【韓国ドラマ】シンデレラと4人の騎士<ナイト> の感想 チョン・イルがハイキックのユノの進化形みたいな役でいい~!

シンデレラと4人の騎士を視聴終了しましたー。私は結構楽しんで見たんだけど、なんだこれと思う人もいそうだな~なんて思いました。漫画っぽいのが好きな人にはオススメ。

 

スポンサーリンク


 

キャスティングも私ごのみだし、概ね楽しんで見れたんですが、最後に二人は小さい頃に出会って再会を約束していた運命の相手だったという韓国ドラマお決まりのパターンが出て来てテンションだだ下がりになりました。なんかもう初恋とか運命とかのお約束には食傷気味になっておりまして、出て来るとあーあって思うんですよね。

「母親の指輪というモチーフに導かれた二人」という設定で終わると思って、これくらいの運命論ならいいね~と思っていたら、実は本人たちも母親のお葬式で会っていたというのまで行ってしまってショック。ああいつも通りだなと残念な気持ちに。

しかし、小さい頃に葬儀場で会っていた二人が大人になって再会するというパターンが現在視聴中の「あなたが眠っている間に」でも出て来たのでデジャヴ!?と思ってしまった。母親の葬儀か父親の葬儀かという違いや複雑さの違いがあるけど、ちょっと似てる。小さい頃に実は出会っていたという設定のバリエーションがほとんど使われつくしてしまって似て来るのかも。

ヒロイン役のパク・ソダムは飾らない魅力が素敵。でも好き嫌いが分かれそうな気もするな~ 黒目部分が大きいから小動物系の可愛さがあって私は好きでした。目がキラキラしてるんですよね~!

対してソン・ナウンが美少女役として出て来るんだけど、確かに可愛くはあるのだけど、可愛くしている女の子という感じが否めなくて圧倒的な美少女感が無かったな~ もっと完璧にお人形さんみたいなキャスティングが良かったな・・・という個人的な希望。

まあ女性陣は置いておいて、チョン・イルはハイキックのユノをちょっと彷彿される感じで、は~いいわ~となりました。ぶっきらぼうで一見嫌なやつなんだけど、実は人一倍優しいって最高やん!って思いました。

そうそうスタイリングもカジュアルな服装が良い感じで似合っててステキでした。彼は悪役なんて演じないでずっと王子みたいな役をしてもらいたいものです。

アン・ジェヒョンはドラマで初めて見たけれど、めっちゃ白いなって思いました。ほんとに陶器みたいなお肌で綺麗ね~綺麗ね~って思って見てました。シンデレラものって出て来る男性全員がその子のことを好きっていうのが多い中、違う子を好きな登場人物がいるのは設定に無理が無くて良かったです。あんまり冴えない感じの女の子がモテモテ過ぎるよりバランスがいいなと思ったのでした。

ジョンシンは私の想像通り、いい人だけど恋愛では報われない役になりそうって思っていたら期待を裏切られなかったな~ 役柄でだけど、ソウみたいな人を好きになれば穏やかな幸せが待っていると思うのに、どうにもちょっとメンドクサイ男を好きになっちゃうよね。分かる。

しかし、彼は醸し出す雰囲気が柔らかくてラブラドールレトリーバーみたいな大型犬ぽいなあと思ったのでした。結構好きだし、いつも演技もいいなあと思う。

チェ・ミンソンは完全に初めて見た~って思ったけど、パスタとかヨンパリで出ていたらしい。記憶なし。4人の騎士の中に入っているんだろうけど、恋愛に関しては仲間はずれ過ぎたな。最後の方でピクニックしてるとことか彼だけ独りぼっちなんだもん。4人の中に入れるならもうちょっと関わる感じにすれば良かったのにね。そして役柄のせいもありますが、ド―ベルマンみたいだな~と思っていたのでした。嫌いじゃない。何そのワンコシリーズ・・・とも思いますが、犬というのは飼い主に忠実ですから、その雰囲気があるキャストというのはタイトルの騎士という意味合いには合った人選かもね!

みんな背が高くてすらーっとして細身だったので漫画に出て来るような王子感があって私は好きなキャスティングでした。筋肉~の人よりその方が漫画っぽさが増していいなと思うのでした!

あとハウォンの友達役のチョ・ヘジョンがぽっちゃり可愛かった。なんかこうハウォンとジャヨンが友達っていうのが合ってて良かったな~と思います。ヒロインの友達とかでこれから見かけることも多くなりそうな気がする。

 

内容は無いようなものなので(爆)漫画を読んでいる気分でカッコイイイケメンを見るという目的にはぴったりです。私は結構好きなドラマでした!

