【韓国ドラマ】10-TEN シーズン2 の感想 10%の難事件を担当する捜査チームの第2弾! 

TENに引き続きTENシーズン2も見ましたよ~。これは内容も完全に続き物なのでTENチームのメンバーもそのまま同じなので良いですね。全12話で、最初の2話はTENシーズン1のラストで出てきたシーンの説明的な内容。なので、やっとこれを見てなるほど~そういうことだったのか!と分かる感じ。元々、人の心の裏の裏を描こうとした一筋縄ではいかない展開のドラマではあったけど、シーズン2は更にトリッキーでちょっとやり過ぎた気もするかな。興味深くはあるんですけどね。

あ、TENチームの「10」という数字って何のことって思ってたら10%の難事件を担当する犯罪捜査犯ということでつけられた名前らしい。ドラマの中で説明があったのかな?ちゃんと見てなかったのかもしれない~

 

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まあなんといっても私が続けざまにこのシリーズを見たのもひとえにF事件の犯人を知りたかったから!しか~し解決したように見せかけて、捕まった犯人は真犯人ではなかったんですよ・・・ その捕まった犯人は連続殺人事件で家族を殺されて真犯人を追っていたのだけど、親身になってくれない警察にも同じ目に合わせて自分たちの気持ちを分からせようという思いで殺人を犯した人だったという。え~~~、で結局真犯人は誰なんですか?っていうのはシーズン2でも明らかになりません!おいおいお~い。なのでまあラストまで見終わってさすがにガックリ来ましたよね・・・

まだシーズン3は放送されてなさそうなのでもう知らん・・・って気分です。ちょっと引っ張りすぎで、う~ん。ちょっとこねくりまわして複雑にし過ぎたせいで間延びした展開になった気がしますねえ。

まあストーリーの中で心に残ったのは教授の話かなあ。いい意味で心に残ったというのではなく、自殺することに関して贖罪の意味があるのかもしれないけども、そんなやり方をしたって自殺は自殺だからちょっと釈然としないなという印象です。まるで教授のしたことは高尚な意味があることのようでただの屁理屈をこねただけのように感じてしまうな。

そしてメンバーの一人が誘拐されるというストーリーにどこか既視感があるなと思ったら、神のクイズ4ですね。あれと同じで最後はひどい結果に終わるのかと思ったらここではそうではなかったので、まあそこは良かったです。でもこういう刑事ドラマで捜査チームの誰かが誘拐されるとか狙われるっていう展開があまり好きじゃないなあ。見てるとそういうの多い気がしますけどね・・・ 刑事本人が当事者とか被害者の家族とかで事件に関係があるっていうのより、純粋に捜査をしているドラマが見たいな~。その方が1話ずつ新鮮な気持ちで見れてすっきり犯人が分かっていいな。

多分、複雑な展開過ぎて、単純な展開のものを見たくなってるだけかもしれません!
そしてF事件の真犯人が分からなかったってことの衝撃がドラマの面白さを凌駕してしまったせいでそんな風に思ってしまうのかも~~~!!!!(どうやら余程ショックだったようです、私!笑)

 

10-TEN シーズン2が見れるのは・・・


【韓国ドラマ】10-TEN の感想 人間の心の深いところを描いているのが面白かった!

私の好きなOCNのドラマだけど、まだ見ていなかったTENを見ました!シーズン1は全10話で手を付けやすい話数です。が、10話まで見たけど肝心の事件が解決しなくて続きのシーズン2ありきで製作されている様子。なのでそのままシーズン2も見る予定にして見始めるのがオススメです!残酷な殺人事件も出てくるし展開も複雑なのでちょっと好みが分かれるのかなあ?私は人の心の奥の奥を描いてるようなところが好きでしたけども!

 

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殺人事件自体というよりもそれが起こるまでの人の心の動きに重点を置いているんですよね。単純ではない人間の心の裏の裏が見えてきて、一度解決しそうになっても二転三転する展開なんですね。人の心を理解するのって本当に不可能に近いことなのかもしれないなあ、なんて。自分の心でさえ理解することは難しい気がしますもんね。

ストーリーはTENチームが結成されるきっかけとなる双子事件の2話分があって、その後はチームが色んな事件を解決していく形です。そしてラストはヨ・ジフンチーム長(チュ・サンウク)が追い続けているF事件に関連して行くという感じ。

