【韓国ドラマ】キム秘書はいったい、なぜ? の感想 パク・ソジュンとパク・ミニョンの魅力が存分に発揮されているドラマ!

キム秘書はいったい、なぜ?(キム秘書がなぜそうか?)の視聴を終了いたしました!ロマンチックラブコメディーという感じのジャンルのドラマかな?途中からこれでもかっていうほどラブラブになるので、主役のカップルが好きな人は楽しめるんじゃないかな・・・? 二人の恋の小さな行き違いを微笑ましく見れるといいのだけど、あまりにも平和なので私は途中から退屈してしまった感もありです。でもそれなりに楽しめましたけどね。

 

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幼い頃に起こった誘拐事件、それにまつわるトラウマが中盤くらいですべて解決してしまうんですよね。そのトラウマのせいでヨンジュン(パク・ソジュン)はキスが出来ないんですけど、それもあっという間に克服。その後はラブラブを見せつけられている感じ。ほらほらここでときめくんだぞーほれほれってシーンはいっぱいあるんだけど、そこでキャーってならずに「来た来た!」って笑い転げてしまった私。そういう楽しみ方で良いのかわからない!笑 とまあそんな感じでストーリーの起承転結の分配がイマイチな気がして、その分役者さんの魅力に頼った感じのドラマになってしまった気がします。

パク・ソジュンとパク・ミニョンのどちらもとても好きな役者さんなので、私はそれなりに楽しめたけど、好みでない方にはちょっと見てるの苦しいかもしれないな~なんて。でもパク・ソジュンの顔って私は好きだしカッコイイと思うんだけど、あんな風にオーラ!完璧!って自画自賛するナルシスト役を演じられるほど万人受けするタイプかはちょっと分からない気分でした。まあ、サムマイウェイの時に鍛えたであろう身体も素晴らしいですし、揃っている方ではありますけども。

そして、パク・ソジュンが演じるヨンジュンが住んでいる家がシークレットガーデンのヒョンビンの家だったんですよね。お!ここは!ってすぐに気づきましたよ~ 懐かしい気分。ヨンジュンの乗ってる車もマセラティだったかな。このおうちと車と高そうなスーツや小物でかなりのお金持ちな設定でしたねえ!

コメディー要素を大きく担っていたのはカン・ギヨンが演じるパク・ユシク社長。ヨンジュンの良き友でしたね。こういう主役の良き友達ポジションにピッタリの役者さんですな。嫌味が無くて良い人の雰囲気がするタイプ。

ファン・ボラが演じるボン・セラも面白担当。いつもこんな感じの役が多い女優さんですが、真面目な役も見てみたいところ。でも今回はラブラインもありましたね。お相手のヤン秘書役のカン・ソンソクは歌がうまかったけれど、ミュージカルや演劇系の方なのかな?初めて見た方だったのですが、地味なんだけど印象に残りました。

あと、とっても良かったのが、コ・ギナム役のチャンソン。屋上部屋に住んでいて、とにかく出来る限りの節約をして暮らしてる変わり者なんですが、その理由が判明するとだんだんかっこよく見えてくるんですねー。普通にしてるとイケメンなのにかなりの偏屈ものをとっても自然に演じてました。スーツのボタンをいっぱいストックしてるの面白かった!

おおむねキャスティングは満足だったんですけど、実はソンヨン役のイ・テファンだけはミスキャストなのではないかと思って見ていました。まず小説家なんだけど、どうもそういう文学のにおいがしなくてね・・・感受性が強そうには見えないというか。辛すぎて記憶を無意識にすり変えないと生きていけなかったほどナイーブで繊細な人には全く思えなかった。イ・テファンの表情に影が無いことはないんだけど、なんだか物足りないんだよなあ。そしてパク・ソジュンより背は高いけど、どうも兄には見えない、と思ってたら彼まだ23歳とかなんですね・・・ なるほどどおりで変に化粧が濃い感じがしたのも年上に見せるためだったんだなあ、なんて。ちょっと無理があったな。平和なストーリーのドラマなので、ソンヨンは大きなポイントになる役だったと思うんですが、その部分がキャスティング的にもストーリー的にもうまく使えてなかった気がします。

イ・テファンはハマる役の時はとても良いと思うのですが、このドラマではイマイチだなと思いました。どちらかというと肉体派なイメージですから。もうちょっと演技派な役者さんが良かったなあ。

 

そして楽しみにしていたゲスト出演者たちー!