 

シンデレラと4人の騎士<ナイト>が見れるのは・・・




 

【新大久保】台湾餃子房 東新宿近くのゆったりできる中華料理屋さん

東新宿駅から帰る友人と軽い晩御飯を食べようと駅近辺の明治通り沿いでファミレスを探していたのですが、餃子なんてのもいいね~と見かけて入ったのがこの台湾餃子房

私たちが入店した時はお客さんがいなかったせいか店員さんがテレビを見ててアットホームな感じ。

 

スポンサーリンク


 

店内のメニューには無かったのですが、お店の前に出ていたメニューに餃子+1品+ビールで1000円くらいのセットがあったので、私はそれを注文。

生ビールは480円で、新大久保ではちょっと高めかな?

セットの1品は480円の前菜から選べたので、私はピータンを選びました~

メニューは色々な中華料理があるので、台湾餃子のお店だけど、台湾料理のメニューだけって訳ではないようです。

チャーハンの種類が色々あるのがいいな~

セットのピータンと台湾餃子。
餃子は肉汁がじゅわーとして美味しい。アツアツのうちに食べるのがオススメ。

そしてこれが台湾ワンタンだったんだけど、スープが醤油ラーメンのみたいだったな~ 麺もあるワンタンメンの方が良さそうだな~と個人的には思いました。

お客さんの年齢層も色々で、おじいちゃんから学生さんまで広範囲。お酒を飲む人やら晩御飯を食べる人と色々な利用方法が出来るお店かな~と思いました。

 

 


【中国ドラマ】宮廷の諍い女 の感想 時代の運命に翻弄される女性たちの愛が悲しい・・・

琅琊榜の54話を楽しんで視聴終了できたことに味を占めて、またまた中国歴史物に挑戦することにしました。考えてみたら今のところ中国ドラマは韓国ドラマや台湾ドラマと比べると日本に入って来る本数も圧倒的に少なく、その中でも人気だったという話題のドラマを選んで見たら面白い確率が高いのでは!?と思ったのですよね。実際に面白いと聞いて見た中国ドラマは楽しめることが多いなと私自身も思うことが多いですし、これは積極的に見て行くことにしようと思った訳です!なので76話と長いけれど、よくタイトルを聞く宮廷の諍い女に挑戦することにしたのでした。

 

スポンサーリンク


 

いやー本当にこれも緻密に練られたストーリー展開だったなあと思います。登場人物が多そうだし理解できるかなあ・・・とちょっと不安に思いながら見たものの、ひとりひとりの性格や背景などがしっかり描写されていて、夢中になって見ました。死ぬ人も多く、入れ替わりが激しいんだけど、ストーリーの中でのそれぞれの女性の役割があったのが分かるのですよ・・・

でも、「宮廷の諍い女」というタイトルは私的にはしっくりこないです。実際の後宮がどうだったかは分からないけれど、このドラマに関していえば、彼女たちは愛ゆえに悩み、嫉妬し、そして陛下の愛を乞うが故に他の女性たちと諍うのですよ。もちろん直接的な嫌がらせも陰謀的なこともたくさん渦巻いているんだけど、でもまず「愛」があっての諍いであって「諍い」がメインではないように思いました。そんな風に思ったので、ちょっと違和感があります。「後宮・甄嬛伝」という中国のタイトルのままで良かったのでは?諍い女というタイトルをつけちゃうのはドラマに登場する後宮の女性たちに対しての愛情を感じないゾ!まあ個人的な思いですけども。

しかし、女性は綺麗な人がこれでもかと沢山出て来るのですが、男性陣はカッコいい人は一人でした(あ、言っちゃった)果郡王役のリー・トンシュエのみ!辮髪姿の男性はさすがにかっこいいと思えることは無いだろうと思ったのですが、そんなことは無かった。イケメンはやっぱりどんな格好をしてもカッコいいのだとまたもや思い知らされる結果となりました。まあ日本人のチョンマゲだってそうですよねえ。カッコイイ人だったら侍姿もかっこいいのだった。てな感じでまたもや自分の中の許容範囲を広げる結果となりました。収拾つかない!これは若曦も行けそうだ。

果郡王は、役柄的にも良かったし、すごくリー・トンシュエに合っていたので、きっとこのドラマに出演後は人気が出ただろうな~ なんていうか好感度が高いイケメン。人が良さそうな雰囲気があっていいです。中国の俳優さんは美しい人多いわ。どんどん出て来る!