チーム構成は、ヨ・ジフンチーム長(チュ・サンウク)、ナム・イェリ(チョ・アン)、ペク・ドシク(キム・サンホ)、パク・ミンホ(チェ・ウシク)の4人。それぞれのキャラもしっかり出来てて、過去の話も出てくるし、4人のバランスも良くて好きでしたねー。チュ・サンウクもいい人役も悪役も出来る感じなので、チーム長のちょっと秘密めいた雰囲気に合ってましたよね~ ま、ペク刑事だけ私にはコミカルなイメージが強いもんで、そんな腕利きの毒蛇みたいな刑事に見えない時があったんですけど、まあ大丈夫だったですけど。

そのメンバーが事件に対し、それぞれのアプローチで解決に向けて動き出すんですけど、そうして調べていくうちにみんなが同じところにたどり着いて鉢合わせする感じが良かった!物理的にも同じ現場でちょうど出会うっていうシーンが印象的でした。内面を描きつつ、見える形でそれを表現するっていうのかな?ビジュアルと内面を融合させて分かり表してて面白いな~って思いました。こういうのって小説ではできなくて映像ならではなので興味深いなあと。

出てくる事件で印象に残ったのは、暴漢に襲われた娘を助けなかった傍観者たちに復讐をする父親の話かな・・・ これなんか既視感があると思ったら映画の10億ですね。こういう時ってどうすればいいんだろう?だからと言ってを助けようとした方の人が死んだら、それはそれでとやかく言われたりもするし、答えが無くてとても難しいですよね。正義感があっても助けられるのかどうかはその時になってみないと自分でも分からないな・・・

 

人の心のとても深い部分を描いているのが印象に残るドラマでした。残酷な事件も出てくるのだけど、それよりも心の動きに焦点を当てているところが面白かったです。でもラストとうとうF事件の全容が分かるのかなと期待していたら全然解決しなくてそこはマジでビックリしました。めっちゃto be continuedなそういうつくりはあまり好きじゃないなあ。まあドラマの編成上の都合なのかもしれないですけどね~

 

このドラマが見れるのは・・・


【韓国ドラマ】パンチ〜余命6ヶ月の奇跡 の感想 自分にとって大切なものが何かを考えてしまった

「パンチ〜余命6ヶ月の奇跡」を視聴終了しました。意外なことにキム・レウォンが主演のドラマを見るのは初めて!映画の江南ブルースで見たことがあるくらい。このドラマでは余命宣告されて改心して闘う検事という難しい役どころだったと思うんですけど、とても良かったな。娘を愛するパパの顔が心に残りました。

 

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だけど、二転三転するストーリーはなかなか見てるのがしんどいかった~ パク・ジョンファンに残された時間が短いことが分かっているのでどうしてもハラハラしてしまいます。なにより彼の娘のイェリン役のキム・ジヨンちゃんがうまくてねえ・・・ 彼女の泣く姿を見ているのは辛かったなあ。ほんと韓ドラに出てくる子役ちゃんたちは演技が本当に上手でビックリしますね!

シン・ハギョン役のキム・アジュンは正義を貫こうとする検事の役が似合っていましたね。こういうキリっとした役が似合うな。しかしこのドラマではちゃんとした検事の方が少なくて彼女と次長検事くらいしかいなかったよね!?本当にそんな状況だったら恐ろしいなあなんて。

パク・ジョンファン(キム・レウォン)だって検事になりたての頃は高い志を持っていたのに、現実を前に道を踏み外してしまうんだけど、脳腫瘍になり余命宣告を受けた後に娘のために罪を償い、間違ったことを正そうとする。人間って本当はいつまでとは分からないまでも実際には期間限定の命なのにその事実を目の前に突き付けられないと認識できないんですよね。そうしてやっと初めて限られた時間をどう生きるべきかと考えることが出来るものなんだなあ・・・ 本当はいつも自覚できたらいいんだけど、難しい。

やっぱりドラマの一番の見どころはイ・テジュン(チョ・ジェヒョン)とユン・ジスク(チェ・ミョンギル)のパワーゲームの部分なのかな。味方になったり敵になったりする彼らを見ていたらアメーバの細胞分裂を見ているような気分になる。手を組んだり、陥れたりのスピードが早くて、時勢を読むのにたけていると言えば聞こえはいいけれど、損得勘定の計算が早いだけとも言えるのかなあ。

チェ・ミョンギルは長官とか社長とか上に立つ人の役が似合う。迫力がありますよね。なので反対に普通の家庭の母親役などを演じると怖すぎることもあるなあって印象。金よ出てこいコンコンの時の母親は語気がキツくてとっても怖かったって思い出しました。

イ・テジュンとユン・ジスクだと本当に恐ろしいのはユン・ジスクの方なのかもしれない。イ・テジュンはのし上がるためなら悪いこともする、という自覚があるけど、ユン・ジスクは悪いことをしても、これは正しいことのためにやむを得ずすることだから仕方がなくて自分は悪くないと思っている。繰り返し描かれる育ちの違いというのが根底にあるのだろうし、それが韓国の現実なのかな・・・

