【韓国映画】チョン・ウチ 時空道士 の感想 誰もが楽しめるファンタジーアクション映画!

韓国映画の「チョン・ウチ 時空道士」を見ました!こういうファンタジー時代劇みたいなの結構好きです。まあ時空道士ですから500年の時を超えて現代でも活躍しちゃいます。なので時代劇部分より現代部分の割合の方が多いかな?

 

スポンサーリンク


 

「道士」というものをかなり拡大解釈してすごい力を持っている者として扱っているので、使える技が何でもありなんですよー。一応、お札を持っていないと何もできない事にはなっているんですけどね!

チョン・ウチ(カン・ドンウォン)は怠け者の道士。師匠を殺したという罪を着せられて掛け軸に閉じ込められちゃう。調子のいい軽妙な役もいい感じのカン・ドンウォン。私が見てきたのはもっと堅物だったり深刻な役ばかりだったから新鮮!古装も美しく着こなしてて素敵。しかし、口上を述べてる時は思ったより活舌が悪いのかイマイチに感じてしまったかな・・・ 現代語では全然そう思わないんだけどね。

そして、めっちゃ好きだったキャラがチョレン(ユ・ヘジン) だったんですよー!この前、スパイな奴らで北朝鮮の殺し屋役を見たのと全然違う役だけど、違和感ないわ~。チョレン役はめっちゃ生き生きしてて最高だった~ 好き~!

全体的にコメディー要素もかなり多いけど、仙人三人組が特に面白かったですねー。もちろん彼ら+チョン・ウチとチョレンの掛け合いがいいんですけどね。ダメ仙人ぶりが何とも言えない味があっておかしいの。

ファダム役のキム・ユンソクは特に現代のシーンで、シェーディングが凄すぎてそれが気になって気になって!妖怪に乗り移られて悪い人になったイメージを出すためなのかなあ?それにしても濃いよな。キム・ユンソクの顔をどこかで見たなあと思ったら、亀走る10人の泥棒たちでしたー 意外と見てたな。

不満をひとつ言うとしたら、私があんまりイム・スジョンが好みじゃないので、ヒロインが物足りなかったな~ってことぐらい?紫のアイシャドー塗って出てきた時は思いっきり引いたよー それまでナチュラルメイクだったからちょっと濃いぐらいの化粧で良かったんでは・・・?なので女性陣では、女優役で出てたヨム・ジョンアの方が好きだったな~ スパイな奴らのカン代理!

まあ、カン・ドンウォンって造形的に美しすぎて女性より綺麗に見えちゃうせいで余計にヒロインに関してそんなことを思ったのかもしれないないですな。

エンターテイメントなアクションと分かりやすいストーリーで誰でも楽しめる映画でした!ノリの軽さもちょうどいい感じで楽しく見れました。カン・ドンウォンの美しさも堪能できたよね~

 

チョン・ウチ 時空道士が見れるのは・・・


【韓国映画】作戦 The Scam の感想 株式の説明が詳し過ぎてテンポが悪いかな・・・

最近「映画は途中でストップせずに全編を一気に見るべきである」という自分の中の決まり事をとっぱらったので、気軽に映画に手をつけられるようになりました。2時間まるまる時間を作らないと!と思ってしまうとなかなか映画を見れなかったんですけども、少し空き時間があったら見ちゃうってな具合にシフトチェンジが出来たので、良い感じです。見たいみたいと思っているだけで結局見ないよりも途切れ途切れでも見ないよりはいいよねという選択の問題ですね。こういうこだわりを捨てることも断捨離というのかもなあ。うん。モノだけじゃなくて思考でも捨てると楽になる気がする。

 

スポンサーリンク


 

