【台湾ドラマ】HIStory 離れて、離さないで の感想 モンモンの手紙のイタズラが悪質って思っちゃう

HIStoryの「離れて、離さないで」を見ましたよー 3作あるうちの最後に見たのがこの作品となりました。そして残念ながらこれがその中では一番好きじゃなかったかも。出てくる女友達が腐女子なんですけど、彼女の妄想が一人歩きしてる感じです。BLとか関係なくその子がやったことが冗談では済まないことのような気がしちゃうんだけど、どうなんですかねー?

 

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アイドルのチェン・チンを演じるのはデューク・ウー(吳承璟)、フォン・ホーを演じるのはエディソン・ソン(宋柏緯)です。デューク・ウーはアイドル役が合ってる感じだし、エディソン・ソンも真面目な大学生役が合ってて配役は良かったな。

そんな二人なんですが、フォン・ホーの母親の再婚でチェン・チンが彼の義理の弟になり、彼の家に転がり込んでくると。弟って言ってたけど、同じ授業とか出てるから同い年だけど誕生日が遅いだけで同学年とかいう設定なのかしら?まあそれはいいんだけど。母親に弟のことを頼むと言われたので勉強を教えたりとお世話をするフォン・ホー。そうこうしているうちに特別な感情が生まれていく二人なんですねー

初めはソファーで寝ていたチェン・チンが嫌だ僕もベッドがいいと言い張るので一緒に寝ることになる初日。境目に鍋を置いて距離を取ろうとするフォン・ホー。なんで鍋やねん。

ま、朝になったらこんな感じで、想像通り。っていうかデューク・ウーが白くてお肌すべすべですごいな!って思いました。羨ましい。

で、フォン・ホーの女友達のモンモンが腐女子で、二人が兄弟になって一緒に住み始めたと聞いて、二人が理想的なBLカップル~~~と妄想しちゃうんですね。そしてフォン・ホーにチェン・チンへの手紙を託すんです。フォン・ホーはモンモンがチェン・チンへのラブレターを書いたのだと思ってちょっと渋りながらもちゃんと渡すんですよ。しかしなんとその手紙の内容は、フォン・ホー(モンモンがフォン・ホーのふりをして書いたもの)からチェン・チンへの愛の告白・・・ それを読んで喜んでイエスと答えるチェン・チン。いやまあね。二人が好き同志だし、いいっちゃいいのかもしれないけど、モンモンの書いたその手紙は冗談とかイタズラでは許されないのでは・・・?男同志だからとか関係なく、女友達にもそれをしたらあかんでしょ!?なのに彼女のことをわりと簡単に許しちゃうのは解せないわ・・・

まあ結局、それを機に二人の仲はいろいろありつつも最終的にはうまく行くのですけでも、なんかすっきりしない。まあ、この部分が気にならなければ兄弟、同性という禁断の愛のダブルコンボだから好きな人は好きなのかもしれない。しかし、チェン・チンに迫られるフォン・ホーの断り文句はあくまでも「家族だから・・・」で、男同士ってことには全く言及してなかったのが潔かったわ・・・ このHIStoryのドラマの中ではそれは普通の前提なのね、きっと。

そんな感じでちゃんとしたストーリーありきのドラマではない印象で、あくまでも美しい二人のBLを表現するためのドラマって感じで私はあんまりでした。三作品の中だったらボクの悪魔が一番良かったかな!

 

HIStory 離れて、離さないでが見れるのは・・・
⇒Netflix






【台湾ドラマ】HIStory マイ・ヒーロー の感想 元カノのラン・シーがめっちゃ可愛そう・・・

「HIStory マイ・ヒーロー」を視聴しました。このタイトルはアーロン・ライが演じるマイ・インションの名前からですね。インションを漢字で書くと英雄なので、つまりヒーローってことですね。それとグー・スーレンにとってインションの存在がヒーローって意味合いもあるのかなあ。

ストーリーはBLではあるけれど、ちょっとひねった作りになっていて面白かったです。が、一番に思うのはラン・シーが可愛そうってことですね。気の毒~

 

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インション(男)とラン・シー(女)は恋人同士。本当は死ぬのはグー・スーレン(男)のはずだったんだけど、死神の手違いでラン・シーが死んでしまいます。すでに彼女の体は火葬されて戻れず、その後に死んだグー・スーレンの体に乗り移ることになります。そして死神に出された7日間以内にインションに愛されてキスされたら生き返れるという条件をなんとか叶えようとするのだが・・・というストーリー。

なのでスーレンとインションのやり取りに見えるくだりは実はラン・シー(外見はスーレンだけど)とインションなんですよね。見かけはBLだけど中身は違うというのがややこしい。スーレンがどんな人なのかが分からんやんと思うんですが、彼は日記帳を残してまして、そこに好きな人への思いがつづられており、ラン・シーはその好きな相手が誰かは分からないまま読んでいるものの、どうやらその相手にも愛されていたらしいことには気づきます。実はその相手はインションだったんですね~

そうです。インションはお嬢さまのラン・シーとつき合ってはいたけれど、本当に好きだった訳ではなくて実際に惹かれていたのはスーレンだったんですね・・・がーん!

