【韓国ドラマ】新米史官ク・ヘリョン の感想 イ・リムはク・ヘリョンのどこに惹かれたのかな・・・

「新米史官ク・ヘリョン」の視聴を終了しました。残念ながら私はあんまり楽しめなかったのよね・・・ 19世紀の李氏朝鮮時代が舞台のドラマだったんですが、つまり日本だと江戸時代な訳ですよ。その頃に仕事を持つ女性として、恋愛や結婚に対しても新しい考えを持つ女性を描きたかったんだろうけど、あの頃の時代なりの新しい女性像ではなくて、ただ時代劇の背景や服装でコスプレした現代劇的なストーリーになってしまっててその辺がどうもな~と思ってしまうのでした。

16話で終わりだと思って頑張って見てたら、16話になっても全然完結しそうにない展開で、あれ?と思ったら全20話のドラマだったという。もう16話まですでに息切れ状態だったからあと4話もある・・・と知ったらあわや挫折しそうになったんだけども、なんとかかんとか少しずつ見てやっと完走したって感じです。ちょっと内容も引っ張りすぎなのよねー

 

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チャ・ウヌとシン・セギョンの相性もイマイチに感じてしまったなあ。なんだかチャ・ウヌの演じたイ・リムがやや子どもぽい性格のせいもあってか、イケメンというよりひたすら可愛らしく幼く見えちゃう感じなんですね。かっこよく大人っぽく見えたら、シン・セギョンが演じたク・ヘリョンとの恋人感も醸し出せたのかもしれないんですが、そういうトキメキはこれっぽっちも感じられないのだな。

チャ・ウヌの顔が小さすぎるせいもあるのか、シン・セギョンの顔がデカく見えちゃった気もするので(彼女も十分美人で小顔だとは思うんだけども)、彼の恋人役はちょっと人を選ぶのかもしれない。私のIDはカンナム美人での恋人役のイム・スヒャンと恋人同士の役は全然違和感無かったし、チャ・ウヌからも可愛いじゃなくてカッコイイを感じられたんですけどね。ヌナより同い年ぐらいとか年下の女優さんとの方が相性が良いのかな~ それとも時代劇の衣装だったせいなのかもしれない。

ラストの感じもねー。そもそも今でもまだ事実婚が一般的に認められてるわけでもない気がするのに、あの時代にあのくらいの年齢であれだけ自由な間柄ってのは無理があるのでは?それも男性は確かな血筋の人ですし、そういう状態のままが許されるとは思えないな。正妻がいて、外に愛人を作るとかならあったんだろうけども・・・ できればそれなりにこっちが納得できる程度の設定にして欲しいものですな。そんな訳ないでしょみたいな気持ちになってしまって全くストーリーに入り込めないよ・・・

シン・セギョンよりもサヒ役のパク・ジヒョンがきりっとした美人で好みだったなあ。イ・ジフンも韓服が似合ってて素敵だったけど、結局彼の存在も恋敵でもなく、なんだったんだろう?ただ親の威光を笠に着ないで自分の道を歩く自立した先輩ってことだったんかな。色々な人が出てきたけど、心惹かれる人いなかったわあ。残念ねー

多分、チャ・ウヌが時代劇ってどんな感じかなーとちょっと期待を持って見始めたので余計にガックリ度が高かったのかもしれないです。ハベクの新婦でシン・セギョンへの苦手意識が払拭されたかな~と思ったんだけど、やっぱり話し方が気になるなあ。時代劇だと余計にかもしれない。私は時代劇なら時代劇、現代劇なら現代劇とはっきりしたベタなドラマの方が好きだと実感。現代風な要素を取り入れた時代劇は苦手みたいです。

 

新米史官ク・ヘリョンが見れるのは・・・
⇒Netflix

【新大久保】MOON cafe チーズトーストが食べられるカフェ

久々に新大久保で行ったことのない初めてのカフェに行ってきましたよー
このMOON cafeは、大久保通沿いにあるんですが、新大久保駅からだと10分くらいはかかるかな?少し離れているけれど、落ち着いた店内でゆっくりできて良かったです。

