【韓国ドラマ】あなたを注文します の感想 出てくるお料理がとっても美味しそうだったー

「あなたを注文します」の視聴を終了いたしましたー!ウェブドラマで1話が約20分×16話という構成で時間数にしたら短いけど、Gyao!で華麗に2倍速コースでなんとか最後までたどり着いた感じ。ウェブドラマでも見ごたえがあるドラマも多いし、東方神起のユンホが主役だったらそれなりに凝ってるストーリーだろう!と割と期待して見たんですけどねー むにゃむにゃ

 

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ストーリーはありきたりなんだけど、そこまでつまらない訳ではない気がするんです。面白く感じられなかったのは女性陣のキャラに魅力が感じられなかったせいじゃないだろうか、と思うんですがどうでしょうか・・・

キム・ガウンはキュートだと思うんですけど、いつもなんだか感情的過ぎる女の子を演じてる気がします。女の子らしいと言えばそうなのかもしれないけど、うるさくてちょっとうんざりしちゃうなあって私は少し思っちゃう。そういえばこの人生は初めてなのででもそう感じたなあ。

そしてこのドラマでキム・ガウンが演じていたパク・ソンアも、こういう女の子と関わりたくないな~という感じ。思ったことを短絡的に口に出して相手を完膚なきまで打ちのめすタイプそして必ず後悔する。特にグクテの部屋で母親の写真を見つけた時が見てて嫌な気分になったのでした。もしかして自分の母の死の原因が彼なんだとしても「かわりにあなたが死ねばよかった」はないよな。誰かの死を悲しんでいる人が「死」という言葉を軽々しく出すものではない。言葉の呪いは必ず自分に返ってくるからなあ・・・ この辺は脚本の問題ではありますけどね。

あと、元カノのダファをク・ジェイが演じてたんだけど、彼女もこういう役多い。ラストも気のきつい元カノ役だったな。ダファみたいなタイプが好きだったグクテがソンアみたいな女の子を次に好きになるんでしょうか?めっちゃ違和感あるわ~

どっちにしてもグクテの恋の相手の両方ともキャラ設定がイマイチ過ぎてなんだか素敵なラブストーリーに見えないのであった。

しかし、男性陣のキャスティングは結構好きでしたー。ユンホも演技がすごいうまいとは思わないけど、グクテ役は悪くなかったし、お料理してる感じは素敵でした。
そしてプルアダのメンバーが良い感じなのですよね。チョ・ユヌはこういうちょい役多いけど、どこででも人懐っこい感じがとても合ってるし、ペク・ジョンウォンはちょっと顔が長い?かなと思ったんだけど、雰囲気があっていい。良い人役も悪い人役も出来そうでちょっと気になりますね。

グクテのライバルのソンアの同級生を演じてたチャン・スンジョも割と良かったんですよね。しつこく無くてさっぱりした性格で描かれてたし。

そうやって考えるとなんだか女性キャラの描き方に愛を感じられない脚本だった気がするんだよなあ。まあなんとなくそう感じただけなんですけどね・・・

 

・・・とそんな感じでストーリーはなんだかなあだったんですが、プルアダのお弁当はとってもきれいで美味しそうだったんですよねー。ソンアもお料理を美味しそうに食べるところは可愛かったしな。お料理を見る分には楽しいドラマでした!

 

 

このドラマが見れるのは・・・




【韓国ドラマ】リセット の感想 思わせぶりに期待を煽られたのに着地点が無い感じなのだった

OCNの犯罪捜査モノなので期待してたんですけどね・・・ という訳でリセットを視聴終了いたしました。うーん。残念なことに、なんじゃこれは・・・てなモヤモヤを抱えて見終えることになりましたね。細部が適当過ぎて本題に集中することが出来ないし、あれは一体なんだったんだろう?という疑問が残ったまま終了してしまい、すっきりしないのでした。

 