ミソの合コン相手に「この人生は初めてなので」のマ・サング役のパク・ビョンウン!同じパク・ジュンファ監督の作品だからその縁での出演ですね。

そして、ミソの両親の若い頃にこれまた「この人生は初めてなので」からイ・ミンギとチョン・ソミン!大好きだったドラマの二人にまた会えて嬉しいですー!むしろソンヨン役をイ・ミンギ辺りが演じてくれたら非常に見ごたえがあったのではないだろうか・・・なんて勝手に妄想したりして。

その他にもパク・ジュンファが監督したゴハン行こうよからイ・スギョンが。ソンヨンとヨンジュンのお母さんの若い頃を演じてました。

素敵なシーンもたくさんあって楽しめるドラマではあるんですが、体感では12話くらいにまとめられていたら間延びせずに楽しめたかな。それとも大事件が起こるドラマを私が見過ぎてるせいでそれと比べると平和に感じてしまったのかも・・・ でもパク・ソジュンのナルシストっぷりとパク・ミニョンの背筋が伸びた万能秘書っぷりと、主役二人の魅力を堪能できるドラマではありました!

 

 

⇒Netflix






【韓国ドラマ】ヒーラー~最高の恋人~ の感想 傷ついた人々がまた前に進み始める物語

結構一気にヒーラーを見ちゃいました!!!
一言でいうと、見た後からもしみじみと心に染み込むようなとても良いドラマでした。今も色々と考え続けています。

表面的には、チ・チャンウクとパク・ミニョンの主役二人のラブストーリーが主体に見えるんだけれど、それぞれの傷を抱えた登場人物達がその傷から目をそらしてその時に止まってしまった時計が癒されることでまた動き始める物語に私は見えました。

だから『ヒーラー』というタイトルがとても効果的なドラマだな、と思います。
闇の運び屋のコードネームというだけでなく、20年前の自主製作の冊子のタイトルというだけでもなく。もっと。

この14話の最後~15話の最初にかけてのところが、ジョンフの時計が動き出した時。
本当に涙が出そうになってしまった。孤独な魂同志の触れ合い。

 

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とはいえ、素直にチ・チャンウクの魅力にもやられましたw
実は今まで避けてたんですよ!ちょっと整い過ぎてて好みじゃないな~ってな具合に。

でも、写真で見るのと動いてるのってやっぱり印象が全然違うものですね。
あんまり運動神経が良い感じがしなかったんだけど(勝手な思い込みですが)、アクションがこれまた良くて、動きが綺麗な人に弱い私はもう最初からノックアウト!

ビルの屋根の上を走って、車を追いかけるのとかね、最高です。
そんな訳ないやんみたいに白けてしまうタイプの方もいると思うんですが、私はなかなか素敵に撮ってて素晴らしいと思いました。美しく構成されてたのでとても良い!
時代劇ではワイヤーアクション的にジャンプして屋根の上にぴょーんってのるのは良く出てきますが、それって昔は屋根が高くても2階建てくらいだからいいけど、現代は高層ビルが多いからその設定はあまり無いんだななんてことを考えながら見ていましたw

ワイヤーアクションは動きが良い人でないと美しく取れませんから、それが綺麗に撮れているだけで、チ・チャンウクが好きになりましたよ!

そしてこんな切ない顔をしている時とか最高。
とはいえ、笑ってるのもパク・ボンスの時のぽよぽよしてるのも、ヒーラーの時のキリっとした表情もどれも素敵で、くるくる変わる表情に目が離せない感じ。
視聴者を容易に感情移入させてくれる人だなと思いました。
今まで避けていた割には人気のある理由がすぐ分かって私も簡単に落ちた!笑

パク・ミニョンも好きな女優さん。
彼女はちょっとガサツな女の子を演じてもちゃんと可愛く見せてくれるし、そして媚を感じさせないところが好きです。
そういうのが見えちゃうとドラマを楽しめなくなっちゃうんですよねえ。

あ~感想を書こうと思ったら、本当にいくらでも感想や思うことが書けそうなドラマですね!何から書いたら良いか分からなくなる~

そして登場人物だけじゃなくて脚本もとても良かったなあと思うのです。
そしたら、シンイと同じ脚本家ソン・ジナということで、なるほどと思いました。
主役の男性像がね、私の好きなタイプなんですよね。
台詞の言葉選びも細やかで好みだし、この方のドラマは私に合うのかも。

