「ひと夏の奇跡〜waiting for you」の視聴後の感想は、複雑・・・って感じでした。良いか悪いかとかじゃなくて、切なくって苦しいんだけど、でも暖かいみたいな色々な感情が混じり合って、しみじみと考えてしまったんですよね。私を含め、ファンタジーなストーリーがお好みの方は好きかも。私は結構好きだったかな。
高校生の時に交通事故で死んでしまったソン・ヘソン。殺人事件の犯人とされた彼のせいで、兄弟たちは辛い人生を送っていたり、ヘソンの初恋の相手のチョン・ジョンウォンは彼のことを忘れられず、また彼が死んだのは自分のせいだとずっと自責の念を抱いて生きていて、そんな彼らの元に19歳の姿のソン・ヘソンが突然現れて・・・というストーリー。
そんな感じの現実には起こらないようなファンタジーな内容なんですけど、前にも進めず、戻ることも出来ずにいる人々に神様がくれた優しさなのかなと信じたくなるようなそんな気分になります。突然の予期しない永遠の別れって辛いよね・・・ 残されて辛い日々を送っている人に実際にこのドラマの様に数日だけでもまた会えるならどんなに良いだろうか。伝えられなかった言葉をたくさん伝えて、謝罪や感謝の気持ちを伝えられるならどんなに。
キャスティングのせいかな、とても優しいドラマなんですよね。ヘソンとジョンウォンの親しい友達役が、イ・シオンとパク・ジンジュなんて良い友達の代名詞みたいなキャスティングだし。なんだろうこの安心感・・・
そうやって、親しい友人たちとも再会を果たし、家族とも再会して、彼らの誤解を解きまた家族として仲良く出来るようにしたり、自分の冤罪をはらしたり、全て問題は解決するんだけど、その後もそのまま一緒に生きていける訳ではないよね。でも、また別れるのだとしても、それでもやっぱりまた会えて良かったときっとみんな思ったよね。私も思ったよ~~~(思い出し泣き)
さて、でも現実ではこのドラマのような奇跡は起こらないのだから、日々出会う人やそばにいる人を大切に、後悔しないように生きて行かないとなとそんなことを改めて思うのでした。そんな気持ちを思い出させてくれるような温かいドラマでした。
ひと夏の奇跡〜waiting for youが見れるのは・・・
⇒Netflix