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ドラマの最初の方は、「X」とか「初恋の人と同じ顔の女の子」とか「催眠術」とか思わせぶりな状況にこれがどう解き明かされていくのかな~って楽しみに見ていたんけど、イマイチどれもこれもどういう意味だったのかちゃんと分からない、もしくは明かされた秘密が大したことない内容で「あれれれれれ?」と肩透かしを食らう感じなんですねえ。

しかし「催眠術」というモチーフはドラマの中で扱うのは要注意だよなあと思うのです。「催眠術を使える」という登場人物がいるとストーリーの神秘度や自由度が増すのは確かなのですが、うまく利用しないとご都合主義な展開になりがちな気がする。そうなると見ている方は冷めてしまう。このドラマもちょっとそんな感じ。催眠術ってかかりやすい人もかかりにくい人もいるしあんな簡単にはかからない。ボールペンのカチカチって音を合図にかかるようにするためには、その音に対しての行動について先に催眠をかけておく必要があると思うんだなあ・・・ ドラマの中の設定とは言えなんかあまりにも適当だな。

あとは刑務所ですよねえ。いや、もちろん注意書きで「現実の刑務所の状況とは違います」とあるんだけど、それにしてもねえ・・・ いくらなんでも服役している人達があんなに自由自在に刑務所内の色んなとこに行ける訳ないんじゃないかとか、死刑囚は別の特別な刑務所にいたりするんじゃないかなとか、彼だけなぜ囚人服の上にダウンみたいなの着れるの?とか、死刑執行の部屋にそんな簡単に入れるかい!とか、いくら何でも「ないわ~」と思ってしまうのでした。ここでもご都合主義が炸裂していて全くストーリーに入り込めないのでした。

ファンタジーとかぶっ飛んだ内容のお話の時はどんなに架空の設定でも楽しめるのだけど、こういう話は本当じゃなくてもいいけどあくまでもリアルっぽく見せる必要があるんだなって実感したのでした。細かいところがかなり雑に描かれちゃってたのだけど、本当はそういうどうでもいいようなところが大切なんだと思う。美は細部に宿るっていうし。そういうのが全く感じられないドラマでしたな・・・

秘密の森で出てたチェ・ジェウンが出ているのを見つけて、このドラマでは検事、秘密の森では警官だったけど、そういう役似合いますね。ちょっとひとひねり曲者感があるのでわりと好きです。

そしてこんなところにも出ていたカン・ギヨン!最近、彼をよく見るなあ~ 医者役だったけど、白衣もいい感じ。しかし、このドラマの中での彼の存在もキーなのにそこもイマイチよく分からない。刑務所で撮影した映像は結局壊れてたみたいだけど、どこかに送ろうとしてたよね?他にもまだ味方がいたのかいなかったのか・・・ 修復できた時にそこに送れば良かったんでは?謎。

ともかく刑務所に入ってまで大それたことをしようとしている割にはなんだか詰めが甘い人たちだと思わざるを得ないのだった。

GKグループ会長役のキム・ハクチョルの見事に悪そうな顔は凄いな~と。こういう悪そうなおじさんも嫌いじゃない!見たことないと思ったけど、快刀ホンギルドンで高利貸しで出てたのを見てたみたい。あとは九尾狐外伝の元老役。ふむふむ。そういう感じの役が似合うよね!でも意外と強面のおもしろおじさんみたいな役も合いそうだな~って思ったりして。

 

ところで、そもそもなんでキム・ソヒョンがチョ・ウンビとチェ・スンヒの二役を演じてたの?あれってたまたま二人が似てたってことだったのでしょうか?チャ・ウジンとチョ・ウンビが出会うために必要な要素だったのかもだけども・・・ それだけってちょっとねえ。

最後の独白みたいなのもなしで、ウンビのセリフだけで十分に「記憶のリセット」については視聴者に伝わったと思うんだけどな。とにかく私にとっては最後の最後まで不完全燃焼なドラマでありました・・・

 

リセットが見れるのは・・・



【韓国ドラマ】ロボットじゃない の感想 優しいメッセージが詰まった最高に素敵なドラマでした!