好きな場面は、キム・ムンシクの書斎でオ秘書を殺してしまいたいとお前みたいな悪い奴を殺すのはいい事なんだよな?と言いながら、ジョンフが本棚から本を次々と落としてそれを慌てて拾っているオ秘書を見ていたら、こんな奴を殺して殺人者にならなくて良かったよアジュンマありがとう、って言っているところです。
なんだか殺すのを思いとどまる感覚が自然に表されてて、う~ん凄いと思ってしまいました。変に回想シーンとかじゃないのが良いんですよね。

なんだかそういう何気ないシーンで、お!と思わされることが多いです。

ミョンヒがムンシクの家から出て「民主や民主、民主はどこにある」と呟く時、最後にムンホが、元恋人のミンジェの肩を抱いて歩いていくところ、アジュンマが死んだ我が子のために編んでいたセーターを置いて部屋から出るところ、過去の時間にとらわれていた人々が現在や未来へ歩き出す姿を思い出すと見終わった後からもじわじわ来て胸が熱くなるのでした!

ジョンフやアジュンマのように周りから見ても変わってるというような人だけじゃなくて、普通に暮らしているように見える人でも本当は傷を持っていてそれを隠すために考えないようにしている人っていっぱいいるんですよね・・・
そういうのも丁寧に描かれていて、ジーンとする。

そして『ヒーラー』というのは、『人間』なのかな。
人とのかかわりで傷つくこともあるけれど、やっぱり人を癒してくれるもまた人間なのかなって思う。
人と関わることでまた前に進むことが出来た彼らを見て、そんなことを思ったのでした!

色んな角度から楽しめるステキなドラマでした!!!!

 

 

このドラマが見れるのは・・・<





ヒーラー OST (KBS TVドラマ)(韓国盤)

【韓国ドラマ】Dr.JIN の感想 チュノンとギョンタクが可哀そうだったよ!

あと3話なのに挫折寸前になっていると言っていたDr.JINですが、無事に完走いたしました!わーい!すごい達成感ある!

しかし、結局何を伝えたいドラマだったのか私にはあまりわかりませんでした。えーん。

ただ、よく分からないな~と思っていたことのひとつが、ミナが恋人なのか妹なのかその時によってコロコロ変わるってことだったのですが、それはどうやら事情があった様子。
韓国で放映されたDr.JINでは、ミナは恋人の設定だけれど、日本放映時は原作者の意向で、ミナを恋人としてではなく妹としてだったら放送してもOKという条件つきだったみたい。
なるほどそのせいで、プロポーズの指輪とか出て来るのに、妹だとか言ってたりしたのね。ややこしい。




あそこまでジン先生が、ヨンレを助ければミナが助かると必死になってるのはやっぱりミナが恋人でなければ説得力が無いような気もする。
まあ兄にとっては妹も大事なんだろうけど、現実的に私を助けようと私の兄があそこまで必死になる気はしないのでした。

う、うちの兄弟がクールなだけ!?

 

まあ、ともかく最初の方は医者として助けられる人は敵であっても助けるという信念は貫かれていたので良かったのですが、最後の方のジン先生はヨンレを助けるためならなんでもするという私欲の塊にしか見えなくなってですね・・・

そうなってくると『仁』という名前が意味をなさなくて過去に何しに来たんや~いっていう、そんな気分にしかならないのでした。

 

ところで、私の中の最大の謎なのは、チュノンはどうしてそこまでしてジン先生を助けようとしたのってことです。
同じタイムトラベラー同志だからなのだとして、アドバイスをするのは良いとしても身を挺してまで助けるというのは納得が行かない。
結局、チュノンってなんだったの?分からないし、可哀そう・・・

そして、ギョンタクもさんざんヨンレに振られて可哀そうだったのに、最後の死に方まで可哀そうで、彼の存在もなんだったでしょうか?
左相への思いと、庶子として扱われる自分という切ない心情をとてもうまく演じていたので、もしかしてこれは何気にジェジュンのためのドラマだったのか・・・?などとうがった見方をしてしまうほどですよ。
それくらい訳が分からないです。ジン先生が来なかったら、ヨンレと結婚していただろうになあ。気の毒だ。

 

・・・とまあ、不満ばかり書いてしまいましたが、良かったのは挿入歌かな!
私は東方神起も全然詳しくないのですが、ジェジュンってさすが歌手だなあって思いました。
特徴のある声の歌手って素敵です。

ともかく、最後までなんとか見れて良かった!

