【韓国ドラマ】クリミナル・マインド:KOREA の感想 有名なアメリカドラマのリメイク版 

クリミナル・マインド:KOREAの視聴を終了しました!本家のクリミナル・マインドを見ていないので比較できないんだけど、犯罪捜査モノは好きなので見るのを楽しみにしていましたよー アメリカのドラマを元にしているからいつもの韓国ドラマの犯罪捜査モノとは一線を画しているのかとその点を期待していたのですが、いつも通りであまり画期的なところは無かったって感じかなあ・・・ そういう意味ではちょっと期待外れなところもありましたね。

 

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このドラマはNCIのプロファイラー達が主役のドラマ。そこは本家と同じ。登場人物のそれぞれのキャラクターもきっとアメリカのドラマを元にしてるんだろうけど、どの人もイマイチ魅かれる人がいなかったなあ。すっごい冷酷な人だとか、人が良すぎる人とか、それぞれにキャラづけをもっと明確にすれば良かったのになんて思ってします。ハッカーのナナ・ファンに関してはファッションでぶっ飛んだ個性を出したつもりなんだろうけどうまく行ってなかったしな。ちょっと派手好きなただの普通の人で残念だったな。そして、メインの方たちみんな非常に感情的なんで、そんなんで落ち着いて人のプロファイルなんて出来ます!?みたいな気持ちになってしまったかも。チーム長のカン・ギヒョンからして情に流されるタイプだったので、プロファイラーに向いてなさそうなんて思いながら見てました・・・

あと主要なプロファイラー達はみんな何故か事件の関係者だったりして、事件への関連が順番に描かれるんですけどね。まあね、そういう事も実際にあるんだろうけど、関わりがあり過ぎて、なんて危険な組織なんだ・・・と思っちゃう。まあ警察モノ、検事モノなどのドラマでもそういうストーリー多いですけどね。それにしてもここのNCIの人達は狙われ過ぎだと思うのは私だけでしょうか。リーパー達との頭脳戦を描きたいから仕方ないのかなあ。彼も万能すぎてちょっとどうかと思う部分もあるな。

それぞれのエピソード自体は工夫が凝らされていて、興味深いものも多かったんでそれは良かったです。私が一番印象に残ったのは、12話の「冷たい魔女」かな。アン・ヨジンの我が子を思う気持ち、最終的にはその意を汲むチーム長のやり取りは心に残りました。こういうのってどうすることが正解なのか分からなくて色々考えてしまうなあ。

キャスティングはソン・ヒョンジュとかイ・ジュンギ辺りは適任な気がするんでいいんですけど、ムン・チェウォンのソヌ役はあんまりだったかな。私は彼女はタフな役を演じるより、今日の恋愛みたいなキャラを演じている方がずっと自然で似合うと思うんだけどなあ。ソヌという登場人物自体が悩んでいる人ではあるけれど、その役柄について悩みながら演じているように見えてちょっと違和感があったかな・・・ 私の個人的な印象ですけども。

でもこのドラマはかなり力を入れて作ったんだなあと分かるのは各エピソードの犯人や犠牲者役の俳優さんが割と有名な人が多いこと。キム・ウォネ、チョ・ハンチョルとかイム・スヒャンとか。他のこういうドラマだと各話の犯人役はあんまり有名じゃない見たことない俳優さんが多いイメージなんだよな~

 

ま、そんな感じで、あんまりクリミナルマインドを意識せずに、犯罪者の心理分析をするNCIが舞台のプロファイラーが主役のドラマって気分で見るのがいいのかもしれないです。でもあれかな、分析の結果をメンバーが順番に発言していくのとかはアメリカのドラマを踏襲しているのかもしれない。そのシーンになったら「来た来た」と思ってしまうのでありました。普通に面白かったかなと思うんですが、私はちょっと期待しすぎたのかもしれないです。目新しさは無かったかな。

 

クリミナル・マインド:KOREAが見れるのは・・・




【中国映画】シチリアの恋 の感想 感動するべきなんだろうけど共感出来ないんだなー

イ・ジュンギとイーサン・ルアンが出演しているので見てみた映画「シチリアの恋」。どこの映画なのかな~と思っていたら中国映画のようです。
これはちょっと久々にハズレ映画を見たな・・・って気分になってしまいました。感動的な愛を描くぞー泣かせちゃうぞーっていう意図は伝わるんですけど、全く共感できないし、どのキャラにも魅力を感じないの。すべてが説明不足でなんのこっちゃな気分でした。

