【韓国ドラマ】イケメンアーチェリー部~妄想女子のBL観察記~ の感想 意外と面白かったよ!

「イケメンアーチェリー部~妄想女子のBL観察記~」というタイトルを見て、正直なところなんだこれは!?と思いながら、ちょっと覗いてみようみたいな気持ちで見てみたら、ソ・ジフンも出てるし、ヒロインの元LOVELYZのKeiちゃんもお茶目で可愛いしで結局楽しんでたらあっという間に最後まで見終わってました!

特別BLが好き!とかじゃないんだけど、このドラマみたいに男子学生がわちゃわちゃしてるのを見るのは結構好きだし、ブロマンス的なのはときめくし。そしてメイキングなどもあるのでそれを見たら、みんな頑張って演技してる様子が見れてとても好ましい~

コーチ役のチョ・ジェユンもいい感じにコミカルだし、キム・チャンファンが一番のモテモテ役でファンがいっぱいいたりとか、随所に面白ポイントがあって、思わず声を出して何度も笑っちゃいました!

ストーリーも分かりやすいです。BL漫画家を目指しているホン・スアはデビューを目指して、題材を探し中。そんな中、アーチェリー部のXテンのメンバーに出会い、萌えエピをゲットしようとマネージャーとして潜入しちゃうって話。みんなで一致団結して大会に向けて頑張ったり、スアが何をやろうとしてるかバレちゃったり、でもやっぱり仲間と認めてもらえて漫画家デビューも出来たりと、ザ・青春!って感じ。

登場人物のみんなもいい感じ。まずヒロインのKeiちゃんはとってもキュート!彼女の腕時計がカメラになってて、それで盗撮してる姿まで微笑ましい(本当にはやっちゃダメだけど)。さすがアイドルって感じで、ジャージ着ててもやっぱり可愛いもんなんだなと感心しました。

Xテンメンバーの中では、ジワン役のソ・ジフンがメインなのかな。今も子犬っぽいけど、この時は更に線も細いし、笑うとまぶしいくらいに可愛らしいし、あまりにもこの役に似合ってましたよね。その幼馴染役のスンジュン役はペク・チョルミン。ソロモンの偽証とかで見たことがあるかな。クールな彼とジワンのじゃれ合いは良かったです。スアの妄想の餌食・・・
眼鏡先輩役のチャ・ジフンも秀才役が合ってましたね。他にドラマとか出てないかなと調べたんだけど、月桂樹洋服店の紳士たちの子役で出てるくらいかな?やっぱりBLの中には眼鏡キャラも必要不可欠なんだなと納得したわ。

主将役のヨン・ウはムキムキ。ユニフォームが彼だけノースリーブだったりするのも細かいし、チャ・ミン役のキム・チャンファンだけ襟に花がついてたりするのも笑えたな!

1話が15分×8話で短いし、うまくコミカルに作ってあるし、非常に楽しく見て満足しました。めっちゃ面白かったなあって思ったんだけど、語彙が出てこなくてうまく表現できない~ 多分、BLというかクラブ活動ものが結構好きなのかもしれないな~私。

 

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【韓国ドラマ】カネの花~愛を閉ざした男~ の感想  見ごたえありの復讐もの

「カネの花~愛を閉ざした男~」の感想を書きますよ・・・!こちらはもう本当にかなり前に見たドラマなので、思い出しながら書く感じなんですけどね。頑張る。
実はあんまり復讐ものが得意ではない私でもかなり夢中になって見たドラマだったんです。冷静沈着な策略家のピルジュの復讐劇は、血で血を洗うとか、金や地位を奪うという単純な形で終わらなかったので、非常に面白かったです。そして、そんな冷静な彼がある女性に対してだけ心が揺れてしまうという設定も好きでした。

ピルジュ役のチャン・ヒョクは当たり役でしたね。彼は表情は豊かなタイプではないので、このドラマの気持ちを胸のうちに秘めているピルジュ役がピッタリ。
それに、プチョン役のチャン・スンジョもとても良かったです。ダメダメでもどこか憎み切れない御曹司役も、そんな彼が少しずつ変わっていく様子も非常にうまく演じていて魅力的でした。そうじゃないと仕組まれたとはいえ、モヒョンみたいなタイプが彼と恋に落ちるのをリアルには感じられなかっただろうと思います。

