【韓国ドラマ】ロマンスは別冊付録 の感想 素敵なセリフがたくさん出て来るよー

ロマンスは別冊付録を視聴しました!いやーやっぱりイ・ジョンソクはロマンチックなのが似合って素敵だなってしみじみ思わされてしまいました。彼ってすっごい美形っていうより雰囲気イケメンだなと思ってるんだけど、その彼の持つ雰囲気がこのドラマのチャ・ウノという役とリンクして非常にはまっていました。年下の彼氏役が似合うっていうか、若いけどしっかりしてて頼りになる年下の男が似合うんだと思うんだよなあ。そういう理想を体現してくれる感じがあるわー

 

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ヒロインのカン・ダニ役のイ・ナヨンとの相性も非常に良くて、とっても素敵な二人でした。イ・ナヨンの声も良くて「ウノや」ってちょっと甘えと親しみを含んだ呼ぶ声が最高に可愛い。そしてダニのちょっとおばさん感とキュートさを失わない感じも非常にうまく表現されてていいんだよなあ。やっぱり年下の男は綺麗なヌナを好きっていうのがいいじゃないですか。そういうドラマっぽい定石がしっかり綺麗に表現されててめっちゃ良かったなあ。親しみを感じられる部分とロマンチックな部分のバランスもとっても良かったし!

あと、私が一番良かったなと思ったのは、姉と弟としての感情を持っていた二人が恋愛感情を持つにいたったのかという過程が非常に丁寧に描かれていたことです。小説や詩が沢山出てくるので、それとリンクして語られる彼らの心情にこちらの感情も揺すぶられてしまう。あと離婚を経験することで求める愛のカタチが変わることもあるんだろうななんてことも思ったなあ・・・

「月が綺麗ですね」とか「冬から春に変わる正確な瞬間が分からないように、いつ好きになったのかははっきり分からない」とか、心に残るセリフがいっぱいありました。小説や詩の引用も多くてとっても素敵なんです。あと、古い本が最近変わってきたのは、本自体は変わっていないけど、自分が変わったからだっていうセリフが出てくるシーンみたいに人間を「本」に例えているのも興味深かったですね。出版社が舞台ということもあって本についてのお話がストーリーに絡めてあるのが楽しかったなあ。私も本が好きなので、そういうのが嬉しかったし、なんだか本を読みたくなっちゃうドラマでしたよ!

しかし二人の関係の中でひとつ気になったのは、ダニの娘のことが徹底して描かれないことでしょうかね。韓国ドラマでは留学してる設定が多いけど、そんなに小さいころから子どもだけで留学されるのって多いのかなあ?でもまあロマンチックさを前面に置くためにはいっそ潔いくらい棚上げしてしまうしかないのかなとも思いますが。

そしてサブキャラ達も非常に個性的でみんな素敵だったな!ラブコメのコメディー的な部分は彼らが担ってた感じ。

キム・テウの演じる代表はいきなり男たちの挽歌のチョウ・ユンファで笑った。マッチくわえてるし。こんな人が代表だからキョル出版とっても楽しそう。そうそう出版社の内装もとっても素敵だったなー!

キム・テウがこういう明るい役を演じてるとなんか嬉しい。その冬、風が吹くのムチョルの悲しい役のイメージが強いからかな・・・

そしてめっちゃ好きなキム・ソニョンが創立メンバーのソ・ヨンア役で出てたのも嬉しい。なんかパワーがあって好き。

考えてみたら創立メンバーはみんな個性的だったな・・・ あとはキム・ユミとチョ・ハンチョルだもんな。彼らに全く負けてなかったイ・ジョンソクすごい。

 

ソン・ヘリン役だったチョン・ユジンはイ・ジョンソクとW-君と僕の世界-でも共演してましたね!あのドラマではあんまり印象に残らない感じだったのに、ここではちょっと極端な役がうまい具合にはまってて良かったです。無表情だと怖い雰囲気なので感情が激し目な役の方が似合うかもー

まあその他のサブキャラ達も非常に濃いキャラなんだけど、なんかうまくまとまってたなー 散漫になってしまいそうだけど、本づくりに対しての情熱が彼らの真ん中に背骨として通った形でストーリーが展開していったからかもしれないな。

 

最近、夢中になって一気に見ちゃうドラマがあまり無かったんだけど、このドラマはとっても私の好みであっという間に見ちゃいましたよー やっぱりイ・ジョンソクはこういう役が似合うなあ。ロマンチックなラブコメを堪能しましたよー とっても面白かったです!

