほど。

ホァン・シャオミンもいい役者さんですね。血気盛んな頃のダーチーの演技も、イエ・ジーチウに恋する演技も良かったな・・・ ジーチウとは結ばれなくてアーバオ (莫小奇/モニカ・モク)と結婚するですけども、アーバオの思いも切なくて、時代に飲み込まれた彼らの運命に涙してしまう。

イエ・ジーチウを演じたユアン・チュアン(袁泉/ヨランダ・ユアン)も美しかったな・・・ 住む世界が違ってしまったと彼女からダーチーの手を振りほどいたけれど、捨てきることが出来ない思いがどこか残っている。でももう二度と手に入ることは無いのだった。

教会での刺客を見て、隋唐演義の徐茂公じゃないかな~と思って調べたらそうだった~ 杜奕衡(ドゥ・イーフン)ですね。出番ちょっとだけだったのにすぐ分かったぞー 特徴のある顔ですもんね。

そして、東京媽祖廟の前を通った時にすごく太い線香が刺してあるのを見てビックリしたんだけど、ホン・ショウティンとチェン・ダーチーが義兄弟の契りを交わすシーンでその太いのが出てきて、本当にあんなに太いのを使うんだなあと思ったという話。

 

時代背景として日本軍が上海に攻め込んでいる時なのなので、どうしてもに日本軍が敵として描かれちゃうんだけどね、それはそれとして。
アクションもストーリーも見ごたえあって結構見いっちゃったな・・・ ちょっぴり苦くて切ない映画だったなあと思うのでした。

 

 

ラスト・シャンハイが見れるのは・・・

【韓国映画】 クイック!!の感想 難しいことは何も考えずにバイクアクションを楽しむべし!

勝手に私が開催しているイ・ミンギが出演している映画を見ようフェスティバルなんですが、今度は「クイック!!」を見ました。日本版のジャケット写真とか字体を見て、10年くらい前の映画なのかと思い込んでたんですが、2011年だからそこまで古くはなかった!イ・ミンギが10億の次に出演した映画のようです。ほ~

これタイトルのクイックは、バイク便の意味のクイックと制限時間内に行かないと爆発するっていう意味で「早く!」という意味でのクイックをかけてあるのかな~?

 

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爆弾テロ事件、ラブラインなどのストーリーもちゃんとあるんですけど、これはもう何にも考えずにバイク&カーアクションの疾走感を楽しめばいいっていう映画ですね。総製作費10億円をかけたというだけあってかなり本格的!バイクのこととか全然詳しくないけど、そんな私でもすごく楽しめました。

エンドロールにスタントの撮影シーンなんかが少し流れるんですが、実際にケガをしたスタントマンも多くて本当にこれだけのものを撮るのは本当に大変だっただろうなって思う。主役のイ・ミンギとカン・イェウォンも体をはって頑張ってます。でもそのおかげでなかなか迫力のある映画になってる~ 助かるって分かっててもちゃんとドキドキするもん。

イ・ミンギとカン・イェウォンのカップルはとても可愛い。暴走族時代のキス(イ・ミンギ)がイマイチ崩れた雰囲気がないのが物足りないけど、現在のバイク便の配達をしてる彼がライダースジャケットとスリムパンツ着てるのは最高に似合ってかっこいい。アイドル歌手のアロム役のカン・イェウォンもとても可愛い。三十路なのに21歳と偽ってるという細かい設定に笑う。

そしてコメディー部分を担当のキム・イングォンが最高なんですよね~ キスとライバルの暴走族だったキム・ミョンシクだけど、今は警官になってるんですね。彼が必死で二人を追いかける姿がとても面白いです。このキャラの存在は大きい!トンネルでキスが壁を使って逃走するのを見て思わず、わ~お!って彼が興奮しちゃうところが好きで何回も見ちゃった。見てないで追いかけなさいよ~て感じなんだけどね。キム・イングォンといえば、帰って来てダーリンで見たっけな?調べてたらこの前見た超能力者にも闇金業者でゲスト出演してたらしい。全く覚えてないのう・・・

 