という訳で、今回見たのは「作戦 The Scam」です。株式の作戦の話なのですが、そういうのが全く分からない人でも専門的な言葉をかなり詳しく説明してくれるので分かりやすいかな。むしろ説明が多すぎて講義を見ている気分になりますね。おそらくこれは手に汗を握るマネーゲームなんだろうけど、彼らが必死になっているのを傍観している感じというかなんというかあんまりスリルは感じないのだな~ 面白くないことはないんだけど、すごく面白い訳でもないという感じ。うむ。理屈っぽいからかな。

まあでも私の目的は、パク・ヒスンを見ることだったので、インテリヤクザのファン・ジョング役の彼は胡散臭くて(褒めてる)最高に良かったんで満足ではあります。なんでしょうね?彼の持つ雰囲気が好きすぎるんですよ・・・ とても良いなあ。

パク・ヨンハは初めて見たんですが、こんな感じの方なんですね。普通の人って感じなのに存在感があるところが、この映画のカン・ヒョンス役は合っていて良かったですよね。ふてぶてしい表情をする時がいいなと思った。

チョ・ミニョン役のキム・ムヨルは私が見た作品ではだいたいこういうプライドが高くて屈折したところのある役柄のイメージだな。さわやかな役も演じれそうだけど、一癖ありそうな雰囲気があるので、そういうオファーが多いのかな・・・

そして、ユ・ソヨン役のキム・ミンジョンは迫力があって良かった。第3病院で医者を演じているのは見たことがあるんだけど、天然な感じとかナチュラルなイメージが全くあってなくてイマイチだなと思ってたんですよね。でもこの映画みたいに濃い目の化粧をしっかりして、人を見下ろすような態度の方がしっくり来て良かったなと思いました。やっぱり俳優さんって演じる役によってすごく印象が違うものだなあ・・・

 

さて「作戦」が株式のことだけじゃなかった、というラストはまあ悪く無いな~とは思うんですけど、マネーゲームに興味が無い人はあんまり面白感じないかもしれませんねー。癖のある登場人物が沢山出てくるのは面白かったし、私のようにお目当ての俳優さんがいる人にはいいかもしれないです。

 

 

このドラマが見れるのは・・・

【韓国映画】キッチン〜3人のレシピ の感想 ヒロインのシン・ミナちゃんがとても可愛い!

映画の「キッチン〜3人のレシピ」を見ました!おうちのインテリアやお料理も綺麗で素敵。結局不倫の話じゃん!と思っちゃう人には楽しめないかもしれないんだけど、私は人それぞれだしそんなこともあってもいいんじゃないかなって思うんだな~ 愛のカタチって色々だもん。

それにしても「キッチン」というタイトルを聞くと思わず吉本ばななを思い出してしまうんですが、全然関係ありませんでした~!!!

 

スポンサーリンク



 

ヒロインのモレ役のシン・ミナがとても可愛い。絵を描いたり、日傘だけを扱うお店をやってるのとか(雨傘は売ってない)、独特の感性を持った女の子。彼女の行動を見ると天使とも小悪魔とも言われちゃうのかもしれないけど、モレはただモレ本人なだけなんだろうな。

出会った日にドゥレ(チュ・ジフン)に惹かれてしまって、そしてそのことを夫のサンイン(キム・テウ)に正直に伝えてしまう。相手が誰かというのはサンインに聞きたくないと言われて伝えなかったんだけど、そのドゥレはサンインの料理の先生で三人一緒に住むことになるのでした。

ちょっと現実離れしたところのあるモレとドゥレが惹かれあうのはなんとなく分かる気がする。感性が近いのか二人の纏う空気は少し似ている。モレにとってドゥレを好きなことがダメなことなんじゃなくてそれによってサンインを傷つけてしまうことが苦しかったのかもな。

モレがサンインにドゥレとのことを伝えたのは、サンインという存在が兄であり夫であり家族だからなのかな。罪の意識はないのか!?とかいう次元じゃなくて、ドゥレに惹かれるのは例えばお天気の日が好きとか綺麗な花が好きとかそういう感情に近かったのかな、なんて思う。なんとなく。