そして同僚の検事たちの思惑も絡み合って更に複雑。チェ・ヨンジン役のソ・ジヘいいですよね。嫉妬の化身でもアナウンサー役で出てましたね~ 背筋が伸びてとても姿勢がいいので、こういう役が似合うのだと思う。ちょっとしれっとした色気もあって好き。

イ・ホソン(オン・ジュワン)はどんどん自分の目指す道を見失っていく姿が怖かったですね。彼自身もどこに行きたいのか分からないままマシだと思う方を選んでやっていたら、いつしか抜け出せなくなっていたという。上に従っていたら最終的にはこんなことになってしまった・・・という彼のような存在が私たちが普通に会社勤めをしていたらなってしまうかもしれない姿に一番近いのかも、なんてことを考えていました。

 

相手を陥れるために命をもてあそぶようなセリフをいうシーンもあって、それがリアルな感じでもあるんだけど、ちょっと聞いてるのがつらいなんてところもありましたね・・・ 興味深かったし、どうなっちゃうの~とわりと夢中になって見はしたんですけど、どうしてもテーマが重いので、見るのに力が必要なドラマでありました~!

 

 

パンチ〜余命6ヶ月の奇跡が見れるのは・・・






【韓国ドラマ】サークル:繋がった二つの世界 の感想 交錯する過去と未来、私たちのまだ知らない世界

「サークル:繋がった二つの世界」の視聴を終了しました!ちょっとSFチックなサスペンスで面白かったです!全12話っていうところもちょうど良かったし、彼女は本当に宇宙人だったの?みたいな謎な部分もうまく使いつつラストまで一気に見ちゃえる感じのドラマでした。

 

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でもどうなんだろう?こういうドラマはファンタジーっぽい作りが嘘くさく見えちゃう人は面白くないのかもしれない。過去と未来のストーリーが交錯するのですが、最初はキム・ガンウが演じているキム・ジュンヒョクが20年後の誰なのか・・・とか分からないことだらけなので訳が分からないんですねー でもその辺りもうまくひとつずつ謎が解明していくのでだんだん目が離せなくなります。

今までこういうSFチックなドラマの中で宇宙人が出てくるのってありましたっけ?もっとラブストーリー的なのだったら「星から来たあなた」だったり、コメディーっぽいのだったら「ヴァンパイア・アイドル」とかちらほら思いつくんだけど、それはあくまでも設定だけ利用って感じだったような。このサークルというドラマはもうちょっと幻想的というか神秘的というか、不思議な感じをそのまま謎としてうまく取り入れてるなあという印象でした。

もうコン・スンヨンがあまりにも役にピッタリでしたね。完璧な造形が余計に宇宙人っぽく見えて、このドラマより後に見た内省的なボスでもちょっとその印象を引き摺りながら見ちゃいましたもん。あの瞳の色の薄さのせいかなあ?コンタクトなのかもしれないけど、吸い込まれそうでちょっと怖いくらい。

ヨ・ジングは終始逃げて走って悩んでいる感じの役でちょっと気の毒だったりして。私は彼を子役でしか見たことがないのですけど、真面目な役が多いし似合う印象だなあ。もう少し違う表情が見てみたいな~なんて思ったのでした。

キム・ガンウはこのドラマのちょっと特殊な設定を楽しんで演じてそうに見えた!一般地区の泥臭い警官が、スマート地区に乗り込んでいくっていうの、近未来を描いた漫画の中の話みたいで面白いな~と思っていました。

イ・ギグァンも今まで特に演技にピンと来たことはないんですが、スマート地区の公務員イ・ホス役はなかなか良かったです。流した涙も綺麗だったし、悩みつつジュンヒョク達に協力する彼は結構重要な役どころでしたしね!

 

20年後の未来は一体どんな世界が待っているのでしょう?このドラマみたいに一般地区とスマート地区に分かれるようなことが起こるのかしら?記憶をそのまま映像で記録して再生できるようになるのかしら?2045年には、科学技術の進化の速度が無限大になる「シンギュラリティ」が到来するとも言われているし、今の私たちには想像もつかない世界が待っているんだろうなあなどと思いを馳せてしまいますねえ・・・ 結構面白いドラマでした!オススメ~

 

サークル:繋がった二つの世界が見れるのは・・・


 