心の外側までしか届かないドラマと、心の真ん中まで染み渡ってくるようなドラマがあると思うんだけど、「ロボットじゃない」は完全に後者のドラマだったのです。私の琴線に触れるとても素敵なドラマでした。見終わって数日たった今も、ドラマで出てきた小道具のハートボールの光が私の心の中でも確かに灯っている、と思う。

 

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このドラマから伝わってくるのはとてもやさしいメッセージたち。「あなたも誰かにとっての大切なひとりなんだよ。」「人間もロボットと同じように学習する生き物なんだよ。だから今からいくらでも学んでいくことが出来るよ。」そんな風に言われているみたいな気分になるのです。そしてじんわりとそのメッセージたちが私の心で温かい光を放っています。

「伝えたいこと」が真ん中に芯としてしっかりあるドラマはやっぱりとても見ごたえがあるものになるのだなあ、と思いました。一貫したぶれない視点で作られたドラマ。

主役のキム・ミンギュを演じるユ・スンホの演技も素晴らしい。ずっと一人で生きてきたミンギュの心からの叫びがあまりに切実で心に刺さる。裏切られたと知った時の独白のような叫びはまるで現代人が抱える孤独を代弁したかのようにも感じられて。

私は今まで彼を子役で見たことがある以外はアラン使道伝の玉皇上帝くらいなので、あれは演技力がどうかなんて分かるような役ではなかったのですけども、このドラマですごく上手なんだなってちょっとビックリしたりして。彼の声のトーン、話す速度、声色はとても魅力的だな。人を傅かせる声だ、と思ったのだけど、今回がKMの偉い人役だったからなのか、いつもあの話し方なのかちょっと気になるので、他の出演ドラマも見てみたいなあと思わされました。目を伏せたときの長いまつげも美しいし!

そして、ジア役のチェ・スビンもとてもとても良かった。特にAG3のロボットのふりをしてる時のジアが最高にキュートで可愛い。そうか、彼女はジアとAG3のふりをしているジアとAG3の3役を演じてたことになるんですよね。

ジアもずっと自分のことを理解してくれる人を探していたのですよね。ミンギュのような物理的に外側からも見て分かる孤独とはまた違う、人ごみの中にいるのに自分のことを分かってくれる人は誰もいないと感じる孤独。一番理解してほしい近い存在なはずの元恋人や兄からぶつけられる言葉たちはとても痛くて辛い。彼女が誰かの役に立ちたいと発明品を作り続ける気持ちはとても切実なのです。誰にも分かってもらえなくても。

だから、ミンギュがハートボールや傘の意味を意義を理解してくれる存在だと気づいた時に彼女も切実に彼の存在を求めたのだなあって。そしてミンギュが実はジアが発明した商品を全部買っていた!っていうエピソードも素敵。韓国ドラマって「運命」が好きだと思うんですけど、本人たちは気づいていなかったけど実は小さい頃に二人は出会っていた!というのはすでに使い古されているエピソードでもうお腹いっぱい。でもこのドラマで描かれるささやかなその繋がりがとても素敵だなと思いました。

あと、描きたいものがちゃんと決まっているので、それに沿って出てくる小道具たちも本当によく考えられてる印象です。ハートボールも、傘も、隕石の入ったペンダントも、ベルベットのウサギの絵本も全部。ミンギュが電車でジアを見かけた時に、諦めずに彼女を追いかけたのはベルベットのウサギの内容を知っていたからで「AG3が人間になって現れたら、絶対に自分は気づきたい、見つけたい」と思っていからこそですよね。そしてAG3にあげたペンダントをつけていることでジアがAG3のフリをしていたことに気づくのも、本当に練られた脚本だなと思うのでした。緻密に構築されたストーリー。

他の脇役陣もとても素敵でしたね。お気に入りだったのは悪い仕事を請け負ってるのにちょっとおとぼけのマイアミ(キム・ギド)とアルプス(チェ・ドング)の二人。AG3を助けた後の二人の笑顔がとても好きだったな。

