【香港映画】白蛇伝説 の感想 妖怪と人間の異種間の愛がテーマ

ドラゴンコップスの感想も書いたことだし、続けて見た白蛇伝説も書いちゃおうと思います!なんか少し前、Gyao!でジェット・リーの映画をいっぱい配信してたんですよね。配信終了日の夜にまだラストまで見れてない、急いで見なきゃとゴロゴロしながら見たので(ひどい)、やや記憶が飛び飛び。なので見たよ記録的な覚書みたいな感想であります。

 

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白蛇伝説ってのはよく中国映画のモチーフになってますよねー いわゆる妖怪と人間の異種間の恋愛というのはロマンチックなモチーフなので普遍的な人気がありますよね。私も好き。切ないの好きなんだな。きっと。

香港映画でも白蛇伝が原作の作品が他にもあった気がしたけど「青蛇転生」で青蛇の方が主役の映画でした。見たような気もするし、見てない気もする。記憶が遠い・・・

この映画も美人がいっぱい出てきます。しょっぱなから雪女のビビアン・スーが登場。

法海役のジェット・リーとのCG満載の戦闘シーン。雪女関係あるー?って感じですからサービスシーンなのでは・・・などと考えつつ、ビビアン・スーの雪女姿は最高にキレイだからまあいいか!って感じですね。

そして、白蛇と青蛇が出てきたら、こんなビジュアル~~~

おおっと、こう来たか!なんて思いつつ、雪女シーンと蛇の登場シーンでなんとなくこの映画でのCGの使い方が想像つきますし、その期待を裏切らないって感じで最後まで進んでいきます。

素素役のホアン・シェンイーもお綺麗ですが、青青役のシャーリーン・チョイも可愛い。ホアン・シェンイーはどっかで見たと思ったらアイスマンに出てたんだなー

そしてジェット・リー映画と言えばやたら一緒に出てるウェン・ジャンですが、この映画でも法海の弟子の能忍役で出てきます。コウモリの妖怪の血に感染しちゃって自分も妖怪になっちゃうんですねえ。しかし、このコウモリ妖怪のビジュアルも、えー?って感じ。

 

妖怪の出てくるファンタジーな設定なので、最終決戦もCG満載でも違和感がなくて面白かったです。ただ、素素と許仙が妖怪と人間の恋愛だからといって、引き裂く必要あったのかなーなんて思っちゃう。法海は妖怪を倒すという自分の使命を果たしてるだけなんですけどね。自分の頭で考えたことじゃない、こうしなければいけないと与えられる「使命」ってなんだろうなあ、なんて。最後はそんな気持ちで見終えた映画でありました。

 

⇒Netflix







【香港映画】ドラゴン・コップス の感想 ギャグの応酬で最後まで突っ走る~

ジェット・リーが出てたので、映画の「ドラゴン・コップス」を見ましたよー 刑事モノなんですけど、ギャグ満載でかなりベタです。ジェット・リーの出てる映画がこんなにコメディータッチだと思ってなかったのでやや驚きましたね。こういうノリ、嫌いじゃないですけども・・・!

 

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ジェット・リーがベテラン刑事のフェイホン役、ウェン・ジャンが新米刑事のプーアル役。ジェット・リーが退職間近の役なんてビックリしちゃうねえ・・・ そりゃ最近の映画はアクションが控え目になっちゃうのも仕方ないのかもしれないなあ。そしてその上司のアンジェラ役がミシェル・チェンなんですけど、この3人組のやりとりがめっちゃ面白いです。彼女もこんな役やるんだなーってちょっと意外なくらい頑張ってましたね~

それにしても、最近ジェット・リー目当てで見てる映画にすべてウェン・ジャンも出てるのがすごいなあって思いますね。事務所が一緒とかなのかな?あまりにもよく見るのでちょっとなー あんまり彼が得意ではないのだった。

 

そうそうこの映画も色んなゲスト的な人が出演していましたよー

マイケル・ツェーがすぐに死んじゃうダンサー役で出てたり、

ホアン・シャオミンもちょこっと出てきた。なんかちょっと笑っちゃってるでしょ!なんて思っちゃった。ゲスト出演してる人もきっと楽しんでる様子。

そして、リウ・シーシーも出てますし、ミシェル・チェンも可愛いし、美人はいっぱい出てきますね。ただ、香港映画のパロディーやら色々繰り出されるお腹いっぱいになりそうなくだらない(失礼!)ギャグの多さになんだこの映画は・・・と思う人もいそう。一応、思ったよりジェット・リーのアクションシーンがあったので、その点は救いかなー ラストも一応オチがあったし、まあ気楽に見る分には良いんではないでしょうかー!そんな映画ですな。

この感想、全くストーリーについて言及してないな・・・ 一応ちゃんと犯人を見つけて解決しますよ!