あと出演陣も何気にとても豪華!チュ・ジンモ、ユン・ジェムン、マ・ドンソク、オ・ジョンセ、キム・テウ等々。あの人も出てる~この人も出てる~って感じ。テロの犯人は誰なんだっていうのは警察が図解で簡潔に説明してくれたり、本当にアクションありきのストーリ―展開で潔くていいです。考えてみたらバイク、車、最後は電車まで使ったアクションだもんな。盛り沢山だな。

 

こういう映画は何にも考えたくない時とか、ちょっと元気がないな~なんて時に見たら元気が出ていいんじゃないかな。めちゃめちゃ考えさせられる映画も好きだけど、こういう単純にスカっとする映画もいいよね。映画館向きの映画だな。面白かった~!!!

 

クイック!!が見れるのは・・・

【韓国ドラマ】クリスマスに雪は降るの? の感想 愛って障害があればあるほど燃え上がる気がする

たまたまですが、最近コ・スが出演している作品を見ることが多いんです。サンイウォン超能力者と来て、次に見たのは「クリスマスに雪は降るの?」です。どれもわりと良かったけど、彼は思い悩んで切なそうな顔をしているのが非常に似合う気が個人的にはするので、そういう表情が堪能できるという意味ではこのドラマが一番だったかな~なんてことはちょっと思ったりして。他は無邪気な面がある役でしたもんね。

 

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親や兄弟など家族に関する障害となる事件が愛し合う二人の間にたくさん起こるので、それでも親に対する愛情も相手に対する愛情も捨てられないのなら、にっちもさっちもいかなくてどうしようも無いな・・・という状況です。でも最後には光明が見えたのかな、というラストだったのでそれは良かったなと思います。

二人の間に障害が起こるというのは定番ではありますが、そうなってしまう話の流れが良く出来てるな~とこのドラマでは思ったんですよね。ジワンがガンジンの時計を川に落として探しているのをジワンの兄が手伝ったことで死んでしまうという事件、ジヨン(ジワンの兄)を愛する母親が記憶喪失になってガンジンを自分の息子と思いこんでしまい、記憶喪失が自分の母親のせいだと知っているガンジンは3年間もジヨンのふりをすることを選ぶこと、全部繋がってくるんだけど、よく思いつくなあと感心するストーリーだった。

そんなこんなで家族問題で二人はなかなか結ばれないのだけど、恋のライバルとして出てくるパク・テジュン(ソン・ジョンホ)とイ・ウジョン(ソヌ・ソン)はジワンとガンジンの結びつきの強さを認めた後は、ガンガンにアタックとかじゃなかったのでまだ良かったよなと思う。彼らまで最後までそれぞれにアプローチしてたら、ごちゃごちゃして見てられなかったかもしれないな。

コ・スとハン・イェスルの相性がとても良くてお似合いに見えて素敵で良かったなと思うけど、子役時代と大人になってからがちょっとイメージが違って見えちゃうかな・・・

ジワンの兄役はソン・ジュンギだったんですけど、本当に出番ちょっとだけでしたね。ジヨンがすぐに死んでしまってビックリしたんだけど、もしかして彼は流されて下流で助けられたけども記憶喪失になってしまっていた、なんつって途中で実は生きていたんだよ~ってまた登場するというアクロバティック的なストーリー展開を期待してたんですよ!でもそれはただの深読みでそんなことはありませんでした!笑 な~んだ。

ガンジンの母親のチャ・チュニ役のチョ・ミンスはとても良かったですよね。ダメな母親なんだけどどこか魅力的で憎めないのよね。そして彼女のジュンスへの思いがなんだか切ない。ガンジンの一途さは母親譲りだったのかもしれないですね・・・

 

タイトルの「クリスマスに雪は降るの?」が日本語字幕ではそれに関わる言葉を言ったシーンが無かったのだけど、韓国語で聞いてたらあったのかな?もう一回確認したい気持ちあったりしつつ。それにしても簡単に成就する愛よりもこんな風に障害が多いほうが愛って燃え上がってしまうのだろうな・・・とガンジンとジワンを見て思うのでした。

 

クリスマスに雪は降るの?が見れるのは・・・