【韓国ドラマ】トップスター・ユベク ~同居人はオレ様男子 の感想 超ほのぼの~

最近、映画の感想を先に終わらせようとしていたから、韓ドラの感想を書くのが久しぶり過ぎる・・・!視聴はしているんですけどね。

今日はとりあえずほのぼのと平和で可愛かった「トップスター・ユベク ~同居人はオレ様男子」の感想を書きたいと思います。

このドラマの見どころは、オ・ガンスン役のチョン・ソミンと、チェ・マドル役のイ・サンヨプの見事な田舎者ぶりじゃないでしょうか?携帯電話も固定電話も無いような島の方言全開の若者へのなりきりっぷりが素晴らしくて、なんの違和感もありません。お洋服もダサいのを着てるんですけど、突き抜けてて大変良いです。こういう役は照れが見えると途端に見てるこっちが気恥ずかしくなってしまうんですけど、そういうのが無くて純粋に楽しかったな!もちろん、彼らだけじゃなくて素朴な島の住民たちを演じるベテラン役者さんたちも楽しそうで良かった。閉鎖された空間の陰湿さみたいなものは全く描写に無いので、ただひたすらほのぼのしてて、疲れた時とか見るのにピッタリのドラマですね。

ユベク役のキム・ジソクはまずまず。登場時をもっと極端に高飛車でクールな印象にしてくれた方が後々のギャップが効いて来た気もするんで、ちょっと物足りない気はするかな。最初から島の風景の中にいるのにあんまり違和感がなくって、いい人っぽい雰囲気が出ちゃってたとは思う。まあでもトップスター役を演じるのってほんと難しいよね。チョン・ソミンに比べて、キム・ジソクはなり切りっぷりがちょっと足りなかったかもしれない。

ストーリーの展開も思った通り。少しくらいの障害はあるけれど、二人の純愛はとても微笑ましい。マドルの思いが一方通行になっちゃったのはかわいそうだけど、なんだかんだガンスンに幸せになって欲しいと願う優しい人なので、新しい恋の相手が見つかってなにより。そういう展開も含めてほのぼのストーリーでいいよね。ドロドロとか切ないドラマもいいけど、こういう平和なドラマもたまにはいいな~と思いましたよ!嫌いじゃない!

 

トップスター・ユベク ~同居人はオレ様男子が見れるのは・・・


【大久保】板橋冷麺 (パンギョレイメン) 夏の暑い日に最高な美味しい冷麺!

大変です。去年の夏の画像を発掘してしまった!
凄く暑い日にどうしても冷麺が食べたくなって向かったのは板橋冷麺です。板橋という名前からも分かるように、こちらでは平壌冷麺が食べられるらしい。
場所は、大久保駅から徒歩3分くらいかな?お滝橋通り沿いにあります。

ランチタイムは11時~15時。訪問した日は13時頃だったかと思いますが、先客が3組くらい。近くのサラリーマンの方や新大久保に遊びに来たのかな?という感じの女性客など、色々でした。

メニューはこちら。色々あって目移りしちゃう。

冷麺のみの単品もセットもいいなあと思ったんですが、この日は暑くてあまり食欲もなかったので、スープビビン冷麺をオーダーしました。
餃子とのセットいいよねえ。今度は食べたい。プラス100円で冷麺大盛りに出来るみたい。

冷麺だけじゃなくて、参鶏湯やら、普通の定食もあります。
スンデクッパ魅力的だな~

さて。お料理がやってきましたよ。
モヤシナムルとキムチ。どちらも美味しかったんだよなあ。それは凄く覚えてる。
この二つがいい感じだと料理も美味しいだろうなって期待していい気がする。

そしてそして、冷麺もやって来た!

私は冷麺は断然、スープ派です。麺のつるっとしたのど越しも好きだけど、すっきりしたスープを味わいたいがために冷麺を食べるって感じです。

そういう意味では大満足でした。自家製らしい麺も細目で美味しかった!スープが美味しかったのでカルグッスなんかも美味しいんじゃないかな・・・と期待しちゃいますね。

冷麺らしい美味しい冷麺を食べた~という満足感に浸れたので良かったです。
また暑くなったら、食べに行きたいなあ!

 

【中国ドラマ】同居人は名探偵~僕らの恋は迷宮入り~ の感想 レトロな衣装が素敵

最近、映画の感想ばかり書いているけれど、実はドラマもちゃんと見ています。ただ書いてないのが溜まってるだけ・・・ なので、本日は中国ドラマの感想を書きますよ!!!