 

 

ロマンスは別冊付録が見れるのは・・・
⇒Netflix


【韓国ドラマ】オー・マイ・ゴッド~私が突然ご令嬢! ? の感想 スーパーハイテンションな伯爵役のチェ・ミンスを堪能すべし

「オー・マイ・ゴッド~私が突然ご令嬢! ?」の視聴を終了しました!このドラマはもうチェ・ミンスのハイテンションな中東の大金持ち役を楽しむドラマですね。これは最初から彼のキャスティングありきで成立しているドラマって感じ。だから反対にそこを楽しめなかったら面白くないかもしれませんねー 私はチェ・ミンスがはっちゃけてるのを見るのを楽しめたので良かったです。

 

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ところで気になったのは、チャン・ダルグが偽のイ・ジヨン(イ・ソヨン)のことを初めから娘じゃないと分かったのは彼女が女として見えたからって言ってたんだけど、一度も会ったことなくても娘か娘じゃないか本能で分かるものなんだろうか?そうだとしたらオールド・ボーイの復讐が成り立たないじゃないかと思ってしまうんだけど、あれは暗示をかけてたから成立したのかな。なんて関係ないことを考えてしまったのでした。まあダルグは野生の勘が冴えた本能で生きてるタイプの人かもしれないなとは思いますけど!

このドラマは全体的にパワフルで楽しく見れたんですけど、キャスティングも良かったのかも!チェ・ミンスはもちろんだけど、その娘がカン・イェウォンってのも父に負けないパワフルハイテンションって感じでまさに娘でピッタリだったし。その旦那役がシン・ソンロクってのもいい感じに頼りなかったし。彼は背が高いけど、背筋がピーンとしてなくてなよっとした感じだからこういう役が似合う。悪役とかよりずっといいなと思うなあ。ダルグの偽の娘のフリしたカン・ホリムの浮気相手役のイ・ソヨンはどこかで見たことがあると思ったらDr.JINの妓生役でしたー 時代劇より現代劇の方がずっといいなあ。あとわりと好きだったのはダルグの秘書役のチョ・テグァン。彼はなかなかエキゾチックな顔のイケメンですねー。チェ・ミンスとの息も合ってて二人のやり取りが面白かったな!

感想というほどのものは何もないのですが(あかんやん)、見る側もノリで見るくらいでちょうどいい気もする。ちょっとファンタジー&コメディーって感じのドラマだしね。私はチェ・ミンス大好きなので、こういう役もやり切ってるのがさすがだな~って楽しませていただきました!

 

オー・マイ・ゴッド~私が突然ご令嬢! ?が見れるのは・・・



【韓国ドラマ】恋のスケッチ〜応答せよ1988〜 の感想 古き良き時代を描いた心温まるドラマ

「恋のスケッチ〜応答せよ1988〜」の視聴しました!このシリーズでは1988がいちばん好きだなあ。1997は最後まで見たけどヒロインがどちらの男性を選ぶのかというのを引っ張り過ぎが見ててちょっとめんどくさかったのと、1994に至ってはアラが苦手過ぎて途中で挫折したし。でもこのドラマは最後まで楽しく見れたので良かったです。

彼らがテレビで見てた映画が「男たちの挽歌」でそこに思わず反応。この映画は韓国でも人気なんだなあ。「僕の彼女は九尾狐」で、ドン・ドンイル演じる武術監督がチョウ・ユンファの真似してマッチ棒くわえて出て来たりしてたもんね。たまに韓国ドラマでこの映画のネタが出てくるんですよね!