そして言外にかっこよくないと言及してしまっているような皇帝陛下役のチェン・ジェンビンですが、イケメンではないけど、おじさん的渋さはあります。陛下としての威厳もあるんだけども、甄嬛の幼い妹のことを気に入って彼女も後宮に入れようと執拗に見つめる視線がもう本当に変態親父みたいですっごいな!と印象に残りました。そのシーンまでそういう感じのところは無かったから役者さんってすごいなと思ったのでした・・・ちょっとずれた部分に注目してしまう癖がここにも。ああ

甄嬛役のスン・リーもとてもとてもお綺麗でした。まだ愛を信じている天真爛漫な頃から、もう一度後宮に戻って来てからの濃いお化粧の仮面の下に本心を隠している時の変わりようなどすごく見応えがありました。屋根の上のエメラルドの時はそんなにお綺麗だと思わなかったけど、このドラマでは圧倒的にお美しかった!SPIRITも画皮も見たはずなのに彼女のこと全然記憶に残っていないなあ。なんでだろう?

あとは華妃役のジャン・シンも美人でしたねえ。ウルムチ出身の回族なんですって。だからちょっとオリエンタルな雰囲気の美人なんだな。まあ最初の頃は華妃がすごく悪い女のように思えるように描かれているんだけど、本当は彼女は陛下を愛しているのに裏切られてしまう悲しい定めなのですよね。切ない。
ここでもやっぱり教訓を得るのですが、彼女のように単純で表だって敵対してくる人は恐ろしい敵では無く、そういった人に隠れて味方のフリをして陰で悪事を働いている人が本当の恐ろしい敵なんだなということ。所在が分からない敵はそれだけで大きな脅威なのだなと思うのでした。

こういうお金をしっかりかけたドラマというのは衣装や小道具なども見どころですが、女性たちの衣装は本当に綺麗。でもそういうきらびやかなものより、書が美しくて見入ってしまいました。中国ドラマは特に文字を書いているシーンが多いのでそれだけでも見る価値がある!私はキラキラしたものよりどこか枯れたような控えめな美の方に心惹かれてしまうようです。だからかもしれませんが、このドラマの美しい女性陣よりも、琅琊榜のフー・ゴーの所作の方がエレガントに感じてしまったかも。

そして紫禁城には何度か行ったことがあるけれど、実際にこのドラマみたいなことが行われていたんだと思うとまた見学の仕方も変わって面白そうだからまた行きたいなあ。1700年頃だとするとまあ約300年前で想像することも出来ないほどの昔ではないので、後宮の女性たちが流した涙や思いが残っていそうで切ない気持ちに浸りそうです。今の時代は完全にではないにせよ、女性もやりたいことが出来るのは有難いなあと思いました。

 

 

宮廷の諍い女が見れるのは・・・





  

【新大久保】ハンヤン クッパヤ ランチメニューの参鶏湯がお得でオススメ!

お店の前を通る度に気になっていたこの看板。いつか行ってみたいと思いつつなかなか行けなかったんですが、やっと念願かなって行ってまいりましたよー!
それにしても右下の絵は何かに似てる気もしますが・・・何のキャラなんでしょうか?謎!(もしかして高麗人参かな・・・?)

 

スポンサーリンク


 

さて、こちらの店名は、ハンヤン クッパヤです。看板にはハンヤン2号店とあるのですが、どうやら1号店が閉店となったようなので、ハンヤン系列のお店は今はここだけみたいです。

ちなみに平日のランチを食べに行きまして、だいたい1時半頃にお店に到着したと思うのですが、なんと店内は満員!幸いちょっと待つだけで入れましたが、私たちの後にも10人ぐらいのグループが入って来て待っていました。どうやら人気店なのかな~?

入る前は参鶏湯を食べるぞ!と息巻いていたのですが、メニューを見たらどれもおいしそうで悩む・・・笑

友人とともに散々悩みましたが、友人はプサン豚クッパ、私はタッケジャンと最初の予定からは大きく変更する結果となりました。

ちなみにランチタイムは11時~16時で土日祝もやってるみたいなので嬉しい。
そして、この上の画像の左がランチ、右がディナータイムのメニューなのです。そうよく見ると分かるのですが、同じ料理でもランチタイムだとかなりお得!参鶏湯とか半額くらいじゃない!?

なので、16時までにお店に行ってランチを食べるのが大変オススメです!

 

その他にはコースメニュー(4名以上から)やら

その他、鍋物やらチヂミやら一般的なメニューも沢山あります。個人的にはお店の前に貼ってあったスユックが気になるなあ~

生ビールは400円だからちょっと安めかな?
ピッチャーなんてのがあるのは新大久保では私は初めて見たかも?