最近見終わった「同居人は名探偵~僕らの恋は迷宮入り~」ですが、これまたなんなんだこのサブタイトルですけど、シンデレラと入ってないだけましかなと思います。ほら、中国ドラマはやたらと邦題にシンデレラって入れるの好きですもんね。って一体誰がそれを好んでいるのかは不明。視聴者では無い事は自明だと思うんだけどな。まあそれは置いといて、今回の主人公はまさにその邦題にシンデレラを使われたドラマ「ツンデレ王子のシンデレラ」にも出演していたフー・イーティエンであります。(このドラマもすごい前に見たけど、まだ感想書いてないんでは・・・ひえ~)

舞台は租界時代の上海で、フー・イーティエンが探偵の路垚役で活躍します。その雇い主というか相棒が刑事、喬楚生役を演じるはチャン・ユンロンです。見たことあるなあと思ったら、私のキライな翻訳官とか古剣奇譚の黒曜役で見たなって思い出しました。確かにちょっと古風なイケメンという感じなので、今回の服装とかとっても似合ってて素敵です。この二人のコンビとシアオ・イエン演じる新聞記者の白幼寧と路垚の恋の行方がメインという感じ。

このドラマを見ている途中で、ちょうどフラワーズ・オブ・シャンハイを見たので、ちょうど租界時代の上海を舞台にした作品を見たという偶然。随分と趣は違いますけどね。やっぱり現代だと技術が色々あって、監視カメラとか携帯とか、DNA検査とか使えちゃって、それで判明することが多すぎて反対にトリックが限られてしまうということもあり、むしろ昔を舞台にした探偵ものの方が目新しく面白く作れるのかもしれないですね。

まあそれにしても、路垚がケンブリッジ卒の天才で知識が豊富にあるからと江戸川乱歩ばりの奇想天外なトリックが多くて、ほお・・・?という気分になることもあったかも。まあその辺の内容は流して見つつ。しかし、フー・イーティエンがあんまり天才役には合って無い気がしたんだけど、どうですかね。普段はお金にこだわるふざけた感じなのはいいとして、その推理力を発揮する時はその頭脳の輝きの一閃を見せて欲しい気がするのに、ずっとのらりくらりして見えてイマイチ魅力を感じないキャラな気もしてしまった。それにヤクザの娘で新聞記者の白幼寧もお転婆で騒がしすぎる設定にし過ぎたキライもあるかなあ。でもシアオ・イエンが着こなすレトロなファッションは可愛かったです。

そうこう言いつつ、モテモテイケメン巡査部長役がチャン・ユンロンにハマってて良かったので、楽しく見てました。警察の制服もいいし(外套がツボ)、姿勢のおかげなのか、古風なスーツや制服を着てかっこをつけて立つ姿などが大変良くて、ヤクザの右腕感や凄く強いという設定もちょっと意外なくらいピッタリでステキです。あと、部下の阿斗役の向雲龍もカッコよかった。警官の制服を着ている時には地味な感じで全く何も気づかなかったんだけど、ラストの結婚式のスーツ姿であのイケメン誰!?と思ったら彼でした。百度で彼のページを見たらムッキムキのバッキバキでビックリした・・・

事件の行方よりも、名家出身いわゆる清王朝の八旗の家柄出身の路垚とヤクザの娘の白幼寧の関係性というのが、どういうものなのかというのが興味深くて面白かったです。八旗というのは軍事に関係があるようで、路垚に言う事をきかせるために軍まで動かしたりして、なんか凄い一族!って感じだったのに、最後は「え?そんな理由でもう許すんだ!?」とズコーってなりましたな。そうこういいつつ、この時代が舞台のドラマをあんまり見たことが無いのもあって、最後まで楽しく見たなって感じでしたよ!

同居人は名探偵~僕らの恋は迷宮入り~が見れるのは・・・



【新大久保】DOMO CAFE すごくすごく久しぶりの訪問でした!

