【中国ドラマ】恋愛できない僕のカノジョ の感想 ファンタジーなラブコメ

「恋愛できない僕のカノジョ」の視聴を完了しました~
中国ドラマもたくさんあるので、いつもどれを見ようか悩んじゃうので、まず出演者チェックをして、知ってる俳優さんが出てたりすると興味がわいてそのまま見始めるってことが多いんですね。このドラマそうです。

主演のティミー・シュー(許魏洲)といえば、ハイロインですよ~~~!!!!バイ・ロイン役を演じてた彼。ま、私はグー・ハイ役のホワン・ジンユー派ではあるんだけど、とはいえ、彼らのうちの一人がラブコメ主演となると見とかないと!という謎の使命感に駆られました。そしてヒロインのチャオ・シンは見たことないわ~と思ったら、琅琊榜1にも2にも出てる。全然記憶にないけど、確かに古装めっちゃ似合いそう。主役の二人とも古装片のラブコメも良さそうかもしれないなあ。

そして、ジョン・ゾーを演じたジョイシェンはUNIQの人!私はソンジュが好きなのですが、他のメンバーは全くノーマーク。イボは知らん間に陳情令で大人気になってるし、他のメンバーも元気に頑張ってるんですねえ!すごい。しかし、まさか元アイドルとは思わないほど近所の気さくないいお兄さん感が醸し出されていたなあ。

ストーリーは、ディスプレーデザイナーのシャオロウがヒロイン。呪われガールと呼ばれ恋愛が成就したことがなく、緊張すると寝てしまうという体質の彼女が果たして愛を得られるのかというお話。そんな彼女が事故を起こし、チー・シンがプロデュースする恋愛リアリティーショーに出ることになって・・・と話が進んでいきます。

ディスプレーデザイナーっていうのはなかなか面白い設定。今まで見たことないし、シャオロウの夢見がちな気持ちをディスプレーで表現するのも面白いし、実際にとても可愛いディスプレーだったのも良かったです。夢を追っているシャオロウと彼女を心配する母親とのやり取りも良かったし、彼女の母親を説得するチー・シンの姿も良かったしな。その中心に目に見える分かりやすい作品があるのは分かりやすくて良いな、と。

ファンタジーなノリのお話しなので、おいおいとツッコミを入れたくなる部分もあります。まず最初のところ。眠り病なのに車の運転はしたらあかんやろと。ドラマではケガですんでるけど、人を殺してしまう可能性もありますからね・・・ シャオロウとチー・シンの出会いのきっかけとして必要なエピソードなんだろうけど、小説とか漫画ならさらっと流せてもドラマで映像になるとやっぱりちょっと引っかかっちゃうもんですね。あと、夢を追う途中のシャオロウがテレビ局のプロデューサーと同じレベルの部屋で上下階っていうのも無理があるなあと。いやいやもうそこに住めるならお金あるやんって感じだし、お母さんも心配する必要ないやんと思っちゃうね!

そうそう、あとシャオロウはストレスがたまるとアイスクリームを食べまくるんだけど、アイス大好きな私でもめっちゃ食べるな・・・とドン引きしたので、チャオ・シンは撮影のためにもっともっと食べたんだろうなと思い、本当にお腹壊したんじゃないかと勝手に心配しちゃったよね。

まあそんなこんな言いながら、ファンタジーなほのぼのドラマなので、それなりに楽しんで見ましたよ。サブキャラ達も和気あいあいで可愛らしいし。そうそう各話の最後にNG集までご丁寧についているので、当たり前だけど、チャオ・シンの素のちゃきちゃきした感じはシャオロウのぼんやりした雰囲気は全く違うんだなと驚いたりなどしましたね。役者さんって凄いね!

 

恋愛できない僕のカノジョが見れるのは・・・


【中国ドラマ】愛しい僕のラッキーガール の感想 キュートな幸せドラマ

シン・ジャオリン主演ということで私の必視聴作品「愛しい僕のラッキーガール」を見終わりましたよっ!今回のシア・コー役も大変良かったです。わがまま社長ってことになってるんだけど、彼が演じるとどうしても可愛気が出てしまうのもまたシア・コーという人物にぴったりでした。それに、ヒロインのシン・ユン役のバイ・ルーが嫌味のない素直でキュートで、もうこの二人は応援するしかない気持ちになってしまうのでした。ときめくというより暖かく見守ってしまったわ。