 

ドラゴン・コップスが見れるのは・・・


【香港映画】男たちの挽歌Ⅱ の感想 マークの双子の弟ケンの登場にビックリだよ!

久々に「男たちの挽歌Ⅱ」を見ました。ずーーーーーーーっと前に見てから一体いつくらいぶり!?って感じだけど、やっぱり忘れ得ぬ映画のひとつであります。ただ、男たちの挽歌は1は何度も見たけれど、2はもしかしたら1回くらいしか見てなかったのかもしれないなあ。なんていうか、マークの双子の弟ケンの存在という、そんな人いたの~!チョウ・ユンファをまた出したいだけじゃないの~!みたいな、ザ・香港映画的な展開にギャフーンと衝撃を受けたままそれっきりだったって訳ですね。いやこういう部分が私が香港映画を大好きな所以なのですけどね。

 

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映画をたくさん見ても、すぐに内容を忘れてしまう作品もあれば、ずっと忘れることが出来ない作品もありますよね。私はストーリーを丸ごとバッチリ覚えているというよりは「目に焼き付いて離れない場面がある」という印象で作品を記憶するタイプ。例えば今パッと思いつくのだと、シークレットサンシャインの鏡に反射する光、女教師のキム・ハヌルがサンドイッチを食べる姿、花の影のコン・リーが「晩了」と言うシーンとか・・・ 私ってそういうワンシーンで感覚的に映画を憶えているタイプのようなんです。

そんな私のこの男たちの挽歌2の強烈な印象はド派手な銃撃シーンではなく、ケンがチャーハンを手づかみで食べるところ。あの部分はたまにフラッシュバックするくらい強烈だったな。映画のストーリーもさることながら、やっぱりチョウ・ユンファってすごいなと思うのでした。だからスタッフ陣がマークの双子の弟を作り出しちゃう気持ちも分からないでもないですね。はい。

ってな訳で、ケンが一生懸命ルンをお世話するくだりとかほとんど覚えてなかったというのは自分でもビックリしましたね。この部分でこんなに映画の尺を取っているのにね。人間の記憶力なんていい加減だねー

ケン、ホー、ルンの三人(+キン)がコーの家に乗り込んでいく弔い合戦は美しくもあり、悲しくもある。大事な人を失った彼らだからこその捨て身のドンパチは燃え尽きる前のひときわ激しく燃え上がる閃光のようだもの。

そういう気持ちもありつつ、やっぱり彼らのような生き様はかっこいい。マークのコートを着るケン、キットの血が残る壁から乗り込む彼ら。それにしても私の中に残っていた記憶よりも銃撃シーンが派手で長くてビックリしちゃった。なかなかに容赦ないよね。撃たれた人が激しくぶっ飛ぶのを見てると、日本の時代劇の殺陣を思い出したりして、この予定調和でもある美意識てのが最高なんだなと思う。そういう部分があるから言ってみれば沢山人が殺される残酷なシーンなのだけど、日常と切り離して映画としての非日常を楽しめるのかな。

いやー今のおうちに閉じこもって出られないような時には男たちの挽歌シリーズが大変うってつけなんじゃないだろうか。あの銃撃シーンでストレスをぶっ飛ばせちゃう気がするなー!

 

男たちの挽歌Ⅱが見れるのは・・・





【台湾映画】ハーバー・クライシス<湾岸危機>Black & White Episode 1 の感想 アクションも見ごたえあり!

「ハーバー・クライシス<湾岸危機>Black & White Episode 1」(タイトルなっが!)を見ましたよー 私は台湾ドラマのBlack & Whiteを見てないので、本筋は全然知らないのですが、この映画はドラマの前日譚らしいので、ドラマの知識が無くても全然大丈夫です。楽しめました!

 

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ちなみに「ハーバークライシス」なんてタイトルだけだとあんまり見る気がしない。これはただの私の偏見なんだけど、だってなんとなく彷彿とさせるのが韓ドラのポセイドンなんですもん。あのドラマはマジでイマイチだった・・・ だけど三世三生でその立ち居振る舞いの美しさに目を奪われたマーク・チャオが主演だと知ってしまったら見るしかないですね。そして彼は期待を裏切らないねえ!

今回は直情的で正義感に溢れる熱い刑事役なので、三世三生の夜華とは全然違う役。髪も短いしビジュアルも違う。だけど、荒々しい刑事のはずなんだけど、粗野ではないんだよなあ。品良さがにじみ出てしまうところが彼の持ち味だなあ。乱暴なんだけどね、下品ではないんですよ。この感じとても良い。アクションも美しくて良かったなあ。

ドラマのブラック&ホワイトのタイトルは、水と油みたいな全然違う性格の二人の刑事が相棒のドラマらしくて、痞子(ピーズ)役のヴィック・チョウと英雄(インション)役のマーク・チャオがコンビなんだって。この映画では痞子と英雄が出会う前の話なので、ヴィック・チョウは出てきません。そういうドラマの設定は見終わってから調べて知ったんですよねー この映画では刑事のインションとヤクザのシュー・ダーフーが協力しあって事件を解決していくので、あー刑事とヤクザのコンビでブラック&ホワイトなのかーと勘違いして見てました。まあある意味それでもいい気もするけどね!