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ストーリーは横丁の人々を満遍なく取り上げていて、そしてそれぞれに向ける視線が暖かい。まさに古き良き時代をうまく描いててほんわか心も温かくなる感じがいいんです。韓国でもこういう場所や人の繋がりがだんだん減ってきているからこそこういうドラマが受けるとも言えるのかもしれませんね。ほんとどの登場人物も好きになっちゃう。それぞれの家族や状況も詳しくエピソードが描かれていたので、思わず感情移入できちゃう感じなのが良かったな。

その他、主要人物たち以外にもゲスト的な出演者もいましたねー

ちょっと昔な髪型のチョン・ヘインが可愛い。ドクソンの中学の同級生役でした。

そして1994のスレギがソヌの大学の同級生で出てたり。こういうのがあるからこのシリーズは、1997→1994→1988の順で見るのがいいのかな~

ラストはこの二人の結婚式で良かったなあ。表面的にはきつく見えるボラの本質見抜いて彼女を好きになるソヌが好き。定石通りにドクソンを好きになるようなタイプには興味が全くわかない。だからドクソンがジョンファンを選ぼうがテクを選ぼうが好きにして~と思って見てました。

ドクソンとテクとジョンファンの三角関係に興味が湧かなかったのにはもう一つ訳があったんですよね。それはドクソンがテクを選んだ後にも、それまでの幼馴染以上に彼に恋愛感情を持っているようには全く見えなかったせいかもしれない。それまでの無邪気なドクソンは最高に良かったのに恋愛部分がイマイチだったのはヘリの演技力の限界のせいなのかな・・・とも思っていたんですけど、ドラマを見終わった後にヘリがリュ・ジュンヨルと実生活でつき合ってると知ってなんとなく感じた違和感になるほどなって思いました。本物の愛がそっちにあったのがにじみ出ちゃったのかもね!

全体的に愛情をもって作られたのが分かる素晴らしいドラマですよね。しんみりさせられたり、大笑いさせてもらったり、本当に良いドラマ。とってもオススメです!

 

恋のスケッチ〜応答せよ1988〜が見れるのは・・・



   

【韓国ドラマ】ある素敵な日 の感想 あくまでも妹と言われるヒョジュが可愛そう・・・

「ある素敵な日」の視聴を終了しました。このドラマみたいに血の繋がらない兄と妹の愛というモチーフが少し前の韓国ドラマに多い気がするんですけど、気のせいかな。禁断の関係というのはいつでも人気のあるテーマですよね。しかし、なんとなく感情移入できないのは実際に自分に兄がいるからかもしれないなあ・・・ まあドラマの主人公たちは血が繋がっていないので、状況は違うんだけど実の兄と思っている人に恋愛感情を抱くことが出来る感覚が掴めない感じなんですよね。もし自分に兄がいなかったら私にも素敵なお兄ちゃんがいたらいいのに!なんて夢を持てたかもしれないんだけど!笑

 

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だから反対にゴン(コン・ユ)が血のつながらない妹としてヒョジュ(イ・ヨニ)には完全に一線を引けるのに、ハヌル(ソン・ユリ)に対しては恋愛感情を抱くようになるというのがあんまりしっくりこないんですね。

ゴンはハヌルは自分と血がつながらないと分かっていたけど、小さい時は実の妹として一緒にいて、探していた時には「妹」を見つけたかったんですよね?それなのに一体どうやって妹→恋人への愛情へ変化したのか納得できなくて受け入れられない気分。ハヌルも実の兄だと思っていたのにどうやって愛してしまうことが出来るようになっていたのか分からないんですよー その辺りの愛情の変遷が可能なのか理解できず。理屈じゃないってことかもしれないけど。

でも実際に血が繋がった兄妹の禁断の愛というものが現実に絶対にないと思っている訳ではなくて、そんなこともあるだろうとは思うし、このドラマでは血が繋がっていない兄妹な訳だから尚更全く問題ないんだけど、イマイチ入り込めないのはお互いが愛しあうようになるまでの過程がちゃんと納得できるように描かれていない感じがしちゃうからかな・・・ 違和感がある感じ?だからロマンチックだと全く感じられないし、素敵とも思えないのでした。

あれ、全然感想になってないな。そうです。だから一生懸命見てたんだけど、なんだかよく分からんな~という気持ちで見てたんです。

とはいえ、ナムグン・ミンが演じるドンハは素敵でしたよね。ちょっと強引なところもあるけれど、優しい男。ドンハには幸せになって欲しかったなあ。イ・ヨニが演じるヒョジュも気の毒だったな・・・ 同じように血の繋がらないゴンの妹という立場なのに、ヒョジュはあくまでも妹でハヌルのことは愛してるなんてね。ゴンがいっそ全く関係ない人を愛してくれたら諦めもつくけれど、この状況は辛すぎる。自分の心臓病のせいでゴンに迷惑をかけているという点だけでも辛いのにね。そんな感じでサブキャラ達に感情移入するドラマでありました。