【韓国ドラマ】内省的なボス の感想 ボスが変わって行く姿は良いんですが・・・

あけましておめでとうございますー!2019年最初の感想は「内省的なボス」です。恋愛じゃなくて結婚からとても好きになったヨン・ウジンが出ていますので、見なきゃな~と思ってたんですよね。そういえば七日の王妃も2話ぐらいまで見て止まってることを思い出しました。あれも見ないとだわー ちなみに感想もたくさん溜まっておりまして、10個分くらい。ノリノリで書ける時もあるんだけど、なんだか書けない時もあるんですねえ・・・ そうだ、2018年に見たドラマのベスト10とかもまとめたいんだった。色々追いつかない~(^^;

 

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さて、このドラマはラブコメって感じで明るく進んでいくし、サイレントモンスターのメンバーなんかも明るくて面白おかしく描かれてるんです。なので楽しく見れるドラマと言える気もするんですけど、私はどうもモヤモヤしてしまうのでした。

チェ・ロウン(パク・ヘス)が、ウン・ファンギ(ヨン・ウジン)のパワハラのせいで秘書だった姉のジヘが自殺したと思って、彼に復讐のためにブレイン広告に入社するというところからお話は始まるんですね。で、だんだんとファンギの人となりが分かってくるとどうもパワハラが理由じゃないってことが分かってくる、と。そして結局ロウンとファンギは恋愛関係になるんですね。まあその辺りは良いんですよ。ファンギはジヘの自殺に関して一部責任があると思っていて、だから彼女の妹を3年間もずっと見守っていた訳だし、内省的な彼だからこそロウンみたいな明るい外交的な子を好きになるのもありなのかな~と思うし。

でもね、ジヘの自殺の理由が明かされていく過程で、本人たちにも見えていなかった複雑に絡み合った事情があったんだなと分かってくるんです。ファンギ、その妹のイス、カン・ウイルのそれぞれに責任があるって感じで、最終的にはジヘの好意に気づかなかったファンギがすごく後悔している様子が描かれてましてそれは心情的には分かるんだけどさ。でもなんだか私としてはカン・ウイルのやったことが、パワハラ+セクハラで罪が重いと思うんだよな。でもカン・ウイルは彼女が自分のことを好きだと勘違いしちゃって迫っちゃったーてへへ馬鹿だよねー、くらいで終わってないです??おいおい。上司に呼び出されて酒を飲まされて酔ってキスされてホテルに連れ込まれるって完全に犯罪ですやん。はっきり断らなかったジヘが悪いって意見もあるのかもしれないけど、パワハラ、セクハラは上司という立場を利用したものだから断りづらいシチュエーションのことが多い。これがおっさん相手だと明確にそう見えるけど、カン・ウイルが若いせいなのか恋愛的な気持ちの行き違い程度に描かれていてとても嫌だなあ~とモヤるのでした。ううむ。

なので、その自殺の理由ってのが根本的にちょっとね・・・ とてもデリケートな内容だと思うんだけど、反省とか謝罪とかで終わっちゃうんだ・・・と思ってしまうんだな。

そんな部分がひっかかってしまって楽しみきれなかったんですが、サイレントモンスターのメンバーは好きでしたよー。タン・ユヒ(イェ・ジウォン)の夫役がキム・ジソクでまたオ・ヘヨンネタが出て来たり、オム・ソンボン(ホ・ジョンミン)もまたオ・ヘヨンにも恋愛じゃなくて結婚にも出てたよね!?tvNの常連過ぎる~!そして、キム・ギョリ(チョン・ヒョソン)はなんだか見たことがあるなあ~と思ってたら、幽霊が見える刑事チョヨンの女子高生幽霊のナヨンじゃないですか~!彼女かわいくて好きなんですよ~ ラストモテモテになってて笑った。

あと、ファンギ役のヨン・ウジンは黒いパーカーかぶっててもかっこいい~ 彼は大きいのに伏し目がちになると切れ長になるあの目が魅力的だな・・・ 分厚過ぎないちょうどいい感じの筋肉もいいよー 姿勢がいいのもいいよー 色々考えすぎで誤解されやすいけど、本当はとても優しいファンギを好感がもてる感じに演じてて良かったです。ロウン役のパク・ヘスは可愛いなと思うんですけど、ああいう有無を言わさぬ明るさは近くにいたらしんどいだろうなーなんて思いつつ。ああいう性格、羨ましくはあるんですけどね!彼女よりファンギの初恋の人役のチャン・ヒジンが好きだったな。ちょっと怖い役を演じることもある独特の雰囲気もある女優さんだけど、ここではサバサバしてるけど何を考えてるか分からないちょっと不思議ちゃんな感じがハマってて良かったなー。

いいこと言うなあと思った部分もありつつ、パワハラという言葉が出てきた割にはそこの認識が甘いんじゃないのーと思った部分もありなドラマでした。でも総合的には面白かったかな~と思います。はい。

 

内省的なボスが見れるのは・・・