あと、キムチがお持ち帰りできるっていうのもとても気になった!保存料は一切使っていないというのとちゃんとパックしてくれるというのもポイント高い。でもアミノ酸系の調味料を使っているかどうかは不明なので、一度挑戦して調べてみたいな~

さて、お料理が運ばれてきましたよー
パンチャンは4種類。どれもこれもご飯が進む味でありました。

タッケジャンもやってきましたー!めっちゃグツグツ
ゴハンも山盛りだーと思ったけど完食した・・・^^;

このタッケジャンは細く割かれた鶏肉が沢山入っています。ちょっと辛めの美味しいスープでした。この日は参鶏湯よりちょっと辛いものが食べたかったので大満足。
韓国ドラマで見たようにご飯をスープに入れて食べたら美味しかったな~

今回は心変わりしてしまって食べられなかったけど、もう一度行って参鶏湯ランチをリベンジしないとです~!

 

⇒ハンヤン クッパヤ


【中国ドラマ】琅琊榜(ろうやぼう)~麒麟の才子、風雲起こす~ の感想 ストーリーキャスティングも素晴らしく文句なしで面白いです!!!

琅琊榜~麒麟の才子、風雲起こす~の視聴終了いたしました!っていうか半月近く前に見終わったのに感想を書けていませんでした!ちなみに今、感想をまだ書けていないのは8作品分・・・ ひとつずつ頑張ります・・・

この作品を知ったのは、太子妃狂想曲がとても面白かったので、見終わった後に色々調べていたら同年(2015年)の作品で人気があって話題になったドラマは琅邪榜と太子妃狂想曲だったという記載を見て、機会があったら見たいと心に留めていたんですよね。そうしたらまさに入っていたFODプレミアムで1月から配信が始まったので、待ってましたとばかりに見始めました。ラッキー!そういう前評判を知っていたので、中国歴史物、そして54話という私にとってはハードルが高い部分も気にせず視聴開始、そしてアッという間に見終わってしまった!まだ2月だけど、今年の1番になる可能性もある!!!

 

スポンサーリンク


 

そんな感じでめちゃめちゃ面白かった!!!ちなみに上流社会と並行して見ていたのですが、こっちに夢中になって優先してしまいました。一緒の頃に見てた韓ドラの感想がやや辛口なのは、このドラマと比べてしまったせいのような気がします・・・

こんなに楽しめたのはストーリーももちろんですが、キャスティングも役者さんの演技も素晴らしく、また人物像の描写もしっかりしていてそれぞれの登場人物がとても素敵だったこと。演出も引き算の美学というか派手なだけではない、そぎ落とした美しさというか、凛とした雰囲気が漂っていたのも素晴らしいなあと思ったのです。そうtoo muchじゃない感じ?なんか中国の才能の深淵を見たな~という印象を受けました。

衣装の色合いもシックで非常にエレガントです。てかてかしてないすごい上質な生地を使っているんだけど抑えた色合いがまたいいんですよね・・・ そして役者さんたちの所作や立ち居振る舞いがとにかく美しい・・・ それだけでも惚れ惚れします。

梅長蘇役のフー・ゴーは夏寒の毒の病に侵されていて、時々血を吐いたりして病弱。だけど諸葛孔明みたいな策士で頭がいいんですよね。そう考えると武術に長けてない主役って珍しいかも?でもそれがまた良いのですよねえ・・・
シックなお着物に毛皮を着て雪の中にたたずむ姿の絵になることよ・・・ 中国の昔の人の髪型とかだとカッコいいと思えないかもな~なんていう憶測は杞憂に終わりました。美しい人は何を着ても美しい。フー・ゴーも美しかった・・・ 

そして、梅長蘇の護衛の飛流を演じるウー・レイがまた可愛い。少年なのに強いし空を飛びまくり。いやーワイヤーアクションには慣れてるけど、それ以上になんか異次元。でも中国の昔の架空の国での出来事という設定だし、夏寒の毒という病気なんかも架空の病だし、そういう空を飛んじゃうようなちょっと超人的な部分があることで、うまくファンタジーと現実的な部分の橋渡しをしていて違和感が無く楽しめたのかな。

重苦しくなりそうな展開の中で、飛流の無邪気さというのはドラマの中の癒しみたいだったな~。こういう緩急も上手い。

そして、フー・ゴーもカッコ良かったんですが、私はこの靖王役のワン・カイにすっかりやられました。役柄も真面目で融通が利かない頑固なせいで不遇な皇子という設定だけでもヤバイんですが、彼も立ち姿が美しく、低い声が素敵!(別の声優さんの吹替じゃないのを確認した!ちゃんと本人の声だった) あと手もきれい。男らしいんだけど、ちょっと目がつぶらだったりして、ナニそれ、ああもう好きです。他の出演作も見るゾ!とちょっと調べてみたら、ジャッキーチェンのレイルロードタイガーって映画に出てた!なんかさすがジャッキーチェンだな、人気どころを押さえたキャスティングしてて凄いねって訳の分からない感心をしました。ともかくそれもいつか見よう。

