【韓国ドラマ】オー・マイ・ゴッド~私が突然ご令嬢! ? の感想 スーパーハイテンションな伯爵役のチェ・ミンスを堪能すべし

「オー・マイ・ゴッド~私が突然ご令嬢! ?」の視聴を終了しました!このドラマはもうチェ・ミンスのハイテンションな中東の大金持ち役を楽しむドラマですね。これは最初から彼のキャスティングありきで成立しているドラマって感じ。だから反対にそこを楽しめなかったら面白くないかもしれませんねー 私はチェ・ミンスがはっちゃけてるのを見るのを楽しめたので良かったです。

 

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ところで気になったのは、チャン・ダルグが偽のイ・ジヨン(イ・ソヨン)のことを初めから娘じゃないと分かったのは彼女が女として見えたからって言ってたんだけど、一度も会ったことなくても娘か娘じゃないか本能で分かるものなんだろうか?そうだとしたらオールド・ボーイの復讐が成り立たないじゃないかと思ってしまうんだけど、あれは暗示をかけてたから成立したのかな。なんて関係ないことを考えてしまったのでした。まあダルグは野生の勘が冴えた本能で生きてるタイプの人かもしれないなとは思いますけど!

このドラマは全体的にパワフルで楽しく見れたんですけど、キャスティングも良かったのかも!チェ・ミンスはもちろんだけど、その娘がカン・イェウォンってのも父に負けないパワフルハイテンションって感じでまさに娘でピッタリだったし。その旦那役がシン・ソンロクってのもいい感じに頼りなかったし。彼は背が高いけど、背筋がピーンとしてなくてなよっとした感じだからこういう役が似合う。悪役とかよりずっといいなと思うなあ。ダルグの偽の娘のフリしたカン・ホリムの浮気相手役のイ・ソヨンはどこかで見たことがあると思ったらDr.JINの妓生役でしたー 時代劇より現代劇の方がずっといいなあ。あとわりと好きだったのはダルグの秘書役のチョ・テグァン。彼はなかなかエキゾチックな顔のイケメンですねー。チェ・ミンスとの息も合ってて二人のやり取りが面白かったな!

感想というほどのものは何もないのですが(あかんやん)、見る側もノリで見るくらいでちょうどいい気もする。ちょっとファンタジー&コメディーって感じのドラマだしね。私はチェ・ミンス大好きなので、こういう役もやり切ってるのがさすがだな~って楽しませていただきました!

 

オー・マイ・ゴッド~私が突然ご令嬢! ?が見れるのは・・・



【韓国ドラマ】カノジョは嘘を愛しすぎてる の感想 日本の漫画が原作のドラマ!

カノジョは嘘を愛しすぎてるの視聴を終了いたしました。なんとなくタイトルとストーリーの関連性が分からない気分だったんだけど、今考えてみると嘘ばっかりついてたハンギョルのことがそれでも好きすぎるってことだったのかな・・・ つまりハンギョル=嘘つきだけど、ソリムはそれでもハンギョルを愛しちゃうみたいな。でもそうだとしてもハンギョルのキャラがぶっ飛んでない優等生キャラなので嘘をついていてもちっとも嘘つきな悪い人に見えないし振り回されてる感じがないのが物足りない。だからなのか高校生なのはMUSH&Co.のメンバーだけだけど、他の登場人物はプロとして活動してるミュージシャンたちや事務所のスタッフのはずなのにまるで学園もの見てるのかなって気分になっちゃった。漫画が原作なので、そんなもんかなあという気もするのですけど。ちなみに原作の漫画も日本のドラマも見てないので比較は出来ないです・・・ 日本のドラマだったら私は絶対に手を出しそうにないジャンルなのに韓国ドラマだったら見てみようかなと思わせられるマジック~~

 

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タイトルを聞いたことあるドラマは1話は見てみようと思っているのでこれもひとまず見たんですが、内容はさておき引き続き見てみようと思ったのは私が好きな俳優さんが出ていたからですねー

その俳優さんとはイ・ジョンジンとチェ・ミンスの二人。曲者なおじさん達が大好物なので、主役より彼らが出てたから見なきゃと思ったのであります。

あと、ちょっと気になってた韓国人&中国人の混合アイドルグループのUNIQソンジュがCRUDE PLAYのギターボーカル役で出てて、彼は雰囲気のあるタイプなのではまってて良い感じ。パク・ソジュンっぽくもある切れ長の目が素敵。