他の脇を固めているサブキャラたちもベテランで安心感があったな~
ハン・ソヒもなんとなく影の女が似合う雰囲気のある美人だからこういうソウォン役も良かったですけど、最近はすっかり主役級の女優さんになって凄いですね。
イ・ミスクのマルラン役もとても良くて、彼女のピルジュへの信頼って少し度を越したところがあって、それは彼女が母というより女の部分を醸し出せるからこそなのかなと思うのです。事実は知らない時でも、マルランはもしかしたら亡夫の面影をピルジュに感じ取っていたのかもしれないななんて。なんとなく思ったりして。

このドラマは韓国でもとても視聴率が良かったらしいです。私の好みはかなり偏っているので、人気のほどと自分の興味が合わないことも多いんですが、このドラマは人気の理由も納得で、とても面白かったです。いわゆるピルジュの緻密な計画が地に足を着いてて、そんな訳ないでしょと思わされずに見れたのが良かったのかな。あとはマルランとソンマンの勢力争いという構図も面白かったし、自分の利のためには親子でも裏切るというソンマン親子も面白かったですし、あとはモヒョンという自立した考えを持ってる女性の存在も良かったのかもしれないですね。彼女の存在があることで、更に対立の構図が複雑に絡み合って面白かったと思います。

ラストもよく練られた納得の終わりで、復讐ものだけどまともで現実的な終わり方をして反対にビックリしましたよね。そこの近くにいて、お金にも権力にも飲み込まれない生き方って出来るものなのでしょうか?それとも、本当に大切なものは目に見えないものなのだと理解していればそれが出来るのでしょうか?

 

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【中国ドラマ】2度目のロマンス の感想 逃げずに話し合うことって大事ですね

「2度目のロマンス」の視聴を終了いたしましたよ~ チャン・ハンとチャン・チュンニンの組み合わせと言えば、四大名捕を思い出します。あの頃に比べたら、すっかりチャン・ハンが大人になったなあなんて思っちゃったんですけど、2015年と2018年で3年しか製作年数が変わりませんでした。あれ?今回が社長役だったり、オールバックにしてたりするからかな?すごく落ち着いた風貌に見えてそう感じちゃいました。

邦題は、2度目のロマンスなんですが、原題は「温暖的弦」です。チャン・ハンが演じるのが占南弦(ジャン・ナンシエン)、チャン・チュンニンが演じるのが温暖(ウェン・ヌアン)ということで、二人の名前にかけたタイトルなんだろうけど、確かにこれは翻訳するのが難しいなあなんて思いました。

このドラマは小説のドラマ化だそうなんですが、きっと小説ならサラっと読めそうな気がする部分も、映像化されるとなんだかな~と思ってしまう箇所が多かったかもしれない。離れてもお互いに一途に愛し合っている・・・というのはロマンチックな関係だと思うべきなのかもしれないけど、この二人の場合はそう見えなかったのが非常に残念でした。なぜだろう。

まあ、かなり引っ張って明らかになった二人が離れた理由がまずよく分からんというか納得感がないというか。それが理由で離れる二人なのだったら、それほど愛し合ってた訳じゃないのかな~と思っちゃった。そして、離れている時間にもまわりを巻き込み過ぎてて迷惑をかけてる気がして、なんともかんとも二人に対して好感が持てない気分にもなっちゃった。あと、そうやって離れた後にそのせいで起こった家族のことも、もう二人は縁が無かったと離れる方がいいんじゃないと思ってしまうような内容だし。それさえも乗り越えて、愛し合う二人の愛情が尊いのかもしれないけど。そうは思えず。うむ。

結局、ちゃんと話し合わずに突然消えるという手段を取り合うので、ただ問題から逃げてるだけじゃんみたいな気持ちになります。若い頃のヌアンのイギリス行きはまだいいとして、ラスト近くでナンシエンが消えた時には、もういい加減にして欲しいと思ってしまったのね。どうなんでしょう?私がロマンチックを感じられなくなってるだけかもしれないのだとしたらそれは悲しいけど!

そんななかでちょっとだけお気に入りだったのは、多分主要人物のなかで一番影が薄いガオ・ファンを演じていた季肖冰(リー・シャオビン)。眼鏡が似合ってて、すっきり顔のイケメンで好きー!この役だけ個別のエピソードがなくて寂しかったけど、私の記憶には刻みましたよ。ただ、眼鏡が似合ってて素敵と思ったんだけど、かけてたのはこの時だけで普段は眼鏡キャラではない様子。他の作品でも見てみたいな。去年放送された「你是我的荣耀」はヤン・ヤンとディリラバにも出演してるみたいなので、このドラマなら日本でも放送されるのではと期待してます!待ってます。

という訳で、このドラマを見て感じたことは、問題から逃げずにきちんと話し合うことが大事だなと思いました。きちんと解決しないと引きずるし、余計にひどいことが起きてこじれるし、他の人の思いさえも引きずらせてしまって問題が大きくなるんだなとそう思いました。気をつけようっと。