そしてサンタマリアのメンバーもみんな好きだったなあ。ホン・ベッキュン(オム・ギジュン)が開発したAG3を元カノのジアと瓜二つの顔にしちゃったり、名前もジアを逆にしたアジ3にしちゃったりしてて、でもその理由がジアのことをもっと理解したかったからなんだなあと思わせてくれるのは良かったです。ちょっと間違うとただ気持ち悪いと思っちゃいそうだけど!笑 あとのメンバーのみんなも優しくて、そんな彼らの思いがきちんとAG3に伝わっていたからこそ、ロボット兵器にしようとされたのを逃げ出して町を一人で歩いて家に帰ってきた途中で町の人との優しいやり取りが出来たんですよね。サニプへの誕生日プレゼントだとみんなでその時のビデオを見てるシーンは私まであの場にいるみたいな気持ちになって感動してしまった。涙!

サンタマリアのメンバーはロボットを作る側なのだけど、ロボットから学んでいることもたくさんあったんですよね。ロボットが感情を学習して学んでいく様子を見て、彼らもそれをしていく。ホン・ベッキュンもAG3を通して、どうしてジアと自分が別れることになったのを理解して、自分に足りなかった部分を知ったり。パイもソネがホクタルに「私たちつき合おう」と言ってるのを見て、彼女もロボットと同じように学んで、女性から告白したっていいのだと、ベッキュンに同じように自分から告白するのとかとても素敵なエピソードだった!!!

それを見て私もいつからでも何歳からでも学んでそれをやればいいんだな、という気持ちになりました。ミンギュもそうで、15年間も一人でいたけど、人と接する方法を学んでそして外の世界に足を踏み出したんだった。遅すぎるということはないのだなって。

こうして書いているといっぱい好きなシーンがありますが、ミンギュが悩んだ末にAG3をリセットするところは涙なしでは見られない・・・!お互いに愛し合って求め合っているのにまるで片思いのような二人があまりにも切ない。

このドラマを見て感じたのは、視聴者はドラマを見ることで自分の中にある物語を再生しているのではないかということ。自分が持っているものしか生まれないのではないかと思うから。それはロボットが自分に好意を持っていたような気がするのは自分の感情を学習して反映しているからなのではと思ったミンギュの気持ちと似ている感覚かもしれない。

 

人に向ける視線が優しい本当に素敵なドラマでした。これはもう私が今年見た中で1位、2位を争うくらいだなあ。こういう出会いがあるからドラマを見るのをやめられないな~って思うのでした。めちゃくちゃ良かったです。

 

 

ロボットじゃないが見れるのは・・・

  

【韓国ドラマ】 帰ってきて ダーリン! の感想 同じ人物を複数の役者さんが演じるのは難しいのだなあ・・・

帰ってきて ダーリン!の視聴を終了いたしました!いやーGyao!が再生速度を変えられるのを知ってから2倍速を利用しまくっています。このドラマもそのおかげで最後まで見られたかな~ ストーリーはなかなか無い感じで面白くはあるのですが、なんだかイマイチ楽しみ切れなかったのはどうしてなんでしょうね・・・

 

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まずこのドラマを少し見て引き続き見続けようと思ったのはチェ・ウォニョンが出ていたからであります。嫌な男の役もいい人の役も最高に好きなのですが、このドラマでは心底悪い男という訳ではないけれど、元妻に嫌がらせをするまあまあいやらしい男の役でしたね。はーこういう役を演じる時のリアルさがたまりません。いやー今回も良かったです。演技がとても好み。

そして、彼の元妻役のイ・ハニにちょっとびっくりしたんですけど、こんなに迫力がある感じでしたっけ?もっとツーンとした美人のイメージだったんですけど、今回はなんだか意外と野太い声にもナイスバディな体形にも迫力を感じてしまって、あ~これ韓国版の極道の妻たちを撮るなら彼女が適役だな、と訳の分からないことを考えながら見てました。全く内容に関係ない・・・(^^;