ハンギョルは置いといて、CRUDE PLAYのメンバーのキャスティングはいいと思いました。チャン・ギヨンもドラムっぽい。シン・ジェミンのギタリスト役はまあまあだけど、イ・ソウォンはベースっぽい。なかなかイメージ通りの配役でそこは良かったなあ。うまい。どうしてもバンドマンのイメージに対しての期待があるので、そこがイマイチだと乗り切れない感覚があるなあ・・・ そのためハンギョル役のイ・ヒョヌは個性をあんまり感じなくて作曲の天才感も無くて興味が湧かなかったです・・・ 才能のある人ってどこかもっと破天荒であって欲しというかなんというか、それも私が持っている勝手な偏見なのだろうとは思うけど、ドラマだからこそそういう尖ったカッコよさを見せつけて欲しい。なんだかただの優しいいい人って感じでソリムがあっという間に強烈に惹かれる何かを感じない。そういう意味ではチャンヨンを演じていたイ・ソウォンの方がひねた感じがあって良かったなあなんて思うなあ。

てな訳でストーリー的にも主役のソリムとハンギョルのカップルにも興味が全くわかなかったんだけど、やっぱり周りの脇役の大人たちは良かったなあ。パク・ジヨン演じるSOLE MUSICの親会社の社長とチェ・ミンスの昔の訳ありな恋愛関係を引きずっているところとか、SOLE MUSIC社長役イ・ジョンジンとそこの所属歌手のユナ役のイ・ソウォンの微妙な関係とか。傷ついた表情のイ・ジョンジンがたまらないわー。イ・ソウォンもショートカットがめちゃ似合っててすごく可愛い。チェ・ミンスももっと悪い人の役とか癖のある役が多いけれど、今回はミュージシャン役で柔らかい表情を息子のハンギョルに向けるのとか新鮮で良かったなあ。もちろんギターを弾きながら歌っている姿も素敵。そんな感じでストーリーと違うところでいっぱい楽しめた気分。

あ、あとイム・イェジンがソリムのおばあちゃん役で出演していて、お母さん役のイメージだったのにもうおばあちゃん役なんだな~とびっくりであります。

しかし、バンド好きな私としてはバンドが出てくるドラマは細かいことが気になって困る。最初のあたりでオーディションで会場にギリギリに飛び込んでくるソリムがギターのチューニングも無しでいきなり演奏しようとするシーンに無理だから!って盛大にツッコミを入れてしまったよ・・・ でもバンドの代理演奏について描写してたは興味深かったなあ。アイドル的な立ち位置だと今でもあるのかなあ。

なんだかんだと全体的にほんわか可愛い感じのドラマなので楽しく見れますね。ソリム役のジョイの持つ雰囲気のおかげなのかしら。たまにはこういうドラマもいいなーと思いました!

 

カノジョは嘘を愛しすぎてるが見れるのは・・・




【韓国ドラマ】太王四神記 の感想 ファンタジー要素が濃い時代劇で興味深かった~

前からちょっと見たいと思っていた太王四神記の視聴を終了いたしました。歴史ものにかなりファンタジー的な要素を取り入れたストーリーなんだろうな~ 広開土王という名前はなんとなく学校で習った気がする・・・という程度の歴史の知識なのでどれくらい史実に忠実なのかは分からないですが、建国時にはどの国でもどこか神話的なお話が残っているものなんでしょうね~きっと。

 

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なんだかこのドラマはファンタジー史劇の割には主要キャストの年齢層が高いな~と思ってしまったのですが、それはヨン様ありきのキャスティングだったからかな。多分、私が中国のファンタジー史劇を見過ぎて、若くてきらびやかなイケメンや美女がわらわら出てくるのに慣れ過ぎてそれと比べてしまったのかもしれないデス(^^;

朱雀・青龍・白虎・玄武という四神の存在とかはファンタジー好きの私はとても興味深く見ていたのですが、ペ・ヨンジュンが演じたタムドクは品行方正で面白く無くてあんまり興味が湧かないですよね・・・ ユン・テヨンが演じたヨン・ホゲもどこか寂しげで自信が無さげでうーん。 私はやっぱりもっと癖のある人の方が好きだなあ・・・

という訳で一番お気に入りキャラは、チェ・ミンスの演じる火天会の大長老でした!極端すぎる!笑 しかし、あのいかにも悪い顔をする時とかマジで目が釘付けです。はあ、良い。芝居がかった設定であればあるほど彼の魅力が前面にドカーンと出てくるので好きです。はい。

そしてもう一人のお気に入りキャラはイ・フィリップの演じるチョロ!実は彼を見たくてこのドラマの名前を憶えていたのですよー しかしなかなか出番がやってこず、やっと16話で登場しました。寡黙な役柄も良かったし、立ち姿もとても美しくて大満足。最近はビジネスに専念していて、もう俳優をしていないらしいのですが、もっと出て欲しい。シンイでしか見てないのに、ずっと印象に残ってる人ですもん。