シン・ジャオリンはそのままイメージに合う役を演じてくれたって感じのキャスティングだったんですが、バイ・ユーと言えばどちらかというと招揺の時のようなきりっとしたイメージが強いので、はじめのうちはこんな可愛いキャラにしっくりくるのかなと半信半疑だったんですね。だけど数話過ぎた辺りからはこれは彼女しかこの空気感は出せなかったかもと納得でした。いい意味でサバサバっとした雰囲気があるのが、またシン・ユンの魅力を倍増させてる感じ?まさにマスコットみたいな可愛さで、女の子女の子してないのがそのキュートさの源っていうか。ま、好きなタイプのヒロイン像でした。仕事にも一生懸命だし、ずるさの欠片もないしね。

最初こそ、シン・ユンをこき使ってるシア・コーですが、彼女への思いを実感してからはどんどん尽くす男になっていくのも面白いです。ドラマの中では実際のところ、色々起こるってるはずなんですよね。例えば会社の存亡の危機とか、実家の問題とか。だけど基本的には問題が起こっても生ぬるい感じなので、どこまでもほのぼのと話が進んでいきます。なんというか安心して見ていられる感じがあるよねえ。なのでひたすら二人が可愛いなと愛でてる感覚だけが残ってる気がします。

そして他にもお楽しみ要素あり!ヤオ・チンとホー・ユーの友情が恋に変わっていく過程とか、シア・コーのお姉さんの恋バナとか(息子も可愛い)ね。ホー・ユーがヤオ・チンを好きだと実感していくところは結構良かったんですよね。失恋した同志でうまく行っちゃうなんて描写は他のドラマでもよくあるけれど、数合わせだったり、みんなハッピーエンドにしとけみたいな背景が見えちゃうと好きじゃないんです。が、ここでは本当はホー・ユーは初めから彼女のことが好きだったのに、彼女が好きなのはシア・コーだったから自分でも知らず知らずのうちにその気持ちを抑圧してたのかもしれないという説得力のある描き方をされていて、そういうのあるある!と思ったねえ。ホー・ユーって自由奔放に見えて、実は気づかいの人のような気もするし。

という訳で、大好きシン・ジャオリンを堪能したのはもちろんのこと、バイ・ルーも大変良かったので、二人のケミもまとめて堪能出来て楽しかったなあ。そうそう、シン・ユンのママパパもめちゃめちゃキュートで彼等とシア・コーのやりとりもとっても好きでした!そうそうあとはやたらワンピースも出てくるので、日本のアニメは中国で人気なんだなあとそんなことも思いました~!

 

 

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【中国ドラマ】海上牧雲記〜3つの予言と王朝の謎〜 の感想 魅族が興味深い

「海上牧雲記〜3つの予言と王朝の謎〜」の視聴終了は少し前です。いやー、これはもう壮大過ぎる世界観なので、ドラマ化された話数が75話と長い方だけど、多分これでもかなり端折ってるんだろうな。小説で読んだらハマって夢中になるほど面白いんだろうなと思います。

さて、私はホアン・シュエン(黄軒)目当てで見始めたんですが、ショーン・ドウ(竇驍)も出ていてあらラッキーって感じでした。メインになるのがこの二人が演じる牧雲笙+穆如寒江+ジョウ・イーウェイ(周一囲)が演じる碩風和葉という感じです。

まずドラマの始まりが瀚州の八大部族の碩風和葉のパートからなんですけど、もうここで何度も挫折しそうになりましたよ、私。登場人物の中で碩風和葉だけがどうしても好きになれなかったんですよね。他の二人の不遇さは生まれたときからの運命で、本人は何も悪くないんですけど、碩風和葉だけは自分が蒔いた種って感じで、君の浅慮で家族が皆殺しにされたのでは?と思ってしまうんだな。なので、鉄沁になる決意を持つのは分かるけど、それが復讐心でというのはなんか違うような気もしてしまって。もちろんそれまでの穆如家からの扱いに恨みを持つのは理解しているんですけど、最悪の事態を招いたのは彼だしなと。

ま、そんなことよりも最初の妻の金珠海の扱いが酷過ぎる。あの時に彼女を殺したのは彼だと思う。連れて帰りはしたけど、あの後彼女を避けて自死を選ばせるなんて、直接手を下すよりもひどい。それを見て、自分の妻を守れない者が王になんてなれるものかと思うのであった。なので、その後に牧雲厳霜と運命だけど結ばれないなどと不幸ぶっているのを冷めた気持ちで見てしまったよ・・・ むしろそこをそんなにプッシュして描かないでいてくれたら良かったのに。純愛とするには無理がある。そんな感じでとにかく瀚州の八大部族のパートは全然好きじゃなかったな。