このドラマに私がイマイチハマれなかったのは、キム・ヨンス役のキム・イングォンとピさん、そしてハン・ギタク役のキム・スロとオ・ヨンソ、それぞれが同じ人だと重ねて見ることが出来なかったことが原因だと思います。それでもまだ性別まで変わってしまったキム・スロとオ・ヨンソの方が重ねて見ることが少しはできたんですけど、キム・イングォンとピさんは全くダメでした。いくら同じセリフやしぐさを脚本に入れても、元のキム・ヨンスの映像を差し込んでもやっぱりピさんの演技でキム・ヨンスの面影を出せるかというところにかかっていたんだろうな。もっと特徴的のある動作を元から設定して、それだけは完璧に同じに見えるようにするとか何か方法があった気がしますけどね・・・ なので、ずっと同じ人なんだ、そう見なきゃいけないんだと自分に言い聞かせて見てましたが、やっぱり無理で、ダヘにつきまとうピさんがただ気持ち悪い人に見えてしまったという(ダヘ目線だと彼は完全に不審者ですよね!?)
一人二役よりも、同一人物を複数の役者さんが演じて同じ人に見せるのは難しいんだなあと思いました。

 

それにしても、カン・ギヨンとイ・テファンって同じドラマに出てる確率高くないですか!? ナイショの恋していいですか!?は同級生役だったし、この前見たキム秘書はなぜそうか?W-君と僕の世界-もどっちも出てたような気がする。お二人とも最近活躍しているからたまたまでしょうかね~?

 

逆送で戻って来てから判明する事実は、えー!!!っとビックリすることがいろいろありましたが、みんな実は関係があったとどんどん分かるという展開は韓国ドラマっぽかったですね~ ラストで一番驚いたのは、イ・テファン演じるチェ・スンジェのスマホに保存されている写真にラ・ミラン演じるマヤとこどもが写っていて、彼女は生まれ変わってから、かっこいいと気に入ってたスンジェの奥さんになったんかい!?ってところですかね。マヤ、やるな・・・って笑ってしまいましたよー まあなんだかんだと楽しんだ気もするドラマでした!

 

帰ってきて ダーリン!が見れるのは・・・




  

【韓国ドラマ】キム秘書はいったい、なぜ? の感想 パク・ソジュンとパク・ミニョンの魅力が存分に発揮されているドラマ!

キム秘書はいったい、なぜ?(キム秘書がなぜそうか?)の視聴を終了いたしました!ロマンチックラブコメディーという感じのジャンルのドラマかな?途中からこれでもかっていうほどラブラブになるので、主役のカップルが好きな人は楽しめるんじゃないかな・・・? 二人の恋の小さな行き違いを微笑ましく見れるといいのだけど、あまりにも平和なので私は途中から退屈してしまった感もありです。でもそれなりに楽しめましたけどね。

 

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幼い頃に起こった誘拐事件、それにまつわるトラウマが中盤くらいですべて解決してしまうんですよね。そのトラウマのせいでヨンジュン(パク・ソジュン)はキスが出来ないんですけど、それもあっという間に克服。その後はラブラブを見せつけられている感じ。ほらほらここでときめくんだぞーほれほれってシーンはいっぱいあるんだけど、そこでキャーってならずに「来た来た!」って笑い転げてしまった私。そういう楽しみ方で良いのかわからない!笑 とまあそんな感じでストーリーの起承転結の分配がイマイチな気がして、その分役者さんの魅力に頼った感じのドラマになってしまった気がします。

パク・ソジュンとパク・ミニョンのどちらもとても好きな役者さんなので、私はそれなりに楽しめたけど、好みでない方にはちょっと見てるの苦しいかもしれないな~なんて。でもパク・ソジュンの顔って私は好きだしカッコイイと思うんだけど、あんな風にオーラ!完璧!って自画自賛するナルシスト役を演じられるほど万人受けするタイプかはちょっと分からない気分でした。まあ、サムマイウェイの時に鍛えたであろう身体も素晴らしいですし、揃っている方ではありますけども。

