【韓国ドラマ】とにかくアツく掃除しろ!〜恋した彼は潔癖王子!?〜 の感想 

「とにかくアツく掃除しろ!〜恋した彼は潔癖王子!?〜」の視聴を終了しました~!なんだか典型的な韓ドラって感じの筋書きだったなあ。最初の出会いが最悪⇒両想いになる⇒実は子供の頃に出会ったことがある⇒お互いの家族の因縁で恋の障害発生⇒でも結局ハッピーエンド!うーん。最近、もうちょっと工夫があるドラマが多い気がするので、反対に気持ちいいくらいのそのままな韓ドラノリがむしろ新鮮な気分でした。

それにしても、キム・ユジュンちゃんは女の子からすっかり大人の女性になりましたねえ!順調に美しく成長してて素晴らしい。そんな彼女がズボラな不潔女子を演じてます。頑張って不潔にしてるんだけど、やっぱりそんなには汚く見えないのは元が良いからというのもあるし、そういう部分はやっぱり漫画の方が極端に表現出来て適してるんだろうなあと思いますね。原作は漫画らしいですし。

しかし、ユン・ギュンサンの潔癖症なチャン・ソンギョルの演技はかなり徹底的でかなり良かったです。ドラマなのでコミカルに描かれているけれど、実際の病気の方は生活するのは大変なんだろうなあとしみじみ思ってしまった。なので、彼が最終的に病気を克服したという展開なのだけど、どうやって治したのかっていう部分がスルっと飛ばされてるのは、ちょっとなーなんてことも思ってしまったかな。ラブストーリーなので、そこに時間を割くのは難しいのかもしれないですけど・・・

あと一応、三角関係要員としてせっかくソン・ジェリムも出演してるのに、彼の役割があんまり効果的じゃない感じかな。あんまりしつこく好きだ好きだと追い回すタイプは好みじゃないのでじゃあいいじゃないかと言われたらそうなんだけど、チェ・ハインは精神科医ということもあってか、自分自身の心に対しても冷静なので、内面の葛藤があんまり見えないのよね。ほんとは片思い側の人へ感情移入したいのに、それが全然できなくてつまんなかったのかもしれないなあ。

まあこのドラマの見どころは、とにかくラブラブな主演の二人ですね。とにかくキスシーンが多い!そして長い!台湾ドラマとかってキスシーンが長いな~と思うことが多い気がするんだけど、韓ドラはあれほどじゃないと思ってたんだけどなあ。このドラマは非常に多いです。ロマンチックといえばそうなんだろうけど、なんだか二人が素敵というよりは可愛らしいんですよねー 多分、ユン・ギュンサンが、割とふっくらしててピノキオの時のようなシャープさがないせいかくまのぬいぐるみっぽく見えるし、キム・ユジュンちゃんも大人になったとはいえ、くりくりお目目でまだ可愛らしさの方が勝ってる感じなので、なんだか妙に「微笑ましいね~」みたいな近所のおばさん的目線で見ちゃったかも。こんな気持ちで主役たちを見守ったドラマ初めてかもしれません・・・

あ!一番気になったのは、オソルの弟オドル役のイ・ドヒョンかな。テコンドー選手というのも合ってたし、オソルの親友のジュヨンに告白するのも良かったー!オドル役が好印象だったのかもしれないけど、他の出演作もちょっと気になる。チェックしよっと。

 

ドラマの内容として特に刺激的な部分とか、特筆すべき部分は特にないんだけれど、ほのぼのとした主役二人の関係や、清掃会社のメンバーたちの仲良しな感じも良かったし、ソンギョルのおじいさんがちょっと独りよがりな人ってくらいで悪人が出てこないので、優しいドラマを見たい時にはいいと思います。すごく面白いってこともないんだけど、結構あっという間に見たので、それなりに楽しく見れたみたい!

 

とにかくアツく掃除しろ!〜恋した彼は潔癖王子!?〜が見れるのは・・・






【中国映画】王朝の陰謀 闇の四天王と黄金のドラゴン の感想 地獄開かねば成仏せず

ツイ・ハークの王朝の陰謀シリーズの第3弾です。第2弾のライズ・オブ・シードラゴン 謎の鉄の爪に引き続きこの映画も見てみました。ここまで来て私ってもしかして第1弾のアンディ・ラウ主演の作品を見てないような気もしてきたのでした。タイトルに聞き覚えがあるからすっごく前に見たような気もするんですけどね。うーん。どうだろう?定かでないので、確認も兼ねて見てみようかな。第1弾の方が後日譚ではあるし、感想も残せてないので、ちょうどいいかも。