新大久保も韓国っぽいカフェはたくさん出来ているようだけれど、やっぱり美味しいコーヒーを飲みたいな~と思ったら、足が向くのがDOMO CAFEだったりします。

という訳でこの日は本当に久々の訪問でした。
平日だったからかすいていて、ゆっくりできました。コロナ以前は行っても満員で入れないことなんかもあったから、やっぱり影響はあるのかな・・・

ちなみに現在の営業時間は11:30~18:30 (L.O. 18:00) のようです。
夕方はかなりゆったりできて良かったです。

さて、メニューはこちら。
メニューも随分シンプルになっちゃってたかな・・・
珈琲はもっと種類があったような気もするんだけど。
でも、Verdiのハウスブレンドがとても好きなので、私はそれがあればいいです!

珈琲以外の飲み物は変わらず色々ある。

スイーツにはケーキがある。
ベーシックなのが揃ってていい。ここに辿り着く前に牛乳もちを食べてしまったので、この日も甘いモノは無理だった・・・
結局いつもコーヒーしか飲んでない気もしますね・・・

やってきました、友人の抹茶ラテと私のDOMO Verdi HOUSEBLENDです。

珈琲のお値段は変わりないなあと思っていたんだけど、やっぱり珈琲豆の高騰の影響なのか、量が減っちゃったような気がしますね。これは仕方ない。
それでもカップ1杯以上なので、十分よね。量はさておき、飲み口の良いすっきりしたコーヒーが変わらず飲めて良かったです。ホッと一息つけて、ゆったりおしゃべりも出来て満足しました。

シンプルな空間が居心地が良いので、もっと通わなきゃなあと思ったのでした。
何よりもまずもっと新大久保に訪問しなきゃだな!

【台湾映画】憂鬱な楽園 の感想 三人と南国の空気感がとても良い

今日は昨日に引き続き、ホウ・シャオシェンの映画の感想を書きたいと思います。この憂鬱な楽園は、フラワーズ・オブ・シャンハイと2本立ての上映で映画館で鑑賞しました。同じ監督の作品を2本立てで見るのもいいなあと思いました。どちらも全く性質の違う作品ではあるけれど、根底あるものはどこか似通っているように感じたのでした。

とはいえ、フラワーズ・オブ・シャンハイはばっちばちに美術や衣装を極めてるけれど、憂鬱な楽園はもっとラフな撮影方法で制作されているので、振り幅が大きいとも言えますね。この作品の方がホウ・シャオシェン監督の雰囲気に近そうな気はする。

映像を通して伝わってくるのは、南国の空気感なんですよね。どこかのどかな雰囲気が漂っていて、そこが凄く好き。私が台湾映画で一番好きなところはこういう空気感かもしれないなあ。

主人公の3人、四十歳のガオ、弟分のピィエンとその恋人のマーホァはふらふらとその日暮らし。お金になる仕事があると聞くとその地に向かうので、ロードムービーみたいな風情です。ガオはそんな暮らしで実現なんて出来そうもないのに中国本土で食堂を開く夢だけは持ってたり、ピィエンは遺産を横取りされたりと、成功には程遠いところにいるチンピラたちなのだけれど、でも悲壮感みたいなものは漂っていないんですよ。何も考えていないからだよ、と言われればそれまでなんだけど、それでも生き抜く逞しさみたいなものが漂ってて、やっぱり彼の作品は「生」を主題に置いてる気がするんだよなあ。

彼らの状況であれば、もっと死に急ぐみたいな展開になったっておかしくはない気がするんだけど、のらりくらりと生き抜いていく力みたいなものを感じて、そこがいいなあと思うのでした。

この映画はそういう彼らの雰囲気、台湾の空気感を感じ取れたらそれでいいという映画なのかもな。わたしはそれでとても満足した。でも何を言いたいか分からないという人もいそうだしその気持ちもすごく分かる。

あとは、たくさんの人が集まる場所での会話?というのも監督らしさが全開ですね。カラオケ?みたいなところでの話し合いのシーンとか最高だなと思う。会話の妙みたいなものが苦しいくらいに好きだな。

他にも、ガオ・ジェが、料理をしているシーンがあまりにも上手で、さすが俳優さんは演技を極めるんだなと思ってたら、彼は俳優になる前は料理人だったとかで自前の技術だった!めっちゃ美味しそうだったもん。リン・チャンも彼の雰囲気そのままにピィエンって感じだったし、伊能静との3人のダメダメトリオがいい味出してた。

ラストのどこにもたどり着けない感じが、まさに彼らって感じで、それが人生って感じでもあり、でもやっぱりそこに悲壮感はなく、それでも生きていくんだなって思わされるのが、良いのでした。

 

憂鬱な楽園が見れるのは・・・