そして、歴史ものとして考えたら、その勉強にはなったので、面白かったかも。
日本の藤原氏の摂政政治みたいなのが、韓国でもあったってことですね~
権力というものは使い方を間違えると恐ろしいものですね。

 

 

Dr.JINが見れるのは・・・

  

【韓国ドラマ】Dr.JIN 20話までの感想 挫折寸前だけどここまで来たし・・・さてどうしよう!?

久々にめっちゃ頑張って視聴を続けてるー!全然面白くなくて苦しー!という感覚に襲われる韓国ドラマを見ております。

17話ぐらいからこれは無理かな・・・と思っていたんですが、20話くらいで終わるだろうもう少しと思って頑張っていたら24話まであるみたい・・・
そんなこんなで20話まで見たけど、どんどん訳が分からなくなって来て、話がどうなっていくか見えません。このDr.JIN。

最初の辺りでもコレラが流行ってる設定で、まあお医者さんのお話だから色んな病気が出て来るのは仕方ないけど、上からも下からもげーげーしてる場面がしばらく続いて、一体これを見て楽しい人はいるんだろうか・・・とちょっと笑えてしまうくらいそんなシーンばかりで挫折寸前だったんですけど、そこは乗り越え、でも今またノックアウト、というか潔く挫折しようかな!笑



 

ちなみに日本のドラマの仁は見ていないし、原作も読んでいないので、それと比べてちょっと違う・・・とか思っている訳ではないのです。

が、私が面白くないな~と思う理由は、JIN先生ってどんな人なのか人となりが全く見えてこないところなんじゃないかと思うんです!

JIN先生は貧富の差なく人を助けるというような矜持を持った医者なんだけど、さて、医者としての彼は分かったけど、人間としてどんな人なの?っていうキャラが全く描かれていなくてつまらないんですよね。ただの正義感に燃えた医者にしか見えず・・・
なんていうか医者でもドクターキムサブとかその弟子の医者とかみんなちゃんとキャラクターがあったからこそ面白かったのに、そこがすっぽり抜けている感があります。

そして、ここに来て、歴史が変わってしまっていいんだろうか・・・とか悩んでる癖に個人的な理由で結構簡単に歴史を変えようとするし、いやいいんですよ人々を助けるためなら歴史が変わることも辞さない!っていう1本筋が通った意思を持ってやるならなら良いんですが、そういう訳でもないのに、ヨンレを助けるためならなんでもやっちゃうとか訳が分からないぞ!

てな感じで、キャラがいまいち×10なのでソン・スンホンが全くかっこよくも見えず、パク・ミニョンも受難が多い役のためか可愛く見えない。
捕まり過ぎだよ・・・それに自分が相手を振ってる癖に泣くとかそれ嫌な女だよ・・・

そんな中でジェジュンはなかなか良いと思います。20年間も思い続けて良くしているのに何度も何度もヨンレにひどい仕打ちを受けるわ、庶子だからと父に冷遇される切ない役を鮮やかに演じています。
私が感情移入出来るのは彼くらいです。

 

はあ・・・
でも思っていることを書いてみたら自分がどういうところに不満を持っているのか分かったので整理できたかも。

さて、私は最後までDr.JINを見届けることが出来るでしょうか!!!!?
震えて待て!笑 ブルブル

 

あ、でもこの屏風は素晴らしいな~と思って見ていました!
そういう装飾品を見るのは面白いです!

 

Dr.JINが見れるのは・・・

  

【韓国ドラマ】シティーハンターin seoul の感想 アクションシーンが見応えありで大満足しました!

大変遅ればせながらシティーハンターin seoulを見ました!!!
花より男子では全くイ・ミンホにははまらず(だって変な髪型だし・・・w)
でもシンイではチェ・ヨンにはまりまくったものの、個人の趣向がいまいちだったのでその他のドラマには手が伸びずにいたのですよね~

でも最近は相続者たちを見て、まあドラマの内容はさておき、そういえばイ・ミンホが出ているのに見てないドラマがあるなあと思ってシティーハンターを見始めたのでした。

だからまあなんとなく期待していなかったのです・・・が!

なにこれ!おもしろいやん!