女性ではキハ役のムン・ソリも迫力があったなあ。凶暴さと母性といろんなものを秘めたキハという女性が恐ろしくもあり魅力的でもありました。スジニ役のイ・ジアも結構良かったな。お酒を飲んでお転婆な姿から物陰からタムドクを見つめる切ない視線など、心に残る表情も多かった気がします。

 

撮影がとても大変だったんだろうな、と思うのですが、やっぱりその分の見ごたえがあるドラマですよね。脇役なサブキャラたちに注目しちゃった部分はあるのですが、こういう神話的なストーリーはどこの国のモノでも興味があるので、楽しんで見ることが出来ました。音楽も良かったな~。なんだか耳に残るメロディーでしたよね。

 

 

太王四神記が見れるのは・・・

 

【韓国ドラマ】無法弁護士 の感想 ベテラン俳優陣の存在感とそれに負けないイ・ジュンギの演技が良かったです!

イ・ジュンギ主演の無法弁護士の視聴を終了しました!イ・へヨンとチェ・ミンスというベテラン俳優が大きな敵としてイ・ジュンギの前に立ちはだかるストーリーなんですが、とても見ごたえがありました。演じる方も真剣勝負、見る方も真剣勝負って感じ。最後までどうなるのだろう・・・とドキドキしました。

 

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こういう無力な者が権力のある敵に立ち向かっていくタイプのドラマでは、ラスボスがあっと驚く人でラスト近くで誰か判明するという場合と、ラスボスは最初から分かっているけれど、その敵に対してどんな方法で闘っていくのかに重点が置かれている場合があると思うんです。このドラマの場合は後者かな。敵はイ・へヨンが演じるチャ・ムンスクだと分かっているんだけれど、彼女は圧倒的な権力と非情なやり方ですべてを思い通りにしようとするのですよね。その彼女を倒すためにイ・ジュンギが演じるボン・サンピルは弁護士になって生まれ故郷のキソン市まで乗り込むのです。母の仇を討つために。

チェ・ミンスと言えば、傲慢と偏見での素晴らしい演技で目が釘付けになったのが記憶に新しいですが、どうやらこのドラマも同じキム・ジンミン監督みたいです。ちなみに脚本は映画「弁護人」とドラマ「リメンバー」を担当したユン・ヒョンホ作家ということで法廷ものが得意な方みたい!

イ・へヨンが演じるチャ・ムンスクとチェ・ミンスが演じるアン・オジュが単純に味方同志だと思って見ていたらそんな予想も簡単に覆され、彼ら二人の攻防も凄いのですよね。結局、チャ・ムンスクにすべてを奪われたと気づいた時のアン・オジュの表情・・・!! そして逮捕されても自身の罪を自覚できないチャ・ムンスクが恐ろしい。ずっと特権階級にいてまわりを思い通りにするのが当たり前過ぎて、平気で人も殺しているのに自分のやったことの何が悪いのか分からないという。そういう感覚は私には分からないけれど、きっと心から自分は特別で人とは違うので何をやっても許されるのだと思っている財閥の方だとか今の時代もまだいるのかもしれないなあ・・・

ムンスクの秘書のナム・スンジャを演じたヨム・ヘランもめちゃめちゃ迫力がありましたねえ・・・ なんだかパンチの効いた登場人物が多いドラマだったな。

法廷シーンも多いし、シリアスな場面も多いのですが、和めるシーンもちゃんと盛り込んであってバランスも良いです。事務所の元金貸しのみんなが良い緩衝材でしたね~!事務長は恋のドキドキスパイクで秘書をやってたソ・イェファ。一度見たら忘れられない顔。ちょっと面白い役が合っててなかなか良かったな。

イ・ジュンギも以来、スリムな体型を維持してくれててとても良い!細い方が変に貫禄が出なくて若々しくて好きだな~。顎もシャープで素敵です。心なしかアクションシーンもキレがある気がしましたよ!そうそうこのドラマでは車は全部シボレーだな~と思って見てたらスポンサーであった。そういうのをいつもチェックしちゃうなあ。

あとソ・イェジちゃんは黒髪がとても似合って本当に可愛い。でも芯のある強さを持った女の子を演じるとハマるんだよなあ。弁護士役なので、白いブラウスにパンツスーツというあまり飾り気のない衣装なのだけど、余計に美しさが際立つのでした。イ・ジュンギとの相性も良くて当たり前のように惹かれあう二人が好きでした!