サンインは普通の感覚の人だったので、最後はどうなっちゃうのかな~と思ったら、ほうほうなるほどって感じのラストでした。感性に流された切ったラストではなくて一般常識の範疇で収まりましたね・・・

私は3人で暮らしていくっていうのもありなのかなって思って楽しみにしていたんですけどね~ 自分がそれを出来るかっていうとまた別の問題かもしれないけれど、そんな関係の人たちがいてもいいのかなって思うのです。多様化の時代ですから。当人同士の了解がとれていれば自由でいいんではないかなと思うのでした。

 

キッチン〜3人のレシピが見れるのは・・・

 

【韓国映画】 クイック!!の感想 難しいことは何も考えずにバイクアクションを楽しむべし!

勝手に私が開催しているイ・ミンギが出演している映画を見ようフェスティバルなんですが、今度は「クイック!!」を見ました。日本版のジャケット写真とか字体を見て、10年くらい前の映画なのかと思い込んでたんですが、2011年だからそこまで古くはなかった!イ・ミンギが10億の次に出演した映画のようです。ほ~

これタイトルのクイックは、バイク便の意味のクイックと制限時間内に行かないと爆発するっていう意味で「早く!」という意味でのクイックをかけてあるのかな~?

 

スポンサーリンク


 

爆弾テロ事件、ラブラインなどのストーリーもちゃんとあるんですけど、これはもう何にも考えずにバイク&カーアクションの疾走感を楽しめばいいっていう映画ですね。総製作費10億円をかけたというだけあってかなり本格的!バイクのこととか全然詳しくないけど、そんな私でもすごく楽しめました。

エンドロールにスタントの撮影シーンなんかが少し流れるんですが、実際にケガをしたスタントマンも多くて本当にこれだけのものを撮るのは本当に大変だっただろうなって思う。主役のイ・ミンギとカン・イェウォンも体をはって頑張ってます。でもそのおかげでなかなか迫力のある映画になってる~ 助かるって分かっててもちゃんとドキドキするもん。

イ・ミンギとカン・イェウォンのカップルはとても可愛い。暴走族時代のキス(イ・ミンギ)がイマイチ崩れた雰囲気がないのが物足りないけど、現在のバイク便の配達をしてる彼がライダースジャケットとスリムパンツ着てるのは最高に似合ってかっこいい。アイドル歌手のアロム役のカン・イェウォンもとても可愛い。三十路なのに21歳と偽ってるという細かい設定に笑う。

そしてコメディー部分を担当のキム・イングォンが最高なんですよね~ キスとライバルの暴走族だったキム・ミョンシクだけど、今は警官になってるんですね。彼が必死で二人を追いかける姿がとても面白いです。このキャラの存在は大きい!トンネルでキスが壁を使って逃走するのを見て思わず、わ~お!って彼が興奮しちゃうところが好きで何回も見ちゃった。見てないで追いかけなさいよ~て感じなんだけどね。キム・イングォンといえば、帰って来てダーリンで見たっけな?調べてたらこの前見た超能力者にも闇金業者でゲスト出演してたらしい。全く覚えてないのう・・・

 

あと出演陣も何気にとても豪華!チュ・ジンモ、ユン・ジェムン、マ・ドンソク、オ・ジョンセ、キム・テウ等々。あの人も出てる~この人も出てる~って感じ。テロの犯人は誰なんだっていうのは警察が図解で簡潔に説明してくれたり、本当にアクションありきのストーリ―展開で潔くていいです。考えてみたらバイク、車、最後は電車まで使ったアクションだもんな。盛り沢山だな。

 

こういう映画は何にも考えたくない時とか、ちょっと元気がないな~なんて時に見たら元気が出ていいんじゃないかな。めちゃめちゃ考えさせられる映画も好きだけど、こういう単純にスカっとする映画もいいよね。映画館向きの映画だな。面白かった~!!!