牧雲合戈役のポン・グァンイン(彭冠英)と南枯月漓役のレジーナ・ワン(万茜)も良かったですね。不屈さが凄いなと思ってしまう。

合戈を待つ南枯月漓を映すシーンの構図が最高に美しかったです。まるでお手本のようだ。お衣裳もだけど、意匠も美しくてその部分も大変見ごたえがありました。

蘇語凝役のシュー・ルー(徐璐)は紅楼夢で薛宝琴を演じてた彼女!宮廷の諍い女では、甄玉嬈役で出演してますね。あと金珠海役のレイザも宮廷の諍い女で寧貴人役で出てた。あれ?彼女はシチリアの恋でもルビー役で出てるな。全然気づかなかった・・・!カザフ族の方なのね。エキゾチックな雰囲気に納得~

羽族の路然軽を演じてたのは杜淳。羽族のエピソードとかももっと見たかったな。

魅族の映像化などとても難しかったと思うんだけど、これは割といい感じでしたし、面白い部分はいっぱいあったし、登場人物が多くて訳分からなくなりそうなところをうまく構成してあって理解しづらい部分が無かったのは良かったと思うんです。だけど、こういうファンタジーな架空な設定の場合は、その世界観が分かるともっとハマれる感覚があるんだけど、なんだかバランスが悪いのかそうはなれなかったのが残念だったかな。

キャスティングも豪華だったし、見ごたえはあるんですけどね。原作の1部分に焦点を当ててならまだいいけれど、あまりにも壮大な物語なので、全体を映像化するのはなかなか難易度が高いんだろうなとそんな気がしました。

 

海上牧雲記〜3つの予言と王朝の謎〜が見れるのは・・・







【中国ドラマ】双程(そうてい) -A Round Trip to Love- の感想 激しいなあ

「双程(そうてい) -A Round Trip to Love-」の視聴を完了しましたよ~
こちらのドラマのジャンルは中華BLと言えばいいのかな?私は特段好んでBLドラマを見る訳ではないんだけど、最近めちゃめちゃいっぱいGyao!で配信されてましてね。人気があるんだな~と思って、たまには見てみよっかな~とピックアップしたのがこの作品だったのですよ。

選んだ基準はタイトルクレジットの文字が美しく達筆だったから。美しい文字は中国ドラマを見る時の楽しみのひとつですよね。それと前後編で短くて見やすそうだったから。そんな感じの理由で選んだよ!

それくらいの気持ちで見始めたら、初っ端から激しい展開!
いきなり主役のうちの一人が訳も分からないうちに撃たれる!!!
その上、中国ドラマだと思ったのに、韓国語が聞こえて来るぞ???
というところから始まって、BLだからという理由のせいじゃなく、あまりにも激しいストーリー展開に時々「うほっ」とか「ひょえ~」とか奇声をあげながら見ることとあいなりました。

ストーリーは完全にメロドラマですわ。真面目なイーチェン(亦辰)と陽気な御曹司 ルー・フォン(陸風)の一途な恋がメインです。

イーチェン役のホワン・ジンシャン(黄靖翔)の醸し出す風情は子犬みたいで漫画から抜け出してきたようです。有名なコスプレイヤーらしいんですけど、確かにそういうお衣裳がとても似合いそう。反対にルー・フォン役のガオ・タイユー(高泰宇)は、体格も良く真っすぐに愛を表現する熱い男。アッチアチだよ。ほんともう。

最初のうちはラーメン一緒に食べたりとラブラブで無邪気に愛し合ってるんだけど、色んな障害に阻まれて、それでも愛を諦められない後半はルー・フォンの愛情がどんどん狂気じみてきて、大変ですよ。ふぇーい。

なかなかにお耽美なシーンもいっぱいあって、私はわお~!って感じでただただすごいな~と思ってたけど、この辺りが萌えシーンというものなのかなあ。まあでも美しく撮影されてるし、俳優さんたちも熱演してて凄いです。「すごい」しか言ってないな。私の語彙力どこ行った・・・ あ、でもいくら好き同志だとしても、無理強いはダメ絶対。あれは犯罪レベルなので、あくまでもドラマの中のファンタジーとして考えないとだなと思った。

しかし、人を愛してるだけなのに、まわりを傷つける結果を招いてしまうのがとても悲しい。それぞれの母親も父親も子の幸せを願っているというのに、結局は人間は自分のものさしでしか世の中を見れないので、自分の思う幸せの形と本人が望む幸せの形が違うと受け入れられないという。自分以外の誰のことも自分の思い通りには動かせないという事を諦めるというか、受け入れることが出来たらもっと世の中が幸せになるのにな、なんて最終的には壮大なことを考えさせられちゃったな・・・

 

双程(そうてい) -A Round Trip to Love-が見れるのは・・・


【中国ドラマ】雲衣坊 ~糸に秘めた恋~ の感想 美しい衣装がたくさん!