 

ラストは勧善懲悪でめでたしではあるのだけど、チャ・ムンスクが罪を理解できないところに現実を見たような気がして、法で正しく裁いて刑務所に入ってはいるのだけれど、それはイコール罪を償うということになるのだろうか・・・?なんてことを考えてしまったのでした。

ベテラン俳優さんの演技も良かったし、それに負けてないイ・ジュンギも良かったです。法廷ものが最近多い気がするけど、それプラスアクションと人間関係で見どころがたくさんあるドラマでした!

 

  








【韓国ドラマ】傲慢と偏見 の感想 チェ・ミンスの存在感に圧倒される・・・!

少し前に視聴を完了したものの、視聴後にぐるぐると内容について考えてしまってなかなか感想を書けずにいました。このドラマ。

韓国語のタイトルは「오만과 편견」で英訳するとPride and prejudiceなので、ジェーン・オースティンの本のタイトルから来てるのかなと。
それはドラマを見始めてから思ったことで、ジェーン・オースティンの本のタイトルは日本語訳は「高慢と偏見」だから最初は繋がらなかったのですよね。

とまあ、タイトルから少しくらいこれは難しい内容そうだなと気づけばよかったのですが、チェ・ジニョクが出てるし恋愛ものかな~と軽く思って見始めた私には想像もつかない内容で、すっかり圧倒されることとなりました。

 

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やはり、はじめはチェ・ジニョク目当てなので、彼の演技に注目していた訳なんですが、途中からだんだんとチェ・ミンスが演じるムン・ヒマンの一挙手一投足から目が離せなくなっていきます。

なんとも複雑な人物像をあんなに鮮やかに劇中で実在するかのように演じられると夢中にならざるを得ません。

チェ・ミンスの演技を見て頭に浮かんできたのはこんなこと。
新興宗教の教祖などが非信者から見ると完全にうさん臭い人にしか見えないのに、信者から教祖として崇め奉られているということが結構あります。規模の大小はありますが。
そういう教祖とされる人に信者がつく理由の一つはその教祖が自分自身でも「神に選ばれた人である」とか「ご神託が降りてきた」と本気で思い込んでいることなんだそうです。自己洗脳というか自分自身を騙すほど思い込めると、回りも巻き込まれるのだと聞いたことがあります。
それと種類は違いますが、チェ・ミンスはそんな風に自分自身を騙すほどその役の人であると思い込める役者さんなのかな、と思ったのです。

それくらい全身でムン・ヒマンだったような気がして、私もすっかり引き込まれました。夢中で彼の演技を追って見ていたのです。

「私は罪を犯すことは無いと思っていました」という傲慢、高慢であり先入観の存在は鮮やかに破られてしまい、ドラマは、そんな!まさか!という驚きの連続です。
エピソードをちりばめつつも、その結果どうなったのかというエピソードの回収は無く、視聴者の判断に委ねるという部分が多いのも斬新でした。
もしかして、視聴者自身の「傲慢と偏見」を通して見たらどうなると思いますかという問いをも含んでいたのかも、とそんな風にどんどん、深読みしてしまえるドラマではあります。

最初の始まりから、ハン・ヨルムのク・ドンチが弟殺しの犯人であるという先入観の強さに驚き、ただ、破れた成績表を持っていたというだけでそこまで思い込んでいることに恐ろしさを感じていました。
だからタイトルの「Pride and prejudice」のprejudiceは偏見より先入観の方がしっくり来るかななんてことを思いながら、出て来る人々のそれぞれの先入観による思い込みに震えていました。ドラマに出て来るものほど極端ではなくても、自分の生活の中に存在する先入観の多さに改めて気づいて。

という感じで、なんだか未だに色々と考えてしまうドラマです。

途中からク・ドンチとハン・ヨルムの恋愛とかはどうでも良くなってしまって全くドキドキもしなかったし、感覚的なのかもしれないのですが、ペク・ジニの演技がなんとなく鼻につく感じがしてしまって苦手ではありました。そのせいもあるのかな?
むしろ、イ検事とグァンミのやり取りが、息抜きとしてとっても良い役割をしていたな~と思います。
イ・テファンも醸し出すいい人オーラがこのドラマではすごくマッチしていてとても良かったなあ。今まで見たドラマでは一番合ってる役柄だと思いました。

 

しかし、検事って正義を貫くためにはこんなに命を懸けてやらないといけない職業なんだ・・・とこれまたなんとも衝撃を受けてしまいましたが、ドラマの中の話じゃなくて現実なのかな・・・どうなんだろう?

 

気になることも多くて、自分でも結論を導き出せないところがあるのですが、だからといってもう一回見るには重すぎて無理そう・・・
結末についての考察がまとまったらまた書きたいなと思います。

 

傲慢と偏見が見れるのは・・・