だんだん出演者の皆さんに愛着が沸いてきて、どんどん見続けている花よりおじいさんですが、スペイン旅行が収録されたシーズン2は編集も更にキレが出て来て面白くなっている印象です。
このスペイン旅行の頃は、イ・ソジンは本当に良い時代、パク・グンヒョンは愛してもいいんじゃないの撮影中だったようですね。
パク・グンヒョンがレアル・マドリードのロナウドのユニフォームを本当の息子さんとドラマで息子役のイ・サンヨプにお土産にって買ってたので、多分あってるはず!
今までドラマで見たことなかったイ・ソジンの出てるドラマを見ようかなとちょっと思って調べてて、本当に良い時代辺りがいいかな~と考えてたけど、どうやら50話もあるので、どうしようか悩みどころ・・・
でも出来れば時代劇よりへ現代劇が良いんだけど、どれがオススメなんだろうか~
せっかくだからイ・スンジェと共演しているイ・サンが良いのかな。
でもこれは77話か・・・長いとすぐに挫折するので悩みますー!
フランス・スイス旅行と台湾旅行を経て、もちろん旅行に行く前から長い付き合いのおじいさん達がそれよりも更に親しくなっていく様子や、旅行なんてしたことないと言っていたのが、どんどん貪欲に楽しもうとする姿勢を見せてくれて、それが伝わってくるのがなんだか嬉しい気持ちになって来ます。
スペイン旅行では、イ・スンジェが体調が少し悪かったりするだけど、横についてちゃんと見守ってるシン・グとか、コートの前のファスナーを締めてあげるイ・ソジンとか、お互いを労り合う姿がわざとらしく無くて良いなあって思います。
パク・グンヒョンさんは、強く主張をしないけれど、困っている人のそばでそっと手助けをしようとしたり、地下鉄で一人だけ立っていたり、怒っている人をなだめたり、本当に欠かせない存在だな~って思う。ロマンチストだし、素敵だなあ。
ペク・イルソプさんは相変わらずで、短気なのでよくブチ切れたり怒ったり。
個性的というのは良い事だとは思っているけど、彼のはわがままとも言えるので、私は苦手。
特に夜行列車の時なんて見てられないです・・・
膝が悪いのはあれだけ食べて太ってるせいかと思うので、それなら旅行番組を引き受けなければいいだけかな。
でも、スタッフも本人もちょっと旅行の方法が分かって来て、無理をさせるよりは別行動で好きにさせるという方法を取り始めたので見てる方も終盤は楽な気分になって良かったです。
韓国の方だとすでに彼のキャラクターを知っているから受け入れられるのかな~?
イ・ソジンにとっては、ペク・イルソプ一人がいるだけでどれだけ大変だっただろうかと思うとどうしても否定的な見方になってしまいます。なにせ添乗員経験があるので、我儘なお客さんは本当に大変なんですよ・・・
彼が観光地で次の日の宿泊先や、レストランのことばっかり考えてるのが凄い分かります。そして目が泳ぐ感じも。
自分が初めて行く場所であっても、お客さんを案内しないといけないので、緊張してもちろん観光どころではありません。
旅行先があくまでも仕事場なので、感動とか感激する場として頭が認識しない。だからイ・ソジンの観光地での反応が手に取るように分かる!
心に余裕がないと感動なんて出来ないんですよねー!
そうか、私は自分の経験を通して見て、その頃のことを思い出しているのかも。
だから、花よりおじいさんを見てもここに行きたいなあという気持ちは沸いて来ないのだなあ・・・
そして、流れている韓国語の曲は知らないのばかりだけど、あ!知ってる!となったのがありました。
JJCCの첨엔 다 그래(At First)が5話の最初で流れた!!!
ビックリ!
韓国での人気はあまり無さそうなのでちょっと驚きましたよ~
それからこういうバラエティーを見ていて思うことは、それぞれ住んでいる国で視点が違うのだということ。
私もモンジュイックの丘に行ったことはあるけれど、オリンピックのマラソンのことなんて思い出しもしなかったんですよ。でも、韓国の方にとってはマラソンで初めて金メダルを取ったのがバルセロナオリンピックだったとのことで、有名な場所なんだなあとか。
あと、シーズン1の始めの方でのことだけど、シン・グが荷物持ちのイ・ソジンを見て日本語で「小使いみたい」「私は小使いです」と言ってて、今の日本語では小使いさんという言葉は使わないけど、学校の用務員さんの旧称ですよね。
だから、ああ、この年代の方たちは、小さい頃に日本語を学ばなければいけない状況に置かれていたんだと、はっと胸を突かれるような気持になりました。
それは歴史の授業とかで学ぶとかとは違って、もっと肌でそれを知るというような気分になって、だからといって今の自分が何を出来るとかではないのだけれど、それぞれの国の立場があって、それぞれ違う考えや捉え方があるということを知るというのは大切なことだなあとそんなことを思ったのでした。
それは日本や韓国だけのことではなくて、アメリカでもヨーロッパでも中東でも。
アメリカに住んでいる時に感じた「どこの国の人も生活するために一生懸命働いて生きている。みんな同じだ。」ということを身をもって知った時の感覚に似ている気がします。
自分にとって大切なものがあるのだとしたら、相手にも大切なものがあるということ。
単純だけど忘れてしまいがちなことをこの「花よりおじいさん」を見ていて思い出したのです。
・・・と色々書いてしまいましたが、単純に楽しめるバラエティーですし、おじいさんたちのインタビューでの言葉だとかもとても良いです。
いつでも、いつからでも何でもできる!ってそんな気持ちになります。
そして皆さん高圧的な物言いじゃなくてそこも素敵。
教えてやるって感じじゃないからなるほどなあ・・・って思います。
さすが、長い間役者としてお仕事しているだけあるなあ。凄い人っていうのは、やっぱり偉そうではないんだなあって納得なのです!