【中国ドラマ】記憶の森のシンデレラ~STAY WITH ME~ の感想 イケメンは素敵だけどストーリーはうーん(^^;

中国ドラマの「記憶の森のシンデレラ~STAY WITH ME~」を視聴いたしました!出演しているイケメン3人が全員好きなタイプばかりだったのですっごく楽しみにしていたのですが、おそらく期待が大きすぎたのかな・・・ ストーリー的にはあんまり好みではなかったんです。ラブコメなんだけど、コメディー部分がイマイチのれない感じ。まあそんなこともありますよね。

 

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特にヒロインが妄想中に出てくる古装のシーンが苦手でした。あと玲瓏の副社長もその手下も面白キャラのはずなのだけど、彼らのコミカルさを全然面白く感じられなくてちょっと好みじゃないんだな・・・

ジョー・チェンがこういうラブコメが似合うイメージなのかなって冷静になって見てしまうのよねー。それともワン・カイもキミー・チャオもおちゃらけてるのが似合わないのかもしれない。この二人はシリアス路線の方がしっくり来る!

と言いつつ、ワン・カイ、キミー・チャオ、デレック・チャンの三人はとても素敵だった!デザイナーそれもウェディングドレスのデザイナーなのでショーのシーンなんかはとても豪華。出てくる自動車やスーツも良いものばかりなのでやっぱり中国は勢いがあるなあって思うのでした。

チェン・イードゥ役のワン・カイは、悩んでる顔が一番好きかもしれない。でも、私が琅琊榜の靖王役が好き過ぎるせいでそのイメージを引き摺って終始このドラマを見てしまってました。比較してやっぱり靖王役が最高だったなあとどうしても思っちゃうのですねえ。いっぱいキスシーンがあるんだけど、彼に関してはそういうの求めてないんだなあ~ うむむ。好みの問題ですね。

キミー・チャオは尽くしまくってるのに報われないフォ・シャオ役で、彼の表情も困ってるとか悲しんでいるような方が似合ってしまう気がしてこれまたちょっと切ない気持ちになってしまう。今のところ彼がめっちゃ幸せ!みたいな役を見たことが無いんですが、そういうのあったら是非見たいんだけどあるのかな・・・?
めちゃめちゃ好きな顔なんですけどね、物憂げな雰囲気がありますよね。

そんな中デレック・チャンは無邪気な弟キャラでオアシス的な存在で良かったです。見る前はイケメン3人ともジョー・チェンを好きになるって設定なんだろうと思ってたら違ったっていうのはやっぱり中国ドラマならではって気がする。中国ドラマは登場人物が多く、サブキャラたちもカップルが成立することも多いですよねー!

あ、好きなだったのは、ティファニーがあんなにチェン・イードゥのことを大好きだったのにレオに言い寄られてわりとあっさり傾いたこと!そりゃあんなイケメンに好き好きって言われたら好きになるよな~ってのがリアルな感じで面白かったな。ラストまでずっとティファニーがウェイウェイに意地悪だったら見てて疲れるからほどほどで良かったです。二人の邪魔をするのはモー・ハンだけでお腹いっぱいって感じ。

 

ウェイウェイの記憶喪失はいいとして、なんだかウェイウェイとチェン・イードゥの二人の物語がしっくり来ない感じなんです。別れた原因やその後に憎み合ってる感じが分かるような分からないような。その辺りがはまれなかった理由かなあ。
あ、オムライスが二人の思い出の食べ物として何度も出てくるんですけど、あんまり美味しそうに見えないやつだったのも残念だったかも~!笑 でも何回もオムライスを見てたら食べたくなって作って食べちゃったんですけどね!

 

 

記憶の森のシンデレラ~STAY WITH ME~が見れるのは・・・



  

【香港映画】008皇帝ミッション の感想 何も考えずに笑い転げたい時に見るのにピッタリ!

