ミセンの視聴を続けております。
今のところ15話まで!
面白いし、人物描写も丁寧だし、恋愛至上主義とは違うドラマで、
とても好感が持てます。
面白いのです。とても。
視聴率が高かったのも分かるのです。
でも、胸の中の何かにチリっと引っかかる何かがあるのも事実で、
その原因は何だろうと考えてみました。
それは、舞台となっているワンインターナショナルという会社の中で起こる
個別のパワハラやセクハラ等に対しての嫌悪感などでもなく、
もっと大きな韓国か日本も関係なくある社会を覆うそれがあるのが当たり前と思ってしまっている意識のようなモノに対しての違和感なのだと思う。
いい大学、大手と言われる会社に入ること、
そして会社に入って仕事をしていたら辛いことがあるのは当たり前というような。
でも本当にそうなのかな。
「社会とはそういうもんだ。」
ってそんな言葉ですまして、
全てのみ込んで、諦めているような気がして。
そして、ドラマを見ることで、もちろん今まで会社勤めの経験がある私は、
あるある・・・と共感や納得もしながら、
まだそれを知らない次の世代の人たちにまで新しい諦めの意識を作り出すようなことが無いようにと思ったのでした。
まるで刷り込みのような、
ただの思い込みのような、
そんな風に当たり前を自分の価値観でないもので、
最初から作られているような気がする。
もっと楽しく働くことだって絶対に出来るので、
特にこれからは更にすべての意識が変わっていくと本当に思うのです。
多分、自分の意識次第だから、当たり前というものに、
いつも問いかける自分でいたいな、とこのドラマを見て思いました。
視点を変えれば、世界は変わるのかもしれない。