てな感じで20話をあっという間に視聴完了いたしました!

切ない境遇のため、こんな感じで思い悩む場面が結構あるのですが、

表情が!とてもいい!です。

こんな堂々とした良い体躯の青年なのに、どこか憂いのある眼差しが人気の秘密なんだろうなあとそんなことを思いながら見ておりました。

私は顔が好みという訳ではありませんが、でも魅力的な人だなあとしみじみ思い、
そして、どこにいても目立ってしまうような正に主役が似合う俳優さんだなあとも思いました。
背が高い俳優さんは韓国にたくさんいるけど、それだけではない箔があるなあ。
このドラマでは特にそんなことを思いました!

 




 

日本のマンガのシティーハンターが元になっているドラマなのかもしれませんが、
まあほとんど関係ないので、これはこれで楽しめます!

しかし、ストーリーの元となっている復讐の理由があまりにも哀しい。
国のために命をかけて戦ったのに味方に殺されてしまう20名の兵士たち
1人生き残ったキム・サンジュン演じるイ・ジンピョが、殺された友人の生後1か月の赤ちゃんを誘拐して東南アジアのトライアングルで厳しく鍛えながら育てて、麻薬を売ってお金を作って復讐の機会を狙うのですが・・・

最終的に、どうしてその赤ちゃんを誘拐してまで自分の手元で育てたのかというのが分かるのですが、有りがちと言えばありがちだけどもでも切ないんです。

ちなみにその誘拐された赤ちゃんがのちのイ・ミンホなわけで、アメリカでMITに行って博士号を取り、その後に韓国に渡り復讐を開始して、その過程でシティーハンターと呼ばれるようになるんですよ~!

簡単に復讐をしていくだけだったら面白くなかったんだろうけど、育ての親のイ・ジンピョは復讐としてあくまでも5人の裏切り者を殺す気で、でもイ・ミンホ演じるイ・ユンソンは5人が正しく法で裁かれるような復讐をしようとしているので、その食い違いが目的は同じ彼らの緊張関係を生み出して、味方なのに闘うというのが見応えがありました。

あとはなんといってもアクションが良かったです!!!!

アクションシーンは監督にある一定の美意識が無いとつまらないものだなあと思うのですが、このドラマはその辺りが貫かれていました。
イ・ミンホもかなりシャープな動きをしていて、回し蹴りの時の回転のキレの良さに惚れ惚れします。この人かなり運動神経いい!
考えてみたらシンイでも殺陣のシーンなかなか良かったんですが、それ以上に持ち味が行かされていました!

もちろん彼だけじゃなくて、回りの人も良いんだと思うんですが、こういうアクションが中心のドラマなので、主役の動きが良いと、俄然ドラマが生きてきますね!
でも、期待以上で見てるとスカッとします。
パク・ミニョンも柔道の有段者という設定だったんだけど、かなり動きが良かったですよ!女性陣の動きも綺麗だとさらに楽しめますね。
無駄が無い動きのアクションはほんとに美しいので、見てるの大好きです。

イ・ミンホとパク・ミニョンのラブラインも控えめで、切ないのがいい!
自分と一緒にいると彼女を危険な目に合わせてしまうからと遠ざけようとするのにそれが出来ないイ・ユンソンの悩む表情がとてもいいです。
わざとひどいことを言ったりね・・・ たまらん。

パク・ミニョンが演じるキム・ナナは毅然としてて、自分の意見を持ってて素敵な女性像でした。俺から離れろとか好きじゃないとか言われても、「あなたを好きという感情は私のものだから」と堂々と言うし、ユンソンが危険だと思ったら、恐れずに助けに行くし。
そして、彼女がいいのは泣き顔が綺麗な事ですね。泣くシーンが多いドラマではそういうの大事。

あと、イ・ジュニョクが演じる検事さんが最後にまさかの結末だったり、
イ・ジンピョとイ・ユンソンが倒れながら必死で伸ばした手を握り合うシーンなど、香港ノワールの男の友情感があったのも私にとってはポイント高かったです。

みんながヒロインに恋しちゃうっていう設定じゃなかったのも良かったし、
まさかこんなにこのドラマを楽しんじゃうとは・・・!

もう一回アクション部分を見たいくらいです。
イ・ミンホが好きな方もそうでない方もオススメです~!

 

シティーハンターin seoul が見れるのは・・・