チャウ・シンチーのコメディー映画って実は見たことなかったんですが、本当に何も考えずに笑える映画が見たいな~という気分になったのでお酒を片手に見てみましたよー。ナンセンスギャグの応酬にあっけにとられた感もありますが、これでもか!っていう畳みかけ具合にパワーを感じる映画でもありました。この限度を超えてくる感覚って良い意味で中国っぽさを感じるなあ。日本って「ほどほど」の適量を好む気がするんですよね。それは良い面もあるけど、突き抜けた部分が無くて平均的なものになってしまうという弊害もあると思うんですよね。

 

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一番面白くて好きだったのは、金の国の陰謀で明の皇帝が宇宙人の着ぐるみ着せられてるところで、他の警護官も殺されてしまって零零發(チャウ・シンチー)が必死で闘うシーンかな。磁石の強力さにも笑っちゃうんだけど、丸太棒みたいなのでガンガン、ガンガン殴ってるのが面白くてたまりませんでした。零零發は武術とかできないって設定で、どんくさくでんぐり返りをしたりしてたけど、殴る動作がめっちゃ俊敏で間髪入れずに殴りまくっててるのがツボにはまっちゃった!

カリーナ・ラウもよくこんな映画出てるなあと思ったけど、めっちゃ楽しそうに演じてて見てるこっちまで楽しい気分になってしまうよねえ!出演者がちょっと笑っちゃってるくらいの感じがたまりませんなー。ロー・ガーインのつけ鼻毛とかその絵面にいるだけで笑ってしまうよ・・・耐えられない!笑

 

シリアスな映画ももちろん大好きなんだけど、こういうの見るとコメディーもたまにはいいなあと思いました。人を傷つけない明るい笑いっていうのはいいもんだなあ。チャウ・シンチ―と言えばコメディーなんだろうけど、私はそういうのは全然見れてなくて、彼の出演作はゴッド・ギャンブラーくらいの気がするので、今更だけどもっと見てみたい気になりました!せめて少林サッカーくらいは見るぞー!

 

 

008皇帝ミッションが見れるのは・・・




【中韓合作映画】見えない目撃者 の感想 ヤン・ミーの視覚障害者役の演技は良かった!

中国映画の「見えない目撃者」を見ました!2011年製作の韓国映画「ブラインド」の中国版リメイクだそうです。リメイクなんですが、韓国版と同じアン・サンフン監督が中国版を手掛けているので、設定は変わってもストーリー的には大幅には違わないんじゃないかな~と思われます。私は中国版を韓国版にリメイクしたんだと逆に思い込んじゃっててこっちから見たんだけど、それなら「ブラインド」から見たら良かったかなあとも思いつつ。キム・ハヌルとユ・スンホだったらそっちも期待できそうですよね~

 

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原題は「我是証人」で私が証人ですという感じ。邦題の「見えない目撃者」はなかなか良い感じ!そして、ヤン・ミーの目が見えない女性の役はとても良かったです。顔が綺麗なのでアイドル的存在と思って見てしまってたけど、出演作も多いベテラン女優さんですもんね・・・ 実は演技が上手なんだなあって最近いろいろなドラマや映画を見てたらそう思ってきました。安定感のある演技だなあと。

あともう一人の目撃者であるリン・チョン役のルハンも割と良かったんですよね。演技っていうか彼の年齢とかキャラをそのまま役に生かした感じで活動的で屈託ない若者感がともすればめちゃめちゃ暗くなってしまいそうな内容のこの映画に明るさをもたらしてくれるって感じ。

だってオープニングがまず、ええええええ~!!!って感じで辛いの。ルー・シャオシンの目が見えなくなった&弟が死んでしまった事故の原因が彼女がどんなに後悔しても足りないような内容で、しょっぱなからいたたまれない気分になるんですよね。バンドの練習をしている弟を姉が無理やり連れ出して車に乗せてその後に事故に遭うと。逃げないように弟の手を手すりに縛りつけていたから彼が逃げられずに死ぬという・・・ この部分で心がちょっとやられる感じありますなあ。ちーん。

あとは盲導犬のツォンツォンが!ご主人を守ろうとするんだけど、そのせいで犯人にやられてしまうんですよ・・・ ここはもう一つのめっちゃつらい場面でした。泣いちゃう。ううっ。

タン・ジェン役のチュー・ヤーウェンも怖くて良かったです。インテリなヤバイ奴感がとても出ててゾッとする感じです。悪役が魅力的だとやっぱり全体が面白くなるような気がします。常軌を逸した感じの彼が追いかけて来るのを見ているとかなりドキドキしました。彼の独特の存在感が気になるので、他の出演作も見てみたいところですなー!