そして、パク・ソジュンが演じるヨンジュンが住んでいる家がシークレットガーデンのヒョンビンの家だったんですよね。お!ここは!ってすぐに気づきましたよ~ 懐かしい気分。ヨンジュンの乗ってる車もマセラティだったかな。このおうちと車と高そうなスーツや小物でかなりのお金持ちな設定でしたねえ!

コメディー要素を大きく担っていたのはカン・ギヨンが演じるパク・ユシク社長。ヨンジュンの良き友でしたね。こういう主役の良き友達ポジションにピッタリの役者さんですな。嫌味が無くて良い人の雰囲気がするタイプ。

ファン・ボラが演じるボン・セラも面白担当。いつもこんな感じの役が多い女優さんですが、真面目な役も見てみたいところ。でも今回はラブラインもありましたね。お相手のヤン秘書役のカン・ソンソクは歌がうまかったけれど、ミュージカルや演劇系の方なのかな?初めて見た方だったのですが、地味なんだけど印象に残りました。

あと、とっても良かったのが、コ・ギナム役のチャンソン。屋上部屋に住んでいて、とにかく出来る限りの節約をして暮らしてる変わり者なんですが、その理由が判明するとだんだんかっこよく見えてくるんですねー。普通にしてるとイケメンなのにかなりの偏屈ものをとっても自然に演じてました。スーツのボタンをいっぱいストックしてるの面白かった!

おおむねキャスティングは満足だったんですけど、実はソンヨン役のイ・テファンだけはミスキャストなのではないかと思って見ていました。まず小説家なんだけど、どうもそういう文学のにおいがしなくてね・・・感受性が強そうには見えないというか。辛すぎて記憶を無意識にすり変えないと生きていけなかったほどナイーブで繊細な人には全く思えなかった。イ・テファンの表情に影が無いことはないんだけど、なんだか物足りないんだよなあ。そしてパク・ソジュンより背は高いけど、どうも兄には見えない、と思ってたら彼まだ23歳とかなんですね・・・ なるほどどおりで変に化粧が濃い感じがしたのも年上に見せるためだったんだなあ、なんて。ちょっと無理があったな。平和なストーリーのドラマなので、ソンヨンは大きなポイントになる役だったと思うんですが、その部分がキャスティング的にもストーリー的にもうまく使えてなかった気がします。

イ・テファンはハマる役の時はとても良いと思うのですが、このドラマではイマイチだなと思いました。どちらかというと肉体派なイメージですから。もうちょっと演技派な役者さんが良かったなあ。

 

そして楽しみにしていたゲスト出演者たちー!

ミソの合コン相手に「この人生は初めてなので」のマ・サング役のパク・ビョンウン!同じパク・ジュンファ監督の作品だからその縁での出演ですね。

そして、ミソの両親の若い頃にこれまた「この人生は初めてなので」からイ・ミンギとチョン・ソミン!大好きだったドラマの二人にまた会えて嬉しいですー!むしろソンヨン役をイ・ミンギ辺りが演じてくれたら非常に見ごたえがあったのではないだろうか・・・なんて勝手に妄想したりして。

その他にもパク・ジュンファが監督したゴハン行こうよからイ・スギョンが。ソンヨンとヨンジュンのお母さんの若い頃を演じてました。

素敵なシーンもたくさんあって楽しめるドラマではあるんですが、体感では12話くらいにまとめられていたら間延びせずに楽しめたかな。それとも大事件が起こるドラマを私が見過ぎてるせいでそれと比べると平和に感じてしまったのかも・・・ でもパク・ソジュンのナルシストっぷりとパク・ミニョンの背筋が伸びた万能秘書っぷりと、主役二人の魅力を堪能できるドラマではありました!

 

 

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