そうそう、ファン・ニン役でアンジェラ・ベイビーも出演してます。ほんと見る映画、見る映画で出てる気がするんだけど!この前見た封神伝奇も出てたし、私が見る映画が偏ってるせいだと思うけど、あらまたこんにちは感覚に陥ります。そしてこっそり(別にこっそりじゃないけど!)リー捜査官役でディーン・フジオカも出てます。眼鏡の彼は胡散臭くて良いね!褒めてます!

レオン・ダイも素敵だった!悪役が素敵だと見るの楽しいね。どこかで見たことがあると思ったら。黒衣の刺客戦神〜Mars〜辺りで見たからかな。俳優だけでなく、監督した作品もあるそうなので見てみたい。

マーク・チャオが素敵なのはもちろん、なかなかアクションシーンもスケールがデカいので見てて楽しかったです。カーチェイスくらいだと驚かないけど、飛行機まで出て来たからね!インションが分かりやすくまっすぐな正義感な設定なのも映画の尺でスカっと出来る理由の一つかもしれないな!素直に楽しめる映画でした~ わりとオススメ!ブラック&ホワイトのドラマも見たいなあ・・・見たいのいっぱいあるな~エンドレス~

 

ハーバー・クライシス<湾岸危機>Black & White Episode 1が見れるのは・・・

【中国映画】封神伝奇 バトル・オブ・ゴッド の感想 出演者が豪華だよー!

映画の「封神伝奇 バトル・オブ・ゴッド」を見ました!あまりにも豪華なキャスティングでめっちゃ期待して見たんですけど、なんか色んな意味で凄かったですな・・・

 

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私は一応、封神演義の小説を読んだことがあるのですが、終始、あれ?こんな話だったっけと思いながら見てましたねー 登場人物の名前は覚えてるし分かるけど、自分の頭の中で思い描いた物語とは重ならない感じ。登場人物も多いし、壮大な話なので、この映画で描かれてる部分は一部分ですから、まあそんなもんなのかもしれないなー

だから反対に、こんなにCGをバリバリ使って映像化して、これだけの世界観を作り上げてるのはすごいなーと感心しちゃいますねえ。

だが、そういうのは良いんですけど、ラストで一応まとまって綺麗におさまると思ったら、to be continuedって感じの終わり方で、これは2があるのかなって感じなんですよ。ほおほお、まあそれもありかなと思って調べてみたら、どうやらこの映画があんまり人気が無かったみたいで、続編は作られなかったらしい・・・ 一番あかんパターンじゃないですか!なので、どっちにせよ、そういう辺りは中途半端感が否めないんだなあ。

妲己役のファン・ビンビンは美しかったですねー 禍々しい美しさが迫力ありましたねえ。キラキラで突飛な衣装も難なく着こなして異次元ですね。

姜子牙役でジェット・リーも出てるんですけど、道士のお爺ちゃんがだんだん若返って行くという設定。どんどん風貌が変わって行くんですけど、彼は声が特徴があるのでそれで分かりやすいですね。だがしかし武術の見せ場は無いんだなー 残念。最近そんな感じ。お年をを召したんで仕方ないけどさみしいなあ。

そして、一番イメージが違ったのが、哪吒役のウェン・ジャンでしたね。あの可愛い赤ちゃん哪吒が大きくなったら彼になるのはイマイチだなあ。それにしてもジェット・リーが出てる映画にはウェン・ジャンが必ず出てるよなー ドラゴンコップも白蛇伝も出てたな。事務所の関係とかあるんですかね?気になる。

姫雷が主役の描き方は面白かったなあ。ジャッキー・ヒョン(向江)も良かったし。彼の肌に模様が入ってるのが美しくて、衣装というかビジュアル的には彼が一番カッコ良かったと思うなあ。

他にもレオン・カーファイ、ホァン・シャオミン、ルイス・クー、アンジェラ・ベイビーやらビッグネームがいっぱい。全体的にビジュアル(というか衣装というのか)は妙に凝り過ぎてて異形の人たちって感じではありますね。ゴテゴテしてる。まあ神様なんでいいんですけど~~

CGやら衣装やらはかなり凝ってるし、お金もかかってるって感じです。そういうところも結末もなんじゃこりゃ感はあるけれど、それが一周まわって面白くなってきちゃう感覚もあります。オススメできるかというと悩んじゃうけど、私は嫌いじゃないなーって感じです。

 

封神伝奇 バトル・オブ・ゴッドが見れるのは・・・