シン・ジャオリン主演ということで私の必視聴作品「愛しい僕のラッキーガール」を見終わりましたよっ!今回のシア・コー役も大変良かったです。わがまま社長ってことになってるんだけど、彼が演じるとどうしても可愛気が出てしまうのもまたシア・コーという人物にぴったりでした。それに、ヒロインのシン・ユン役のバイ・ルーが嫌味のない素直でキュートで、もうこの二人は応援するしかない気持ちになってしまうのでした。ときめくというより暖かく見守ってしまったわ。
シン・ジャオリンはそのままイメージに合う役を演じてくれたって感じのキャスティングだったんですが、バイ・ユーと言えばどちらかというと招揺の時のようなきりっとしたイメージが強いので、はじめのうちはこんな可愛いキャラにしっくりくるのかなと半信半疑だったんですね。だけど数話過ぎた辺りからはこれは彼女しかこの空気感は出せなかったかもと納得でした。いい意味でサバサバっとした雰囲気があるのが、またシン・ユンの魅力を倍増させてる感じ?まさにマスコットみたいな可愛さで、女の子女の子してないのがそのキュートさの源っていうか。ま、好きなタイプのヒロイン像でした。仕事にも一生懸命だし、ずるさの欠片もないしね。
最初こそ、シン・ユンをこき使ってるシア・コーですが、彼女への思いを実感してからはどんどん尽くす男になっていくのも面白いです。ドラマの中では実際のところ、色々起こるってるはずなんですよね。例えば会社の存亡の危機とか、実家の問題とか。だけど基本的には問題が起こっても生ぬるい感じなので、どこまでもほのぼのと話が進んでいきます。なんというか安心して見ていられる感じがあるよねえ。なのでひたすら二人が可愛いなと愛でてる感覚だけが残ってる気がします。
そして他にもお楽しみ要素あり!ヤオ・チンとホー・ユーの友情が恋に変わっていく過程とか、シア・コーのお姉さんの恋バナとか(息子も可愛い)ね。ホー・ユーがヤオ・チンを好きだと実感していくところは結構良かったんですよね。失恋した同志でうまく行っちゃうなんて描写は他のドラマでもよくあるけれど、数合わせだったり、みんなハッピーエンドにしとけみたいな背景が見えちゃうと好きじゃないんです。が、ここでは本当はホー・ユーは初めから彼女のことが好きだったのに、彼女が好きなのはシア・コーだったから自分でも知らず知らずのうちにその気持ちを抑圧してたのかもしれないという説得力のある描き方をされていて、そういうのあるある!と思ったねえ。ホー・ユーって自由奔放に見えて、実は気づかいの人のような気もするし。
という訳で、大好きシン・ジャオリンを堪能したのはもちろんのこと、バイ・ルーも大変良かったので、二人のケミもまとめて堪能出来て楽しかったなあ。そうそう、シン・ユンのママパパもめちゃめちゃキュートで彼等とシア・コーのやりとりもとっても好きでした!そうそうあとはやたらワンピースも出てくるので、日本のアニメは中国で人気なんだなあとそんなことも思いました~!