 

クイック!!が見れるのは・・・

【韓国映画】超能力者 の感想 カン・ドンウォン×コ・スの対決は色々な意味で見ごたえあったなあ・・・

カン・ドンウォンが出演しているので見たいと思っていた映画の「超能力者」を見ました。そしたらカン・ドンウォンだけでなく、コ・スも出ていて二人の対決はなかなか面白かったです。どういう行動をすることが正しいのかということに関して皮肉が効いているのが興味深いです。

 

スポンサーリンク


 

考えてみれば、「超能力」というのはつまり「普通の人が持つ能力を超えたことが出来る能力」という意味なので、その超能力というのは色々なパターンの能力が考えられる訳ですよね。だけどやっぱり私たちの頭の中には物語やテレビで植え付けらえた超能力者の典型的なイメージがあるんだなと思う。

そんな私たちのイメージを体現した感じの超能力者がカン・ドンウォンの演じていた男。目を見るだけで人を思いのままに操れる能力があって、その力はかなり強力だし、そんなに力使ったら心臓に負担がかかるなんていう設定もないので、ただただ凄い。でも彼は、母親に暴力をふるう父親にその力を使って殺した以外は、貸金業の人からお金を奪って生きてはいるけど、無駄に人を傷つけたりはしていなかったんだよね。ただ、ひっそりと孤独に生きていたのに、ギュナムに会ったことがきっかけですべてが変わってしまう。

コ・スが演じるギュナムは真面目に働いていて、とても善良で、当たり前の正義感を全うしようとする人。彼は中卒で廃車工場で働き、仲の良い友人は外国人労働者の二人。この3人組のコミカルさが良いともいえるんだけど、なんか複雑な気分になるんだな・・・ ギュナムだけは目を見ても操られなくて、そのせいで彼は超能力者を捕まえようとするんだけど、結局彼がその正義感にかられた行動をすることで余計に周りの被害をどんどん広げているという皮肉。男(カン・ドンウォン)のセリフにもお前のせいで人が死んだというようなセリフがあったのだけど、本当にそうだよな・・・と思ってしまうのでした。

最終的にギュナムが一人なぜ操られなかったのかというと、彼自身もある超能力を持った人だったからということだと分かる。序盤、あまりにも力技で男(カン・ドンウォン)を追い詰めようとするので、彼に超能力があると思いあたらない感じではあるんだけど、身体の回復能力がとにかく人並み外れているという超回復力を持っていると言えばいいのかな?それも超能力だもんね。だから彼は首をつられても、ビルから落ちても他の人たちが死んでしまっても彼だけは生きている。交通事故の時も彼の回復力に言及するセリフがあったけれど、実際にそれが明確に分かるのはラスト。

もしかして、彼もその能力のせいで不遇な人生を送ったりしたのだろうか?そこには映画では言及されていないけども生い立ちを見るとなんとなく。

なんか本当にいろいろと複雑な気分になる映画だったのだな。男が誰にも認識されずに生きてきてでもきっと本当は自分の存在を知って欲しいと心の底ではどこか思っていて、そんな彼がギュナムに会うことで初めて誰かに認識されることになってその希望が叶った反面、それは同時にそれまでの彼の生活が破綻する始まりにもなったという。その感情とギュナムの執拗さとかに歪んだブロマンス味も少し感じるし、相反する事項が色んなところで盛り込まれている感じ。それはギュナムの正義感が招く結果に関しても同じ。

 

という訳で超能力者二人のカン・ドンウォン×コ・スの対決は想像とはかなり違う対決でしたが、色々と考えさせられる部分もあり結構面白かったなという印象です。まあ深いことを考えずとも、主演二人がかっこいいのでそれだけでも楽しめる気もするな!カン・ドンウォンもコ・スもどんな髪型でもどんな服装でもやっぱりカッコいいんだなと思い知ったなあ!

 

超能力者が見れるのは・・・