蒙摯役のチェン・ロンもとてもステキな役でした。腕っぷしは強いけど、梅長蘇たちが難しいことを言ってると、???みたいな表情になって分かりやすく説明してくれ・・・!と言い出すのがまた良いのです。武人だからちょっと動物的な勘があって梅長蘇が林殊だとすぐに気づくんですよね。

皇帝はまあ皇帝らしくて良かったんですが、ちょっと好きだったのが紀王役の寧文彤。彼も意外と重要な役どころでまさに人が良さそうな風貌がこの役柄にピッタリ!なんか可愛いおじさんだったのですよねえ!

蕭景睿役の程皓楓もちょっと好きだったのだけど、なかなかにいわくありの生まれで陽気でいい人が悲しんでる姿は見てるのが切なかったなあ。しかしなんで彼のかつらだけ前髪部分に膨らみがあるタイプなのだろう・・・!ぺったりしてるの似合わなかったのかな??

藺晨役のジン・ドンはマリスミゼルの頃のガクトにしか見えなかった・・・
ほら似てません!?

彼のちょっとチャラっとしたキャラもドラマを重苦しさから救ってくれるところがあったなあ。飛流とわちゃわちゃしてるのが最高だったな!

言豫津役の郭暁然も枯れた感じがとてもカッコ良かった!キリっとしてて甘さが無い感じがヒエーって痺れる。

その他の悪役のおじさま方も素晴らしかったんで、中国はさすがに13億人の人材の宝庫だなってマジで思いました。すごい。

そして靖王の母親役の静嬪役のリウ・ミンタオもとても知的で美しくて好きでした。彼女はもちろん梅長蘇が林殊だとすぐに気づくんだけど、それに比べて盟友だったはずなのに最後まで気づかない頭でっかちの靖王がまたいいんですよねえ。でもその設定もあとあと効いてきたりしてほんと良くできた脚本だなあとうならされます。

そうそうこのドラマの後に宮廷の諍い女を見たのですが、そこでは陛下が年をとっても若い子をどんどん後宮に入れてたけど、このドラマの後宮はやや年齢層が高めで落ち着いてたな!笑 まあそこが物語の中心ではないですからねっ

穆霓凰役のリウ・タオもとても良かったです。彼女も姿が変わっていてもすぐに梅長蘇が林殊だと気づくんですよね。女の勘で。
武術に長けている男勝りなところもある女性だけれど、自分の愛を押し付けるんじゃなくて、愛する人がやりたいことを後押しする愛情に胸がいっぱいになります。露骨な愛情表現なんかよりもずっとグッと来ますよね・・・

掌鏡使の夏冬役のチャン・リンシンもキリっとしてて好きなタイプ。いかにも女らしい女性よりも強い女が見せる弱さとか愛情とか見せられる方が心に残るんだなあ。

 

私はレッドクリフを見たくらいで三国志とかあんまり知らないし、歴史にも詳しくないしな~と避けていた中国歴史ものでしたが、そういう苦手意識をすっかり払拭してくれるドラマでした。全然歴史の知識を知らなくても楽しめたし、ストーリーが秀逸。例えばそんな風に風貌が変わってしまうような病気なんてあるの!?という疑問などちゃんとストーリーに即した形で納得させてくれるような本当によくできたシナリオだったりもします。あとはメリハリも効いてて、起こったことを全部見せるっていうんじゃなくてばっさりいらない部分は省かれてたりして冗長だなと感じる部分がない!こういうところがドラマ全体をエレガントに見せてるような気がする。

人が死んだことを表現するのに、位牌にかけてあった布がふわりと床に落ちるというので表すとか、ほんとすごいなと思いました。そういう控えめな感じがとても好き。

いやーしかしお金がかかってると分かるドラマだったな!低予算で面白いのもすごいけど、お金があってもどこにどうかけたらいいのか分からないと使えない訳だから、使い方を知ってるって凄いなあと思いました。ともかく本当に面白かったので、中国ドラマを見たことないって方にも非常にオススメです!やっぱりフー・ゴー派とワン・カイ派に分かれるのかな!?選べないな。どちらも麗しいです。

 

琅邪榜~麒麟の才子、風雲起こす~が見れるのは・・・