 

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原題は「謊言西西里」でシチリアでの嘘ってな意味合いかしら。この方がまだシチリアの恋よりは納得だな。どっちにせよ、ジュンホはシチリアから上海に留学してそのままそこで仕事もして、シャオヨウと出会って愛し合うのも上海でなので、シチリアという舞台の必然性は全く感じないんだなー。どっちかというと上海の恋って感じ。シチリアの景色は綺麗ですけど、なんで?と視聴者に思わせる感じ。

内容的には以前に見た韓国映画の「悲しみよりもっと悲しい物語」とストーリーが似ている。愛する人に理由も言わずに別れを告げる男、その理由は自分の余命がわずかだからっていうやつ。ありがち-!

ジュンホが「彼女のために別れを告げる」っていう一方的な思想があんまり理解できないんだな。病気を知った上で彼女が別れたいと思うのか、最後まで一緒にいたいと思うのか、という相手側にもあるはずの選択権を奪っているだけのように感じてしまう。相手を傷つけたくないという言葉でオブラートに包んでいる本当の気持ちは自分が傷つきたくないだけなのかもしれない。

その上、この映画での男は、シチリアで生前葬までしてもう死んだことにして相手に自分を諦めさせようとするのに、その後上海に戻って来て彼女の上の階に住んで見守っているのですよ。そして自分の存在を隠したいのか分からせたいのかどっちやねん!っていう匂わせ的な行動をしまくってましてね・・・ そうねえ、言葉は悪いけど、ちょっとキモイって思ってしまったんだな。最後まで彼女を守るっていう思いでやっていたのかもしれないけど、それは守っていることになるんだろうか?多分守っていたのはジュンホ自身の心よね。むしろ二人を守っていたのは所長だったんでは?いい人でしたな。気の毒。

そして、イーサン・ルアンの存在もよく分からない。最終的にはジュンホが死んだ後にシャオヨウと縁があるのは彼なのかな、という感じなんだけどね。すべての登場人物同志の関係性が浅く浅く描かれていてなんだか心に残らない。

 

ジュンホとシャオヨウが深く愛しあっているのが全く伝わってこないのが一番残念だったポイントかもしれないな。出会いとか恋に落ちたエピソードはちゃんとあるんだけど、ふーんって感じで胸に染み込まない。そのせいで彼らの行動全部が薄っぺらく見えてしまうような印象がある。あ、この時のイ・ジュンギは余命半年の役には全然見えない健康そうな体型だったのもちょっとな。・・・という訳で私は全然好きじゃなかったんですけど、オシャレっぽい雰囲気と感動的っぽい雰囲気はある映画でした。

 

 

シチリアの恋が見れるのは・・・



【韓国ドラマ】無法弁護士 の感想 ベテラン俳優陣の存在感とそれに負けないイ・ジュンギの演技が良かったです!

イ・ジュンギ主演の無法弁護士の視聴を終了しました!イ・へヨンとチェ・ミンスというベテラン俳優が大きな敵としてイ・ジュンギの前に立ちはだかるストーリーなんですが、とても見ごたえがありました。演じる方も真剣勝負、見る方も真剣勝負って感じ。最後までどうなるのだろう・・・とドキドキしました。

 

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こういう無力な者が権力のある敵に立ち向かっていくタイプのドラマでは、ラスボスがあっと驚く人でラスト近くで誰か判明するという場合と、ラスボスは最初から分かっているけれど、その敵に対してどんな方法で闘っていくのかに重点が置かれている場合があると思うんです。このドラマの場合は後者かな。敵はイ・へヨンが演じるチャ・ムンスクだと分かっているんだけれど、彼女は圧倒的な権力と非情なやり方ですべてを思い通りにしようとするのですよね。その彼女を倒すためにイ・ジュンギが演じるボン・サンピルは弁護士になって生まれ故郷のキソン市まで乗り込むのです。母の仇を討つために。

チェ・ミンスと言えば、傲慢と偏見での素晴らしい演技で目が釘付けになったのが記憶に新しいですが、どうやらこのドラマも同じキム・ジンミン監督みたいです。ちなみに脚本は映画「弁護人」とドラマ「リメンバー」を担当したユン・ヒョンホ作家ということで法廷ものが得意な方みたい!