さて、第3弾のストーリーは、前作のラストで、ディーが皇帝から賜った「降龍杖」を狙う則天武后が怪しげな異人組を雇って、ユーチにディーから「降龍杖」を奪うように命じるのだが・・・というようなところから始まり、そこに風魔族の皇帝への復讐劇が絡んで物語が展開していきます。ディーが推理して名探偵ぶりを発揮するようなミステリー要素はあんまりないかな。ディーがちょっと先回りして、敵の動きを察知して行動してはいるけれど、そこは鮮やかな謎解きって感じではないです。どちらかというと、アクションスペクタクル映画って感じ。派手なキャラがいっぱい出てきますし、敵が妖術を使って幻覚を見せてくるってな設定なので、なんでもありの壮大な映像になってます。私は配信サービスで見ちゃったけど、映画館で見た方が迫力があって楽しいだろうな。

今作もちょっとマーク・チャオの存在は薄め。地味というではないんだけど、出番も少ない気がしちゃう。それよりもケニー・リンの演じるシャトーと水月役のマー・スーチュンの二人のシーンなんかの方が丁寧に描かれていて印象に残る。しかしそこもちょっと中途半端で水月の心の動きは分かるようであんまりわかんないかなあ。そうそうマー・スーチュンが見たことあるけど、どこで見たかな・・・と思ったら「花と将軍」の将軍様でした。今回も勝気な女性を演じてたけど、とても似合ってたな。

あと、めっちゃ心に残ったのは、三蔵法師の弟子のユエンツォー大師の連れのホワイトゴリラ!めっちゃ動きが可愛いんですよ。なんでゴリラなのかなって考えてたんだけど、三蔵法師と来たら孫悟空関連なんでしょうか?ドラミングしてたから、あれは猿じゃなくてゴリラと思うんだけども。まあともかく、最後のいいところは全部彼らに持っていかれてたような気がするけど、話の流れ的にそれで良かったんかな?彼が助けに来るようにアレンジしたのがディーだから彼の手柄とも言えるのかな?「地獄開かねば成仏せず」がキーワードよね。

ちなみにユエンツォー大師役はイーサン・ルアンです。大師の手がとても美しい。よく考えたら彼とマーク・チャオでモンガに散るチームだ~!

今作は第2弾よりも登場人物たちが個性豊かでキャラが立ってたので、ちょっとわちゃわちゃ感が凄かったかな。でもちゃんと最後それなりにうまくまとめられてたのは凄いなーとは思いました。檻に捕まった婆さんはあの後どうなったんだろうとか思うけど、そういう細かいことはあんまり気にしないのが大事。やっぱりツイ・ハーク作品はエンターテイメントだなあと改めて思うのでした。私は好きなんだなあ。

 

王朝の陰謀 闇の四天王と黄金のドラゴンが見れるのは・・・




【中国映画】ライズ・オブ・シードラゴン 謎の鉄の爪 の感想 マーク・チャオ×ウィリアム・フォンにチェン・クンまで出てる!豪華~

「ライズ・オブ・シードラゴン 謎の鉄の爪」を見ました!本当にたくさん見たい映画が配信されている中でこれは絶対に見なければならないと思ったんですよね・・・
なんてったって、マーク・チャオに、ウィリアム・フォンにチェン・クンですよ!なんという豪華な布陣!まあ他にもアンジェラ・ベイビー、カリーナ・ラウ、ケニー・リンに韓国からキム・ボムまで出演しておりまして、非常に豪華でございます。制作費が2億元(約32億円だって!)というのも頷けます。役者さんだけじゃなくて、セットもCGもお金かかってそうですもんね~ スケールがでかいなあ。

タイトルだけ見たら分からなかったんですが、アンディ・ラウ主演の「王朝の陰謀 判事ディーと人体発火怪奇事件」の第2弾なんですって。続編というよりはアンディ・ラウバージョンの前日譚ですね。若い頃ってイメージ。ちなみに第3弾の「王朝の陰謀 闇の四天王と黄金のドラゴン」も制作されています。実はもう見ちゃったので、引き続き感想を書こうと思っていますが、どうせならもっとちゃんと第2弾と第3弾だって分かるような邦題をつけて欲しいですよね。マジで不親切。俳優さんのファンになって出演作を見ようって時になって続き物って分からずに先に第3弾見ちゃったりしそう。まあそれでも内容は分からないことはないけど、でもね・・・って感じですよね。

今回は私はたまたまライズ・オブ・シードラゴンから見たんで良かったけども、それってほんとチェン・クンも出演してるから先に見たってだけの理由ですよ。みんながみんな最初から香港映画に詳しい訳ではないし、映画の内容とか制作年を調べてから見る訳ではないので、初心者にも優しいタイトルにしてくれたらいいなあ。どっちも王朝の陰謀がタイトルに入ってたら、さすがにちゃんとどっちが先かなって調べますもん・・・