「雲衣坊 ~糸に秘めた恋~」の視聴完了しました!
ジャンルはラブコメなんでしょうけど、最初の数話はナンセンスギャグの応酬というか、武侠なぶっ飛び少女と自意識過剰の勘違い店主のとんちんかんなやり取りに苦笑って感じで見てたんです。だけど次第にそのノリにすっかり慣れてむしろ楽しくなってきて夢中で見ちゃってましたね~

さて、ヒロインのジン・ウェンシンはファニーキュートな雰囲気。はちゃめちゃなジウアルがとても合ってました!とびきり美人って感じではないんだけど、お茶目でだんだん可愛く見えてくる。ジウアルの性格も好ましくてですね、嫌味なくはっきりきっぱりしたところがいい。イジメられても全然負けないのよね。こんな性格いいな。

そして、雲衣坊の店主、天才仕立て家のルオ・インランをクリス・スンが演じてます。はじめのうちはナルシストぶりが度を越してて、逆に笑っちゃうんだけど、その空回りが最高です。だんだんとジウアルに首ったけになってくるととても優しい表情になって、こんな顔も出来るんだ!とめっちゃイケメンに見えてきます。もちろん最初から綺麗なお顔立ちなんだけど、クール過ぎると怖い印象があるかな。まあクリス・スンと言えば、どうしても私は将夜の隆慶を思い出しちゃうんですよね。あれは強烈な印象を残す役ですからね。あの役に比べたら、普通の思った通りのイケメン役という感じで、こういうラブコメにも出てるのねって勝手になんとなくホッとしちゃった!笑

そうそう、そういえば彼は韓ドラ「猟奇的な彼女」にも出演してて、清の皇子ダルハン役が彼だったらしい。確かに切れ味鋭い目をしてる人だったなと思い出しました。ほ~

そしてこのドラマのお楽しみのひとつは、タイプの違うイケメンたちの登場でしょう!最後までジウアルを思って尽くしまくる男、裴卓役の范曉東。彼こそが本当に漫画から抜け出してきたような絵にかいたようなイケメン。少し昔の時代のスーツを着ている姿が素晴らしく美しいです。ふわふわな髪型のスタイリングも相まって素敵過ぎますよ・・・

なんですが、こんなイケメンが結婚式で花嫁を奪われて立ち尽くす姿がもうね。それもライバルが突然馬に乗って現れるんですよ!!!!このシーンを見たときに、マジで噴き出してしまった。まさかねえ。そして何度もジウアルに置いてけぼりにされる彼の姿が悲しい。美しいが故に悲しいっていう感じ。こんなイケメンを無下に出来るのはジウアルぐらいである。

そして、蘇家のお坊ちゃま、蘇逸役の侯東もイケメン!他の二人に比べたら地味目かもしれないけど、それでも十分魅力的。遊び人だった彼が緑水を好きになってからはもう彼女一筋。お仕事も頑張っちゃうのよね。表情がくるくる変わる可愛さ。
こうやって彼らを見てたら、クリス・スンは猫っぽいけど、范曉東と侯東は犬っぽい気がする。みんなそれぞれ違う素敵さがあって大変眼福なドラマでした。

もう一つのお楽しみは、衣装の豪華さですかね。刺繍とか布とかとても美しいので、それを見るのも楽しかったな。女性の衣装も素敵だけど、男性用もまたシックで美しい。イケメンが着ると更に映える!

ラストももうここまでくらいのハッピーエンドで十分ですと思ったところで終わってくれなくて、お腹いっぱいなのにもっと食べろと勧められまくって更におなかいっぱいになります。が、それもこれも最初のノリから変わって無くてある意味一貫してて潔くて良いですね。見終わった後にも一体なんだったんだと嵐に巻き込まれた感覚にならないこともないけれど、それがむしろ心地よいドラマでした!嫌いじゃないんだな~とても面白かったです!

 

 

雲衣坊 ~糸に秘めた恋~が見れるのは・・・