イ・へヨンが演じるチャ・ムンスクとチェ・ミンスが演じるアン・オジュが単純に味方同志だと思って見ていたらそんな予想も簡単に覆され、彼ら二人の攻防も凄いのですよね。結局、チャ・ムンスクにすべてを奪われたと気づいた時のアン・オジュの表情・・・!! そして逮捕されても自身の罪を自覚できないチャ・ムンスクが恐ろしい。ずっと特権階級にいてまわりを思い通りにするのが当たり前過ぎて、平気で人も殺しているのに自分のやったことの何が悪いのか分からないという。そういう感覚は私には分からないけれど、きっと心から自分は特別で人とは違うので何をやっても許されるのだと思っている財閥の方だとか今の時代もまだいるのかもしれないなあ・・・

ムンスクの秘書のナム・スンジャを演じたヨム・ヘランもめちゃめちゃ迫力がありましたねえ・・・ なんだかパンチの効いた登場人物が多いドラマだったな。

法廷シーンも多いし、シリアスな場面も多いのですが、和めるシーンもちゃんと盛り込んであってバランスも良いです。事務所の元金貸しのみんなが良い緩衝材でしたね~!事務長は恋のドキドキスパイクで秘書をやってたソ・イェファ。一度見たら忘れられない顔。ちょっと面白い役が合っててなかなか良かったな。

イ・ジュンギも以来、スリムな体型を維持してくれててとても良い!細い方が変に貫禄が出なくて若々しくて好きだな~。顎もシャープで素敵です。心なしかアクションシーンもキレがある気がしましたよ!そうそうこのドラマでは車は全部シボレーだな~と思って見てたらスポンサーであった。そういうのをいつもチェックしちゃうなあ。

あとソ・イェジちゃんは黒髪がとても似合って本当に可愛い。でも芯のある強さを持った女の子を演じるとハマるんだよなあ。弁護士役なので、白いブラウスにパンツスーツというあまり飾り気のない衣装なのだけど、余計に美しさが際立つのでした。イ・ジュンギとの相性も良くて当たり前のように惹かれあう二人が好きでした!

 

ラストは勧善懲悪でめでたしではあるのだけど、チャ・ムンスクが罪を理解できないところに現実を見たような気がして、法で正しく裁いて刑務所に入ってはいるのだけれど、それはイコール罪を償うということになるのだろうか・・・?なんてことを考えてしまったのでした。

ベテラン俳優さんの演技も良かったし、それに負けてないイ・ジュンギも良かったです。法廷ものが最近多い気がするけど、それプラスアクションと人間関係で見どころがたくさんあるドラマでした!

 

  








【韓国ドラマ】犬とオオカミの時間 の感想 復讐とは今を過去のために使うということなのかもしれない・・・

いつか見よう見ようと思っていた犬とオオカミの時間の視聴を終了しました。私は先に朝鮮ガンマンを見たので、イ・ジュンギとナム・サンミの共演を見るのは二度目でしたが、この現代劇の方が良かったですねー。特にナム・サンミはお洋服の方が似合いますし、健康的な感じがタイで育ったという設定の役にも合ってる!

 

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そうそう、マオ役のチェ・ジェソンも朝鮮ガンマンでも出ててパク・ユンガンのお父さん役だったので、もしかしてこの2作品の監督が同じとかなのかと思って調べてみたけど、全然違いましたね~。たまたまなんでしょうかね?

韓国ドラマでは、最初の部分のシーンだけ外国で撮影みたいなの多くて、とってつけた感がある場合はちょっとなあ・・・と思うんですが、この作品はその辺りの繋がりがしっかりしていて良かったです。バンコク時代の子役ちゃん達の演技も良くて彼らがずっと相手のことを思っていたのが自然に感じられるものでした。

潜入捜査ものはインファナルアフェアとかミッションアンダーカバーとか映画でもよく題材に取り上げられてる非日常を感じたい時に見るものとして結構好きなんです。しかし、やっぱりそれプラス記憶喪失が出てくるのが韓国ドラマって感じ。まあそもそも潜入捜査をするのが復讐のためっていうのも韓ドラっぽいか。しかしここまでニッチもサッチも行かない状況に追い込まれるスヒョンがかわいそう過ぎると思うんですけど、気の毒。ああ。

