【韓国映画】江南ブルース の感想 ジョンデとヨンギの行きつく先が悲しい

もしかしてイ・ミンホが出演している映画を見るのは初めてかも。今までドラマしか見たこと無かったですね。彼が出演している映画は『カン・チョルジュン 公共の敵 1-1』『うちの学校のET』『江南ブルース』『バウンティ・ハンターズ』の4本。その中で今回見たのは3作目の江南ブルース。いつもとは違うイ・ミンホが見れるかなと思って期待して見ました。

 

スポンサーリンク


 

1970年代の韓国。戸籍もなく屑拾いでなんとか暮らしているジョンデとヨンギが勝手に住み着いていた空き家を取り壊されたことで、暴力団の世界に足を踏み入れることになり、江南の土地を巡った政治家まで介入する争いの場に身を置くことになる・・・というようなストーリー

この映画の中の暴力シーンはなかなかハード。生々しくて見ていて痛々しい。ラスト近くの泥まみれになって戦うシーンは息をのんでしまう。生き残るための泥臭い戦いなのに、結局実際には手を汚さない政治家たちはそんな彼らをただ駒として使っているだけで用済みになったらいとも簡単に始末してしまうのが空しくて悲しい。

イ・ミンホにはこの映画でのジョンデ役はすごい挑戦だったんだろうなと思うんです。体当たりで演じてた・・・とは思うのだけども、少しやっぱり演技にもの足りないものを感じました。監督の意図として、ヤクザにはなっても心がどこか純粋なままの人物を描きたかったのなら彼をキャスティングした理由は分からなくもないんですが、利権と欲にまみれた人々の中で彼だけがどこか浮いている。ドス黒い欲望みたいなものが彼の体からだけは放たれていない。

屑拾いだった頃もボロをまとってはいるものの、しゃっきりとして堂々とし過ぎていてそんな生活をしている人には見えない感じ。その後も人をダマして土地を安く手に入れるような姑息なことをしているのだけど、彼一人だけ崩れた感じが足りない。反対にキム・レウォンは汚れてしまったような雰囲気が完全に出ていて見事だったので対比で余計にそう見えてしまったのかな。動きとか雰囲気の問題なのか・・・うーん。

あとはジョンデとヨンギの関係ももっとネットリしてたら好みだったな・・・ちょっとあっさりし過ぎてない?それとも私がそういうのばっかり見過ぎてるのか!?

ところどころとても良い表情だなと思ったり、喧嘩の時の凄みなど良い演技の部分も多かったのだけど、何かが足りない。私としてはやっぱりイ・ミンホはヤクザとかわざと悪い役を演じなくてもいいんじゃないかなと思った。悪役は青い海の伝説の詐欺師くらいまでが良いのかも。カッコいい主役を演じるのがいい気がする。

 

映画としては、政治家がいっぱい出て来てどれが誰で何処と繋がってるのかが分かり辛いところもありましたが、ストーリーはおおむね満足の映画でした。

 

江南ブルースが見れるのは・・・




 

こちらの記事もどうぞ!

コメントを残す