 

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私は晩御飯を食べた後にもう少しゆっくりしたくて訪問したのでホットのアメリカーノ(350円)を飲みましたよー 普通に美味しかったです。アイスだと+50円で400円みたいなんだけど、氷代なのかしら?他の飲み物もアイスだと50円高いです。

まあ私はコーヒーだけだったんですが、このカフェの目玉メニューはチーズトーストみたいです。韓国ドラマを見てたらトースト屋台みたいなのよく出てきますもんね。伝説の魔女とか。なので、こういうトーストメニューがメジャーなのかもしれないなあ。モーニングセットというオリジナルチーズトースト1個+アメリカーノで500円というセットがいい感じだなと思ったけど、AM8:00~10:30のみのメニューなのでそんな時間に新大久保に行くことは私は無さそうだな・・・

支払いにはペイペイやらカードやら使用できましたし、かき氷やタピオカドリンクなどもあって便利そう。次回はせっかくなのでチーズトーストも食べてみたいな!

⇒MOON cafe

【韓国ドラマ】ロイヤルファミリー の感想 森村誠一の「人間の証明」をドラマ化した作品

「ロイヤルファミリー」の視聴を終了しました。このドラマはかなり前に見終わっていたものの、なかなか感想に手をつけられずに時間が経ってしまいましたねえ。多分見ている最中からラストまでなんとな~くモヤモヤする感覚があったので、そのせいもあるのかもしれません。

森村誠一の「人間の証明」をドラマ化したものの様ですが、名前は聞いたことはあるものの、原作を読んだことはないのでどれくらい忠実なのかは分からないです。日本でもドラマ化や映画化されてる印象がありますよね。比較のために見てみたいな。

実は一度、1話目で挫折しているんですよね。しょっぱなにチソン演じるハン・ジフンが裁判での証言を得るために人を痛めつけているシーンから始まりまして、そこでの妙に芝居がかった感じがイマイチしっくり来ず、これは見続けるの無理かも・・・なんて思っちゃったんですね。それっきり放置してたんですが、またGyao!で配信が始まったので、チソンだしやっぱり見ようと思って再開をした訳なんですねー そして見終わって感想を書くのを放置している間にもう一回配信が始まってたという。Gyao!は新しいドラマも意外と配信してくれるけど、同じのも何度もやるもんなんだな~なんてビックリしました。

 

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しかしまずロイヤルファミリーっていうタイトルが気になってしまうよね。日本みたいに皇室がある国に住んでると、ロイヤルファミリーはあくまでもロイヤルファミリーだから、JKグループってのは財閥だし別物よな~なんて思っちゃうのでした。もちろん非常に大きな権力を持った影響力のある財閥という意味だというのは分かるんですけどもね。

あとは、キム・インスクが人知れずハン・ジフンに学費の援助をしていたことに関してもKなんて呼ばれて虐げられていた人が自由に使えるお金なんてあったのかしら・・・とか、オム・ギドが首席執事なんてなっているけど、前の経歴を消してJKに入り込むことが出来たんだろうとか思っちゃう。ちょっと調べたらインスクとのつながりなんてJKの力をもってすれば分かりそうなもんじゃない?そういうモヤモヤっとした部分がわりと沢山あってドラマに熱中できなかった感があります。

キム・インスクの復讐も周到に計画されていて小気味よいという感じでもなく、ジフンのインスクへの思いの葛藤も腑に落ちるような落ちない気分だし、ラストはなんで二人で一緒にヘリコプターに乗り込んだんだろうって思っちゃうしな。一応、視聴者に判断を委ねる終わり方だとは思うんだけど、インスクの旦那の末路と同じなのかなと想像でき、そうするとジフンも一緒にというのはよく分からない気がする。オープンエンディングなので二人で一緒なら生きていても死んでしまったとしても幸せなのかもしれない。知らんけど。