 

2度目のロマンスが見れるのは・・・




【韓国ドラマ】プリースト〜君のために〜 の感想 ヨン・ウジンの神父姿は素敵でした

今までエクソシストものって映画でしか見たこと無くて、どうしても映画だと尺が短いので、半分くらいが悪魔祓いのシーンになっちゃってそこには何の魅力も感じられない私はあんまり面白さが分からないなあ・・・と思っていたんですが、やっぱりドラマになると話数も多く色々エピソードを描けるため、ちゃんとストーリー性があったので、まだ良いかもしれないと思いました。

ですが、厳密にいうと違うんだけど、簡単にいうと夢オチみたいなのが真ん中の何話分も使って繰り広げられるのでそこがなんとも言えない気持ちになります。死んでいたと思ったら悪魔に見せられた幻だったみたいなね。展開としてそれをやっちゃおしまいよみたいな禁じ手のように感じてあんまり好きじゃないなあ。え~!?みたいな気持ちになりましたね。

いわゆる「彼女を救うために悪魔祓いの神父になった、でもそうなると彼女とは結ばれることはない」というストーリーになんとなく既視感があると思ったら、憑依~殺人鬼を追え~だなと思い出しました。あのドラマの場合は「人々を救うために巫女になる、でもそうすると彼と結ばれることはない」だったので、男女は反対ですけどね。あのドラマは私は本当に大好きなんですが、それぞれの状況でそうせざるを得ないという容赦ない追い詰められ方をするのがリアルで切ないのが良かったんです。だから状況が少し似ていると言っても、今回は全く感情移入も出来ず、ちょっと残念な気分になっちゃったかな。

ラストも、またあのチームはこれからも悪霊を退治していくのかな?みたいな戦隊もの的な終わり方をして、彼らの恋の行方の切なさとは?という気分になりました。もちろん彼らの恋だけを描いている訳ではないんだろうけど、全体的に内容が中途半端な気がしてしまったかな。

まあ、そんなこんな言いましたが、オ・スミン役のヨン・ウジンの神父姿は良かったです。身長も高いし、映えてて素敵でした。だからもしも続編があったら結局また見ると思われます!笑

 

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【韓国ドラマ】ナインルーム の感想 神様がくれた奇跡なのかな

これまたなんでどうしてナインルームという邦題にしたのか分からないですけども「ナインルーム」視聴いたしました。ナインルームだと部屋が9個あるように受け取ってしまう。そのまま9号室か、ルームナンバー9にして欲しかった。ほんといくらなんでもナインルームは無いと思うんですけど、どうですか?本当に韓ドラ、華ドラの邦題問題に関しては声を大にして主張して行きたい!しつこく言い続けていく!

そこはさて置いておいて、ストーリーは面白かったです。私は現実ではありえないようなファンタジー設定大好きなので、そういう工夫をされてるドラマは大好き。今回は特に中身が入れ替わる役を演じているのがキム・ヘスク×キム・ヘソンだし、期待大で見ちゃいましたが、だいたい期待通りの面白さでした。ストーリーも視聴者には手の内が明かされているので、それが一体どうなっていくのかを見守るという分かりやすい展開なので、安心して見れた感じ。

しかし、それにしても愛していた人に陥れられて冤罪で34年間も刑務所にいるなんてあまりに恐ろしい。だけど、その上癌に侵されて余命わずかなチャン・ファサだからこそ、神様が冤罪を晴らすこんな奇跡のような機会を与えられたのかもしれないと素直に受け入れられる気分になりますね。

キム・ヘスクは言うまでもなく、キム・ヘソンも良かったですね。いわば一人二役をそれぞれ演じていてその時々で交錯する訳だから見てるこちらもこんがらがりそうだったけど、それもなくて不思議なくらいスムーズに見れたなって思うのでした。

キム・ヨングァンも年下の恋人を問題なく演じてましたが、もっと良かったのが、オ・ボンサム刑事役のオ・デファン。やっぱり極端な人々が登場人物に多いときこそ、こういう普通の感覚でいる人を実直に演じてくれる人がいるとドラマが締まる気がするなあ。

設定の意外性ほど、ストーリー自体はひねりは無いけど、それでもチャン・ファサとウルチ・ヘイの関係性がどう変わっていくのかの過程がとても面白かったです。演出がチ・ヨンス監督で「純情に惚れる」も演出している人らしいんですが、体に違う心が入り込むというところがこの作品とも題材的にちょっと似てるような気もしますね~

 

ナインルームが見れるのは・・・