学生の頃は映画が大好きで、映画館でも家での映画ばかり見ていたのでした。
映画館でバイトもしていたし、本当に色々なのを見ていたなあって思います。
でもやっぱり、お家で見るより映画館のあの雰囲気が好きで、
本当に映画を見るためだけに時間を使っているというその感覚が心地よくて好きだったんだなあと思うのです。
そして映画館で予告を見て、また次に見る映画を決めて前売り券を買って・・・
なんてそんな繰り返しだったんだけど、
一度、足が遠のくと予告を見ることも無くなるので、
最近はもっぱらドラマばかり見るように。
映画というのは限られただいたい1時間半~2時間くらいの中に、
簡潔にある程度わかりやすく、でもどこまでこだわりや思いを詰め込めるか・・・
というところにかかっている気がするので、やっぱりドラマと映画は全く違うものだなあと、
そんなことを改めて思いました。
たまたまGyao!の映画のページに行ったら、Love Letterがあって、
有名なのに実は見たこと無かったからちょっと見てみよう~と軽い気持ちで見たら、うっかりとてもとても良かったので、ああ、そうだ映画を見た後の余韻が残るのってこの感じっていうのを思い出して、久々に映画熱が高まったのでした。
そう、余韻が残る・・・というのが好きです。
でも、それは良く分からない部分があって
見終わった後も気にかかっているというのとは違うのですよね。
まあ、なんでこの映画に全く関係ないことをつらつらと書いているのかというと、
なんだかわかりにくい部分がたくさんあってもったいないなあと思ってしまったからです。
余韻とは違うモヤっとした感覚が少しあります。
でも、面白くないって訳では無かったのですけどね。
最初の始まりはホラーなのかな?と思わせて、
そして途中はサスペンスの感じで、最後はまたホラーに戻った感じだったのかなと。
私は少し勘が良いので、やたらタバコを誰にでも渡してるのを見て、
あっという間に犯人が分かってしまったんですよね・・・
だからサスペンス部分は、あ~って感じでした。
でも、最後の部分がいかんせん分かりにくくて、
それは犯人がいるんじゃなくて、ホラー的なことが起こったんだよと言いたいんだろうけど、
(だってもう犯人が捕まってるのに、まだ殺される人がいそうだから)
そして殺される人が誰なのか?っていうのが、一目瞭然だったら良かったけど、
あれが復讐なのか、ただ殺人が続いていくのか訳が分からない感じになっちゃてたんだなあ。
腕の傷だけでは分かりづらい・・・
まあ、内容はさておき、最近、ドラマで活躍している俳優さんの若い頃がたくさん見れました。
イ・ドンウク、チュ・サンウク、イム・ジュファンなどが出てました。
脇役陣も見たことある顔がいっぱい!
映画にも出てるんだなあ~ってびっくりしました。
とにかくチェ・ジョンウは何を見ても出てる気がする・・・
義兄弟にも出てましたからね・・・ 器用な俳優さんだから分かる気がするけど!
レイプが事件の発端なんだけど、こういうテーマを扱うのは、
結構こういう事件が多いのかな・・・
蜜陽だし、事件と伝説の悲劇を踏まえてなのかな・・・と。
そう考えるとこの映画の根底にある悲しみや切なさが浮き上がってくる気がしてしまう。
物語の展開の仕方としてはやや物足りなさがあったものの、
映画だから出来ることを表現しようとしたのは分かる気がするので、
そういう点では見て良かったかな・・・と思います!
アラン−阿娘−が見れるのは・・・