細かいことを言い始めると結局キム・ガプスが演じる国家情報院部長が何のためにそこまでしたのかとか、その辺の描写がいまいちピンと来ないように感じてしまったり、敵は一発撃たれたらあっという間に死ぬのに、味方は何発も撃たれてもボコボコにされてもなかなか死なないの法則が露骨だぞ!とか、スヒョンが死んだ(ことになっている)とはいえ、ジウは彼と兄弟みたいなミンギとつき合う!?むしろそこ避けません!?とか、気になるところは色々あるものの、スヒョンとジウについての終わり方は悪く無かったし、マオのケイに対しての思いが導く結末も納得いく感じだったので、それなりにすっきりして見終えることができたな、という気分。

しかしながら、前からうすうす自分でも思っていたんですけど、役柄のせいかもしれないと結論を出さないようにしていたんですが、私はチョン・ギョンホがどうやらとても苦手のようです。あなた笑ってやごめん愛してるのどちらも彼のこと苦手だな~と思って見てたけど、3度目の正直と思ったこのドラマでもやっぱりダメでした・・・ 顔が苦手とかじゃなくて何かじっとりとしたものを感じてしまうのだなあ。なので、最後がミンギとジウという組み合わせにならなくてめっちゃホッとしてしまった!わわわ

マオの後妻役のチャ・スヨンはこの役すごい良かったです。この人はこういうのが似合うんだなあ。そういう組織の女の貫禄ある。千回のキスの時のウビンの元カノ役とかよりもこういうちょっと個性的な役柄の方がずっと良いな~と思いました。

そして私がこっそり好きなチェ・ジノ。こういう胡散臭いチンピラみたいな役のはまり具合と言ったらたまりません。チンピラな上にずるいっていう最高な(私基準)役でしたわ~ いい人役も好きですが、やっぱりこういう役の似合いっぷりは誰にも負けないなあ。

 

イ・ジュンギの記憶喪失時のケイへの成りきり具合もなかなか見ごたえがあったし、派手なアクションもまあ面白かったし、イ・テソンのギラギラっぷりもはまり過ぎってな具合で良かったし、最後まで楽しんで見れたドラマだったかな~と思います!

しかし、「復讐」にこだわるということは、現在の時間を過去のために費やすということなのかなとしみじみと思いました。仕返しをしなければいけないと思い込むのは自分自身であって、誰もそれをしなければいけないと強いているわけではないのだから、あくまでも自分の選択なのですよね。まあスヒョンとしては使命感を持ってしたことだろうけど、実はその選択の過程でジウを捨ててるんだよなあ。人間にとって本当に大切なものって一体何なんでしょうね。

 

このドラマが見れるのは・・・




  

【韓国ドラマ】アラン使道伝 の感想 面白脇役陣と綺麗なお衣装を見るのが楽しかった!

アラン使道伝の視聴を終了しました~ イ・ジュンギに関していえば嫌いではないのですが、私的にはマイガールも朝鮮ガンマン夜を歩く士も面白く思えなくて(two weeksはドラマ自体も彼の演技も良いのだけど惜しむらくはやっぱりイ・ジュンギがチンピラ役ってのはちょっと無理があったような感覚があり・・・)、有名な俳優さんの割りにこの役最高!と思えるドラマに出てるイメージがあまり無いんですよねえ。それがで初めて良い!と思ってだいぶイメージがアップしまして、また出てるのを見ようという気になったのでした。そして見たこのドラマが好感触でラッキー。幽霊が出て来るファンタジー設定なので好き嫌いはあると思うんですけどねっ^^;

 

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まず見て行くうちにどうやらドラマの舞台が密陽ということに気づきます。そして前にも映画でアランっていうの見たけど、それも密陽でのお話だったので、その名前と地名は何か繋がりがあるのかな?と気になったので、ちょっと調べてみました。そしたらどうやら密陽に伝わるアラン伝説というのがあってそれを元にして作られたドラマみたいです。阿娘閣というアランをまつった祠もあるらしい。このドラマはそんなこと知らなくても楽しめるけど、映画の方はその知識があった方がもうちょっと理解が深くなったのかもしれない!なんてことも思いつつ。