さて、タイトルのことはそれくらいにして、映画そのものに関してはそうですね。面白かったです。ツイ・ハークって感じです。最近、スウォーズマンを再度見てるんですけど、一貫して変わらない美意識があるなあなんて思うのでした。CGだとかの技術はどんどん進歩しているけれど、やっぱりアクションシーンとか見てると慣れ親しんだ感覚があってとても楽しい。配分とか、アングルとかなのかな、すごくちょうどよい心地良さがあるんですよね。多すぎず少なすぎず。

あと、更になじみのある感覚がしたのは音楽が川井憲次だからかも!? イップ・マン大好きな人間からするとあの慣れ親しんだ静かな盛り上がり感が体に染み込んでくる感じで良いです。彼の音楽は非常に品が良くて本当に好き。

ストーリーは探偵ディーが推理をして活躍って感じなんですけど、人間の世界で起こる謎って感じじゃないので、あんまり名探偵感はないですよね。蟲を飲まされて怪物になってしまってましたって言われても、そういう世界なんですねって感じなので、ファンタジーなんだな~って思って見れば面白いかな。そういう異形の者たちよりも怖いのは則天武后を演じるカリーナ・ラウの怪演かもしれない。めっちゃ迫力ある。怖い。

さて、主演陣はどうだったかというと、どうしても役者さんがみんな豪華なんで、ちょっとマーク・チャオの印象が薄かったかなあ。ウィリアム・フォンのユーチが赤い髪にえらくひん剥いた目でどうしたん?って感じで印象が強過ぎるし、前述したようにカリーナ・ラウの則天武后も怖いし、他の人たちの色が濃すぎたのかも。ディー判事っていうのは普通っぽい見かけでいいと思うし、ミステリー部分の鮮やかな謎解きっていうところでディーが本領を発揮すればいいんだけど、その知力を発揮してる部分もイマイチ派手さがなかったかな~ まあでも私はマーク・チャオ大好きなので、それでもかっこいいなとは思っちゃったんですけど・・・

あ、あとチェン・クンについては、完全に美貌の無駄遣いでありますが、本人がとても楽しそうに演じてたからまあこれはこれでありかななんて思いました。

そして謎に出演してたキム・ボム。蟲を飲まされて怪物になっちゃってるシーンが多くて、彼である必要ある?なんてちょっと思いましたけれども、ウロコ治りかけのシーンでは大変お美しかったからこれまたまあアリかなとそこで思いました。

そうそう、恋せよ姐GO!のシャオティエン役を見てから、ずっとケニー・リンが大の苦手だと思ってたんだけど、今回のシャトー役なんかはあんまり問題なく見れたので、やっぱり役柄によるのかもしれませんねえ。

 

そんな感じで、私は嫌いじゃないんですけど、ツイ・ハーク作品に慣れてしまってる欲目もあるのかなあ~なんてことも思ったり。これこれって思いながら見てるポイントがいくつかある気がするんですよね。でもやっぱりそこが好きみたい!

さて、最後に皇帝から降龍杖を授かったディーですが、それを狙う則天武后という構図が見える終わり方。そして第3弾の「王朝の陰謀 闇の四天王と黄金のドラゴン」へ続くという感じですね。すでに続編が制作されている時ならこういう終わり方もいいねなんて思えます!笑

 

ライズ・オブ・シードラゴン 謎の鉄の爪が見れるのは・・・


【渋谷】エリックサウス マサラダイナー ビリヤニランチで大満足!幸せ~

この間ビリヤニのお弁当を食べてから、またビリヤニを食べたい!ブルブル!と思ってたんですよね。で行ってきたのが、渋谷のエリックサウス マサラダイナーであります!ちょうどランチタイムに行けました~

 

スポンサーリンク


 

お店が入っているビルの1階にあったのが、このメニュー。

いわゆる普通っぽいカレーランチたち。あら、ビリヤニないのかしら?でもフツーのカレーでもいいや~と思ってエレベーターに乗りました。

到着したら、熱を測って手指をアルコール消毒しておひとりさまにも良い感じのカウンター席に案内してもらいました。

ランチメニューがやってきて、見てたらビリヤニランチがありました!
メニューの最後のページが南インドっぽいメニューでマニアックな感じで他のも心惹かれる感じ。が!そのメニューの写真を撮って来るのを忘れてしまった・・・口惜しや~ まあでも再訪する気満々なので、その時には必ず!

さて、ビリヤニランチがやってきました!カレーも色々種類が選べそうだったんですが、私が選んだのはビリヤニに合うというカレーソースなるものを選びました。

お店の中はすでにスパイスの良い匂いな訳ですけど、このビリヤニがやって来た時もすごくいい匂いがして、もうそれだけで幸せな気持ちに!