キム・ヨンエのコン会長役は女帝みたいで迫力があって良かったし、キャストは豪華だったんですけどもね。最後までモヤモヤが解消されないドラマで私はあまり楽しめなかったです。権力のある人がそうではない人をひどい扱いをするようなドラマを私が苦手なのかも。普段あまり好んでそういうのを見てない気もするのでその可能性もあるなあ。

 

ロイヤルファミリーが見れるのは・・・


【韓国ドラマ】死の賛美 の感想 真に生きるために死を選ぶという二人のお話

「死の賛美」の視聴を終了しました。心中する二人のお話なのだけれど、不思議なくらい彼らがその死を選ぶ前から生の匂いがしないのだった。人間味がないというのだろうか。美しい絵画を見ているような感覚。

彼らの選ぶ死は八方塞がりの中、まるでそれしか方法が無いかのように必然的に起こる美しい結末のようにも見えるのだけど、彼らが有島武郎が心中を選んだと言うことを知らなかったら選択肢にならなかった気がする。知識があると選択肢が増えることにより精神の自由度が高くなって最適解を得ることができるものだと思っていたんだけれど、もしかするとそうとは言い切れないのかもしれないのだな、なんて思ったのだった。分からない。彼らにとっては「真に生きるために死を選んだ」のだからこの結論が正しかったのかもしれないけれど。

 

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ただひたすら人間の汚い部分を省いて二人の愛が選ぶモノを崇高に描きすぎるような気がして、あまりにもファンタジーのお話のような気がしてしまう。彼らの愛が無機質に見えてしまったんだけど、もしかして表面には表れない激情が根底に流れていたのでしょうか?私にはどうも伝わってこなかったのです。

あと実話を基にしたドラマらしいんですけど、ユン・シムドクが留学してまで音楽を学ぶような家庭環境に見えなかったんだよな。食べることにも事欠くような状態で、音楽に触れる機会があるかな?そしてそれを親が学ばせようとするかな?それも3兄弟全員にって言うのがなんだか不自然に思えてしまうような気分。うーん。お金持ちだった人が落ちぶれてあの状況だというならわかるんだけど。学校で音楽に触れたってことかな?余裕のある家庭じゃないと音楽の才能にまで目が向かない気がしてしまう。でもこれはわたしの感覚なので、あの時代の韓国では普通のことだったのかもしれない。そういう時代背景、状況などをもっと知りたいなんて思っちゃう。

そんな感じで二人の姿は非常に美しかったし、切なさも満載でまさに死の賛美って感じではあったのだけど、「生」との対比が無い「死」って印象を受けたんですね。そうか、もしかしたら生前から自分の意思を貫くことが出来ずに死んでるように生きていたから彼らとっては「死」はあの世への境界線ではなかったのかもしれない。そう考えるとなんとなく納得できる気もする。

キム・ウジン役のイ・ジョンソクもユン・シムドク役のシン・ヘソンも古典的な服が似合ってそれは素敵でした。シン・ヘソンが今まであまり得意ではなかったけれど、この役にはピッタリでしたね。とてもお綺麗でした。

パク・スジンはあなたが眠ってる間にの監督だったので、その縁でイ・ジョンソクが主演したそうですね。彼らの切ない恋に浸ることが出来たならとても良いドラマだと思うし、彼の演技も憂いを秘めた感じは良かったな。残念ながら私は浸りきれなかったなあ・・・

あと、日本語の発音などはわりと良い感じだったんだけど、手紙の宛先部分が差出人になっててそこはちょっと惜しかった~ ちゃんと漢字だったんだけどね~ そんなことばっかりチェックしちゃうんだな・・・

美しい映像と二人の悲恋の切なさをまっすぐに受け止めることが出来ればとても素敵なドラマだと思うんですが、自死というものを美しく描きかれ過ぎることに私はなんだかぞわっとする不安のような違和感を覚えてしまって不思議な気分で見たドラマでした。

 