主役のイ・ジュンギの使道のお衣装がとても素敵だった!色合いも鮮やかだったり、プリーツや刺繍どれも綺麗だなあと思って見ていました。
この頃は若いのもあるけどちょうどいい体型だな、と思った。やっぱり夜を歩く士の時はかなーりガッシリし過ぎで吸血鬼感がゼロだったなと比べると改めて思うのでした。うむ。

シン・ミナちゃんはこういう幽霊とか九尾狐とかそういう役が多いな~ 彼女の飾らないキュートさっていうのはなかなか他の女優さんには出せないものがある気がする! 媚が感じられないのでとっても好感が持てます。「さとー」って呼ぶ声がたまらず可愛くてその音声にドキドキしてた!キム・ウノがだんだんアランに魅かれて行くのが分かる!って共感できるような二人が良かったです。ラストの二人も可愛くて平和な楽しさが好き!

あとはズッコケ3人組みたいな密陽官庁のメンバーが最高に好きでした。3人とも良い味出してるけど、ミン・ソンウクはピノキオにもあなたが眠ってる間ににも出てるので、イ・ジョンソク主演のドラマによく出て来るイメージだな~ 結構好きです。

トルセとパンウルの二人も面白かったな~ パンウルがキムチを食べて口の回りに着いた汁を親指で拭ってあげるトルセの二人が恋に落ちた~みたいなシーン好きです。軽妙で良い!ファン・ボラを見たことないなあと思ってたら、サム、マイウェイで出て来てパンウルだ~って思いました。ずる賢いバツイチの恋でも出てたようだけどそれは記憶にない・・・

玉皇上帝と閻魔大王のコンビも好きでしたよ~ 最初のうちはユ・スンホはイマイチしっくり来ない感じがあったのだけど、見てるうちにこっちが見慣れたのか、本人が演技に慣れたのかどっちかで良くなって来ました。もっと年齢不詳感のある人でも良かったかなとは思うけど。

この天上でのシーンをなんじゃこらつまんないと思う人と、なんじゃこら面白いと思う人でドラマを楽しめるかの分かれ目かなあ・・・ ちなみに私は後者です。こういうのを至極真面目に作ったり演じたりしてるのとても好き!笑

そしてキム・ウノの母親役のカン・ムニョンの演技はすごかったですねえ!天女が憑りついてる時の目を剥いた顔の恐ろしさよ!夢に見そう。でもその後に正気に戻ったときはちゃんと母親の優しい顔になっててね、女優さんって凄いねって思ったのでした。あれくらい誇張した演技がファンタジー的なドラマには適していて良いキャスティングだなあと思うのでした。

あとはジュワルとりょんにむ役のヨン・ウジンがカッコ良かった~!!!
しかし最初から最後までほぼ悲しい顔をしているし、末路も可愛そうだし、何の救いも無くて気の毒過ぎる役ではありましたなあ。いや、そういう不幸そうなところがまたそそられるところもあるんですけど・・・

ちょっとその可哀そうな役柄のせいもあって、イ・ジュンギよりもヨン・ウジンに肩入れして見ちゃってた感もあります・・・

それと、着ている韓服がとにかく似合うんですよ!衣装も凝っていて、権力者の息子ということになってるから高級な服を着ているので、それを見ているだけでも楽しかった。

どれも鮮やかな色合わせに銀の模様が入っているのですよー!

紫と黄色とかなかなか難しい色合わせだと思うのにさらりと着こなす男!ひー

あとはピンクもよく着てましてこれがまたとてもいい!ピンクを着こなす男に弱いんですよ・・・私。誰でも似合う訳ではないよねえ。ああ、衣装を全種類スクショしとけば良かった!

対照的にイ・ジュンギは使道の服以外はわりとシックな押さえた色味の衣装だったのですけれど、彼にはそっちの方が似合うというのもあるし、二人の対照的な姿というのも良くて、目で見る楽しみも多いドラマでした。

ファンタジー要素のある設定を私が好きなだからというのもありますが、とっても可愛いほのぼのドラマで見ていて楽しかったです!

 

 

アラン使道伝が見れるのは・・・