そんな中、7日間の約束の時間までにインションに愛されなければいけないラン・シー。でもインションは彼女が好きなの?それともスーレンなの?というドキドキの展開になってしまいましてね(っていうか丸わかりだけど)。短編ドラマっていうのもあるけど、割とバッサリくる最後でラン・シー気の毒~ってなりました。ひえー

さて、笑っちゃったのがランニング後のペットボトルのくだりです。インションとスーレンがランニングに行ってその後に座って休むんですけど、インションがペットボトルの水を飲んでその飲みかけのボトルをスーレンに渡すんです。間接キスだ~ってドキドキしながら飲むスーレン(ただし中身はラン・シーだけど)。その1回のやりとりで終わると思ったらボトルの水がなくなるまで二人で渡しあいっこですよ・・・うふうふアハアハしてる二人の初々しい反応がBL的萌えポイントなのかもしれないけど、尺を長くとり過ぎててそこに笑ってしまったよ~~ その上、1本の飲み終わったらインションがさらにもう1本ペットボトルをリュックから出してきたんで、おいおい最初から1本ずつ飲みなよ!と突っ込まずにはおれなかったです!!!

という感じで多分楽しむポイントを間違ってる気がするけど、私のツボポイントもあり楽しめました。アーロン・ライの肉体も惜しげもなくアピールされてますのでそこも見どころではないでしょうか。彼ははっきりした顔のイケメンさんですね。残念ながらお相手役のジアン・ユンリンがあんまり好みじゃなかったのでBLのカップル的には私はあんまりだけど、ストーリーの構想は面白いな~と思いました!

 

HIStoryが見れるのは・・・
⇒Netflix





【台湾ドラマ】HIStory 僕の悪魔 の感想 生まれ変わってもまたあなたを愛してしまう

「HIStory 僕の悪魔」の視聴を終了しました。BLものだとは知ってたもののめっちゃBLでした!純愛なんだけど、身体的な愛情表現も多くてわお!って思っちゃった。まあ大学生という年齢設定だし、欲求に正直な年頃なんだな、うんうん。あ、でも主役の俳優さんはとても綺麗で、特にテディ・レンの足が白くてすべすべで羨ましいわ~なんて思っちゃった。

 

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という感じなんで前知識があった方が見やすいドラマではあります。そういえば台湾ドラマの「恋する人魚」をただいま視聴中なんですが、そのドラマの中でヒロインの職場の同僚がBL大好きっていうキャラなんですよね。普通のドラマの中でそういう設定が出てくるくらいだからBLが市民権を得ているのかしら?台湾は同性婚も合法化されたし、懐が深いんだな~ みんなが心のままに生きられる世界になればいいね。

あと、このドラマは風景がとても綺麗なところで撮影されてて、林みたいなところとか図書館とかなんだかそういう絵の切取り方が良かったです。

そうそう、図書館のシーンで本棚にあった本に目が釘付け。聊斎志異が出てきて興奮してしまった!当たり前のようにあるもんなんだな~!そんなところばっかり見てる・・・

ストーリーとしてはジントンとイーチェンの純愛って感じで、元の世界でも生まれ変わった世界(パラレルワールドなのかな?)でも結局惹かれあう気持ちには抗えない二人。大胆で俺様みたいに見えるジントンが本当は拒否されるのが怖かったり、イーチェンのことを好き過ぎて彼を守るために女性と偽装結婚まで考えるくらいだった・・・というのが一番の萌えポイントだと思われます。

私的には、途中、気の毒に見えたのはジントンのことが好きで偽装結婚の相手を頼まれても受け入れるイージェンなんだけれど、パラレルワールドではジントンの友人と恋人同志になって彼女も報われる設定になっていたんですよ!そういうサブキャラのこともちゃんと考えた配慮のある展開のストーリーになってて感心したなあ。

ジントンの両親の同性愛への無理解というのは少し出て来たけど、同性同士の恋愛だからという意味での葛藤の描写がなくって、ジントンとイーチェンがただ愛し合ってるのは良かったです。興味深く見れたし楽しめましたよー テディ・レンの恋してる演技が良くてキュンとしたしね!

 

HIStoryが見れるのは・・・
⇒Netflix