【中国映画】ワンス・アポン・ア・タイム 闘神 の感想 三世三生十里桃花の映画版!

「ワンス・アポン・ア・タイム 闘神」という邦題からだと全然分からないけど、三世三生十里桃花の映画化作品なんですよね、こちら。同じ原作を元に制作されたドラマが大変良かったですから映画もどうしても期待しちゃいますよね。それにヤンヤンが主演だし絶対に見なきゃとは思ってたんですよね。ヒロインもリウ・イーフェイだし、なかなか力を入れて制作されたのが伝わってきます。

まあしかし、原作の小説が壮大な物語なので、やっぱり映画の短い尺ですべてを見せるのは難しいですよね。私はドラマを視聴済みなので、話の大筋が分かって見ているから良いものの、事前の知識なしに見たらなんのことやら分からなそうな部分があったように思います。素素と白浅は同人物だけど、人間と仙人という違いがあるから二役みたいなもんだし、ややこしいよね。うーん。そういう意味では仕方ないとはいえ、色々詰め込んだストーリーになってしまってはいますな~

映画版の良かったところは、色鮮やかでディズニーっぽいファンタジー仕立てだったところかな。背景なども美しいし、戦闘シーンとかもとにかく見栄えがいい感じ。ゲームっぽい世界観かな。そういう華麗さを求めている人は楽しめると思う。もちろん主役の二人も美しく、凝った豪華な衣装がとても似合うし、眼福って感じ。一番カラフルなのは折顔役のルオ・ジンですけどね。孔雀みたいで凄かった。ドラマの折顔とは全然違うのでなかなかイメージが繋がらない!

映画とドラマの違いはそういう映像的な部分もだけど、一番の違いはラストですね。ドラマでは夜華と墨淵は兄弟という結論でほ~そうだったんだ!って感じだったけど、映画では夜華と墨淵は同一人物(だと思う)描き方をされているんですよね。確かにその方が実はストーリー的には収まりが良い気もするので、これはこれで良いのかなと。どちらがより原作に近いのかは気になる!

ドラマと映画のどちらがより良いと思うかはもうこれは好みなのかなと思うのですが、私に関して言えば、やはりマーク・チャオの夜華の素敵さというのはもう最上級の好きの部類に入るので、どうしようもないですね。あの黒いシックな着物を優雅に着こなす姿があまりにも好きでしてね・・・ ヤンヤンも予想以上にハマってて思ったより良かったんですけども!でもドラマ版の方が長い間登場人物に接してるというのもあるし、あのシックな落ち着いた色合いの方が好みだったっていうのあるので思い入れが強いのね~ そんなことを言ってはいますが、映画も興味深く見て、思いのほか楽しめたって感じです!

 

ワンス・アポン・ア・タイム 闘神が見れるのは・・・