目にも美味しい色彩よね。インド料理って。

バスマティライスの間から覗いてるチキンが二つ~ そしてカシューナッツと紫玉ねぎがこれまたお米と口に含むとすごく美味しいんですよ。日本の炊き込みご飯も好きだけど、また全然違いますよね。なんでこんなにおいしいんだろう。かみしめて食べましたよ。しみじみ。

新大久保で食べたお弁当のビリヤニでも十分美味しかったんだけど、やっぱりエリックサウスのビリヤニは別次元で美味しかったです。こうやって画像を見てたら、思い出してまた食べたくなってきたので、また時間を見つけて行きたいな!

 

⇒エリックサウス マサラダイナー

【中香映画】ゴールデン・スパイ の感想 香港映画はアンディ・ラウ主演でも油断できないゾ!

アンディ・ラウ主演のゴールデン・スパイを見ましたよ~っと。まあ彼はかなりたくさんの映画に出演している俳優さんだし、内容にこだわりなく出演するというのは以前から知っていたので、こんなことがあっても驚かないのであります。そう、このゴールデン・スパイはアンディ・ラウとリン・チーリンが主演だからと言って油断してはいけない映画であります。ヤバいです。

ぶっ飛び切っていたらそれはそれで面白いし楽しめるのだけど、そうだなあこの映画に関しては「なんじゃこりゃ」感が満載であります。どこがって言われたらいっぱい上げられます。俳優陣はかなり豪華なんだけどねえ。なぜこうなったのか。ううむ。

まずやっぱりストーリー展開が訳わからんことが一番かな。どうしてもスパイ物って使い古されたネタではあるので、奇をてらった内容にしようとすると登場人物が多くなったり、入り組んだ複雑なものになりがちなのは仕方がない。けれど2時間弱という限られた時間枠なのだから、その複雑さを視聴者にはわかりやすく見せるように作るべきかなって思う。最後まで明かすべきでない部分ももちろんありますが、それを際立たせるためにも他の部分は理解できるように筋書きを見せて欲しいものであります。そういう意味ではやっぱりウォー!はやっぱりうまくできてたななんて思ったりする。比べたらコラー!って怒られそうだけど、同じスパイ物ってことで。

あとは敵役がとんでも案件になってた事かなあ。日本人というものを誤解しているような人物像なのは外国映画にありがちなので別にいいんですけど、トン・ダーウェイが怪演というほど振り切れてはないので、見てて気恥ずかしさがすごい。どうせならもっと古典ファンタジーものに出てくるような鬼と妖怪とか異形の者みたいな設定にしちゃった方が良かったかもね。制作陣が意図してるような強敵感がないから面白くないのだよね。だってさ、最後の対決が謎のフェンシングだよ?え?それ日本も関係ないし!確かに新しいです。他にはない。でもズコーってぶっ倒れました・・・
山本の取り巻きの女性たちは確かに強いし美しいけど、アクションシーンが同じようなのを繰り返し過ぎ。それはアンディ・ラウが出てるシーンでも同じで、アクションに力を入れてるのは分かるけど、最後の方はちょっと飽きてスマホ片手に見てしまったのでした。あかん。

あと気になったのは、「赤い傘」って何かの象徴なのかな?ってこと。博物館も赤い傘博物館だったし、ラストシーンのビーチのHAPPY BIRTHDAYも赤い傘だったし。あれはもう徹底的に頭に????を100個くらい浮かべさせてくれたからいっそ潔いほどの訳の分からなさだったので良かった(?)けどね。なんですかあれ?

そんでもって、結局、チャン・チンチューが演じてた妻のリンもただの保険屋さんじゃなかったの?強かったことが途中で判明したけど、実は彼女もエージェントだったってことですか?私の理解力のなさのせいかもしれないけど、よく分からなかったなあ。そうだとしたらシォウにあなたは一体何者なの?なんて聞くのかなとか。

ただし、そういう分からないところがあるからと言ってもう1回見て確認したいと思えないのがこの映画って感じかな。アンディ・ラウはあんまり優柔不断な役は似合わないのかそこまでかっこよく見えないし、女性陣はチャン・チンチューもリン・チーリンも美しかったけど、山本の女性部下チームも人数が多すぎてすべての美女の印象が薄れてしまった気がするなあ。

ま、そんな感じで香港映画ではたま~にあるこういう感覚。久しぶりに味わって非常に懐かしい気持ちになりました。おススメはしないけど、うわ~って気持ちを味わいたい人にはいいかもしれませんよお!

 

ゴールデン・スパイが見れるのは・・・