 

最後はヒロインが弟のことを乗り越えていく姿が描かれていたりと意外に明るく終わったのでまあ後味は良かったと言えば良かったかな。ラスト近くルハンがステージでアイドル的に歌う場面なんかもあるのはサービスショットって感じで訳が分からん気もするけど、そういうちょっとなあ~な部分を差し引いても意外と楽しめた気がします。ビデオ電話で誘導してるところとかとってもドキドキしたしね!

 

 

見えない目撃者が見れるのは・・・



【韓国ドラマ】パンチ〜余命6ヶ月の奇跡 の感想 自分にとって大切なものが何かを考えてしまった

「パンチ〜余命6ヶ月の奇跡」を視聴終了しました。意外なことにキム・レウォンが主演のドラマを見るのは初めて!映画の江南ブルースで見たことがあるくらい。このドラマでは余命宣告されて改心して闘う検事という難しい役どころだったと思うんですけど、とても良かったな。娘を愛するパパの顔が心に残りました。

 

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だけど、二転三転するストーリーはなかなか見てるのがしんどいかった~ パク・ジョンファンに残された時間が短いことが分かっているのでどうしてもハラハラしてしまいます。なにより彼の娘のイェリン役のキム・ジヨンちゃんがうまくてねえ・・・ 彼女の泣く姿を見ているのは辛かったなあ。ほんと韓ドラに出てくる子役ちゃんたちは演技が本当に上手でビックリしますね!

シン・ハギョン役のキム・アジュンは正義を貫こうとする検事の役が似合っていましたね。こういうキリっとした役が似合うな。しかしこのドラマではちゃんとした検事の方が少なくて彼女と次長検事くらいしかいなかったよね!?本当にそんな状況だったら恐ろしいなあなんて。

パク・ジョンファン(キム・レウォン)だって検事になりたての頃は高い志を持っていたのに、現実を前に道を踏み外してしまうんだけど、脳腫瘍になり余命宣告を受けた後に娘のために罪を償い、間違ったことを正そうとする。人間って本当はいつまでとは分からないまでも実際には期間限定の命なのにその事実を目の前に突き付けられないと認識できないんですよね。そうしてやっと初めて限られた時間をどう生きるべきかと考えることが出来るものなんだなあ・・・ 本当はいつも自覚できたらいいんだけど、難しい。

やっぱりドラマの一番の見どころはイ・テジュン(チョ・ジェヒョン)とユン・ジスク(チェ・ミョンギル)のパワーゲームの部分なのかな。味方になったり敵になったりする彼らを見ていたらアメーバの細胞分裂を見ているような気分になる。手を組んだり、陥れたりのスピードが早くて、時勢を読むのにたけていると言えば聞こえはいいけれど、損得勘定の計算が早いだけとも言えるのかなあ。

チェ・ミョンギルは長官とか社長とか上に立つ人の役が似合う。迫力がありますよね。なので反対に普通の家庭の母親役などを演じると怖すぎることもあるなあって印象。金よ出てこいコンコンの時の母親は語気がキツくてとっても怖かったって思い出しました。

イ・テジュンとユン・ジスクだと本当に恐ろしいのはユン・ジスクの方なのかもしれない。イ・テジュンはのし上がるためなら悪いこともする、という自覚があるけど、ユン・ジスクは悪いことをしても、これは正しいことのためにやむを得ずすることだから仕方がなくて自分は悪くないと思っている。繰り返し描かれる育ちの違いというのが根底にあるのだろうし、それが韓国の現実なのかな・・・

そして同僚の検事たちの思惑も絡み合って更に複雑。チェ・ヨンジン役のソ・ジヘいいですよね。嫉妬の化身でもアナウンサー役で出てましたね~ 背筋が伸びてとても姿勢がいいので、こういう役が似合うのだと思う。ちょっとしれっとした色気もあって好き。

