Love aroundの視聴を終了いたしました。台湾ドラマって感じ!このドラマは特にそれがテーマではあったけれど「ゆるすこと」を感じられるストーリーの描き方であったり、すごく悪い人が出てこなかったり、主役だけでなく周りの友人たちもカップルが出来てみんなハッピーエンドなところにもそう感じさせられましたねー
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主役のジョージ・フーは今まで屋根の上のエメラルドや 蘭陵王で見たことがあるんだけど、そこではサブキャラだったのと共演者が色が個性が強い人たち(ウィリアム・フォンやウォレス・フォ)だったので、その時は影が薄く感じてカッコイイともなんとも思わなかったんですよね。だがしかし!こういう今回みたいな普通の恋愛を描いたシチュエーションだと断然輝きますね・・・ 演じた役柄のチョウ・チェンが良い人だったのもあるけど、にじみ出る良い人オーラ、そしてシャツを着てる姿が素敵で、ひえーってなりました。そうか、彼はこういう役が似合うんだなあって彼の人気の理由がやっとわかりました。すっかり他の出演作も見たくなってますもん・・・ 単純。
そしてヒロイン役のアニー・チェンもとても可愛い。韓国ドラマにはいないちょっと浅黒い肌が健康的で可愛い。ビビッドな色のカットソーとか短いショートパンツとか彼女にめっちゃ似合ってていいなーって思いました。肌が白いのもいいと思うけど、やっぱりそれぞれ個性的な可愛さがあるのっていいよねえ。嫌味のない美人でめっちゃ好きになりました。私が浅黒い肌のイケメンや女の子がすごく好きなのって昔に読んだ漫画の「僕の地球を守って」の登場人物「紫苑」のせいだと思うんだなあ。浅黒い美丈夫様みたいなのに対し非常に憧れがある・・・ あ、話がそれてしまった(^^;
そして役柄的にもヒロインのシャオシューも賢くていい子だったなあ。私、相手が別れようっていってるのにしつこい人ってドラマの中でも嫌だなあって思ってしまうことが多いんだけど、チェンが別れてくれって言った時の対応にそう思わさせない明るさがあったなー まあ実際にチョウ・チェンも親同士のことがなかったら別れたくなんてないし、それがばれちゃってたのもあるけどね。
そう考えると、悪人っていうのが出てこないなあ。本人たちはまるで欠点がなくてむしろ親たちの方が問題ありってパターン・・・ 二人の障害はそれだけなんだけど、それは実はヘビーな問題なので、どう想像してもハッピーエンドではあるんだろうな~と見ながら思ってたけど、一体どうそこに持っていくのかは全く予想できなかったな。
感情的にはシャオシューのパパが真実を妻や娘に隠したというのは理解が出来るんだけど、公的には彼が真実を明らかにしなかったことでチェンのパパの罪が重くなったのかどうかという倫理的な問題が残るよなあと。なにせシャオシューのパパは警察だからね。だから真実を知った奥さんが夫に対して持った感情がどういうものだったのが気になる。息子を失うきっかけを作ったことなのか、真実を自分たちに伝えずに嘘をついていたことなのか、警察なのに真実を隠してチェンのパパに罪をかぶらせたことなのか。ひとつ目はわざとではないし過失として許せるかもしれない。二つ目は家族を守るためだったという理屈も分からないでもないから許せるかもしれない。でも最後の三つ目は許せないかもしれないなあと思うんですよね。その部分は夫婦間の問題ではなくて人間としての問題という気がしてね・・・
結局ドラマでは「夫婦間では受け止めて理解して許すということが大事だ」ということを言いたかったみたいなので、最後はシャオシューの両親も和解する感じになるんだけど、私としてはそのテーマにはそぐわないような大きさの重い問題のような気がしてしまうなあ。だからシャオシューが両親に離婚をさせたくないと頑張るのは彼女の希望としては分かるんだけど、どこか無理強いであり、親である前に人間である二人に自分自身のために我慢を強いている気もしてしまいましたね・・・微妙。いやほんとに答えが無くて難しい。それにしてもストーリー的にここ重いものを持ってき過ぎたんじゃないの!?
そんな感じでこの部分は簡単に解決できる問題じゃないよーと思ってしまったものの、それ以外の部分は可愛らしいラブストーリーで楽しく見ましたよ!とにかく主役の二人はとってもお似合いだし、その友達たちも良かったし。そうそう他のドラマでもいつもヒロインを好きなのに2番手役のジャック・リーもこのドラマではチェンの妹とハッピーエンドで良かったねえなんて思っちゃった!
あと主題歌がBii君の曲なんだけど、キャッチーで耳から離れなくなること間違いなしです。ちなみにドラマの中でも少しだけゲスト出演してましたねー!久しぶりに見たー!
挿入歌も!
さあ次はジョージ・フーとアニー・チェンの出てる他のドラマも見なきゃー!