死の賛美が見れるのは・・・
⇒Netflix

【中国ドラマ】擇天記~宿命の美少年~ の感想 生きて相守り、死して相思う

「擇天記~宿命の美少年~」の視聴を終了しました!見る前はサブタイトルにある美少年という言葉に思わず気を取られてしまって一体どんなストーリーなのか想像もつかなかったんですけど、ちゃんとメインタイトルの擇天記にあるように「天を選ぶ」つまり天を動かす力を持つ者が世界を手に入れる、という感じのストーリーでしたね。なるほどなるほど。いやまあしかし、確かにルハン(鹿晗)は美少年だとは思いますが、その「美しさ」自体がストーリーに関係している気がしないので、このサブタイトル必要なのかな・・・とは思ってしまう。謎。

 

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見始めてすぐに反応してしまったのは、ルハンが演じる陳長生の師父役でエリック・ツァンが出てたこと。大陸のドラマにも出てるんだなって驚き!どんな役を演じててもやっぱりエリック・ツァンはエリック・ツァンだなという謎の感動を覚えましたよ!いいね!

実はルハンの演技が良かったのかどうかはよく分からなかったのとグーリー・ナーザー(古力娜扎)はお顔が整い過ぎてるせいなのかなんだか主役二人に興味が湧かなかったんですよね・・・ 二人のお互いへの思いはすごく強かったんだけど、いつの間にそんなに思い合うようになったんだ!?とはちょっと思いましたな。

まあでも特に違和感はなかったし、仲間たちが若手で仲良しだったので、彼ら全体のノリは嫌いじゃなかったな~という感じ。悲しい宿命や運命が待ち受けてはいるのだけど、どこか明るく感じられたのは落落や唐三十六や軒轅破のキャラのおかげかな、と思います。

唐三十六役のツォン・シューシー(曾舜晞)はアイドルグループ出身なのかな?1997年生まれのフレッシュなイケメン!軒轅破役のガオ・ハンユー(高瀚宇)もアイドルグループだったみたいだけど、彼は1989年生まれ。役柄のおかげかもしれないけど二人ともとっても好きだったな。誰かに片思いをしている登場人物で相手に対して行動に出してしつこいタイプが苦手なのですが、このドラマでは報われなくても愛して、ただひたすらその人のために尽くしてしまうという感じの片思いだったので良かったのかもしれないなあ。もちろん、そうじゃない人達もいましたが!

そしてそんな尽くしてしまう片思いを長生にしていた白落衡役のウー・チェン(呉倩)の選択が切なかった・・・!でも彼女の生き方はすごくカッコよかったよ。妖族のお姫様役でオレンジの眉やチークの独特のメイクだったけど、ウー・チェンにとっても似合ってて可愛かった!彼女の出演作を結構見てる気がするけど、このにドラマの落落が一番合ってて好きだったかもしれない。そしてそんな落落をずっとそばで見守る軒轅破!永遠に向き合わないそれぞれの矢印の方向が切ないですねえ・・・

秋山君役の徐有容への片思いはただの一途な思いだったはずなのにどんどん悪い方へ転がって行くのがこれまた苦しい気分でした。魔族の南客の彼への執着心ゆえの策略にはまってしまったせいな気がするので、秋山君が気の毒には見えちゃう。しかし演じるチャン・ジュンニン(張峻寧)は初めの頃のさわやか衣装よりも魔族に堕ちた後の黒衣装の方が似合って見えちゃうのであった。そして南客役のヤォディー(姚笛)と言えば、あれですね、紅楼夢の王熙鳳が印象的ですが、普通に美人なのにどこか癖のある女性の役が多いような。ここでも魔族だし。でも彼女の恋も実は切ないのよね。

このドラマを見てて、天の図を操るみたいなシーンになると、これって後からCGの効果をつけるんだろうから、役者さんたちは何もないところで熱演をしているんだろうな・・・なんていう想像が頭に浮かんでしまって、勝手に大変だな~なんて思ってしまいましたよ・・・わわわ

悪だくみしている人が意外な人だったり、ラスト近くでいわゆる「美少年」の存在の種明かしがされてみると、わりとビックリの真相だったり、天の支配することが世の中を握ることだという設定なんかは面白かったです!それこそ美少年や美人もたくさん出てくるしわりと楽しめましたよ~

 

擇天記~宿命の美少年~が見れるのは・・・