そんな感じで私は全然好きじゃない展開のドラマでした。自分自身が兄妹の禁断の愛がテーマのドラマが苦手ということなのかどうか知りたいので、同じようにそれがモチーフになっている別のドラマを見てみようかな!そういう訳でもない気がするんだけど、他に見たことがあったか思い出せないなあ。

 

⇒Netflix







【韓国ドラマ】デュエル -愛しき者たち- の感想 望んだ訳ではない争いに巻き込まれる二人の存在が悲しい

デュエルの視聴を終了しました。クローンが出てくるのが今どきのドラマって感じですね。浪漫ドクターキム・サブで初めて見たヤン・セジョンもすっかり主役クラスの俳優さんになっていて、今回は一人三役という難しい役どころを演じています。クローンの二人とそのお父さん役。お父さん役はさておき、ソンジュンとソンフンに関してはしっかり演じ分けられていてすごいなと思いました。目尻のメイクが少し違ったのかなとも思うのだけど、まとう雰囲気も表情も全然違って良かったです。私が一番好きなのはソンジュンがソンフンを演じてサニョン製薬の娘に会いに行くところ。ちゃんとソンジュンって分かるんですよ~

デュエルの意味は二者間の勝負というような感じ。クローンとして作り出されたソンジュンとソンフンがまわりの利害関係の争いに巻き込まれていく様がとても悲しい。本人たちは決して望んでいないのに。

 

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まあそういう感じで、ヤン・セジュンの演技は大変楽しんだんですが、実は一度2話くらいまで見て、しんどくなってストップしちゃったんですよね。それはチョン・ジェヨンが演じる刑事が苦手だったから。娘が誘拐されたから取り乱す気持ちはもちろん分かるんだけど、非常に強引な態度と荒い言葉遣いの刑事像についていけない気分になっちゃったんですね。あと我が子を守るためなら他人はどんなに傷つけても構わないという考えや行動がすごく苦手です。で、これは無理かな・・・と思っていったん見るのをやめたんだけど、数週間たってクールダウンしてからそうはいってもラストが気にはなるので視聴を再開。3話くらいからは班長も普通に話をするくらいの判断能力が戻ってきたように見受けられたので私も落ちついて見ることが出来てちゃんと完走することが出来ました。こういう感じの刑事はドラマでとても多いし、普段見てるときはそこまで気にならないんだけど、今回はちょっと過剰に感じてしまったのか、私が疲れている時期に見ちゃったとかなのかもしれませんね~

それにしても色々と極端な人が出てきたな~という印象がありますね。クローン人間が出てくるくらいだから現実離れした感じがあるのは仕方ないけど、全体的にそんな感じですね。チェ検事もだし、サニョングループの人達もだし。

そのサニョングループの娘役のチョ・スヒャンの狂った感じの演技も良かったですね。恋のゴールドメダルなんかでもちょっと意地悪な役を演じていたけれど、これから若い女性で癖のある役には彼女がいいかも!ちょっと気になる女優さんです。しかしドラマで出てくるお金持ちたちの「下々の者の命なんて価値が無いからいくら失ってもなんとも思わない」みたいな感覚はすごいな。本当にそういう感覚の人っているのかな?知らない世界なのでなんとも理解不能の向こう側って感じです。しかし、そういう気持ちがないとクローンを作るということを実行に移すことなんて出来ないだろうな。

班長の娘さんはハッピー・レストランでも演技がとっても上手だったイ・ナユンちゃんでしたね~ このドラマでは白血病の役だったんだけど、本当に髪の毛を切ってたんじゃないかしら?役者魂~~!そして物語のキーとなる存在のリュ記者役のソ・ウンスも浪漫ドクターキム・サブに出てましたよね。彼女も独特の雰囲気。ほんわかしてるのに芯がしっかりしているというような。

 

結局望んだわけではない争いに巻き込まれた二人のクローンはそれでも最後は人間として扱われたからこそソンフンは自分が犯した罪の罰を受けとめその報いを受けたと言えるのかな。そう考えると救いがあるような無いような。どちらにしてもやっぱりどこか空しく悲しい内容のドラマではありました。

 

デュエル -愛しき者たち-が見れるのは・・・