イ・ホソン(オン・ジュワン)はどんどん自分の目指す道を見失っていく姿が怖かったですね。彼自身もどこに行きたいのか分からないままマシだと思う方を選んでやっていたら、いつしか抜け出せなくなっていたという。上に従っていたら最終的にはこんなことになってしまった・・・という彼のような存在が私たちが普通に会社勤めをしていたらなってしまうかもしれない姿に一番近いのかも、なんてことを考えていました。

 

相手を陥れるために命をもてあそぶようなセリフをいうシーンもあって、それがリアルな感じでもあるんだけど、ちょっと聞いてるのがつらいなんてところもありましたね・・・ 興味深かったし、どうなっちゃうの~とわりと夢中になって見はしたんですけど、どうしてもテーマが重いので、見るのに力が必要なドラマでありました~!

 

 

パンチ〜余命6ヶ月の奇跡が見れるのは・・・






【中国映画】シチリアの恋 の感想 感動するべきなんだろうけど共感出来ないんだなー

イ・ジュンギとイーサン・ルアンが出演しているので見てみた映画「シチリアの恋」。どこの映画なのかな~と思っていたら中国映画のようです。
これはちょっと久々にハズレ映画を見たな・・・って気分になってしまいました。感動的な愛を描くぞー泣かせちゃうぞーっていう意図は伝わるんですけど、全く共感できないし、どのキャラにも魅力を感じないの。すべてが説明不足でなんのこっちゃな気分でした。

 

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原題は「謊言西西里」でシチリアでの嘘ってな意味合いかしら。この方がまだシチリアの恋よりは納得だな。どっちにせよ、ジュンホはシチリアから上海に留学してそのままそこで仕事もして、シャオヨウと出会って愛し合うのも上海でなので、シチリアという舞台の必然性は全く感じないんだなー。どっちかというと上海の恋って感じ。シチリアの景色は綺麗ですけど、なんで?と視聴者に思わせる感じ。

内容的には以前に見た韓国映画の「悲しみよりもっと悲しい物語」とストーリーが似ている。愛する人に理由も言わずに別れを告げる男、その理由は自分の余命がわずかだからっていうやつ。ありがち-!

ジュンホが「彼女のために別れを告げる」っていう一方的な思想があんまり理解できないんだな。病気を知った上で彼女が別れたいと思うのか、最後まで一緒にいたいと思うのか、という相手側にもあるはずの選択権を奪っているだけのように感じてしまう。相手を傷つけたくないという言葉でオブラートに包んでいる本当の気持ちは自分が傷つきたくないだけなのかもしれない。

その上、この映画での男は、シチリアで生前葬までしてもう死んだことにして相手に自分を諦めさせようとするのに、その後上海に戻って来て彼女の上の階に住んで見守っているのですよ。そして自分の存在を隠したいのか分からせたいのかどっちやねん!っていう匂わせ的な行動をしまくってましてね・・・ そうねえ、言葉は悪いけど、ちょっとキモイって思ってしまったんだな。最後まで彼女を守るっていう思いでやっていたのかもしれないけど、それは守っていることになるんだろうか?多分守っていたのはジュンホ自身の心よね。むしろ二人を守っていたのは所長だったんでは?いい人でしたな。気の毒。

そして、イーサン・ルアンの存在もよく分からない。最終的にはジュンホが死んだ後にシャオヨウと縁があるのは彼なのかな、という感じなんだけどね。すべての登場人物同志の関係性が浅く浅く描かれていてなんだか心に残らない。

 

ジュンホとシャオヨウが深く愛しあっているのが全く伝わってこないのが一番残念だったポイントかもしれないな。出会いとか恋に落ちたエピソードはちゃんとあるんだけど、ふーんって感じで胸に染み込まない。そのせいで彼らの行動全部が薄っぺらく見えてしまうような印象がある。あ、この時のイ・ジュンギは余命半年の役には全然見えない健康そうな体型だったのもちょっとな。・・・という訳で私は全然好きじゃなかったんですけど、オシャレっぽい雰囲気と感動的っぽい雰囲気はある映画でした。

 

 

シチリアの恋が見れるのは・・・